『よう実』読書は読み飛ばし推奨です。
体育祭 準備編 ※ルール説明回
「今日から改めて授業が始まるわけだが、9月から10月初めの1ヶ月間は体育祭に向けて体育の授業が増えることになる。新たな時間割を配るため各自しっかりと保管するように」
「先生、これも特別試験の一つなんですか?」
「どう受け止めるのはお前たちの自由だ。どちらにせよクラスポイントに大きな影響を与えることには違いないがな」
「今回の体育祭は全学年を二つの組みに分けて勝負する方式を採用している。DクラスとAクラスが赤組。CクラスとBクラスが白組だ」
「まずは体育祭がもたらす結果に目を通せ。何度も説明する気はないからしっかり聞いておくように」
配られたプリントに目を通すと体育祭についての事項が載せられている。
・全員参加競技の点数配分(個人競技)
1位15点、2位12点、3位10点、4位8点が組に与えられる。5位以降は1点ずつ下がっていく。団体戦の場合は勝利した組には500点が与えられる。
・推薦参加競技の点数配分について
1位50点、2位30点、3位15点、4位10点が与えられる。5位以降は2点ずつ下がっていく。
(3学年合同の競技に関しては3倍の点数が与えられる)
・組の結果が与える影響
全学年の総合点で負けた組は全学年等しく100クラスポイント引かれる。
・学年別順位が与える影響
各学年、総合点で1位を取ったクラスには、50クラスポイントが与えられる。
2位を取ったクラスのクラスポイントは変動しない。
3位を取ったクラスは、クラスポイントが50引かれる。
4位を取ったクラスは、クラスポイントが100引かれる。
「先生。勝った組はポイントを貰えるんですか?記載がないみたいですが」
平田からの素朴な疑問に対して茶柱先生はこう答えた。
「何もない。マイナスという措置を受けないのみだ」
「えー!そんなの何もおいしくないじゃないっすか!」
この言葉を聞いて教室内は騒然となった。
「安心しろ池。個人競技で結果を残したものには報酬が与えられることになっている。もう一度紙によく目を通せ」
茶柱先生の言葉を聞いて、俺たちはもう一度紙に目を通す。
・個人競技の報酬
各競技で1位を獲得した生徒には5000プライベートポイント、もしくは筆記試験における3点分の点数が与えられる。
2位を獲得した生徒には3000プライベートポイント、もしくは筆記試験における2点分の点数が与えられる。
3位を獲得した生徒には1000プライベートポイント、もしくは筆記試験における1点分の点数が与えられる。
各競技で最下位を獲得した生徒は、1000プライベートポイントのマイナスを受ける。所持ポイントが1000ポイント未満である場合、筆記試験における点数を1点減点する。
なお、筆記試験の点数に関しては次回の中間テストのみ適応され、他人に譲渡することは出来ない。
・反則事項について
各競技のルールを遵守すること。違反者は失格同様の扱いを受け、悪質な者については退場処分や、それまでの獲得点数を剥奪する場合もある。
・最優秀生徒報酬
全生徒の中で最も高い得点を獲得した生徒には10万プライベートポイントが与えられる。
・学年別最優秀生徒報酬
最も高い得点を獲得した学年別3名には、それぞれ1万プライベートポイントが与えられる。
「せ、先生!この上位に入った生徒が筆記試験の点数を得るってなんすか!?」
学力が乏しい生徒も茶柱先生に期待の目を向ける。
「お前の想像通りだ池。体育祭で入賞するたびに次回の中間テストに限り補填できる点数を得る」
「だが、うまい話には当然裏もあるぞ」
再び紙に目を通すと、厄介そうな文面がある。
・全競技終了後、学年内で下位10名にペナルティを科す。
ペナルティの詳細は学年毎に異なるので担任教師に確認すること。
「先生、このペナルティってなんなんですか?」
「お前たちに科されるペナルティは次回筆記試験におけるテストの減点だ。なお、ペナルティに科されたものはテストで10点の点数を引かれることになっている」
「一通り結果についての説明は終わった。では、次は競技についての説明をしよう。お前ら、プリントに目を通せ」
・全員参加競技
①100メートル走
②ハードル競争
③棒倒し(男子限定)
④玉入れ(女子限定)
⑤男女別綱引き
⑥障害物競争
⑦二人三脚
⑧騎馬戦
⑨200メートル走
・推薦参加種目
⑩借り物競争
⑪四方綱引き
⑫男女混合二人三脚
⑬3学年合同1200メートルリレー
「ちょ、ちょっとさすがに多すぎっすよ!こんなの1日じゃ無理ですって!」
「それは学校側も当然考えている。本来体育祭と言えば、応援合戦やダンス、組体操などが花形だが、今回は一切存在しない。あくまで今回は体力、運動神経を競い合うものだからな」
なっ……なんて素晴らしい学校だ!ダンス・組体操…トラウマしかない。比企谷菌なめんなっ。
おっ…おっと、横道に逸れた。うん。体育祭にそんなのいらない!
「次の時間では第一体育館で他学年との顔合わせになる。それにまだ20分ほど時間が残っているから雑談するもいいし、体育祭について話し合うのもいい。自由にしろ」
……
2時間目のホームルーム。そこでは体育館にて全学年による顔合わせが行われていた。
「今回は協力関係だ。出来れば仲間同士で揉め事を起こすことなく力を合わせられればと思っている」
「僕も同じ気持ちだよ葛城くん。こちらこそよろしく」
葛城と平田が握手を交わす。せっかく普段敵対してる俺たちがこうして手を結ぶことになったんだ。
こうして俺たちの戦いは始まった。 完
ここまで閲覧頂き、ありがとうございます。
もちろん打ち切りにはならない(はず)です。
今回、ほとんど原作から変更ありませんので、人物評を少し。
櫛田桔梗 八幡への好感度10 ※10点満点
中学時代のトラブルを収拾してくれた事よりも、トラブルの事実を知っても。素の櫛田桔梗を知っても変わらない八幡は特別な存在と考えています。反対にその他の人に執着はありません。承認欲求の強さに変わりはないですが、不都合があれば掌を返す。あくまで、一時的な欲求を満たす存在と考えています。
堀北鈴音 八幡への好感度3
八幡の行動に一定の評価(←綾小路の入れ知恵)をしてはいるが上昇志向が感じられず低評価。ここまで協力関係ではないが、そこまで相性は悪くなく、堀北の成長次第で関係改善の余地あり
綾小路清隆 八幡への好感度6
予想外の行動をとる人物の1人であり関心は高い。休日よく一緒にチェスをしているが定石から外れた一手に実はニヤニヤしている。無駄な会話を求めてこないことも好感度高。
好感度6は低く見えるが、綾小路の5〜6の間には途方も無い壁が存在している。
堀北・軽井沢も好感度5以下です。
3バカ 八幡への好感度1
一学期一緒に勉強会に参加していたが特に関わりは深くない。中間テストで唯一赤点だった八幡を自分達より下と認識している為、須藤君の暴力事件の時にも声を掛けられなかった。
桔梗ちゃんが『山内』『池』と普通に呼んでいるのは
「バカ。アホ。八幡!」と同様に既に名前が悪口として定着している為
星之宮知恵 八幡への好感度8
最初、Sシステムに入学当初気づいた事から興味をもつ。現在は定期的にお手伝いを依頼しており、本人は気付いてないが二日酔いの姿や色々あってそこそこボロボロな姿もみせても問題がないぐらい心を許している。龍園との取引をみて、再評価中。