ハイスクールP×P 作:鳳凰
我等不滅の炎、不死の業火、燃え盛る翼、フェニックス。
家の歴史を学ばされ、最初に覚えさせられた文がそれである。俺、ライザー・フェニックスはマジかよカッケーと幼心に興奮したものだ。いや、幼心と言っても高校生だったがな、精神年齢だけは。
そう、俺は所謂転生者というやつだ。前世の名も、顔も、家族も覚えていない。だが漫画などは思い出せて、そのおかげで転生という単語も知れた。
混乱はなかった。そういった知識しかない俺にとって、前世があったであろう、という感覚だけだったからだ。
前世がどんな世界が知らないが、少なくともこの世界は優しくない。俺達は悪魔という種族で、天使、堕天使と敵対している上にそいつ等は悪魔特攻の光属性。おまけに各神話に喧嘩売ってんのかってレベルで聖書の神が怪物の魂だの神器だのを盗み
眷属なる他種族を悪魔へと変える制度を利用し持ち主ごと得ることもあれば、殺して抜き出すこともある。その眷属も同意なく従えようと、主人に逆らった時点ではぐれとして殺していいと来たもんだ。
火種は各所に燻っていて、何時火事になるか解ったものではない。どうにかせなあかん。
かと言って、俺は貴族の三男坊。どうにかする力も地位もない。ないが、悪魔は実力主義を嘯いている。
実質貴族が仕切る現在の悪魔社会においても、魔王という強者は相応の地位にいる。というかこの魔王達がその気になれば貴族達を黙らせられるのでは? とは思うが穏健だのと甘っちょろい評価を受けている。
話がそれたが、つまり力を持って魔王の座を得て、対外的に今の貴族共より力を得て、かつ実力行使で黙らせられるほど強くなれれば、悪魔社会を塗り替えられるということ。
そうと決まれば強くなろう。生まれながらの力に頼っていては意味がない。俺は家を出た。
己を鍛えるために甘えは不要だ。
様々な修行をした。炎の温度を高めたり、質を変えたり、圧縮したり。
本来貴族悪魔が鍛えるというのは異質らしい。戦争の真似事をするようになってから、多少行われるようになったが
まあ俺と同じく鍛えている奴にあって、『感謝の正拳突き』について教えた。悪魔は祈りを行うと頭痛がするらしいが「だからどうした!? 頭痛!? お前はそんなもので修行をやめるのか!? 諦めんな、諦めんなよ! もっと熱くなれよ!」と変なテンションで言ったらなんか感動していた。
一年後、なんか聖なる拳を持った悪魔の噂が聞こえてきたが関係ないだろう。
その頃には、生まれながらの強者であるドラゴンでありながら己を鍛えていたドラゴンと少しだけ修行して、別れまた修行を繰り返していた。
十字架を全身に巻きながら筋トレをしたり、祝福儀礼されたはぐれ
「フェニックス…………フェニックス? お前、変。でも強い、我お前欲しい」
と、へんな老人に言われ「女になってから出直せ気持ち悪い」と言ったら黒髪の美少女になった。豊満な胸にバッテン印のニップレスを貼り付けた大変エロ………大胆な服装だ。でも元爺と考えると……と思っていたら本人曰く元来性別はないらしい。
「我に力貸して。我、お前の願い叶える」
「生憎と、俺は今から家に帰ってやることがあるんだ。手伝いはまあ必要だが、お前の願いを叶える暇はしばらくない」
「むぅ………なら、我それ手伝う。我強い、力になる」
「ん? まあクロさんより強そうだし…………ああ、わかった。じゃあ頼むぞ」
こうして元爺の美少女──オーフィスというらしい──と共に帰宅したら両親と兄貴が殴りかかってきて、敵と判断してぶち殺そうとしやがったので慌てて止めるという騒動があった。
修行していた、と素直に言うと頭を押さえて呆れられたが、最後には笑って許してくれた。オーフィスを紹介すると何故か驚き、そんなわけ無いかと納得し受け入れてくれた。
俺も気づけば眷属を持つ歳になっており、駒をもらって早速オーフィスを眷属にしようとしたらなんか駒の反応がいまいちだったので気合でなんとか押し込んだ。
一応駒の繋がりは混じるが、駒の特性は彼女を染めることは出来なかったようだ。種族はドラゴンのまま。
デビュー戦は、特訓も知らぬ雑魚どもなど相手にならない。二人で無双した。
まあ、残りの眷属も地道に探していくか。
感想待ってま〜す
ライザー(笑)の眷属
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女王(オーフィス)以外原作と同じ
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イッセー入れようぜイッセー
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黒歌だろ
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どっちも
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