Vergil in Over lord 作:Crimson Wizard
ちなみにニグンさん達は連絡待ってます!
異常自体に気づいてません。流石にそろそろ気づきますが。
俺は、どことなく元気の無いモモンガさんに連れられて
現在、ナザリックの入口に居た。
……凄いな。もう丘が出来てる。
「セバスよ、バージル殿が不快な思いをしないように客人として手配するのだ。」
「はっ!では、お先に失礼致します。」
モモンガさんがそういうと、セバスは先に墳墓へと入っていった。
「はぁ、本当に済まないなバージル殿。」
「……フン、それはもう聞き飽きた。」
NPCから反感を買うかも知れないが、
やはり俺はバージル鬼いちゃんだから仕方がない。
「ここの者は、人間蔑視が強くてな…私も苦労しているのだ。」
「ほう…俺には関係ないな……。」
そういうとモモンガは、
「ん?それはもしかして人間ではなかったり?」
その質問に俺は首肯し、
「純粋な、と付くがな。」
モモンガはなるほど、呟いて
「どういう種族かお聞きしても?」
そういうので、俺は待ってました!と、
喋りたくて仕方なかったバージルの設定を話す。
「悪魔との混血だ。尤も、俺に人間のつもりなど無いがな。」
とちょっとキャラ崩壊が過ぎるかもだけどまあいいよね。
バージルも軽口くらい言うからネ!
「ほうほう…ちなみになんの悪魔ですか?」
先程の事など忘れたように
楽しそうな雰囲気で質問してくるモモンガさん。
でもその質問はなぁ……
スパーダの種族なんて悪魔ってことしか分からんしなぁ
「…俺もよく知らん。ネフィリムか何かだったとは思うが。」
するとモモンガさん大喜び
「おお!それなら、私のかつての仲間に居ましたよ!」
するとまた抑制されたのか、
「ちっ、やはり気持ちの良いものでは無いな……」
と言い出した。
なるほどな。確か負の感情だけじゃなくて精神の高揚も抑制されるんだっけ……
そんな会話をしているとセバスが戻ってきた。
横には、ユリ?とソリュシャンだな。
セバスが台詞を代表するようだ。
「大変お待たせ致しました。
我が主、モモンガ様の命によりこれよりバージル様を御賓客として歓迎させて頂きます。」
「……あぁ。」
当然、いい気はしないだろうが前もって言われていたのか
眉を顰めすらしない。ナーベラルとか居たら多分ガン飛ばされてたよね……
「それでは、モモンガ様。私はバージル様を客室の方にご案内致します。」
「ああいや、私も共に行くので構わない。」
セバスと会話をするモモンガさん。
やはり信頼されているな。どこかのヒドインとは大違いだな(笑)
「左様でございますか。それではご案内致します。どうぞ、私共の方へ」
そういってモモンガさん同伴でNPCに案内された。
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扉が開くと、メイド達が横一列に揃って頭を下げている。
装飾もやはり豪華で、知識としては知っていたが、
中身の俺からしたらかなり圧倒された。
「……なるほど。確かに、立派だな。」
この体でも褒めてしまうくらいには圧巻だった。
「ふふ、そうだろう。我が友人達と共に創り上げた物を褒められるとやはり嬉しいものだな」
モモンガは、おべっかなど絶対に使わないと
断言出来る目の前の人物に言われるからこそ感じる喜びもあった。
「フン、見たままを言っただけだ。」
「私はだからこそ、嘘じゃないと分かるから嬉しいのさ。」
全く、モモンガさんチョロすぎ!
そんな事を思いながら歩いていると……
「お待たせ致しました。モモンガ様、バージル様。」
客室とやらに到着し、部屋の中まで案内された。
「それでは、私共は表に控えておりますので、
御用がお有りでしたらお声掛け下さい。」
ユリがそう言って、
セバスのみを残して去ろうとしたが……
「セバスよ、お前もだ。」
モモンガさんが名指しで言う。
「ですが……」
もはや俺が客人な為、
不快感を抱かせないようにと気を使っているのが
手に取るように分かるが、やはり主人の安全は別な様だ。
モモンガさんは諭すように言う。
「はっきり言うが、彼が私に危害を加えるとして何のメリットがあるんだ?
