グランブルーでハーレムチートなお話(オリ主添え)   作:社畜だったきなこ餅

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日間ランキングに載せて頂いたお礼としてはささやかですが、番外編を出させて頂きます。
サイドストーリーの『ごめんなさいとありがとう』with一般通過傭兵のお話です。


一般通過傭兵はいかにしてモフモフ尻尾エルーン娘達(と男の娘)に懐かれるに至ったかと言うお話

 

 

 これは既に終わり、大団円を迎えた物語の一節。

 かつて暴虐を奮い憎悪と悲しみを振りまいた九尾と呼ばれる魔獣を、かつて九尾を封じた一族の末裔と何故か巻き込まれた一般通過傭兵が討滅した時の話である。

 

 

 

 封印された九尾の成れの果て、殺生石と呼ばれている生命を腐らせ朽ちさせる瘴気を放つ怨念に満ちた存在を確認したユエル達は。

 一度対策を取るために宿を取っている村へ戻ったのだが、そこでソシエは部屋を抜け出したコウが自身の身体に封じ込められていた九尾と話す姿を目撃してしまう。

 しかも、その内容と言うのが……九尾の依り代であるコウが、九尾の復活直前に自害すると九尾へ宣言するという内容であった。

 

 最初こそは村人を殺生石に近付け無い為とはいえ、瘴気に犯された作物を村人達に食べさせない為に目の前で野菜を踏み潰すと言った行為を行ったコウと言う少年に眉根を潜めたソシエであったが。

 その根本にあるコウと言う少年の優しさと、自身の一族が九尾復活の引き金になったという事情からくる自己犠牲の精神にやがてソシエは心を痛め……。

 コウを犠牲にするのではなく、九尾を封じた一族の末裔である自分が何とかしなくてはと言う気持ちから一人殺生石の下へと赴いたのである。

 

 その行為もまた気高く、夢で何度も見た復活した九尾が人々や親友達を食い荒らす光景を阻止する為と言う想いから出た行動であったのだが……。

 悪辣極まりない九尾にとっては、それすらも想定の範囲内であった。

 

 そして。

 

 

「ソシエ、ソシエぇ!」

 

「待て、ユエル!!」

 

「ユ、エル……ちゃ……ご、めん……ね」

 

 ソシエと言う心優しき少女は、夜中に抜け出した親友を追いかけてきたユエルの目の前で。

 その身体を業火に包まれた。

 

 

「あぁ、あぁぁああああああああっ!!!!」

 

「離せっ!離してやおっちゃん! ソシエがっ!ソシエがぁっ!!」

 

「行くなと言っているんだ!!」

 

 

 業火に包まれ獣じみた絶叫を上げるソシエへ向かって駆けだそうとするユエルの肩をラインは乱暴に掴んで押し留め、腰に差していたリボルバー拳銃を構える。

 ラインを今まで幾度も死線から救ってきた危機察知能力は、その全身全霊を以って警鐘を発しており一筋の脂汗が男の額から頬を伝って地面へと落ちる。

 今、ユエルを押し留めているラインは半ば確信していた、この場に留まると避けられぬ死を迎える事実を。

 

 そして、ソシエと言う少女はラインとユエル、コウの3人の目の前で全身を青白い炎のような体毛に包まれた狐型の魔獣へと変貌し。

 悪意にその瞳をぎらつかせながらその身を躍らせユエル達へ襲いかかる。

 

 

「ッチィ!!」

 

 

 乱暴に押し留めていたユエルを襲い掛かる魔獣から遠ざけるようにラインは突き飛ばすと、片手にリボルバー拳銃を持ったまま九尾へ向かって駆け出す。

 

 

「ラインのおっちゃん!?」

 

「ラインさん、危ない!!」

 

 

 自ら突っ込んできた哀れな獲物に九尾は口角を吊り上げながら、男を引き裂こうと爪を振るう……が。

 ラインは可視化されるほどに濃厚な殺意から攻撃の軌道を予測し、スライディングしながらとびかかって来た九尾の一撃を紙一重で躱すと隙だらけの背中へ向けて銃弾を連射する。

