Vergil in Over lord   作:Crimson Wizard

36 / 46
少し遅れました!
これからバイト始めるので、少し頻度は落ちるかもです!
それと、4期のザナック格好良かったですね。


第36話

 

 

「初めましてですね。

私はラナー・ティエール・シャルドロン・ライル・ヴァイセルフと言います、

長いので気軽にラナーと呼んでください!」

 

Oh……どうしてこうなった!

まぁ、嘆いても仕方ない。

 

ある程度は想定してた事だしね。

 

「……フン、バージルだ。

まさかいきなり王族の部屋に跳ばされるなどとは思わなかったぞ。」

 

俺はそう言ってラキュースとイビルアイを交互に見る。

……はい、ラキュースの指示ですね。

 

てか、誰も無礼だなんだと言わないんだな……

クライム君も入口の横でピシッとして黙ってるし。

 

うーん。前もって決めてたのか?

 

「あらラキュース、言ってなかったの?

それにしては驚いていないようだけど……」

 

いや、顔に出ないだけです。

 

「いや、ちょっとくらい驚いた顔が見れると思ったんだけどね……

逆に何処までやったら驚くのかしらね。バージルさんは。」

 

苦笑しながらそう話すラキュース。

 

やっぱりバージルさんって呼ばれるとゾワゾワするんだよな……

何でだろ?

 

「それで、本題は?」

 

疲れるんでなるべく早くお願いしまーす。

流石に驚かせようと思っただけなんて事はないだろ。

 

「それもそうですね、じゃあ、詳しくはラナーに話して貰いましょう。」

 

げ、そう来たかぁ。

……このお姫様外見に反して中身はクソ腹黒いんだよね。

 

正直、あんまり話したくない。

多分頭の中では俺の事をどう扱えば反感を買わないで上手いこと手駒に出来るかどうかとか考えてるよ。

 

長い事ヒドイン(アルベド)を見続けてきた俺には分かる。

コイツも同類だと言う事が…!

 

「分かったわ。ではまずは不本意だけれど王国の汚点について話さなくてはならないわね。」

 

はい!八本指案件確定デース!

その神妙な顔も胡散臭いのよねぇ……

 

それからはまあ大体原作で知ってる事と、あとはより詳しい情報だな。

ソイツらの拠点とか活動の内容とかを聞かされたが……

 

「それで、受けて下さいますか?」

 

情報を知ったからには手伝って貰う!って程ではないだろうけど、

ここで断ったら俺の印象最悪やないかい。

 

「フン、趣味の悪い事だ。ここまで聞かせておいて、

普通の感性をしている人間なら絶対に断れないだろうな。」

 

まぁ、バージル鬼いちゃんには関係ないけど。

 

「では、受けて下さらないのですか?」

 

うわぁ。本性を知ってるとその顔に違和感しか覚えないわ……

これも計算した上での行動だろ?

 

何かあったら偽の情報でも与えられて他の強者とぶつける為の駒にされかねないからな。

俺はこのお姫様の事をかなり警戒している。

 

「……今回は受けてやる。だが勘違いはするなよ?俺の事をそこの女の様に扱えるとは思わない事だ。

子犬がどうなってもいいなら話は別だがな。」

 

だから前もって脅しておく。

……ほら、表情が歪んだ。

 

すると怪訝な顔をしたラキュースが話し掛けてくる。

 

「ねぇ、何の話をしているの?」

 

「……気にするな。」

 

まあ別に俺の事を利用するだけなら構わないが、

それでモモンガさん達に迷惑がいくのもアレだし……

 

そしてその後、上手いこと話を誤魔化したラナーは八本指とやらの暗号を解読した。

……ちなみに何故か俺にも分かるレベルだった。

 

何でだろ?バージル(鬼いちゃん)スペック?

 

「よく分かったわね。私には全く分からなかったわよ?」

 

よく見るとある程度の規則性が有るんだよな。

俺は今回たまたま気付けたのかもだけどそこのお姫様は……

 

「……そこの女は恐らく、生まれつき知能指数が高いのだろうな。」

 

そう言うと本人も興味深そうな顔をして此方を見てくる。

……その表情の裏で何を考えてるんだよ、怖い。

 

「知能指数って?」

 

 

不思議そうな表情をしたラキュースが聞いてくる。

まあ、こっちにはこんな言葉ないだろうし……

 

「要するに異常なまでに頭の回転が早く物事を理解する能力に長けているという事だ。

そこの女はそれが飛び抜けて高いらしい、一を知って十を知る事が出来る程度にはな。

……尤も、それだけではないようだが。」

 

また一瞬固まるラナーさん。

ふふ、ちょっと面白くなって来たな……

 

まあ調子に乗ると痛い目を見るので辞めておきますか。

 

確かラナーは幼少期から頭が良すぎて周りの理解を得られなかったんだよね。

それだけならまだ可哀想な話で済むんだけど……

 

その後の周りの接し方とかもあってこんな精神の異業種を生み出したと言う訳ね。

 

全く、本当に王国は何回やらかしてんのよ。

 

「なるほどね。何となくだけど理解したわ。

今までラナーがよく分からない事を言う事があったけど、それは私たちが理解してなかっただけって事ね。」

 

とラキュース。

 

まぁ、間違いではないが……

そんな顔をしなくてもそこのお姫様は貴女のこと捨て駒くらいにしか思ってませんよ?

 

「まぁ、あなた程の実力者が話を受けてくれるのなら作戦実行が大幅に楽になるわ。」

 

てか貴女たち、お姫様をそこの女呼ばわりしても無反応なのなんか怖いんだが。

クライム君だけ口をへの字にしてるけど。

 

「俺は動くのなら今すぐにでも構わんが?」

 

そう言ってラキュースを見るとラナーと何かを話してはうんうん唸っている。

 

なんならモモンガさんが来ない内に済ませてしまいたい。

まぁ、かなり胸糞悪い光景もあるだろうしね……

 

人間時のモモンガさんが見たらクズがァァ!ってなるかもだし。

 

「……では、作戦は今夜実行で構いませんか?」

 

とラナー。

 

「構わん。」

 

ちょっくら八本指とかいう社会のクズをぶっ飛ばすだけの簡単なお仕事ですしね。

このままの流れで行くと、もしかしたらセバスの件は起こるかも知れないしな。

 

セバスとソリュシャンは原作通りに王都で情報を集めてたはずだし……

 

そして蒼の薔薇と作戦の打ち合わせをしているとモモンガさんから伝言(メッセージ)が。

 

(バージルさん大変です!セバスが裏切ったとかで……)

 

なんてタイミングだ……

これはJACKPOT!!!

 

 




短いかな?

バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)

  • ラキュース
  • イビルアイ
  • ティア、ティナ
  • レイナース
  • アルシェ
  • 番外ちゃん(作者の推し)
  • クレマンティーヌ
  • カルカ
  • レメディオス
  • ケラルト
  • ネイア
  • んなもんは要らねぇ!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。