「(幼馴染を恋愛的に見るのは)いやーきついでしょ」と言ったオリ主が幼馴染達に娶られるまで後… 作:ネマ
インフルで荼毘に伏してたよ(ワッショイ)
熱でふらふらになっててたよ☆そんなかで書くという狂気…狂気の沙汰ほど面白いっ(カイジ風)
それではいつも通り、設定崩壊・過去改変・キャラ崩壊・独自設定注意です。
えっちな話なんで自衛だけはよろしくぅ!
そういえば特に関係ないんですけどSMではMの方が主導権握るんですってね。特に関係のない話ですけど
幼馴染に襲われた日から数日。まさか他の幼馴染に襲われるとは思わなかった。
……いや。正直に言おう
おかしな話だ。いつだって恋する乙女は無敵だという法則があるのに。
それさえも忘れて、自分は何も無かったフリをしていたのだから。
「あの……願ー!」
「どしたー?」
幼馴染に襲われた翌々日。いつの世も週の始まりというのは非常に重だるく億劫なモノだ。その怠さには別の意味が含まれているだろうというツッコミは聞こえない。一昨日、昨日と一歌とお泊まり会をしただけで、それ以外は“何も無かった”というので終わり。既に済んだ話なのだ。
太陽の日差しが眩しいな。と眠気を逃す様に伸びていたら教室の外から自分の名前を呼ぶ声がする。
その声に釣られて外に出るとそこには自分にとってよく見知った人が立っていた。
「……穂波」
「ねぇ願くん。」
その人は自分の幼馴染の1人。名前を“望月穂波”と言った。
最近は他の幼馴染との折り合いが悪く、幼馴染としての縁は自分を仲介している形になっているが、それでも自分と友人関係であるとは言える。
そんな幼馴染が特に用事もないだろうに自分のところに来た理由は何か。考えるよりも先に穂波が口を開いた。
「放課後、時間ある?」
「っ……あ、ああ。大丈夫、だけど……」
瞬間、感じた謎の重圧。まるで“はい”か“yes”か“是”以外の回答を許さないとばかりの強い意志は穂波が浮かべている笑みも何処か末恐ろしいモノを感じてしまった。だけど、自分はそれ以上にまるでその表情にデジャヴを感じてしま……
『❤️───────』
ない。ありえない。100パーない。絶対ない。それは断言できる。
デジャヴと何故か繋がってしまった線と線を否定するかの様に心の中で強く切り捨てる。自分が思っている以上に疲れているのだろうかと自分の回答に納得して満面の笑みで去っていく穂波の後ろ姿に目が眩んでしまう。
まさか………
穂波の重圧が、昨日“無かった事になったコト”に繋がるなんて
「ひどい、冗談だ」
その時の自分の顔は果たしてそんな顔をしていただろうか?
………ただ、分かるのは愉快な顔をしていなかった事だけは保証できる。
◆
「………来たよ。穂波」
「あ。お疲れ様、願。」
放課後。穂波が待っていると言った場所に着いた。窓から差し込む日差しは夕暮れと言って差し支え無くまだ明るいのに影は濃い、あと数時間もしないうちに誰そ彼になるだろうと感じた。席に座って本を読んでいる穂波の顔は影になって見えにくいが、腕を振って迎え入れてくれた事だけはわかる。
「それで?何か話でも……?」
「うん。それなんだけどね」
パタン。とワザとらしく立てられた本を閉じる音はこれからの話が相当にヤバいものだという事が伝わってくる。一体何を言うのだろうか。果たして幼馴染と何か有ったのだろうか。そんな心配が胸に走った瞬間だった。
「あのね……」
穂波の言葉に筋が凍った。
「一歌ちゃんとエッチしたでしょ」
「はぁ?」
反射神経よろしく“何言ってんだこいつ”的なニュアンスを返せたのは自分を褒めたい。恐ろしいまでに確信する意図を込めた穂波の言葉。一体何処からバレたと言うのか。あの日、家はチェーンまで掛けていたのだから覗かれるわけが無い。そうなると一歌だがそんな愚行を侵してまで誰かに言いふらす利点は無い。
「……どうしてそんな事を?」
「ふーん。誤魔化すんだ」
この間わずか0.01秒。推しのアイドルとの脳内会議が発生したわけでは無いが願の脳内は非常に素早く動き、動揺を表に出さないポーカーフェイスで穂波との情報戦に掛かる。あくまで鎌を掛けに来たかも知れない中、下手に手札を開示するわけには行かない。
「誤魔化すも何も…あまりに突拍子の無いことすぎて驚いただけだよ」
「……そう」
いや本当に。まさかそんないつかの愚行を穂波が知っていて、それを責めてくるとは思わなかったと願は内心ぐにゃぁとカイジよろしく作画崩壊していく様を前に取り繕えているのは単に人生経験が豊富だからだろう。そんなモノをここで使うとは思わなかったが
