Vergil in Over lord 作:Crimson Wizard
先程、視線を感じたので、
その方向に向かって誰だ!的なことを言ったんだけど……
「ふむ。」
「言葉は通じるようですね。」
えぇ!?アインズ様ァ!?しかもセバスいるし!
出てくるの早過ぎない!?
「…貴様らが覗き魔か?」
思いっきり喧嘩を売っていくスタイルね。
分かります。だって俺の身体だもん。バージル鬼いちゃんだもん。
「至高の御方に対し無礼な…!」
そしていきなりセバスの怒りを買うという……
「お、落ち着くのだ!セバス。我々が覗きまがいの行為をしていたのは事実だ。」
「ですが……」
やはりNPC達の忠誠心は天元突破しているらしい。
「お前の気持ちは嬉しく思う。だが、第三者から見た場合、
やはり悪いのは私たちなのだ。」
「……差し出がましい口を利いてしまい申し訳ございません。」
モモンガはうむ。と鷹揚に頷き、
「それで、すまなかったな。
我々も異常事態に巻き込まれてな、周りを確認したかっただけなのだ。」
と、モモンガは頭を下げようとしたが、先程のセバスの様子を思い出して軽く会釈するに留めた。
「……フン!2度目はない。それで?異常事態とは?」
「っ!」
やはりセバスのヘイトを買ってしまうが仕方ない。
「謝罪の受け入れに感謝する。我々は見知らぬ土地から飛ばされてきてな……」
モモンガは此方をチラチラ見ながら言う。
恐らく、俺の事をプレイヤーだと思っているのだろう。
「……俺もそうだ。」
モモンガは嬉しそうな雰囲気を出した、が……
「弟と魔界にいた筈なのだがな……気がつくと草原に佇んでいた。」
と、バージルの遍歴を使わせてもらう。
「(プレイヤー…だよな?もしかして厨二病の方?)」
などと考えていた。尚、傍から見るとモモンガも大概である事を忘れてはいけない。
「まあ、とりあえずその話は置いておこうじゃないか。」
多分NPCの居ない所で的な話だろうが、此方も言わなくてはならない事がある。
「……それで?アンデッドがこの村に何の用だ?」
するとモモンガはペカーッと光った。
「いやね、この村が襲われていたから助けようと思ってね。」
そんなことを言いながらモモンガは内心でかなり焦っていた。
(ヤッベェ!?俺の外見思いっきり悪の大魔王じゃん……忘れてた!
ハァ……敵対は避けられないかな……)
などと思っていた。
━━━━━━━━━━━━━━━
「……まあこの村に手を出さぬのなら知らん。村長にでも聞くんだな。」
と、後ろで裏切られたような表情の村長がいるが、
俺はそれどころでは無かった。
ぷっ!モモンガさん!思いっきり顎パカーって開いてポカーンって
おもろすぎる……
バージル(事情を知ってる者)からすると焦っているのが丸わかりで面白過ぎたのである。
「そ、そうか。感謝する。
ところで、似たような境遇なのだろう?私と共に来ないか?」
モモンガはドキドキしながら返答を待つ。
ここがアルベド辺りなら思いっきり口を出して下等生物呼ばわりするだろうが
その辺、セバスは執事だけあって弁えている。
「……そうだな。情報だけでも欲しい所だ。」
(よっしゃァ!)
モモンガが内心そんなになっているとは露ほどにも思わず、
後ろでビビっている村長達に話し掛ける。
「どうやら襲う気はないらしい。情報が欲しいからな、
俺はコイツらに着いていく。」
コイツらの辺りでセバスの眉がピクっとなったが……
村長は
「その…アンデッドですよ?我々を騙そうとしているのでは?」
そう、セバスの視線に怯えながら言う。
「……俺は相手の力量くらい測れる。
コイツらはやろうと思えばこの村くらい、一瞬で血の海にできるだろう。」
そう言うと更に怯えた表情になる村長。
「故に、まどろっこしい事をしなくとも制圧できる
相手に対して対話を図る意味くらい分かるだろう?」
そういうと安堵と不安がごちゃ混ぜになった表情をする村長だが、
悪いね。俺もモモンガ様と交友関係結んどかないとヤバいねん。
「義理は果たした……あとは自分達で考えるんだな」
そう言って立ち去ろうとすると、
「あ、あの、バージルさん。我々を助けて頂いて本当に、ありがとうございます!」
土下座しそうな勢いで頭を下げる村長。
「…フン」
返事はせずにクールに去ろうとする俺
「あ、あのー」
そこへ聞こえる骸骨魔王の声。
あ……忘れてた。
「この村と交友関係を築きたいのなら勝手にしろ。俺は村の入口で待つ……」
なんか恥ずかしいからそう言って振り返らずに去った。
あー恥ずかし!
━━━━━━━━━━━━━━━
何とか最悪の展開は避けれたな……
モモンガはむしろ最良に近い結果となった事に満足していた。
「それで、村長殿、彼を待たせては悪いのでね。それと、
やはり人間には、私が恐ろしく映るのでしょう?
彼はセバス、私の執事です。彼を置いていきますので話をつけておいて下さい。
……ではなセバス、任せたぞ。」
そう行って去ろうとするが、やはりというか何と言うか
「お待ちを!モモンガ様、危険です。」
ハァ。これだよ。
確かに彼は口がいいとは言えないけど、
悪意は無さそうだったし、アンデッドだと分かった上で
話をしてくれるんだし、それにこれでもレベル100なんだけどなぁ。
などと見当違いの事を考えるモモンガ。
「…セバス、問題ない。アルベドが来たら私の方へ行くよう伝えて欲しい。」
かなり葛藤したセバスだが……
「……分かりました。ですがくれぐれも
相手が友好的だからと油断なさらぬように。
危なくなったら即我々を呼ぶと、約束してください…!」
もはや懇願に近い内容に重いと感じながらも
どこか嬉しいモモンガ
「うむ。約束しよう。」
モモンガはそう言って村の入口へと歩いて行った。
手が疲れた……
バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)
-
ラキュース
-
イビルアイ
-
ティア、ティナ
-
レイナース
-
アルシェ
-
番外ちゃん(作者の推し)
-
クレマンティーヌ
-
カルカ
-
レメディオス
-
ケラルト
-
ネイア
-
んなもんは要らねぇ!