Vergil in Over lord   作:Crimson Wizard

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完全なネタ作品ではなく、戦闘シーン等はリアルに描写したいと思います。
主人公はカルマ中立です。敵などには容赦しませんが、無闇に殺すこともしません。
中の人は比較的良心的ですが、
その辺は原作バージルと一緒です。真面目な話も出来る系おふざけ主人公です。


第2話

 

それから数日、何もしないまま過ごしていたが、優しい村長は晩飯に呼んでくれた。

流石にこれにはバージル鬼いちゃんのこの身体も

 

「……」

 

なんか言えよ!

俺の口!こら!誘ってくれてるぞ!返事しろ!

 

「…感謝する」

 

まあ変換されるけど基本は私の口なので喋れますが!

 

「いえいえ、さすがに数日何も食べないのは体に悪いですよ?」

 

もはや村長のこちらを見る目は出来の悪い息子を見るような目だ。

 

「……何も無くてな。」

 

村長はアハハ、と笑ってある提案をしてきた。

 

「そうですね、とりあえず何も食べれないのもあれでしょうし

腕に自信があるのなら狩りをするのはどうでしょう?」

 

狩り、狩りか。確かに!今、その提案聞いて始めて浮かんだ!

てかそもそもそんなに腹減らなかった。何でだ?

半悪魔だからか?たしか初期設定か何かではネフィリムか何かだったような。

 

「……そうだな、それもいいかも知れん。」

 

いや、いいかも知れんやなくて、あんたのことやから。

つまり私の事なんですが。全く、この口は……

 

そんな話をしていると……

 

コンコンコン!と凄い勢いでドアが叩かれた。

 

「村長!村長!」

 

何か緊急の出来事のようだ。

 

驚愕しながらも扉を開ける村長さん。

 

「なんだ!?どうした?」

 

村長が聞くと男は

 

「て、帝国の騎士が!村を襲撃に!」

 

「なに!?」

 

あー。原作始まっちゃったかー。

フッ!どうやらバージル鬼いちゃんの力を見せる時が来たようだな……

 

「……俺が出よう。」

 

この提案に村長は驚いたものの、

 

「では願いします!バージルさん…!村を、救ってください。」

 

そういって深く頭を下げた。

 

「……フン、恩は返す。それだけだ。

出来るなら、村人達は一箇所に集めておけ

ばらけられると守りきれん」

 

そういって俺は村長の家から飛び出た。

 

 

 

 

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全く、飯の前だったのによ!

法国の奴ら舐めやがって!

でも待てよ?ここで俺の力が露呈するとアインズ様に警戒されるんじゃね?

ど、どうしよっかなー。やっぱり逃げるか……

 

すこし考えるもやはり、

バージルという男はこの程度で逃げ出したりしない。

相手など関係なく、スタイリッシュムーブをかますのがバージルクオリティだ。

 

さて、では切り替えよう。

命を奪うかも知れないのに、このテンションは頂けない。

これは、バージルではなく、バージル()の戦いだ。

 

 

 

 

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その日、スレイン法国の特殊部隊、

陽光聖典の隊長であるニグン・グリッド・ルーインは、

王国の蛆共を延命させる要因のひとつである

ガゼフ・ストロノーフの暗殺任務を遂行していた。

 

まず、心は痛むが、囮部隊により王国の領民を虐殺し、

裏で繋がっている王国貴族の横槍によって、

ロクな装備をしていないガゼフを暗殺するだけの簡単な任務だ。

 

 

今まで、幾度か村を襲撃して来たがやはり罪のない人間を虐殺するなど

他に方法はないのか疑問は残るが、自身は神官長様に法国の秘宝をも預かった身。

この任務は成し遂げなければならない私の使命なのだ。

 

神よ。我ら人類を導きたまえ。

 

 

 

 

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俺は、村長に言った通りにこの村を虐殺する法国の偽装騎士達を始末していた。

