Vergil in Over lord 作:Crimson Wizard
今回は一人ですがオリキャラ臭いのを入れちゃいました。まあ敵ですが。
折角バージルが主人公なんで緊張感のある戦闘シーンがないとですからね。
色々考えましてオリキャラが苦手な人でも覚えやすくて納得のいく展開にするつもりなのでお許しを!
あとわざわざこの忙しい時期に姫ギル主人公の新作を書いたので出来れば読んで見てください。
あれから、
俺はガガーランを引き連れて悪魔達を処理しながら王都を周回していた訳だが……
いや、敵が弱い!
「フン!くだらん……」
俺が剣を振るうと抵抗する間もなく倒れていく悪魔達。
お前らもマッチポンプで消されて可哀想にな……。
「おいおい、俺の分も残しといてくれよ……」
「わざわざ待つ理由など無いな。」
ガガーランは消化不良のようだが、許してくれ。
俺も正直やりたくてやってる訳じゃないんだ……
心の底から早く寝たい。
なんなら寝る事以外を考えれないまである。
「そろそろ悪魔共の気配もしなくなって来たな……」
「……俺はなんにもしてねえけどな。」
まあそう言うなって!
被害が出る前に食い止めてんだから。
そんな事を考えているとモモンガさんから
(バージルさん、ちょっとご報告がありまして……)
ん?何だよ。
(あのー。バージルさんが悪魔達を討伐するペースが早すぎて物資の回収が追いついてないらしくて、
王城近くの目立つ位置に大物を放つのでそれを討伐して民衆の関心を引いて欲しいとの事です……)
……。
そんなに倒すの早かったか?
やばいな、寝ることばっか考えてたせいで急ぎ過ぎたか。
まあいいや。どの道俺は
とりあえず指定された場所に向かうしかないか……
(なので王城前の広場辺りまでお願いします、ルプスレギナと第二王子もそこにいる筈です。)
はいはいっと。
んー、何となく分かったぞ。
ルプスレギナが居なくなったのはザナックの護衛か何かだな?
さて……。ん?
なんだ?
「おいデカブツ、嫌な気配がする。」
「あん?誰がデカブツだって?」
いやね、そこじゃなくて……
さっきから、俺の第六感的なものが何かを察知してるんだよな。
と、その時……
別の区画から、王都に隕石でも落としたかのような地響きと轟音が鳴り響いた。
なんか、王城の方で凄い音したんだが……
「お、おい?アレ、大丈夫なのか?」
ガガーランからそう聞かれるも、
残念ながら俺はマッチポンプという事くらいしか聞いてないからな。
何にも分からん。
まあ、
「……とりあえず向かうぞ。」
「ああ。」
さて、まあマッチポンプなんだし多分雑魚でしょ。
「ほう……」
あれー?90レベル以上ありません?これ。
デミウルゴス、本格的に俺の事殺しに来てない?大丈夫?
(す、すいませんバージルさん。なんか、
デミウルゴスの話によれば普通は出ない筈の激レア召喚モンスターが出てきたらしくてですね……)
ふむふむ、なるほどねぇー!確かに激レアだねー。
(時間経過で消滅しますし、もう王都で召喚しちゃったんで合流して倒しちゃいましょう!
私の人間時もあと2レベルで漸く100ですしね。)
おい、情報量……!!!
そしてどんな確率でレアモンスター呼んどんねん!
あとレベル!俺何も聞いてないぞ!毎回毎回、報告が唐突すぎるって!
そして最近あまりにも行動が楽観的過ぎる!
後で説教だな……全く。お前は常識人枠じゃなかったのかよ。
くっ、悪魔なのに胃が……。
「ってオイオイ!なんだありゃあ!?」
とガガーランが唐突に叫ぶ。
さて、ここは王城のすぐ前な訳だが、
王城は何故か半分崩れかけており、王城までの道中のタイルはヒビ割れ、更に……
「ふむ。なるほど、見れば分かります。貴方はなかなかやるようですね。
どうです?私の部下になるというのは?」
尻尾と角のような物はあるが、他は普通の人型の悪魔。そして喋るんかい!
……もう、何でやねん!
どんな確率よ!
絶対ユグドラシルでもかなりのレアモンスターやろ。
まあでも、とりあえず何時ものを。
「……俺の上からモノを言うな。」
そして疲れていた俺は加減を忘れて普通に次元斬を飛ばしてしまう。
だが……
人型の悪魔はそれを避け切り、俺の次元斬は奴の後ろにある瓦礫を斬り裂くに留まった。
「フフ、フハハハハ!やはり……貴方は強い!
