真の実力はギリギリまで隠しているべきだったかもしれない 作:ちぇんそー娘
登場人物の名前が覚えにくいことに定評があるので纏めておきました。
ネブちゃんは漢字で書くと合歓ちゃんです。
・惟神
肩書き:シーカ魔導学院1年生、チート能力者、おもしれー極点
本作主人公、14歳。
不幸にも荷電粒子砲に押し潰され前世を終え、チートを貰い神様転生を果たした奴。
つまりチートハーレム主人公になってわっしょい出来ると思ったら全然出来なかった。
行動原理がモテたいと出来るだけいい感じのポジションにいたいの2つくらいで生きているので肝心なところでヘタレてチャンスを逃していると思う。本当に心の底からモテたくて、モテモテで健康的で文化的な最低限度の生活が保証されるなら基本的にあとはなんでもOKなスタンスで生きている。悪くいうとアホ。
実は金髪碧眼にそれなりの身長という絵に書いたようなイケメンなのだが喋ると顔の筋肉が急にだらしなくなるらしい。
神様から授かったチートは『異常な魔力量』。幼少期は量がアホすぎて全く制御出来なかったが、惟神家の皆さんによる人を人とも思わないスパルタ特訓のおかげでだいぶ制御ができるようになった。
戦闘では異常な魔力量による基礎火力が保証されているため、速射に重きを置いた一節詠唱連打を使う。弱パンで相手を殺せるならわざわざムズいコマンドを打つ必要なくね? という考え。
かと言ってそれで調子に乗ってカサネにボコボコボコボコにされた過去があるので、ちゃんと多節詠唱も使えたりはする。
使用魔術
「
光線系の基礎魔術であり、ハバキの場合はその性能の殆どを速攻性と命中精度に割り振り、威力は大量の魔力を注ぎ込むことで補っている。魔力がアホほど多いため「今のはメラゾーマではない」と言わんばかりの火力が出る。
ハバキの戦闘スタイルは、基本はこれに追加でもう一節を加えるくらい。
「魔導錬成:
形質は恒星。
普段はその多すぎる魔力をカサネが無理やり封じ込むことでこれも封印されている。
上空にもう1つの太陽と呼べるほどの魔力の塊を投射し、これを発動している間、ハバキのあらゆる魔術は射程が視界内の全てとなり、座標を把握していれば地表のほぼ全ての場所に攻撃を行うことが出来る。
そもそも、星を魔導錬成で作るなんて前例がないので本人ですら割と何ができるかはわかっていないらしい。
「
魔導錬成に加えて、カサネとおもしれーくんの魔力を借りて火炎の属性を帯びた熱光線。光芒とは比べ物にならない範囲と威力を誇る超火力砲撃。もちろん上空からの攻撃なので回避不可。単純なエネルギーならば本当に恒星の爆発力に並ぶとされている。
バリエーションに暴風極光とか月夜極光とかあると思う。
・惟神
肩書き:シーカ魔導学院4年生、魔導学院生徒会会計、ハバキの義姉
ハバキの義姉、17歳。
シーカ魔導学院の生徒会にも所属する優等生。成績も学年トップであり、男女問わず人気のあるイケメン女子。真っ赤な髪の毛をルーズサイドテールにしてるが多分120歳とかまで生きる。
成績優秀才色兼備、先輩後輩問わず誰からも信頼される人格者だが、どうしようもないほどに思考がイノシシ。顔の良さと実力からなんやかんやで良い方向に捉えられがちだが、ハバキと並ぶレベルのアホ。
紛うことなき天才であり、研鑽を極めた秀才でもある。既に国内でも指折りの術師であり、常にハバキの魔力の拘束に自身の力の五割を注ぎ混みながら学年一の成績を維持していたり、未だにハバキとの組手の総合戦績では勝ってたり、双剣の魔導錬成という高度な技を使いこなしていたりとその強さはハバキも恐れるほど。
ハバキがこの世界の常識に対して少し疎いのは、この姉があまりに規格外だからという点が大きい。
弟のことが大好きで、弟だけは守ることを己の誓いとしているが、弟に幸せになって欲しい気持ちと普通に自分が結婚したい気持ちが常に矛盾しているので変なことを言う。というか矛盾してなくても変なことを言う。可愛いイノシシ。
使用魔術
「魔導錬成:紅蓮」
形質は双剣。
性質として『封印』と『解放』を司り、常時発動させることによってハバキの多すぎる魔力量を隠匿している。解放の方は自分に使って筋力を盛ったりするらしい。そもそも、この魔導解放自体ハバキの封印の為に半分の出力なので本気のカサネの魔導錬成は家族くらいしか知るものはいない。
