ようこそ正反対の二人がいく教室へ   作:ゆうき35

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いまさらですが中間テストじゃないですね…


特別試験⑥

週が明けた月曜日。どうやら堀北達は1年Dクラスと対等な協力関係を結ぶ事に成功したようだ。火曜日には全157組のペアができあがり、全員が筆記試験へと集中する形に移行した。清隆の左手の怪我は気になる所だが…

 

「八幡。少し話がある。時間いいか?」

 

「ああ。かまわないぞ」

 

「できれば、人に聞かれたくない。

 八幡の部屋でもいいか?」

 

俺達は寮に戻り、少しして清隆が部屋にやってきた。

 

「次の中間試験だが、八幡には国語で100点をとってもらう。難しいことではないはずだ。仮に何もしなくても80点以上は取れるだろう。あとは残りの期間で徹底的に鍛えさせてもらう」

 

「すでに数学と化学で手一杯なんだが…」

 

「なに。時間なんて作ろうと思えばなんとでもなる」

 

「それ以前になんで俺が100点をとらなきゃならん」

 

「今回のテストだが、堀北と賭けをしている。どの教科になるかは当日まで未定だが、なにを指定されてもオレは100点をとるつもりだ。テスト結果が発表される日、少しでもオレから注目をそらしたい」

 

「いやいや。俺に関係ねぇだろう」

 

そう言うと怪我をした左手を俺の目の前に掲げた。

 

「この左手は俺が天沢と購入したベティナイフで刺されたものだ。あのナイフは八幡の部屋にあったはずだな。ここで拒否すればお前達が宝泉と組んでオレを排除しようとした。そう判断する」

 

あいつ…懸念はしていたが、やりすぎだろう…

これは説教だな。いやいや。天沢には通じん。

どうしたもんか…

 

「はあ〜。俺達に清隆と敵対する意思はない。それを証明するために協力しろという事か。だが、100点を取ることは確約できんぞ」

 

「国語・英語の90点以上で合格だ」

 

「科目増えてるじゃねぇか!」

 

……

そして…今日、5月1日。今回の特別試験、その結果を知る時がやってくる。一日の終わりとなる最後の6時間目に、その発表の場は設けられた。

 

「これから特別試験の結果発表を行う。黒板にも表示するが、手元で細かくみることができるようお前たちのタブレットにも一斉表示を行う」

 

わざわざ黒板を凝視しなくとも、手元で好きな箇所を拡大して確認できるようだ。生徒達の多くは他の数字に目もくれず、まずはと自分の点数確認に向かった。周囲から安堵のため息や喜びの声が次々と聞こえてくる。退学はどうやら上手く回避できたようだ。

 

歓喜に満ち足りたクラスだったが、徐々にざわめきへと変わっていくのが分かった。

 

「これ、マジで?」

 

オレは自分の点数を探すこともせずクラス内の状況を把握する。ふふっ。半ば嫌がらせのつもりで八幡に条件を出したが、予想以上の結果だ。

 

パートナーとの合計点 1位

比企谷八幡

一色いろは

 

国語 比企谷八幡 96点

英語 比企谷八幡 92点

数学 綾小路清隆 100点

   堀北鈴音  87点

 

「あ…あぶねぇ。

 なんとか清隆の条件はクリアだよな」




Aクラスの平均725点って強すぎません?

見切り発車でニ年生編始めましたが、なかなか難しい…。という事で2巻に続くのは少しお時間頂いて原作読み直そうと思います。
読み直しが終わるまでは幕間とか感想でご指摘頂いた体裁の見直しをちょこちょこ進めていきたいと思います。
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