 生半可な魔物の甲殻も撃ち貫ける弾丸、しかしその弾丸は九尾に僅かな痛痒を与える事も叶わなかった。

 

 

「クソがぁ! 通常弾じゃまともに通じやしねぇ!」

 

「ら、ラインのおっちゃん! アカン、アカンよソシエが死んでまう!」

 

「安心しろ! 殺しはしねえし傷も残らないよう善処するわ!!」

 

「くくく、随分と生きが良いのう。我を前にしてそのような大言を吐くどころか、最早取り戻せぬ依り代の事まで救おうとするとはな?」

 

 

 予想こそしていたが、それ以上に効果が薄い事に舌打ちをするラインに対して、我に返ったユエルが必死な声音で叫ぶ。

 一方で九尾は……自身に歯向かってきた小物、ラインへ嗜虐的な視線を向けながらこの場にいる者達の絶望を煽り愉悦を味わうべく残酷な事実を告げた。

 

 突然の九尾の言葉に目を見開くユエルは、震える声でどういうことかと九尾へ問いかける。

 

 

「今、我は気分がいい。ククク……存分に話してやろうとも」

 

 

 そして九尾は語り出す。

 自身が再び蘇るには依り代が必要であり、本来ならば少年のコウがその役目を担う筈であったが気が変わった事。

 のこのことやってきた自身を封印した壱之王、祖の血筋の末裔であるソシエを血肉にするのも一興だと。そう思っただけでしかない事。

 

 故に自身の依り代候補だったコウに、解放してやる代わりに壱之王の子孫であるソシエを騙せと囁いた事を。

 

 

「…………」

 

 

 九尾の言葉にラインがチラリとコウへ視線を向けると、少年は下唇を噛みしめながら俯き。

 話を聞き終えたユエルは、その目を吊り上げ激昂しながら叫ぶ。

 

 

「そんな事、どうでもええ!ソシエ……ソシエや! ソシエを返せっ!!」

 

 

 ユエルの言葉に口角を吊り上げながら嗤う九尾、そして言葉で弄びながら依り代となったソシエの身体を使い。

 ラインの射撃よりも早く、ユエルの喉を引き裂こうとした。

 その時である。

 

 九尾が放った一撃は、ユエルの薄皮一枚を貫いたところで止まっていた。

 そう、九尾の依り代となったソシエが必死に抗ったのだ。

 

 未だソシエが消えていない事にユエルは希望を取り戻し、今も尚抗っているソシエへ呼びかける。

 しかし九尾の力が余りにも強いせいか、その呼びかけも空しく九尾は自らの身を包み込むように業火を巻き起こすと、どこへともなくその姿を消した。

 

 

 

 

 そして後に残ったユエルは、静かにコウへ……九尾が言っていた事は真実かと問いかける。

 コウは俯きながらユエルの問いかけに肯定の意を示し、生まれた時から九尾の依り代となって死ぬことを定められていた苦しみを吐露するも。

 その話を聞いたユエルは、コウへ解放された今の気持ちはどうかと問いかけると、コウは端正な顔を歪めボロボロと涙を流しながら九尾の依り代となるためだけに生かされ続けていた頃よりも……今の方がずっと苦しいと。

 一族や九尾に囚われていたあの時よりも自由な筈なのに、自分に優しくしてくれたソシエを生贄に捧げる真似をしてしまい、取り返しのつかない事をしてしまったと泣き叫ぶ。

 

 崩れ落ち泣きじゃくるコウに、ユエルは歩み寄るとそっと彼の小さな頭を撫でて口を開く。

 

 

「ようやく……ちゃんとごめんなさいって、言えたな」

 

 

 自身もまた親友が奪われて悲しく苦しいのに、優しく微笑みながら泣き続けるコウの頭を撫で続け。

 ソシエに謝るためにも、頑張ろうと手を差し伸べる。

 

 ラインは二人の光景を静かに見守ると、何か腹を括ったような顔をして頷き音を立てずにその場を立ち去った。

 

