総合型転生者掲示板   作:時空 雄護

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投降が遅れてしまい申し訳ございません。
学業に集中していたのもありますが、最近リリースしたゼンレスゾーンゼロにハマっていました()
今度こそ、定期的に更新していくつもりですので、どうかよろしくお願いいたします。
<m(__)m>


vsM.V.U ➁

M.V.Uとの戦いは、苛烈を極めていた。

序盤は優位に進められていたとはいえ、幹部クラスが出張ってきた所で膠着状態と成りつつあった。

水面下では指揮官同士の戦いが、戦場では睨みあいがおき、そのまま膠着状態が続くか、それが途絶え総力戦となることもおかしくはない状態になっていた。

 

 

 

 

 

「シュヴァルツェア隊は後退、アルビオン隊は前進せよ。キャノン隊及びスナイプ隊は前線部隊の援護を徹底。敵を近づかせるな!」

M.V.Uではウルトラマンベリアルの転生者などといったカリスマのある者が中心で動いている中、善意側改め「A-O-H(アライアンスーオブーヒーローズ)」側もまた、複数の転生者たちによって指揮を分散させ対応をしていた。

「……妙に消極的だな。こうも動かないとなると、何かを待っていると考えるべきだな…。」

そう思考するのは、KMFには乗らない ID:CordGLL0230ことルルーシュ・ヴィ・ブリタニア。原典の彼とは違い、KMFには乗ることなく指揮・暗躍の二つで原作を乗り越えたという彼は、その指揮能力を存分に振るっている。

「ハンドラーウォルター、F区域の敵拠点に潜入中の者たちの状況はどうなっている?」

「既に目標の転生者を保護、現在は拠点内の構成員の制圧と、戦力の破壊を行っている。」

ルルーシュの指示に反応するのは、飼い主先生 ID:HandlerW0566ことハンドラー・ウォルターである。

彼自身も指揮能力はあるが、C4-621 レイヴンを含むハウンズの指揮を一人でこなすこともあってオペレート能力がずば抜けている。

「ならそのまま続行させるように。メイリンホーク、そちらは?」

「制空権は既に確保済み、地上部隊は敵の動き次第にはなりますが、押し込める準備は出来ているとのことです。」

もう一人いるオペレーターは飛鳥のお嫁の美鈴 ID:SDesHork0463メイリン・ホーク。原典とは違ってシン・アスカと恋人関係であるとは本人自身が周りの者に言いふらしていた。

「よし、シュヴァルツェア隊とブリッグス隊の補給が済み次第、例の作戦を実行。潜入部隊に合図を送ると共に脱出を促すように」

「「了解」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

418:指揮全振りのルルーシュ ID:CGComm0230

こちらF区域戦闘部隊指揮官ルルーシュ、例の作戦を決行する

 

419:宇宙に響く鐘の長者 ID:G-CCALBcomm0103

了解した、こちらも始めよう

 

420:大天使の天使い ID:G-SEEDAAcommo2002

アークエンジェル了解、特殊弾頭をコリントスにて射出しmsう

 

421:主天使の天使い ID:G-SEEDDNcomm2002

ラミアス艦長!?何がおk

 

422:天パの白い悪魔 ID:FirstGD7802

通sん妨害!?何gどうなっていr!?

 

423:Gを受け継ぐ一つの夏 ID:Gsucc43th

ISにm不具合出てrんですけど、どうnってるんdすか!?

 

424:怪獣対峙の専門家 ID:ULTRFi1966

ウルトラsインも使用がdきなkなっていr、妨害電pが発せrれrいると考eるべきd!

 

425:ERRORERRORERRORERROR

WARNING!WARNING!掲示板機能に異常が発生しています!

 

426:全てを受け継ぐのは君だ ID:Andyou1234

げっ!?掲示bんにも影響dtるじゃねえk!?

 

427:ERRORERRORERRORERROR

WARNING!WARNING!掲示板機能に異常が発生しています!直ちに修復を開s

 

428:ERRORERRORERRORERROR

attention!attention!修復を開始できません!掲示板機能を一時的に封鎖しm

 

429:ERRORERRORERRORERROR

attention!attention!掲示板機能の封鎖が出来ません!掲示板機能を一時的に封鎖しm

430:逢魔ヶ時ノ王 ID:RIDER20XX

管理者側以外の転生者の接続を強制解除!及び修復完了までの接続を拒否!

