さよならはまだ言えない   作:芦毛スキー

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さて、どうなることやら。



まるで夢みたいな

1:名無しのトレーナーさん

 

タイムスリップしてきたってマ?

【若々しい白峰透騎手とキョトンとした顔で写っているシルバーバレットの画像】

 

 

2:名無しのトレーナーさん

 

タイムラインがすごいことに…

 

 

3:名無しのトレーナーさん

 

ひとりと一頭で栗東トレセンさまよってるところを保護したらしいよ

 

 

4:名無しのトレーナーさん

 

時期的にはBCクラシック勝ったあとらしいな…:( ;´ཫ`;):

 

 

5:名無しのトレーナーさん

 

タイムパラドックス起こったらアレだからって戒厳令もミッチミチに敷かれてるし…

いやまあ白峰おじさんは電子機器に疎いっぽいから大丈夫そう…か?

 

 

6:名無しのトレーナーさん

 

タッケとかも反応すごかったけど一番反応すごかったのは甥だったな

普段全然動かないSNSがめちゃくちゃ動いて…

 

 

7:名無しのトレーナーさん

 

全世界がシルバーバレットを無事に種牡馬入りさせようと躍起になってそ

 

 

8:名無しのトレーナーさん

 

いちおうは引退前みたいだし…もう一回走る姿見たいなあ

 

 

9:名無しのトレーナーさん

 

今の現役馬と戦ってみてほしいよね

 

 

10:名無しのトレーナーさん

 

現在は過去に敵うのか、ねえ…

 

 

 

 

いつものようにバレットの馬房にお邪魔をして、目を覚ますと知らない場所にいた。

何となく、栗東トレセンに似てるような気もするけど…。

 

「もしかして、夢でも見てる?」

 

ふるる…と返事するバレットにはちゃんと乗れるように装備一式が着いてるし。

もしかしてまだ引退して欲しくない気持ちが作用したかなと思いつつ、見つけ出した人気(ひとけ)のない坂路コースをパーッと走っていれば。

 

「なんか、大変なことになっちゃったね」

 

見るからに大騒ぎになってしまった。

何でかは、詳しく説明されなかったがとにかく大騒ぎだ。

JRAの職員さんも来たし、他の厩舎の人もあれこれ来た。

 

「僕たち、どうしたらいいんだろうねえ」

 

ふひん、と健康診断から帰ってきたバレットに話しかけるとただただ走りたそうに見られたので。

 

「ちょっと走ってくるよ」

『は、はい…』

 

僕たちが入り込む余地はなさそうだし。

まあ、仕方ないかと。

僕たちは走れればそれでいいんだから。

それにしても、

 

(此処には、バレットを満足させられる子はいるのかな)

 

空気の違う世界。

バレットも何となく感じているようで、いつもより気が急いているような。

落ち着いてとポンポン撫でればすぐに落ち着いてくれるけれど。

 

「楽しめたら、いいね」

 

ふるる、とまた返事が返る。

そんなふたりを、ただ、日輪だけが見ていた。





最強の人馬:
白峰透&シルバーバレット。
90BCクラシック勝利後の世界から迷い込んだ。
なんか大騒ぎになってるな〜と思ってる。
この騒ぎの収拾がついたら誠ニキ(元銀弾の厩務員な白峰族現灰方家に婿入りで調教師)預りの元、調教に乗ったり何だりする。
最終的には特別競走として府中2400mで銀弾vs現役馬するかも…?
その場合は海外の一流馬もこぞって参加する並のG1よりもメンツがえげつないレースになる模様。
…まあ、それでも(自分が出したWRを塗り替えて)この人馬が勝つんですけどね。
たまげたなあ。
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