 

 そして、全身にこれでもかと銃や手りゅう弾、果ては手斧をぶら下げたラインが目にした物は……。

 

 

「あれ? ユエルお前、なんか衣裳変わったな……漸く恥じらいを覚えたか?」

 

「ラインのおっちゃん! どこ行っとったんや……って、ものっそい重装備やな」

 

「今回ばかりは採算度外視で大暴れしてやる、で。コウ、しっかりユエルに謝ったか?」

 

「はい……ソシエさんにも、全部終わったら謝ります」

 

「それならばよし、だ」

 

 

 ラインが宿に置いていた荷物や装備を取りに行ってる間に、ユエルがコウの持っていた神器を手にし爆発炎上したが……コウの協力もあり、ユエルはぎりぎりのところで神器に認められたりしていたのだが。

 肝心の光景を見そびれたラインはと言えば、すっとぼけた調子でそんな事をのたまう始末であり……いつもと変わらない男の姿に、ユエルもまた緊張が解れたかのように笑みを零す。

 

 余りにも気の抜けた様子の二人の言葉に呆気にとられるコウであったが、ラインに視線を向けられ投げかけられた言葉に、しっかりと頷いて返事をすれば。

 その返答にラインはニィと笑みを浮かべ、大股でコウへ近寄るとその頭を耳ごと乱暴にがしがしと撫で回す。

 

 年上の男性に親愛の情を込めて撫でられたことのなかったコウにとって、それは初めて得た父性のような存在であった。

 

 

 そして三人は、主にユエルとコウが感じる九尾の禍々しい気配の導くままに森の奥へと足を踏み入れ、やがて一行の前にソシエが現れる。

 その姿にユエルはソシエの名を叫ぶも、ソシエの姿をした九尾はたちまち魔獣の姿へとその身を変えた。 

 

 

「アカン、ソシエの……ソシエの気配が……」

 

「諦めるなユエル! コウ、俺が時間を稼ぐからユエルのケアとソシエを取り戻す作戦任せたぞ!」

 

「は、はい!」

 

 

 茫然と立ちすくむユエルに九尾の攻撃が行く前にラインは腰に提げていた散弾銃をぶっぱなしながら九尾へ向かって走り出す。

 

 

「ほぅ、また貴様か。良かろう、少し遊んでやるとしようか」

 

 

 何ら痛痒の感じない代物で必死に抵抗をしてくる存在に、青白い炎の姿から全身を白い毛皮に包まれた魔獣へ変貌した九尾は醜悪に笑みを浮かべ。

 其の巨体からは想像もつかない俊敏さでラインへと襲い掛かる。

 

 が。

 

 

「貴様……何故、我の爪が当たらぬ?」

 

「そんな見え見えの殺気、当たるものかよ。1000年も眠っててボケたんじゃねぇか?」

 

「ほざけ、一息で縊ってくれるわ」

 

 

 甚振るように振るった爪、鬱陶しい逃げ足を潰そうと噛み砕こうとした牙、それら全てを躱しきった小物でしかない男の言葉に。

 九尾はその身を冷徹に細めると、その身をかがめ必殺の一撃を……今も危機察知能力がガンガン警鐘を鳴らしている状態のラインへ向かって放つ。

 

 しかし。

 

 

「それも、読めていたぁ!!」

 

「がぁっ!?」

 

 

 一瞬でも間合いを誤れば即死する状況の中、アドレナリン全開の獰猛な笑みを浮かべたラインは肩口に浅くない傷を刻まれながら両手に構えたリボルバー拳銃を九尾の顔面目掛けて一斉射撃を叩き込む。

 いつも装填している弾薬よりも炸薬を増やした強装弾を全弾、急所と言える顔に撃ち込まれた九尾は苦悶の声を漏らしながらたたらを踏み、俊敏な動作で一足飛びに後ろへと飛び退る。

 

 初めて、漸く与えた有効打であるも規格外の弾薬を連続で発射する形となったラインのリボルバー拳銃は大破し、傷も相まってラインもまた無傷とは言えない状態であった。

 

