バレたらヤバいね。
「愛してるよ」
そう告げると親友はまさに「うげっ」という擬音が似合う顔をした。
「なんだよ、流石の僕でも傷つくぜ?」
「…いや、だって俺まだ死にたくねぇし」
「は?」
この僕からの愛の言葉だぞ!と文句を言おうにも「ほら鳥肌」と腕を見せられては黙るしかない。
「つーか、お前って俺のこと好きなのか?」
「え?好きじゃなかったらこんな話するわけないだろ」
「いや、そうじゃなくてさ……その……」
言いにくそうに口をもごもごとさせる親友を不思議に思う。
僕は何か変なことでも言っただろうか。
いや、言ってない。
断じて言っていないはずだ。
だって今の言葉は全て本心なのだから!
……あ、もしかして僕が冗談で言っていると思ってるのか!?
なら訂正しないと!
「僕はキミに一目惚れなのに?」
「お゛ふっ!?」
「絶対逃がしちゃダメだ〜って思ったんだよね。いや〜我ながら冴えてる〜」
初めて出会った日のことを思い出して「キャッ」となる。
今もカッコイイけど、若い時もカッコよかったよな〜!
みんな目つきや口が悪くて怖いっていうけど、そこがチャームポイントなのに。
ツンデレなんだよ、僕の親友は。
「お、お前……俺のこと好きなのか……?」
「だからそう言ってるじゃん。僕の愛を疑うなんて酷いなぁ」
「いや、だって今までそんなこと一言も……」
「……え?」
親友の言葉に首を傾げる。
いや、でも確かに僕はサンデーに好きだとは言ったことがないかもしれない。
でもそれは別に言うタイミングがなかったとかじゃないし……そもそも言わなくても伝わると思っていたからだ。
現にこうして伝わってるし。
「じゃあ今から言おうか?好きだよ、愛してるよ」
「……っ!」
「サンデー、いつも頑張ってて偉いね。頭撫で撫でする?それとも耳かきがいい?」
「だ、大丈夫だ!間に合ってる!」
「え〜遠慮しなくてもいいのに」
耳まで真っ赤にさせて可愛いなぁ。
あ、サンデーも僕のこと好きなんだ?
ふふ、嬉しいなぁ……。
「……あ、でも……」
「ん?」
親友が何か言いたげにこちらを見ている。
…もしかして耳かきして欲しいのかな?
しょうがないな〜もう!
甘えんぼさんなんだから!
僕はサンデーの耳に口を近づけると囁いた。
「ねぇ、サンデー」
「どわああああああああ!?!?!?」
「うわ…」
「『うわ…』じゃねぇよアホンダラ!!!!」
「え、そんなに僕の囁きボイス刺さった?もっと言ったげようか?」
「間に合ってます!!!!!!!」
「え〜そんなぁ〜」
マブダチ:
みんな大好きSS。
マブである僕こと銀弾から(白峰おじさん&僕の祖父父母弟妹を除いて)一番愛されているのを自覚してはいるがそれはそれとして。
悪戯心が湧いている銀弾に振り回されながら役得しているかもしれない。
まぁ苦労人っちゃ苦労人か…?