 

431:掲示bんシステm

逢魔ヶ時ノ王 ID:RIDER20XXn要請を承にnしまs

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ、はぁ……掲示板がぶっ壊れるとか何がどうなってんだよ…!」

F区域内の敵拠点、そこの格納庫で敵戦力を削っていた潜入組の面々は、M.V.Uの妨害による影響で一時的に動きを止めていた。

「あいつら、いつの間にあれ作り上げてたんだ…こうなる前に破壊できたらよかったんだけど…!」

どうやら束博士が今の状況を作り出した「なにか」について知っているようだ。

「Mr.篠ノ之、その言葉から察するに…」

「君の思ってる通りだよニンジャスレイヤー君。あらゆるネットワークを遮断し妨害、転生特典を弱体化させる特殊フィールドを発生させる装置…無難にに妨害フィールド発生装置って名前にしておこうか。ともかくそれが今起動されてるってこと。」

「解除方法は?」

間髪入れずに質問をしたサムスは、妨害による影響でスーツが使い物にならないのか一時的にパージしてゼロスーツサムスとなっていた。

「装置自体はこの拠点内にもあるけど、他の拠点にもあるはずだから…外の人たちにどうやって伝えるかだね…」

「ISのコアネットワークも繋がらないですし、どうしy「おいおい忘れてねぇか篠ノ之博士?」…え?」

うさなつニキに被せるように発言したエボルトは、隣にいた桐生戦兎こと兎ニキの肩を抱き寄せる。

「ここには天才科学者と天才物理学者、そして自慢じゃねぇがそれに合わせられる狡猾な宇宙人がいるだろぉが。」

「うぉわいきなり肩よせるな!…まぁエボルトの言う通りですよ篠ノ之博士。俺たちで知恵を出し合えばやれますよ。なんせ俺は、天っ才物理学者ですから!」

「二人とも……うん、なんとかなるかも」

そう言うと、周囲を見渡して使えそうなパーツを見繕いはじめる科学者×2+宇宙人。

「周辺の警戒は私とスレイヤーでやっておく。」

「二人は今のうちに休んでおくが…どうしたブレイズ1、そちらには何もないぞ?」

スレイヤーの言葉を聞き、一夏が焔の顔を見ると、先ほどまで戦力の破壊を行っていたからか黒くくすんでいる壁

の方向を見ていた。

「……今の光、なんだ?」

「光…?何も、ないですけど…」

どうやら彼にだけ見えたものがあるようだ。それを認識できていない一夏は気にせず、その場に座り込んで休もうとするが

「…すまん、さっきの光が気になる。少しだけ離れる。」

「え?」

焔の言葉に驚く一夏。彼以外見えていないそれを追いかけるように壁に走っていく焔。

「待て、そちらには出入口はないぞ!」

「自分で開ければいい!」

そう言い、炎を纏った拳で壁を破壊し壁の向こうへ走っていく焔。この状況で言うのもあれだが、敵側にバレるリスクもあるというのに躊躇いもなくやるあたり、先ほど見えた光が余程ひっかかるようだ。

「待てサムス、あれだけのことをするということ…おそらく彼に関わる代物ではないか?」

「…ブレイズ1の特典は並行世界の自身の記憶と能力、そのはずだ。M.V.Uが彼の特典に関わる何かをどうやって手に入れるというんだ?」

焔にだけ見えた光について思考を巡らす二人を置いて、一夏は束の元へ向かう。

「束さん、焔さんが言ってた光が何か分かる?」

「光?……あー、なんか人工的にプラズマスパークエネルギーを作ってるやつがいたような……エボルトくーん!」

「はいはい、なんでしょうか?」

呼ばれたからにはちゃんと来てくれるのか、いろんな資材を脇に抱えたエボルトが瞬間的に寄ってきた。

「プラズマスパークエネルギー作ってた研究者いたでしょ?あのあとエネルギーどうしてたか知ってる?」

「んー、そういやそんなんあったなぁ。つっても適合者がいねぇ、製作者がいつの間にかいなくなってた、タルタル野郎が毛嫌いしてたのトリプルコンボでどっかに捨てたとか隠し倉庫に入れておいたとか…俺もそんぐらいしかわからねぇんだよなぁ。」

「……焔さんはあの方向に光が向かってたからあの壁を破壊して…地図とかあります?」

「電子ならあるけど今妨害電波で端末が使えないんだよねぇ。」

「アナログならここにあるぜー」

「そういうところはちゃんとしてるんだ…。」

そう言いつつ、エボルトから地図を借りる一夏。その場で開き、現在地を探し出す。

「今いる格納庫がここで……ん?」

「「どうした(の)?」」

何かを見つけたのか、二人が地図を覗き込むと

「…あ?こんなとこにスペースなんかあったか?」

「それにしたって広くない?あの金ぴかがこんな仰々しく空間を渡すはずないんだけど…」

「いや…これ…」

どうやら一夏は焔が向かった先にあると思われる妙なスペースに違和感を抱いているようだ。

「二人の言うようにこんなにスペースがあったらおかしいはずなんですよ…けどこの空間、何か変じゃないですか?」

「「変?栗原呼ぶ(か)?」」

「ネタやってる場合じゃないですよ!……焔さん、大丈夫かなぁ…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな心優しい一夏に心配されていた焔はというと

