さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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クソデカ友情なだけです!!!!



僕らは友だち

「え?この距離感親友でも可笑しいの?」

 

珍しくひとりでご飯を食べていると、声をかけられ、そこからおずおずと言われた内容に素っ頓狂の声をあげれば、またおずおずと頷かれた。

話の内容としては、僕の自他ともに認める親友であるグローリーゴアと、僕の距離感が可笑しいという話で。

 

「へ〜…。僕、グローリーがはじめての友だちだからこういうもんなのかなって思ってたんだけど。まあ、グローリーも僕みたいな気安い友だち初めてらしいし…ね?」

 

何が「ね?」なのか分かりやしないが。

グローリーゴアは、僕のはじめての友だちだ。

そして、僕は彼のことを親友だと思っているし、彼もそう感じていると信じている。

だからこそ、距離感が可笑しいという指摘に首をかしげてしまう。

 

「でも、キミにそう言われる必要はないと思うけどなあ。僕とグローリー、どっちかが嫌がってたらそう言われるのも仕方ないと思うけど」

『ぇ、あ』

「ねぇ、」

『ヒッ』

「もう一度聞くけど…キミがそう言う必要って、あるかな?」

 

少しばかり凄んで言えば、目の前の誰かは顔を真っ青にして、足早に立ち去ってしまった。

……そんなに怖かったかな?

それから、

 

「あ、そうだ。グローリー」

「ん?」

「今日ね、知らない生徒に僕とグローリーの距離感が可笑しいって言われたんだ。どう思う?」

「……」

「やっぱり変かなあ?」

「さあ?」

「だよねぇ。僕もグローリーも嫌がってないのに、なんでだろう?」

 

グローリーゴアの膝の上に乗っけられ、まるでぬいぐるみのように抱き締められながら会話をする。

自分の家があるけれど、ルームシェアのように僕の住むアパートに一緒に帰ってくる彼は、僕の肩に顎をのせながら「変な奴もいるんだね」と呟いた。

それに僕は頷きながら、グローリーゴアに抱き締められる心地良さに目を細めた。

 

「安心する…」

「そう?」

「うん。こう…どっしりとしてて、何があっても落とされないんだろうなって感じ」

「じゃあ、ずっとこうしてようか」

「えー……。それはちょっと恥ずかしいかなあ……」

 

僕の言葉にグローリーゴアはクスクスと笑いながら、僕の頭を撫でた。

それに僕はまた心地良さを感じながら、彼に身を委ねる。

 

「ね、グローリー」

「ん?」

「ずっと。ずっとずっと、…一緒にいてね?」

「もちろん」

「…えへへ」

 

きゅうと抱き締められながら、うつらうつらと船を漕ぐ。

いい感じの位置につくためにぐりぐりと頭を擦りつければクスクスと笑われた。

けど、

 

「…すきだよ」





ニコイチ:
サンデースクラッパ&グローリーゴア。
ふたりはニコイチ。
エグいぐらい距離感が近い。
時折そのことについて注意を受けるがその度に「そんなこと言われる悪いことしてます?(威圧)」で切り抜ける。つよい。
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