ヤンデレものが好きで書こうとしましたがなぜか上手くいきませんでした。はい。
少しでも読んでいただけたら幸いです。
批判でもなんでもこいやー!!by豆腐メンタル
あいつと付き合うきっかけになったのは、よくある校舎裏での告白だった。
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「え、何付き合ってくれ?
別にいいけど。
話はそれだけ?じゃあ帰るね。」
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あいつとの初めての会話はそんなかんじで、ものすごく素っ気ないものだった。
私はこれといった友人もおらずいつも1人でいた。まぁだからと言って一匹狼だったかというとそれほどのものでもなく、必要だったらクラスメイトとも話すし別にそれが死ぬ程嫌なことでもなかった。ただ自発的に人と関わることをしてこなかった。それに私は他人に興味がなく今日告白されるまで同じクラスのこいつの名前すら覚えてなかった。
初デートをする際も私はあまりオシャレもせず、愛想も全然良くなかった。ホント、よくこんな女好きになってくれたなって思う。
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「へぇー都心の大学ね〜ずいぶん頭のいい大学いくじゃん。まぁ頑張れば?
え?私?別になんも考えてないよ。
一緒に行こう?やだよめんどくさい。
それになんで関わったばっかのあんたのために私が猛勉強しなきゃいけないのよ。
それよりも初デートがファミレスてどうなの?
え?金がない?まぁ別に私も金がないからどっちみち、遊園地とかはまぁ無理か。
え?バイトでお金貯まったら行こう?て、
いいよ私奢られんの好きじゃないんだよ。」
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「付き合って半年経つしそろそろ私の家に行ってみてもいい?て、それあんた下心で言ってんじゃないでしょうね?」
「別にただ話たりお菓子食べたりするだけって、それ別に私の家じゃなくても良くない?
あぁ〜分かった分かった分かったから。ったく。」
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「別に家に来たって何も無いよ。
それにしても良くこんな無愛想な女と付き合おうて思ったね?あんた変わってるよ。
ん?君が可愛いからて、あぁ〜はいはいそういのは言わなくていいよ。痒くなってくる。…
はぁ…お茶持ってくる、適当にくつろいどいて。」
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「お茶持ってきたよ〜て、こらっ何勝手に人の部屋ジロジロ見てんだ。変なこと考えてんなら追い出すよ。
ん?あーそれ?私の両親の遺影。
雨の日に事故ったんだって。
………私はその日親戚に預けられてたから無事だったけど。…
…………僕が君のこと守ってあげるだぁ〜?
やかましい、せめてそういことは一丁前の男になってから言いな。
…別にそんな哀れみの目で見なくていいよ、小さい頃の出来事だし、何が起きたのかも分からなかったからそんな寂しいとも思わなかったし。
あ、あとほら、茶菓子。」
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…嘘だ、本当は寂しくて悲しくて仕方がなかった。
それに私はあの時両親と一緒にいた…。
あの日は珍しく天気予報が大外れして、青空だった天気が気付けばものすごい大雨になっていた。
その日、私たちは家族旅行のため車で出かけていた。それで山道を走っていたが、まぁ案の定、道の状態も悪くて尚且つ風も強かった。
そして、
崖から落ちた。
あの時の嫌な浮遊感は今でも覚えてる。
でもその時両親が私のことを抱きかかえながら必死に守ってくれたおかげで、死なずに済んだ。まぁそれで両親は死んだし、私も流石に無傷とはいかず、一生物の傷が出来てしまった。
そんな事実をこいつに言ったところで、意味もないのに勝手に悲しがって面倒臭そうと思ったから、私は全部言わなかった。
て自分で思ってて気付いたけどあいつがそういうお人好しな性格をしていることが分かるほど一緒に居たのかと思うと、なんとなくだが感慨深いと感じてしまった。
実際あいつと過ごすのは、別に不快ではなかった。私と話す時も素っ気ない返事をする私に対して、あいつは私と話すことをすごく嬉しそうにしてくれるし、私に喜んでほしいためにぬいぐるみなどをプレゼントしてくれたりする。
最初付き合って欲しいと言われた時、私は相手のことは全然知らなかったし、興味もなかった。ただ、私の心の穴を埋めるとまではいかずとも、この寂しい気持ちを少しでも紛らわせることが出来るかも知れないと思ってあいつとの交際を始めた。
実際、寂しさを紛らわせることもできたし、それに、私といることを心から楽しそうにしていたあいつを見て少し私もあいつに惚れたのかもしれない。
まぁでも、この一件があいつとの距離を一番縮めたきっかけかな。
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「あぁーーーー………折角の休みだってのに外は雨かよ、だるいなぁー…。
まぁ別にどっかに行く予定があったわけでもないけど…。
…………っ!!?あ〝ぁ〝ー!!!
