Vergil in Over lord 作:Crimson Wizard
あれから俺は仲間に報告をしてくると伝えて蒼の薔薇のメンバー達と別れ、
一応ナザリックに戻って報告したは良いもののルプスレギナの慰めやアルベドの暴走、
それに恒例のNPC達の大袈裟な反応に疲れているらしいモモンガさんの愚痴を聞いていた。
「それで……まぁ有り得ないとは思うんですけど、
NPC達がうるさいので一応パンドラズアクターに私を演じさせる事になってます。」
……なるほどね。そこは原作通りと、
んー、これわざわざナザリックに戻ってくる意味あったか?
てかどの道報告しに来ただけだしそろそろ約束の時間だ。
俺も正直ゆっくりしたいけど流石に約束破るのはアレだし、蒼薔薇のとこに戻るかー。
「…そうか。まぁ、俺の方は先程話した通りだ。
念の為に報告をしに来ただけなのでな、もう出るぞ。」
「分かりました!まぁNPC達の調査によるとこの辺に表立った強者は居ないみたいなので、
バージルさんに限って無いとは思いますけど、一応気を付けておいてくださいね?」
心配してくれるのは素直に有り難いんだが……
その、溢れ出るフラグの臭いは消せないのか?
「……まぁ、そうだな。」
でもザイトルクワエっていう例外があるからな……
確かに気を付けておくに越したことはない。
「じゃあ気をつけてくださいねー!」
そして俺はモモンガさんに見送られながら
……というか、モモンガさんに
ここは王都にある名もないただの空き家。
そこにはアダマンタイト級冒険者である蒼の薔薇と現在色々あってランクが不明な銀髪の男がテーブルを囲むように立っていた。
「さて皆、準備はいいわね?」
あ、はい出来てます。
「おう!ひと仕事終えたら久々に皆で1杯やろうぜ!
なんならアンタもどうだい?」
……え、俺?俺はそろそろ寝たいんだが。
モモンガさんから色々指輪を貰ってそこには睡眠無効とかいう効果も着いてるが、
まあ睡眠無効とは言っても睡眠欲自体が無くなるわけじゃない。
あと不本意だが、
原作でモモンガさんが言ってた疲労無効ってのに精神的な疲労は含まれていないという意味も分かってきた。
この身をもって……ね。
「……気遣いという言葉を知らんのか?俺はあの魔樹と戦ってからまだ一度しか眠っていないんだぞ。」
すると何故か皆にドン引きされる俺氏。
えー、仕事持ってきたの君たちじゃん。
「お、おう。なんか悪かったな……まあ流石にこの仕事が終わったら休んどきな。」
この仕事終えるまでは休ませてくれないのね。
まぁ自分で受けた依頼だし、自分の発言の責任くらい取りますとも。
「……では作戦に変更は無しという事でいいのか?」
作戦はこうだ。
今日の夜、ラナーの解読した暗号によると八本指にある色々な部門の長とやらが集まる定例会とやらがあるらしい。
つまり……
もうそこで全員殺っちまおうって事らしい。
脳筋にも程があるが、警備部門とやらに所属している六腕と呼ばれる幹部?
的な奴らは全員アダマンタイト級とかいう噂だったが、過大評価にも程がある事を知っている俺は正面切っての大決戦を提案した。
無論俺も加わるが、六腕最強らしいゼロさんとやらでもガガーランより弱いらしいと公式でも言われていたので、
唯一警戒するのならデイバーノックとやらだけだ。あとは……エド何とかさん。
まぁ、勿論蒼の薔薇にとって警戒すべきはって話だがな。
俺が加われば瞬殺だ。
「……ええ、流石に全員アダマンタイト級というのは胡散臭いと私も薄々感じていたの。
そんな簡単に集まるほど居るのなら、アダマンタイト級冒険者という立場の人間が少なすぎるんじゃないかしら?
この立場はそんなに簡単に手に入るようなものじゃないわ。その六腕とやらも多く見積ってオリハルコンくらいが精々じゃないの?」
……あくまでソイツらが前評判通りの実力者では無いというだけであって、
アダマンタイト級が他に居ないとは言っていないんだよなぁ。
でも、この空気で貴女たちより強い人なんかポンポンいるよとか……
「フン、井の中の蛙という奴か……そのくらい探せばいるだろう。
特に、人間種以外ならばそれこそ山のようにな。」
言っちゃったー!
この空気で言っちゃったよ俺ぇー!!!
しかも喧嘩売ってるような言い方……
ま、まあ油断は良くないし多少はね?
その後、ラキュースはムッとした顔をしたが、
何故かすぐに落ち込んだ後、自嘲するように笑って黙り込んでしまった。
「……」
その後、話は途絶えて全員黙り込んでしまった。
やっべえ。この空気俺のせいだわ……
それから数分黙り込んだままのラキュースだったが少し経つと再び喋りだした。
「ごめんなさい、私はあの魔樹との戦いで何の役にも立たなかったのに……
貴方の言う通りね。貴方が居なかったら私たちはあの場で死んでいたというのに、
まだ無意識のうちに自分は特別なんだと傲慢な考えがあるみたい。」
……なんかツッコミずらい事言うなよ。
なんて事を思っていると、
「うわぁああ!逃げろお前らぁ!!」
「なんだコイツら……!」
「おい、なんなんだあの化け物は…!それにあの壁はよぉ…!」
唐突に窓の外で民衆が騒ぎ出したと思ったら、悪魔のような化け物共が街を徘徊している。
そして王都を取り囲むような幻影の壁。
……あっれれー?モモンガさーん!
これ、作戦名ゲヘナとか言いませんよね?
「すまん……少し空けるが、すぐに戻る。」
俺はモモンガさんに話の真相を聞き出すべくナザリックへと転移した。
……まあ多分デミウルゴス辺りが暴走したんだろうが。
もう、そろそろ休みたいのに!
何とか制御してくれよ、アンタの部下だろうがよ!
と、何だかここ最近気苦労の絶えない俺であった。
ふ、ふぅ。短いけど許して!
バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)
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ラキュース
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イビルアイ
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ティア、ティナ
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レイナース
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アルシェ
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番外ちゃん(作者の推し)
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クレマンティーヌ
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カルカ
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レメディオス
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ケラルト
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ネイア
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んなもんは要らねぇ!