さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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シロガネヒーローの主戦騎手、誰にしようかな〜?と考えたり…。
某ヒットマンさんとかいいよね…とは思ってるけども。


◆チーム:アルデバランの日常

約一年と半年ほど前、チーム:アルデバランは解散の危機に陥っていた。

何故かというとチームに所属していたほぼすべてのウマ娘が、チームの寮として使っていた建物の火事によって負った怪我により競技引退するという不幸に見舞われたからだ。

残されたのはチームの新人であったシルバーバレットという小柄なウマ娘だけで。

 

アルデバランを率いていたベテラントレーナーは悩んでいた。

シルバーバレットはとても才能のあるウマ娘だが、とある要因により選手の引き取りを拒否されてしまう。

ここでアルデバランがなくなってしまえばシルバーバレットの行き場が無くなるのだ。

どうしようどうしようとトレーナーが頭を悩ませているとコンコンとドアをノックする音が。

 

「ここがチームアルデバランであってますか?」

「コラ、ヒーロー」

「うっせぇ、ノックしただろ」

 

ドアを開けるとそこにいたのは二人のウマ娘。

シロガネハイセイコとシロガネヒーローと名乗った彼女たちはアルデバランに入りたいと訪ねてきたのだという。

 

「それはありがたいのだけど…」

「あ、何か必要な書類とかあるんですか?」

「い、いやそうじゃなくて、…キミたちリギルからスカウトされてただろう?」

 

アルデバランのトレーナーはベテランであるのでそういう話が耳に入るのも早い。

今年も期待できるウマ娘が入ってきたと名前が挙げられた中にシロガネハイセイコとシロガネヒーローの名前が入っていたのだ。

 

「あ〜、そういやなんか誘われたな」

「なんかノリが軽いなぁ!」

「別にいいんですよ、元から私たちアルデバランに入るつもりでしたから」

 

 

「せんぱーい、起きてくださーい」

「ん…」

 

昔の夢を見た。

目をこすると「駄目ですよ」とハイセイコに止められる。

 

「みんなは」

「今はトレーニングですね」

 

チーム:アルデバランはハイセイコとヒーローが入ってきたのを皮切りに、たくさんのウマ娘がやって来た。

その誰もが実力のあるウマ娘だったので、リーダーの座を譲ろうとしたこともあったけど、みんなから「年功序列ですから」と言い含められそのままだ。

 

「ハイセイコ」

「なんです?」

「どうしてキミはアルデバランに入ったの?」

 

ずっと考えてたんだ。

みんなどうしてアルデバランにやってきたのだろうと。

みんな他のところでもやっていけるだろうに、なんでアルデバランというチームを選んだのか。

 

「…"運命"を感じたから、ですかね?」

 

僕の問いにハイセイコはそう答えて微笑んだ。

 

 

その姿を見た時、"運命"だと思った。

貴女は私たちの知る貴方ではないけれど、

 

「あなたの傍じゃなきゃみんな嫌なんですよ、…お父様」




チーム・アルデバラン:
チーム名の由来はおうし座α星の固有名。
アルデバランはアラビア語で『あとに続くもの』の意をもつ。
チームリーダーはシルバーバレット。
日本よりも海外に主軸を置いているチームであり、海外遠征を目指すなら所属を推奨されるチームである。
所属にはテストなどもなく来る者拒まず去るもの追わずのチーム。
チームメンバーにはシロガネハイセイコ、シロガネヒーローなど『シロガネ』の名を冠するウマ娘が多い。


アニメ軸のウマ娘。
史実‪√‬の世界線だけど何故かいないはずの僕の息子・娘や孫がいる。
チームアルデバランのメンバーは全員何かしら僕に関係のある子たちで構成されており、もしかするとマス太もいるかもしれない。
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