…クッソ嫌なこと思い出した…。」
シュボッ
「スーー ハー……
あーしばらく禁煙出来てたのになぁー。」
ピンポーン
「んぁ?誰だよこんな雨の日に。
はぁーい、どちら様〜てあんたか、何こんな雨の中…、まぁいいや雨降ってるし上がってけば?」
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「で?なんで今日は家に?
最近顔色が悪そうで気になって来た?…
別に、ただ愛嬌がないからそう見えるだけじゃない?
だいたいそんくらいだったらメールで済ませなさいよ。
…梅雨入りしてから具合悪そう見えるて、別にそんなこと無いよ。あんたの気にしすぎ。
あ?これ?タバコだけど…
あぁ〜はいはい未成年だから吸うなて言いたいんでしょ。
何?私の体の心配?別にそんなんしなくていいよ、うざったい。
あぁ〜はいはい吸わなきゃいんでしょ吸わなきゃ…!!
タバコのこともそうだけどなんで吸ってるかて?
んなのイライラしてっからだよ…!
なんでイライラしてるかって?
別にあんたに関係無いし説明する気もない。
あぁ〜!しつこい!用がないなら帰ってくんない!?
本当は両親が関係してるんじゃないかって…?
……ちっ、ざってーなぁ!
あーそうだよ…本当は両親の事故の時私も居たよ。だから雨降ってと胸糞悪いんだよ!
理由も説明したしこれで満足か?!
そうなら早く帰れよ!!
今は1人で居たいんだよ!!
ハア…ハア………おい……何抱きついてんだよ…。離れろ……離れろつってんだよ!。
………てめーはいつもそうだ…、私が少しでも体調悪けりゃ、ベタベタくっついてきてよー!鬱陶しいんだよー!それで、私の両親の代わりになったつもりか?私の心の穴を埋めてるつもりか…?
自惚れてんじゃねーよ!
てめみてーなっ!、 (ドカッ)
温室で育ってきたやつにっ!、(バキッ)
私の苦しみがっ!、 (ガッ)
分かるかよっ!!! (バキッ)
……ハア…ハア…女に殴られて悔しくねーのかよ?なぁ、なんとか言ってみたらどーだ?あ?
はっ!私のことを精一杯愛するだぁ?
じゃあ私のこの胸の傷見てもまだそんなこと言えんのかよ?
おいどうなんだよ?!やっぱり抱くなら傷のねー綺麗な女の方がいいよなぁ?所詮私のこと愛するとか抜かしてもその程度なんだろ?なぁ、おい!!
っ!!
……オイ…離せよ…離せつってんだよ……なんで…また私の…こと…抱きしめるん…だよ…なんで…そんなに…私に対して…優しく…するんだょぉ……。(グスッ)
っ……ぅぅぅ……ぅぁぁ……ヒグッ………ゴメン……ごめん!…あんたが、そんなことで…私のこと嫌いになんかならないて……
あんたはそんな薄情なやつじゃないって……!
分かってたのに!…きつく当たってごめん!……ごめんなさい!…
……グスッ……この時期になると…過去のトラウマをよく思い出して…感情が…グチャグチャになっちゃって…自分でも…どうしたらいいのか…分からなくって…。
本当に…本当に…ごめんね…。」
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「大丈夫?傷、まだ痛む?
…そう…良かった…。
………今日はもう…帰っちゃうの?いや、外とかもう暗くなってるし………。
いや…なんていうか…その……。
家、泊まってけば?
察しわりーなぁー……!
女に言わせんなっつの///……!
ス-…今日は私のこと激しく愛して欲しいの!!
……………な、なんであんたが照れるのよ!そ、それに私のこと愛してくれるてあんたが先に言ったんだからね!