 

「良くも我に痛みを……小物風情が……! 殺してやる、その腸生きたまま引きずりだしてくれようぞ!」

 

「はんっ、俺みたいな一般通過傭兵を殺せない獣風情がほざいてんじゃねぇよ」

 

「……殺す」

 

 

 自身を侮っていた九尾の言葉にラインは、コウとユエル早く何とかしてくれなどと内心冷や汗を流しながらも九尾を煽り続け。

 そのおかげと言うかやりすぎというか、九尾はドス黒い怨念と殺気を隠す事なく全身全霊で小物と侮っていたラインへと襲い掛かってくる。

 

 先ほどまでと違い、九尾に飛び掛かられる度にラインの身体のどこかから血しぶきが迸り、しかしラインもまた攻撃される瞬間に持ち込んだ重装備の数々。

 それらの全て……手斧や手りゅう弾、時には弾切れした散弾銃を鈍器代わりに振るったりするなどしてとにかく時間稼ぎに徹する。

 

 そう、ラインは確信していた。

 自身が持つ装備や技術、火力では目の前にいる九尾からソシエを救い出す事どころか倒す事すら不可能だと言う事実を。

 

 故にこそ戦いを挑む前に、九尾の事をこの中で一番熟知しているコウに頼んだのである。

 しかし。

 

 

「捉えたぞ!!」

 

「ぐはぁっ!?」

 

 

 ほぼすべての武装を使い切り、もはや背中に背負っていたリボルバーライフルの残弾も残り一発となった状況で、ラインはとうとう九尾の一撃をその腹に受けてしまう。

 その激しい一撃は成人エルーン男性であるラインの身体を軽々と吹き飛ばして肋骨を何本も砕きへし折るどころか、ラインがぶつかった木々すらもへし折るほどの一撃であった。

 

 余りの衝撃に愛銃を取り落としてしまい口から血反吐を吐くライン、その有様に九尾は鬱陶しい小物を漸く始末できると言った形相を浮かべながら恐怖を与える為にゆっくりと近付いてくる。

 最早万事休す、手立てなど何一つないという状態であるも……いつもなら五月蠅くラインに危機を訴えてくる危機察知能力はラインに何も訴えてくる事はなかった。

 

 何故ならば。

 

 

「そこまでや、九尾ぃ!!」

 

「ほう? 今更我の前に立ち塞がるか」

 

 

 コウの呼びかけによって立ち直ったユエルが、双剣を手に九尾の前に立ち塞がったからである。

 自分よりもかなり年下の少女に庇われるなんでしまらねぇなぁ、などと血を吐きながら霞んだ視界で少女の背中を見守るライン。

 

 

「大丈夫ですか?! ごめんなさい、遅くなって……」

 

「げふ、がふ……いいってことよ、それよりコウ。あのへんにさ、俺の銃転がってる筈……だから持って来てくれるか? もう……立てねえし目も……霞んで、きたんだわ」

 

「後は僕達で何とかしますから、ラインさんは休んでて!」

 

「こんぐらいの怪我ぁ……何度もしてきたっての、一発……撃てれば……十分だからよ。頼むわ」

 

 

 自身を心配して休んでてほしいと懇願するコウの頭を震える手で乱暴に撫でながら、痛みに顔を歪めながらも笑うラインの頼みに……コウは無理しないでください、と言いながらも近くに転がっていたラインの相棒と言えるリボルバーライフルを手渡すと。

 ユエルに加勢すべく前線へと駆け出していき、ラインはその後姿を見送りながら懐から運よく割れてなかった痛み止めのポーションを飲み干すと、必要なタイミングで援護射撃をする為にゆっくりとリボルバーライフルを座ったままの姿勢で構える。

 

 やがてラインの視線の先で九尾からソシエが助け出され、依り代を喪った事で力を喪った九尾を封印すべくユエルとソシエ、コウの3人は祖先から受け継いだ九尾を滅する為の舞を舞い始める。

 