今回はとある彫像の回収に来たのですが、気が変わった!」
なるほど、原作のヤルダバオトの役割をそのままこいつに演じさせているのか。
「どうやら、少しはやるようだな。」
間違いなく復活後のザイトルクワエよりは弱い。
だが、進化前のザイトルクワエよりは、圧倒的に強い。
何より、レベルというより能力が未知数なのがな。
本当に、どんな確率で呼び出したんだ……
(バージルさん!)
……今度は何よ。
(気をつけてください。その悪魔、召喚モンスターでありながら
デミウルゴスの支配下から抜け出したようです。つまりユグドラシルの法則に縛られる事の無い悪魔という事になります!)
……でもヤルダバオトっぽいのは演じたままじゃん。
(召喚してくれた礼と称して役割は全うすると言っていたらしいですが、何をするか分かりません。
私もそちらに向かいますので、それまで耐えてください。)
なるほどね。
ユグドラシル由来の法則が効かないんじゃあ、時間経過による消滅にも期待できないか。
時間稼ぎくらいは、格下っぽいし多分余裕だけど……
そう思って辺りを見渡す俺。
よく見るとルプスレギナや、ガゼフ、ラナーやクライム、ザナックらしき人物もいる。
そしてラキュースとガガーラン以外の蒼の薔薇も……
全員一纏めにして拘束されている。
あぁ……なるほど、人質か。
「ええ、理解してくれた様で何よりです。
私は自分の力量を正確に把握している、私単独で貴方を倒すのは難しい。」
クソっ。…やりにくいな。
全く、軽い気持ちで受けた依頼がどうしてこうなるんだよ。
マッチポンプじゃないなら、寝たいなんて言ってる場合じゃないぞ。
「そして、私が真に実力を発揮するのはチェスの様な頭脳戦。
その為には駒が必要だ。さあ、来なさい、同志たち。」
悪魔がそういうと奴を取り囲む様に魔法陣の様なものが現れ、次々と悪魔が召喚されていく。
空中や地面の中、そして城の上などにも大体レベル80以上の奴らが70、71……いや、72体現れた。まさか。
「ええ、私は本来ソロモン王に使役されている悪魔であり、彼等は同志。
そしてソロモン王が不在の間、同志たる悪魔達を預かる代理人……名をバエルと申します。」
流石の俺もレメゲトンの悪魔くらい知っているが、悪魔の名前までは詳しくない。
……悪魔が真名を名乗る事に何か意味があるのか?
それに、ソロモンの72柱……
コイツらは、間違いなくDevil May Cryとは関係ない。
理由は分からないが、何故か確信がある。
だから恐らくユグドラシル由来になるんだろうが……
「さて。状況を理解して頂けましたか?」
ああ、最悪だな……!
一人ならこの程度の悪魔は余裕で斬り殺せる。
周りを気にしなくていいなら、だがな。
「チッ。」
さてどうするか、頭脳戦を得意だというんだ。
最低でもデミウルゴスくらいを想定しておくべきだろう。
周りの人間自体は少ない。避難させていたからな!
だが……
ルプスレギナ、ザナック、ラナー、クライム、ガゼフ、名も知らぬ兵士達。そしてラキュース以外の青の薔薇全員。
彼らは人質だ。イビルアイから
そしてモモンガさんとラキュースは偶然この場に来なかった。
というよりも、デミウルゴスから異常事態と聞いたモモンガさんがここに来る事を躊躇ったんだろう。
そして、今頃何かしらの対策を用意している筈だ。
耐えてというのはそういう事か。
「さて、では大人しくしていてくださいね?」
ヤバいな、本当にどうするべきか。
せめて90レベルくらいの味方があと一人居れば……。
だが、ないものねだりをしても仕方が無い。
俺は一世一代の賭けに出る事にした。といっても失敗したら死ぬのは俺ではなく、この場の全員。
NPCであるルプスレギナ、ガゼフや青の薔薇なんかはともかく、レベルの低い兵士達やアンデッドであるイビルアイ等は蘇生が出来ない。
頼むから、早くしてくれよ?モモンガさん。
高評価よろしくです!
是非、別作品も読んでみてください!
バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)
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ラキュース
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イビルアイ
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ティア、ティナ
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レイナース
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アルシェ
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番外ちゃん(作者の推し)
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クレマンティーヌ
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カルカ
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レメディオス
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ケラルト
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ネイア
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んなもんは要らねぇ!