自分の発言には最後まで責任持ちなさいよっ///!」
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それから数年の時が経って、あいつは都心の大学に進学して、私は適当に選んだ職場で働いて一人暮らしをしていた。それで休日にはよくあいつとデートをしていた。
それであいつが大学を卒業して私と未来の子供を養えるようになったら私は専業主婦になる…予定だった。
あいつは大学で交換留学することになって、その日は留学から帰ってくる日で、留学でしばらく会えなかったため、久しぶりに会えると思って半日はずっとウキウキしていた。
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プルルルルル…ガチャ
「はいもしもし、…はい、そうですけど………
は?……………
いや…え?……」
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あいつの乗っていた帰りの飛行機が、最悪なことに墜落してしまいそれであいつは死んだ。
どうやら死体が比較的綺麗らしくすぐに身元が分かりそれで私の元に電話が来たらしい。
でも、その時は全く泣かなかった。幸せになったヒロインがその後にバッドエンドに堕とされるなんてそんな胸糞ストーリーみたいな展開にあまりにも現実味を感じず、何かの冗談かと思った。。
後日、あいつのいる霊安室に案内されたが、なんの恐怖心もなく扉を開けた。私のことを第一に考えるようなあいつが私のことおいてすぐに逝くなんて思えず何かのドッキリエンドを心の中で本気で考えていた。
そして顔に被せてある白い布を取ってあいつの頬に手を当てた瞬間、小さい頃に触った火葬前の両親と全く一緒の感覚に卒倒しそうになるほどの喪失感とあいつが居なくなった悲しみと私のことを置いてあっさり逝ったあいつへの怒りで、気づけば死装束の胸ぐらを掴んで今ある気持ちをありったけ叫ぶという、バチ当たりも甚だしいことをしていた。
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「おい……何寝てんだよ…今日平日だろ……。
お前学校あんじゃねぇのかよ……。将来のためにたくさん勉強するんじゃねぇのかよ…。立派な会社に就職するんじゃねぇのかよ……!
私と未来の子供のために頑張るんじゃねぇのかよ…!私に寂しい思いをさせねぇんじゃねぇのかよ!!!
何が私のことをを守るだ!何が私のこと精一杯愛するだよ!死んだ奴に何が出来んだよ!言ってみろ!!なぉおい!!テメェふざけんじゃねぇよ!私に2度もこんな思いさせやがってふざけんじゃねぇ!!!!
おい!!なんとか言えよこのやろぉ!!
ぅ、ぅあ”あ“あ“あ“あ“あ”ー!!!!!!」
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まぁそんなことしてたから周りの大人に止められて結構な修羅場になっていた。
まぁでもそんなしょうもねぇ私に対してもあいつの遺族は私に対して優しく寄り添ってくれた。私のことはどうやらあいつから聞いていたらしく私の過去を理解していたそうだ。でもそのことについても全く触れず私のバチ当たりの行い咎めるかと思ったが、遺族の方達が察して下さり許してくれた。まぁあんなお人好しの馬鹿を産んだ人達だからまぁほんとに私みたいな大馬鹿野郎にも良くしてくれて、本当に頭が上がらない。
そうして1ヶ月ほどが経ちあいつの死も徐々に受け入れられるようになった。
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シュボッ
「スゥーはぁーー…………
あー久しぶり吸ってみたけどくそまじぃーな。
えぇーと最後に吸ったのが高2の梅雨だっけ?たしか。
………ぁ〜。ヤバイ涙めっちゃでる……ぅ…バカヤロウ…。」
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あいつの後を追って死のうだなんて、そんな馬鹿なことは考えないようにしていたが、奮発して高い飯を食ってもあまり美味しいと感じないし、気晴らしに遊びに行っても、あいつとの思い出が胸を締め付ける。
そのせいで気分転換が上手く出来ずふと死のうかなんて思ってしまうことがたびたびあった。
子供の頃も両親が死んだ時に今と同じような感じになっていたが、その頃の友達と外で全力で遊んだり、かわいいお嫁さんになるとかそういう将来への希望が私を立ち直らせてくれたが、今はもう、そんな小さい頃にあった前向きな強い精神力もなく、ただ1日1日無駄に過ごすことしか出来ない。
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「んんんーー!あーーー……今日も仕事疲れたー。」
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でも絶対にババァになるまで生きてやる。生き甲斐がなくとも命懸けで私のことを守ってくれた両親のためにも。
彼氏が死んだからって後を追っかけるなんて、そんなロミオとジュリエットみたいなことしてやんねー。しわっくちゃののババァになってそんで、あの馬鹿をぶん殴ってやる。
その日まで大人しく上で見守りやがれってんだ。
ここまで読んでくださりまことにありがとうございます!!
次こそはヤンデレもの書きたいですなぁーby三日坊主