Vergil in Over lord   作:Crimson Wizard

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別作品書いたので是非読んでみてください。
……まだ本編まで行けてませんが、レミリアが主人公の作品です。
タイトルが安直なのですぐ分かると思いますw


第33話

 

ザイトルクワエに吸い取られていた力が全て戻ってくる感覚がある。

なんか余剰分も、これが経験値かな?

……てかマジで疲れた、今すぐにでも倒れそうだ。

 

「バージルさんっ!」

 

霧が晴れたと思ったら、目の前にはなんか特徴的な枝みたいなのと、

どうみてもミラージュエッジみたいなのがあるんだけど……

 

疲れてぼーっとしてたらいきなり転移門(ゲート)が開いてモモンガさんが駆け寄って来た。

 

「怪我はありませんよね!?」

 

なんか、予想通りの反応だな。

 

「フン、かなり疲れたがな。」

 

「……ふぅ。良かった、

すみません、私が不用意に動いたせいで、」

 

……モモンガさんの性格上、NPCを見捨てられない事は分かってたんだ。

それに、油断が無かったとは言わないけど死んだはずのモンスターがその場で強化されて復活なんて予想出来るわけない。

 

「……あれは、予想出来るようなことではない。

それに、俺にも油断はあった。」

 

「…そうですね、まあ油断については私も同じ事です。

すぐに助けに向かおうとは思ったんですが、謎の霧に阻まれて中に入れなかったんですよ。

とにかく、迷惑を掛けてしまってすみません……。」

 

本当、律儀というかなんというか。

てか俺はアルベドと約束した事を破っちゃったんだよな。

 

流石に本当に殺されはしないだろうが、パンチの一発くらいは覚悟しとこう。

 

「……俺は疲れた、とりあえず休ませろ。」

 

「ああ、ではあのドロップアイテムはあとで渡しますね。

それとこの転移門(ゲート)はナザリックに繋げたままなのでそのまま入って貰って大丈夫ですよ。」

 

正直、ミラージュエッジは自分の手で抜きたかったが今はそんな元気すらも残ってない。

モモンガさんならネコババしたりしないだろう。

 

俺はそのまま転移門(ゲート)へと入る。

その後ろから、小走りのモモンガさんがミラージュエッジと謎の枝を抱えて着いて来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

転移門(ゲート)を通ったから移動時間はないけど、疲れたぁ!

ふぅ、やっと休める……

 

「じゃあ、起きたら教えてくださいね!」

 

「……ああ。」

 

そう言ってモモンガさんとまた後で会う約束をして、とりあえず部屋で休もうと思った瞬間……

ドタドタと何かが走ってくる音がする。

 

疲れていた俺は何も分からないまま思いっきり顔面を殴り飛ばされた。

 

「ぐっ……」

 

「な、な……何をしている!?アルベドよ!」

 

な、なんだ?……ああ、アルベドか。

にしても今戦闘終わったばっかりだぞ……

 

覚悟はしてたし、

約束を破ったのは俺が悪いけど、少しくらい手加減してくれよ……

 

「……俺は寝る。」

 

「ええ!?なんか他に反応ないんですか!ちょ、本当に何が起きてるんだ?」

 

かなり素の反応が出てるよモモンガさん。

 

も、もう無理……

 

俺は疲労が限界に達してその場に倒れ込んだ。

 

「え、バージルさん!?……え?、えぇ!?」

 

……なんかすまん。とりあえず、後は任せた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「申し訳ありません。ですが、これに関しては約束を破ったあの男が悪いのです。」

 

「……お前、もう隠す気もないよな。」

 

アルベドが走ってきたかと思いきや、いきなりバージルさんの顔面を殴り飛ばすし、

バージルさんもその場に倒れ込んじゃうし本当に脳の処理が追いつかなかった。

 

あの後すぐに回復させて客室のベッドに運んでおいたが、本当に肝が冷えた。

 

……アルベドも、前まではこんなにあからさまではなかったんだけどな。

二人の間で何かあったのか?

 

「まあバージルさんも何も言わなかったし、今回は見逃そう。」

 

「……ありがとうございます。」

 

やっぱり不服そうだな。

というか、こんなアルベドを見るのは新鮮だな。

 

俺の前では態度を取り繕ってたしな。

NPCはほとんどがそうだけど。アルベドは特に猫かぶってたし……

 

「それでアルベドよ。褒美の件だが、これをやろう。」

 

モモンガはそう言って、リング・オブ・アインズ・ウール・ゴウンを取り出した。

 

「そ、それはまさか!?」

 

「ああ。本来、このギルドのメンバーだという事を証明する為の指輪だ。

……お前はアインズ・ウール・ゴウンが嫌いだと言っていたし、やはり嬉しくないか?」

 

それなら、別にこれを押し付けようとは思わない。

ご褒美なんだし、好きな物を渡してやろう。

 

「い、いえ!そのような事は御座いません。

ですがその、モモンガ様が着けて頂けませんか?」

 

そう言って左手の薬指を差し出すアルベド。

……え、マジ?てかなんでその指を選んだ!

 

「い、いいだろう。」

 

これで大丈夫だよね?……痛くない?

てかなんか柔らかいし、めっちゃ気にな

 

「ゴ、ゴホン!」

 

「ど、どうされましたか?」

 

「いや、なんでもないのだ。そう、なんでもない。」

 

うぉおおお!意識しちゃダメだこれはァ!

 

 

 

 

バージルは、疲労が限界に達していたところに顔面パンチを喰らってダウンした後、

その主犯と友人がイチャイチャしている事など知る由もなかった。

 




息抜き回です

バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)

  • ラキュース
  • イビルアイ
  • ティア、ティナ
  • レイナース
  • アルシェ
  • 番外ちゃん(作者の推し)
  • クレマンティーヌ
  • カルカ
  • レメディオス
  • ケラルト
  • ネイア
  • んなもんは要らねぇ!
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