これは、体がどうとか言い訳するつもりは無い。俺が殺す。俺の罪だ。

 

「フン!つまらん……」

 

 

だがやはり、罪の無い人々を蹂躙し、

村にいる若い女を犯す事くらいしか考えていない屑に同情はしない。

 

「な、なんなんだ!この男は!情報にないぞ!」

 

「べリュース様!どうしますか!」

 

するとべリュースと呼ばれたお金あげましゅマンは、

 

「お、お前ら!俺を守れ!お前らは盾になって俺の逃げる時間を稼ぐのだ!」

 

などと救いようもない屑っぷりを見せた。

 

「……クズが」

 

バージルは、

自身の魔力と呼ばれる力を緻密に操作し、

自身の周りに群青色の魔力の剣を創り出すと

 

《急襲幻影剣…!》

 

創り出した全てを名ばかりの隊長とやらを護ろうとする騎士たちへと

1本ずつ射出した。

 

(俺の身体だ。使い方は分かる)

 

すると、魔力の剣が騎士たちを次々と貫き、

べリュースと呼ばれる屑と、その身で屑の盾となった騎士たちは

一瞬で地へと倒れ伏した。

 

「ヒ、ヒィ!?」

 

隊長とやらの壁になっていなかった奴は未だ生かしている。

 

「……貴様ら、死にたくなければ武装を解除して大人しくしろ。

聞き入れない奴は、容赦なく殺す。」

 

そういって睨み付けると、

 

「と、投降します!お、お前達!武器を棄てるのだ。」

 

他の兵士に命令出来る立場にあるのか。

 

「……貴様が副隊長とやらか?」

 

「は、はい!私が副隊長です。」

 

確か、名前はロ、ロン何とかだった筈だ。

 

「チッ!早くしろ。

10秒以内に武器を棄てない奴は殺す。」

 

そういうと次々武器を棄てる奴が出てくる。

数え終わる頃には誰も武器を持っていなかった。

 

「…では、拘束する。妙な真似はするな」

 

そういって拘束しようとすると、

やはり暴れ出す馬鹿が出てきた。

 

「く、この!うぐッ!」

 

暴れる馬鹿は刃を抜くまでもなく、

閻魔刀の鞘で昏倒させた。

 

「……勘違いするなよ?手間だったから昏倒させただけだ。

次動いたやつは殺す。」

 

今度こそ敵わないと認識したようで、

動き出す馬鹿は居なくなった。

 

 

 

 

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そうして、全員を拘束すると、

村長を呼び出した。

 

「コイツらは好きにしろ。殺すのもいい。王国に引き渡してもいい」

 

すると騎士は

 

「は、話が違う!」

 

そう言って再び暴れ出すが、

 

「…勘違いするな?貴様らは何時でも殺せるから放置しているだけだ。

あまり手間をかけさせるようなら今殺してやるが?」

 

そういって閻魔刀を抜くと黙る。

 

「……どうする?」

 

村長に問う。

 

「え、ええはい。幸い、亡くなったものはおりませんので

王国に引き渡そうと思います。」

 

死者がいない?些か都合が良すぎないか?

 

「本当に死者は出ていないのか?」

 

そう問うと村長は頷いて

 

「ええ、重傷者は出ましたが…なんとか」

 

なるほど。

それより、先程から覗かれているな。

アインズさんかな?

 

やはり未だ気は抜けないな。

 

 

 

 

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「……先程から不躾な視線を送っているのは誰だ?」

 

そう言って、覗いているであろう相手に問う。

 

 




ふぅ。アインズ様とはどう絡ませよう?

バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)

  • ラキュース
  • イビルアイ
  • ティア、ティナ
  • レイナース
  • アルシェ
  • 番外ちゃん(作者の推し)
  • クレマンティーヌ
  • カルカ
  • レメディオス
  • ケラルト
  • ネイア
  • んなもんは要らねぇ!
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