「ここにさ。とあるビデオカメラがあるんだけどね?」
「………………」
「一緒に願くんの家で見ない?」
穂波の鞄から取り出された何処にでもある様なビデオカメラ。まるでお前のした事は分かっているんだぞ的な感じでお出しされたそれにはまるで願を破滅させるかの様な、今までの願を否定するかの様な歪な危険を感じさせた。
「別に良いけれど……どういうつもり?」
「どういうつもり?……何か思い当たる節でもあるの?」
眉を顰めた願の言葉にあくまで微笑みを隠さない穂波に流石の願も怖気ついて来た。まるで何もかも見透かしている様に感じてしまう穂波の言動に恐怖さえも感じてしまうほどだ。……ああ。これは自分に如何わしい事があるが故に感じるモノだろう。
「.........いや?特に何も無いね」
「そっか。それなら良いんだけど、ね」
背筋から冷や汗が止まらない願を横目に、帰ろうかと席を立ち上がる穂波。
間違いなく今世で1番長く苦しい夜が始まるそうだなと願は空を仰ぎたくなったのだった。
◆
『❤️───────』
「…………………」
「……………………」
目の前で情事が流れる。しかも穂波に言われた一歌と自分の情事だ。気まずいなんてモノじゃ無いと願は頭の中で十字架を切る。ぶっちゃけこの場を乗り切れるのだったら悪魔にでも魂を売れるだろう。
「ね、願くん」
「な、なんでしょうか……穂、波サン……」
明らかに冷め切った穂波の声を前に願は引き攣った笑みで返答する。隣に座って見ていただけあって逃げようにも逃げられないし、顔を90°ズラして穂波の顔を見ることさえ今の願には出来なかった。
「これ、なに?」
「わ、わかんないっピ……」
宇宙から飛来した宇宙タコみたいな返事しかできない願の隣数ミリまで近付く穂波にそろそろ身の危険を明確に悟った願は数センチ横にズレて逃げる様に回避する。
「……………ぁ」
そうして逃走する行動を願が見せたら、穂波はまるで大切なモノを無くしたかのようなか細い声を上げて、悲しげに願の行動を見ていた。まるで小動物。まるで穢れもまだ知らぬ子どものような子がそんな風に悲しい顔をされるのは弱いと願は回避行動を止めて両手を上に上げるしか無かった。
「………………♪」
「………………まあこうなるよな」
その瞬間、さっきまで悲しんでいた穂波の顔は屈託の無い満面の笑みに変わり願を押し倒して抱き枕のように抱え込んで頬擦りを楽しんでいる。そんな穂波が自分のお気に入りの玩具を抱きしめた子犬のように見えて来た願は穂波の頭に犬耳が付いている様にも見えてきた。
「クンクン………フースー…ムフー」
「いや犬か」
願のツッコミ虚しく穂波の行動は段々と過激さを増して行く。まあ今も尚流れているあのビデオに比べれば全然マシだが願の胸元に顔を埋めて匂いを嗅ぎ、大きく息を吸うその姿は犬吸いを思い浮かべて願は虚無顔になりそうだ。
「フーフー……ッフー……」
「………ん?あれ?穂波さん?…穂波さん!?」
そうして少し経った頃、胸元で息を吸いながら埋める穂波の息が荒く上擦る様な声色で下に敷いた願をまるで逃さないとばかりに力を込めて抑えに掛かる。跨り身体を押し付け、擦り付け始めるその姿はまるで発情を抑えきれない雌犬だ。
「ん…願くんが…っん。悪いん…だからね……!」
「……………っだが」
服と服が擦れる音の間に微かに聞こえる粘液がかき混ざるような水っぽい音と共に、穂波の何かを我慢するかのような声。それに気がつかない願ではないし、どうにか止めさせようと身体を捩った瞬間だった。
「……ごめん、ごめんなさい……でも今拒まれたら、私、きっと立ち直れない…」
「……………………」
赤く火照った淫的な穂波の笑み。その瞳から流れる一筋の涙。
その顔を、その涙を願が見るのは2人目だ。ここで拒む事が何ら難しいことでは無い。だが幼馴染を大切にする今までの願の行動上。立ち直れないと言う穂波のこれからの情事に願は拒めるはずがなかった。
「今夜だけ……今夜だけでいいから……」
「………分かった」
きっと、私に碌な死に方は許されて無いだろう。
◆
[数年後]
「………願くん。“お花を買いに行かない?”」
「お花?……どんな花とかある?」
一歌の誘いが腕を撫で上げる事に対して、穂波の誘いは言葉による符牒だ。側から見ればただの買い物の予定を話しているだけに見えるその行動は何処でも出来るからと言って大っぴらに言うのはどうかと思う。