私を害するのならば、ここは敵地のど真ん中。それに彼はアルベドを助けてくれたでは無いか。」
セバスは渋る様子を見せたが…
「失礼しました。
モモンガ様がそこまで仰るのでしたら私も表に出ております。
何かご要件が御座いましたらお声掛け下さい、すぐに参ります。」
何かの所が別の意味を孕んでそうに
聞こえるのは俺の考えすぎか?
「さて、ふぅ……やっと気を抜けます。」
モモンガさんはそう言って気を抜いた。
俺短期間で信頼されすぎじゃね?アルベド助けたから……?
にしてもチョロくね?
「やはりそちらが素か。」
「えぇ、本当に忠誠心が重すぎて……」
モモンガはゴホン、と咳払いをして言った。
「この度は、ご迷惑をお掛けして本当に申し訳ないです。
それと、アルベド、私の部下を助けて頂いて本当に有難うございます。」
モモンガさん、この人間性を失わないでほしいな……
「……あぁ。それはもういい。」
そう素っ気なく言うが
「分かりました、では本題に入りましょうか!」
モモンガはそう言って自身の事情を話し始めた。
それは、自身が元人間だという事、ここは本来ゲームの世界という事。
かつての楽しい日々から一転、
次々仲間が消えていく苦悩の日々に対する想い。
「…なるほど。ならば義理として、話せるだけは話そう。」
そう言って俺は、心苦しいが、バージルとしての記憶を語った。
かつての俺を語ろうにも、自身の名前すら思い出せないのだ、話しようがない。
「2019年までの記憶はある。」
バージルの事だが、
それだけは話しておいた。
「えぇ!?それ私の時代より100年以上前じゃないですか…!
ん?でもさっき魔界から来たって言ってませんでしたっけ?」
俺は頷き、バージルに関することは全て話した。
「ということがあったワケだ。
そしてアイツと悪魔でキャッチボールをしているといきなり此方にな。」
モモンガさんは悪魔でキャッチボール……と呟き、
「そ、それにしてもまさか現代に魔界が存在したとは……
でもあれ?話を聞く限りだとバージルさんは40歳を超えてるはずなんですけど」
モモンガさんから戸惑いが伝わってくる。
確かに、10代の見た目だし、
先程向こうでは普通に歳を取ると話したしな。
まあ、人間としての見た目の話だが。
寿命などの話は作品でも語られなかったからな……
人間としての生が終わったら悪魔として生きるのか、
それとも人間のまま死ぬのか……
「あぁ、それは俺にも分からん。気がつくと若返っていた。」
「えぇ〜……」
まあ、分からんことは仕方がない。
「悪魔に寿命など、元々あって無いようなものだ。
生きようと思えば生き、死にたくなれば死ぬだけだ。」
モモンガさんはデタラメな……というが、
ひとつ言わせて頂こう。
お前が言うな!
ただ、ホントの事だ。少なくとも今は自身の身体だし、分かる。
この身体は、外的要因以外では死なないだろう。
「まぁ、お互いの情報交換はこの位でいいだろう……」
モモンガさんはそうですね、と息を吐き、
「それにしても、聞いてくれてありがとうございました。
吐き出せて良かったです、かなり楽になりました。
私には、バージルさんのように悲惨な過去があるわけではないんですけど、
元々の性格なのか引き摺るタチでして……」
別に俺はバージルの経験をした訳じゃないから、
騙しているようで申し訳ないが、
それとは別に、俺はひとつだけ言った。
「そんな事は、後回しだ。
モモンガ、一つだけ言っておく。貴様が先程自慢していた
アイテムでもなんでもいい、人間に戻れ。取り返しがつかなくなるぞ。」
これだけは、やっておいた方がいい。
バージルではなく
無理あったかな?
誤字修正しときました。
報告どもです!
バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)
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ラキュース
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イビルアイ
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ティア、ティナ
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レイナース
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アルシェ
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番外ちゃん(作者の推し)
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クレマンティーヌ
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カルカ
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レメディオス
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ケラルト
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ネイア
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んなもんは要らねぇ!