・おもしれーくん
肩書き:シーカ魔導学院1年生、降魔七階 第五位『悦楽』の王
ハバキのクラスメイト、年齢不詳。
特に今回の一連の事件と関係なく、たまたま気分で受肉してたまたまシーカ魔導学院に来てハバキをおもしれー極点としてなんか付いてきた通りすがりの受肉降魔。
降魔七階に属する者は降魔の中でも格が違い、もしも本気を振るえる状況になったのならば人類にほぼ勝ち目はない……が、おもしれーくんはとにかく『面白い』ことを求めているので、とにかくおもしれーことになっているハバキの存在を優先している。
かと言ってハバキを守る訳ではなく、おもしれーことになるならなんでもいっかと見守るのが基本スタンスの邪神。男色は受肉の影響で目覚めた性癖ではなく、単純にハバキが好き。ロン毛とマスクは人相を隠す為のものだが、普通に髪の毛は長い方が落ち着くらしい。
真名はバルゼ・プロキアスだけどなんかハバキが覚えてくれないしおもしれーくんでいいかなって思い半ば真名を放棄しつつあり、権能が削れていたりする。
・シャルロッティ・ニベルライト
肩書き:シーカ魔導学院1年生、ニーベルア王国第二王女
ハバキのクラスメイト、年齢を偽っており本当は13歳。
くすんだ金髪を後ろで括った美少年に見える美少女。
故郷の国を受肉降魔を追って魔導学院に潜入し、討伐の機会を伺っていた。ハバキに近づいたのは優秀な魔力量を見抜いたとかではなく、単純に気が合いそうだったから。
受肉降魔を倒そうとしていた理由は、祖国の仇と同じような被害者を出さないことと、何より舐められたまま終わるのが許せないという理由。実はカサネと並ぶイノシシ勢であり、大抵の事は殴れば解決すると思ってる。復讐は何も生まないけどやると気持ち良いし明日から元気に生きれる。
ハバキには及ばないものの魔力保持法に違反する規模の魔力持ちであり、その魔導錬成の性質は『城』なのだが、本人の技術力がそのレベルのものを維持するのに至っておらず、安定する武器の形で運用することが多い。
実の所受肉降魔と相打ちになる気しか無かったので、この後の人生についてはノープランだがそれなりに楽しくやっていくつもり。舎弟RPはずっとやりたかったらしい。
使用魔術
「
光線系の基礎魔術の改造版。シャルロッティも魔力バカ族なので射程と弾速に割り切って威力を馬鹿みたいな上げ、命中精度は己の腕に全てを賭けている。威力はハバキと比べて低い。
・アニキス・ディフェクス
肩書き:シーカ魔導学院1年生、シャルロッティの近衛騎士
ハバキのクラスメイト。年齢を偽っており本当は19歳。
顔に傷がある筋肉モリモリのスキンヘッドのマッチョマン。そんな外見だけれど趣味は裁縫と料理。可愛いものが好き。
ニーベルア王国では同性愛がかなり一般的であり、シャルロッティもそっちの色が強く、アニキスも同じであるために男ながら王女の護衛を任されている。
そういうわけで割と純粋な好意を唯一ハバキに抱いている貴重な人材だったりする。兄貴RPは姫に失礼な口をきく必要があるのであまりやりたくない。
魔導九家・
・道祖
肩書き:シーカ魔導学院1年生、雌豚
ハバキのクラスメイト、14歳。
絵に書いたような良いところの傲慢なお嬢様。自分以外の大体全てを見下しており、自分の気に入らないことは全部嫌いな性格の悪い女。
家柄と能力と顔しか良いところがないとまで言われるほど性格が悪く、しかし実力自体は本物であるためだいたい全ての人から嫌われている。
桃色ツインテールと強気なツリ目が特徴で、腹立つくらい顔が良い。ツインテールに使っている紐は父親からのプレゼント。青い瞳は父親譲り。父親のことは尊敬はしてるけど好きではない。
どれだけ苦しい目にあっても自分に絶対的な自信があり、研鑽と閃きで乗り越えてしまった為挫折を挫折と思わず無敵のメンタルで14歳まで生きてきたが、ハバキに完膚なきまでに完全敗北したことで変な方向に目覚めてマゾ豚になってしまった。
そしてその後NTRと通りすがりの受肉降魔に完全に脳を破壊されてもうまともに生きていけない性癖になった可哀想なお嬢様。
こんなんだけれど実は今年の1年生の筆記試験で1位だったり、実家で飼ってるたくさんのペットの世話は全て自分で行ったり、趣味は古文書の解読だったりと対人の口と態度の悪さを除けばこれ以上ない最高のハーレム要員のはずだが致命的に性癖が汚い。