「そうだね…“春”っぽい花がいいかな?」
「“春”ね…“春”といえば“桜”の花とか?」
季節の符牒と花の符牒。服とシチュエーションの隠語の会話は普通に花を買いに行くようにしか聞こえない。だが“当事者たち”にはそれが何を意味するのか十分よく知っていた。
「“桜”だねうん。……今日も宜しくね?」
季節を聞かれる時もあれば花を聞かれることもあると願は人知れずため息を吐く。今日はどうやら“春”の気分だったらしいからいつもの“桜”を上げたが、これが“冬”だとか“花束”だとかだったら身体の負担がエゲツない事になると願は考える。
「…………ああ。本当に」
ここまで来ても尚、拒めない自分を恨めば良いのか。
“今夜だけ”が永遠に続いてしまった事を恨めば良いのか。
もはや願にはどうする事も出来なくなってしまった。
また今夜も花を買うのだろう。
「いい…もっと……っ!!」
むせ返えるかの様な熱気と、ツンとしたこの大好きな異性の体臭。凄く安心するのに身体の芯から燃えたぎる熱がもっとこの臭いが欲しいと訴えかけてくる。脚を絡ませて大好きな人の上で淫らかに、リズミカルに踊るわたしは快楽に溺れるプリンシパル。あなただけのラブドール。
「…………❤️、❤️❤️」
まるで操り糸で絶頂を、快楽を、快感を全部握られたわたしはもう自慰さえもマトモに出来ない、産廃と一緒だ。だけどこうして全部握られているという実感は、捨てられたら本当に終わってしまうという“望月穂波”が抱いていた“外夜願”という大好きな人に抱き続けていた愛と恋の中に混ざる破滅衝動。
「だいすき、だいすきっ……!」
最も危険なスパイスと私の匂いフェチとも言えるような性癖に、また腰を揺らす。
幼馴染たちの誰よりも育ったこの胸は間違いなく私だけの武器。むしろ願くんに愛でて貰ってから大きくなる速度が上がってる気もする。とは言いつつも、最近じゃ一歌ちゃんや志歩ちゃんはお尻の方が大きくなって、これは“藤”を好んでいるからだろうか。
「❤️、❤️❤️」
互いに抱きしめあったまま、まるでナメクジのように口吸いを続ける。舌と舌を絡め合うこの感触はいつでも大歓喜だ。ゼラチン状の生暖かい液体を願の口に入れ込んで、わたしのイロで満たす。これだけでもわたしの独占欲が満たされていく感じがする。
“最初”を一歌ちゃんに盗られてしまったのは少し腹立たしいけど。
どうやらたった1人で抜け駆けしきろうとは思わなかったらしい……いや。それをすると一歌ちゃんと願くんの関係性がおかしくなってしまうことに一歌ちゃんが耐えきれなくなってしまうから、か。
『…………これ、どう言うつもり?』
ある日、一歌ちゃんから送られてきた一本の動画。そこにあったのは全裸になった2人が交わる動画。どう考えても、どう見てもえっちな事をしている動画はわたしだけじゃなくて志歩ちゃんにも配っていたらしい。
『どうって……エッチな事したんだよ?』
見た時に溢れて来た感情は“怒り”…まるでわたしのモノを盗られたっていう怒り。そしてそのすぐ後に生まれたのは“羨望”……だって画面に映る一歌ちゃんは、とても幸せそうに見えたから。
『……っ!どうしてっ!』
『まあまあ、そう慌てないでよ。これでお膳立てはしてるんだからさ?』
今にでも殴り掛かる事もするだろう気迫で一歌ちゃんの襟を掴みに掛かる志歩ちゃん。そんな状態でも一歌ちゃんはまるで焦った様子なんて無くって冷静に微笑みながらこう呟いた。
『今、願はとても隙が甘くなってる……この意味が分かるよね?』
それはつまり今となっては搦手を使うまでもなく、押し倒すだけで簡単に押し倒せてしまうという意味である。それが分からないほど志歩ちゃんもわたしも馬鹿じゃないということだ。
そしてそんな夢はカタチを変えて
──────────今までも、そしてこれからも
「ずっとっ…❤️いっしょだからね❤️」
外夜 願
控えめに言ってもアホ。最近気に入ってる言葉は『愛、怖いなぁ……』
床の間では主導権を握っている筈だというのに何故か勝ってる気がしない。
いつもアヘアヘ言わせてるのは願の方なのにね。可哀想。
望月 穂波
愛が重い、重いよ。
成長期から抱かれて(抱いて)いるからかバストとかヒップとか成長しているのは穂波だけじゃ無い。
次は幕間書こうかなぁ……本気でね。
感想、評価お待ちしてます。
次回何書きましょう(最終的に全部書きます)
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