「し、侵入者d」

「邪魔だ!!」

自分の移動を邪魔しようとするM.V.Uの構成員たちを蹴散らしながら、今も見えている光を追いかけるように走っていた。

「どっかで止められるかと思ったが…どこまで行く気だ?」

仲間たちがいる場所からかなり遠くなったことを気にしながらも、光を辿っていく焔。

すると、辿っていた光の光量が高まるのが見え、そろそろ目的の場所に到着するのだと感じた。

 

 

 

「ここが……!」

焔がたどり着いたのは、焔の仲間がいた場所から数ブロックほど離れた場所にある「特殊(・・)エネルギー格納庫」。

一夏たちが言っていた、違和感のあるスペースに存在する空間であった。

「この光…人工的に作られたのか?見た感じ、プラズマスパークタワーの光に似てるような…」

そう言いながら、自身の目の前に浮かんでいる大きな光の塊に手を伸ばそうとしたとき

「!な、なんだ…!?」

光の塊の周囲に漂っていた光の一部が、彼が伸ばしていた左腕に集合していく。

それが形と成るとともに、光の塊が彼の体の中へ入っていく。

「う、うおおぉぉぉぉ!?」

彼の体の中に光が完全に入り込むと、左腕に集合していた光が完全な形と成り、メビウスブレスと類似したブレスレットとなった。

「これは……さしずめブレイズブレスってことかな?」

そう言っていると、ブレイズブレスから光が飛び出し、彼の仲間がいる方向を示した。

「戻れってこよだよな……科学者組は兎も角、うさなつ君にゃ謝らないとなぁ…。」

そう呟きながら、光を辿るように走っていく焔。

彼が倉庫から飛び出すと共に、倉庫がゆっくりと消滅(・・)していく。

まるで、役目を終えたかのように……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

所変わって、宇宙。

現在の地上と変わらず、通信妨害によって大混乱に落ちている。

だが、それは敵味方問わずである、というのがあるが。

どういうことかというと、起動されている妨害フィールドには敵味方の識別機能が「存在しない」。

その結果、AOHだけでなく味方のM.V.Uですら影響を受けるようになったのだ。

無論、そんなことを知らなかった一部面々が妨害フィールドの装置を作った科学者たちに反抗したが

『あの偽善者どもを殺せるなら多少の障害は仕方ない』と言われ、それもそうだと思ったそうだ。

とはいえ、影響をモロに受けている者や全く受けていない者など大小さまざまであったため、状況自体は妨害前とそこまで変わっていなかった。

「掲示板も使えない、普通の通信も使えない、ないないだらけじゃねぇか畜生!……状況がそこまで変わってないだけマシって考えるべきだよなー…。」

そう呟いているのは、より洗練されたデザインとなり、一部武装が改修されたデスティニーガンダム、「オーバードデスティニーガンダム」を駆る舞い上がる運命の飛鳥 ID:SDesSin2004ことシン・アスカ。味方との通信が取れない状況であっても警戒をしているのは、軍に属しているだけあってしっかりしている。

「向こうじゃ散発的に光が見えるし、戦闘してる所に突っ込むのもあれだけど……ん?」

これからの動きをどうするか…と考えていた彼の目に、モニターを通してとあるものが写った。

それは、スペースランチと呼ばれる避難船であった。しかし、今の状況下においてスペースランチが確認されるほど終盤の状況ではないと、シンの思考が導き出していた。

とはいえ、避難船は保護するしなければいけないと考え、ランチに近づき接触回線を開く。

「こちらはAOH宇宙軍 シン・アスカです。そちらの所属を答えてください。」

「……こちらは、元M.V.U宇宙軍所属 イングリット・トラドールです。」

「イングリット・トラドールだって…!?」

シン・アスカにとって、その名は前世・今世ともに知っている名前である。しかし、彼の知っている歴史通りであるなら、既に彼女は死亡してるはずである。とはいえ、今いる世界には一度死んだ人間が生まれ変わったものばかりである。彼女もその一人だろう。

「元ってことは……こちら側に着くと?」

「…はい。あなた方に情報を提供すると共に、彼らの元から離れたのです…。」

「情報?」

思ってもいなかった言葉に少し驚くシン。

「…その情報というのは、今の状況を打破できるものなのか?」

「勿論です。」

「……分かりました。これよりあなたを保護させていただきます。」

そう言い締め、ランチをデスティニーの両手で包み込みその場から離脱する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『彼女、大丈夫かな……向こうの人たちに助けてもらえれてるだろうか……?』

『……彼女なら、なんとかなるはず。そう考えておこう。』

『布石は入れた。あとは……あの人の動き次第だ。』

『安藤さんは最悪の場合だったらって言ってたけど、正直そんなこと言ってる場合じゃない気がする。』

『今のうちに準備をしておかないと……。』

『誰かにずっと助けられるのは嫌だ……僕も、彼らを手伝うんだ…!』

 

 

 

 

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