使用魔術
「
雷撃系の基礎魔術。道祖家の人間用に速さと威力に特化させた特殊術式。強力だが術式が複雑で操作性にかなりの難があり、これを1年生で使いこなせるハツネは実際天才。
「魔導錬成:桜雷」
形質は刀。
込められた魔術は道祖が得意とする雷を中心とした大規模な天候操作。全力で解放すれば広範囲に暴風雨、落雷、雹を撒き散らし崩壊させる。対人にその火力を向ければ容易く人は死ぬ。でも使う。
・道祖
肩書き:道祖家現当主、ハツネの父親
娘のことが大好き。
父親としての威厳と当主としての体裁を保ちつつ娘を如何にしてベタベタに愛するかを考えて生きている。当の本人がかなりストイックなせいで甘やかす機会を失い、厳しい父親と厳しく育てられた娘みたいな関係性になっちゃって毎晩泣いてる。
娘の結婚式に参加することが夢だが、娘と結婚するやつを皆殺しにせんとする矛盾を抱えている。
受肉降魔との決戦時、魔導九家が持つ『切り札』の準備はしていたがハバキが全部消し飛ばしてしまった為特に使うことは無かった。苦労人。
魔導九家・
・御狐
肩書き:シーカ魔導学院3年生、御狐家現当主、受肉降魔の依代
ハバキの先輩、16歳。
長い黒髪と抜群のスタイルのふわふわの雰囲気を併せ持つ最強の先輩。
独特な感性を持ちマッドなところがあるが、感性が独特なだけで出力が常人なので割と常識があり、なにか起きるとツッコミに周りがち。自分では他者を振り回すタイプだと思っているが、実際は振り回される側。
才能のある人間が大好きで、見たことないもの、知らないことに興味津々。チート能力を持つハバキのことは本人の感覚としては割と純粋に大好きであり、見たことないものを見せてくれる彼に期待をしている。
そして受肉降魔相手にみせた恒星錬成で感情をめちゃくちゃにされ、この人を祀りあげてめちゃくちゃになる世界が見たいと感情が壊れた頭革命家女。
降魔七階第二位、『起源』の王、ラフー・シュバルディスを一時的に封印するための禁忌の術式の人柱という境遇だがあんまり気にしていない。元々10歳まで生きられないとされていたのが降魔の影響でこの歳まで生きられているのでむしろ感謝し、残された時間で如何に人生を楽しむかを大事にしている。
そんなわけで人生エンジョイRTA勢であり、寿命が長くないことから先のことを考えない悪癖があるが、なんやかんやでガバチャートを建て直して完璧に仕上げる判断力で天才キャラを気取っている。本来はハバキを超えるアホ。本当に先のことなんて何も考えてない、今自分が興味あることにだけ集中しているタイプ。
使用魔術
「魔導錬成:???」
形質は弓。
接触した相手の魔術を打ち消す効果があったが、ぶっちゃけ降魔の権能なので詳細は不明。
魔導九家・
・保食
肩書き:シーカ魔導学院1年生、靴ペロちゃん
ハバキのクラスメイト、14歳。
空の青のような透き通った青い髪をおさげにし、エメラルドの瞳を持つ美少女。
ハツネから自分への厳しさを抜いたような人物だったが、入学式でハバキに圧倒的な力の差を見せられ心が折れ、己の矮小さと無力さから性格が変貌。常になにかに恐れるようにビクビクとし、下卑た笑みを浮かべながら常に何かに謝る感じになってしまった。
自分は雑魚のゴミのカスだと思い込んでいるので、強者であるハバキに徹底的に媚びへつらうことを決め、とにかく靴を舐めればいいのかなという結論に至り如何に靴を綺麗に舐められるかの研究に没頭。結果として『神の舌』の術式を開発した。
父親が知らない間に受肉降魔に乗っ取られてたことは、まぁ父親が弱かったから仕方ないのかなで割り切ってるが紆余曲折で実家に居場所を失い惟神家に転がりこむこととなった。
使用魔術
「
清流を司る保食家の魔術特性と、靴を舐めることに命を懸けた彼女が生み出した洗浄術式。
神聖を帯びた彼女の舌はあらゆる穢れを否定し、消滅させる。本来ならば降魔や聖人と呼ばれる存在にしか出来ないほかの降魔の魂を捉え、完全消滅させるという行為を可能にした。
しかしその性質には本人を含め誰も気づいてないので靴磨きに使用される。見た目はあれだが唾液とかはつかないのでめちゃくちゃ綺麗になる。