 しかし、九尾もまたソレをただ黙って見ている事はなく……討滅の足掛かりとなる舞を舞おうとするソシエへ飛び掛かり、封印の阻止と依り代の再確保を目論む。

 だがその狙いが叶う事は、なかった。

 

 

 後一歩でソシエに九尾の爪が届こうとしたその瞬間、轟音と共に飛翔した弾丸が九尾の顔面を撃ち貫いたのだから。

 

 

「がぁぁぁっ!? 小物、風情がぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「はっ、言ったろ……? 一発、撃てれば、十分だって……な……」

 

 

 小物と侮り、しかし自身の野望を小癪なほどに阻害してきた男へ向かって激昂の咆哮を放つ九尾に向かって、血を吐き出しながらニヤリと浮かべた笑みを見せつけるライン。

 しかしその代償は大きく、吹き飛ばされた時に銃全体にガタが来ていたリボルバーライフルは大破し……重症の状態で激しい銃の反動を身に受けたラインは、そのまま意識を失う事となる。

 

 

 

 その後の結末を述べるとするならば、九尾は未だ自身の残滓がこの空の世界に散らばっている事をユエル達に告げながらも討ち滅ぼされ。

 ついでとばかりに、今度こそ貴様を殺してやると気を失ったラインへ向かって宣言をしていたが、当の本人はそれどころじゃなく。

 

 

 

「…………なーソシエよぉ、そんな甲斐甲斐しく世話せんでも大丈夫だって言ってんだろ?」

 

「アカンよラインはん、折れた骨が内蔵に突き刺さったりもしてたんよ? 絶対安静や」

 

「ソシエ―、ラインのおっちゃーん! 村の人達から栄養満点の御野菜もろてきたでー!」

 

 

 九尾が封じられた殺生石の近くにあった村……ユエルとソシエに尻叩きを受けて怒られたコウがごめんなさいして許してもらった場所の宿の一室にて。

 全身包帯ぐるぐる巻き状態の一般通過傭兵は、もふもふした尻尾を持つエルーン娘二人に甲斐甲斐しく看病を受けるのであった。

 

 

「あ、コウ。なぁコウ、助けてくれ、この二人俺の風呂の世話どころかシモの世話までやろうとしやがるんだ!」

 

「あ、あはは……その、お大事にしてください。ラインさん」

 

「コウ? コーーーーーウ! 待っておいてかないでぇぇぇ?!」

 

 

 そして平和になった村に、一般通過傭兵の懇願するかのような情けない叫び声が響くのであった。

 




どうしても元ストーリーが良すぎるせいで、余り弄れなかったのが反省点。

《唐突なキャラ紹介》
『コウ』
割とろくでもない一族のせいで、生まれた時から依り代になって死ぬ定めを持たされていた不憫なもふい男の娘。
自分が解放される為に、自分に優しくしてくれたソシエを罠にはめて九尾の依り代として差し出すという事をやらかすも……。
ろくでもない一族でやさぐれた心を爆速で癒し寄り添ってくれたソシエを九尾に差し出した事に、号泣して物凄い勢いで己の所業を悔いた。
騒動の後はユエルとソシエをお姉ちゃんと呼び慕い、二人ももふいエルーン娘達もコウをかけがえのない弟分として可愛がる、のだが君ら少しは手加減してやれと思わなくもない。
この後、別件で起きる騒動(サイドストーリー『コウと空っぽ影法師』)にて妹分も出来るが、割とこの子不憫枠というか苦労人枠感がある。
人生の中で初めてとも言える兄貴枠というか父性枠となったラインに、べったり懐いている。

『ライン』
一般通過傭兵だという自称が最早胡散臭く見えてきた変態銃使い。
本作の騒動にて初代リボルバーライフルを殉職させたのを皮切りに、騒動に巻き込まれる度に愛銃と装備の数々を紛失したり粉砕する羽目となる。
そのたびに出費が嵩むだの大赤字だのと嘆いているが、それでも騒動に結果的にとはいえ首を突っ込む事を止める事はない。
コイツもしやアホなのでは?
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