Vergil in Over lord   作:Crimson Wizard

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今回長いっす。
ちなみに感想でフンフンフンフン
言い過ぎって指摘されたんで一応書いておきます。
鼻を鳴らしてるだけです。
これをセリフだと思ってしまうとフン、が気になって仕方なくなるので!
これは、鼻を鳴らしてるだけです。いいですね?w


第8話

 

モモンガさんは、その日のうちに

というか話して直ぐに実行してくれた。

 

流石にモモンガさんの考えまでは分からないが、

アンデッドの時よりも情緒が豊かになったようでニコニコしながら話しかけてくる。

 

成人男性を可愛いと思ってしまう俺は病気なのだろうか……

 

そして、この目でパンドラズアクターを見たが……

あれは酷い。分かるよ、モモンガさんが封印していたい理由が。

でもね、パンドラにも感情があるからね、とは言っておいた。

 

そして、人間時の顔なんだけど、あれなんなの?

少女漫画に出てくる甘やかしたくなる系男子みたいな。

 

ちなみに、人間だとしても勿論不老ですよ?

あとこれはパンドラが言ってたことで、

ユグドラシルを知らない俺にはよく分からないけど

人間時はビルドを組み替えれる様になったらしい。

 

めちゃくちゃワクワクしてるモモンガさんに

どうしましょ?ねぇねぇみたいに甘えられた。

 

おかしいなぁ。俺はノーマルなんだけど……

思わずツンツンしてしまった。

てかモモンガさん可愛い。やっぱりアンデッドの抑制って良くないんだね。

 

そしてそろそろ夜なんだけど……

モモンガさんは守護者達には、

もう少し後で明かすと言っていた。

ほんとでござるかぁ〜?ビビって言わないだけなのでは……

 

そして俺の事だが……

 

やっべぇ!そういえばカルネ村を襲ってたヤツらはあくまで先行の陽動部隊なんだった!

後詰にニグン=サンが居るんだ!

 

 

今気付いた!モモンガさんに少し待ってて、カルネ村に行くから!と、

一応行き先と一緒に伝えておいて(バージル語で)

 

……ヨシ!

 

 

俺はあれを試す時が来たか……と考えていた。

そう!Devil May Cry5の比較的序盤のあのシーン。

 

ネロから閻魔刀を奪い返した時のさ、

閻魔刀で空間を切り開いてどっか行く奴!

 

あれまんま転移門(ゲート)じゃん!

そして、確かナザリックには転移阻害がある。

まあ転移門(ゲート)は阻害されないんだったかもだけど……

 

あれがここで使えれば、

俺はユグドラシル由来の法則に縛られないという事だ。

いや、そもそも使えるのか知らんけど

 

やるんだな!?今、ここで!!という訳で

 

ちょうど今、カルネ村行ってきまーす!って

モモンガさんにバージル語で言ったばっかりだから。

 

カルネ村の事思い出してから脳内で余計な事考えていたのは時間にして凡そ10秒。

流石バージル鬼いちゃんの肉体。スペックの無駄遣い。

 

「それで、私が送りましょうか?」

 

ビルドを考えながらニコニコしていたモモンガさんが言う。

閻魔刀での移動がダメだったら送ってもらおうかな。

 

「…試したい事がある。」

 

そう言うと俺は徐ろに閻魔刀を引き抜いた。

 

頭にハテナを浮かべるモモンガさん。

挙動がいちいち可愛いくて草

 

「……フン!」

 

閻魔刀を‪‪‪あの映像を思い出しながら振るう。

……すると

 

「えぇ!?ここ転移阻害掛かってるんですよ!何したんですか!」

 

骸骨の顔じゃないからめちゃくちゃ驚いてるのが伝わる。

 

……いや、まあ元々骸骨にしては雰囲気で伝わったけども

 

「…とりあえず、俺は出てくる。……が、無駄な時間はかけん。」

 

そういうと閻魔刀ゲートでカルネ村へと行く俺……

てか閻魔刀ゲートってクソだっせえな!

 

……まぁいいや。

 

なんか謎の空間に入るとすぐ着いた。

ちなみに理屈は分からん。多分デビルメイクライの神様のお陰。(違います)

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「な、なんだ!これは!?」

 

ガゼフ・ストロノーフは、ここ数日、

我が国の辺境にある村が、次々帝国の騎士に襲撃されていると聞いて

その下衆共の討伐へと赴いていた。貴族の横槍が入りマトモな装備すらないが

そもそも戦闘など起きていない。

 

私が村へと着いた時には、既にそこは地獄絵図だった。

男は明らかに弄ばれて殺され、女は犯し尽くされて死んでいた。

 

これが、同じ人間に対する仕打ちかと怒りに支配され、

その後は戦士長として、国民を守ってやれなかった無力感に苛まれたが、

今はそいつらを討伐する事が優先だ、と気を入れ替える。

 

先程ここ、カルネ村という場所に来たのだが、

ここは火の手も上がっておらず、村長に話を聞くと

 

バージル殿という、

銀髪で、反った形の片刃の剣を持った御仁が助けてくれたらしい。

ちなみに、村を襲撃した騎士たちは拘束した上で今は見張りをつけて居るという。

 

なんと素晴らしい御仁なんだ、と思った。

特に謝礼の要求もされなかったというし、

残念ながら、少し前に去ってしまわれたそうだが…

 

そのような素晴らしい人物がいるのならば

是非、会ってみたかった。などと考えていると、

 

「戦士長!数十人の魔法詠唱者(マジックキャスター)が徐々に村を包囲中です!」

 

「なんだと!?」

 

 

ガゼフは、ここで私達が慌てては村人達が怯えてしまう、と

出来る限り落ち着いて村長に尋ねた。

 

「村長殿、先程仰られた騎士達の中に、魔法を使える者は居りましたかな?」

 

「い、いいえ、襲撃を受けた際にはそのような者はおりませんでした。」

 

ガゼフは村長に言う。

 

「村長殿、我々が敵を引き付けますので村の皆さんはその間に逃げて下さい。」

 

村長は怯えたまま言う

 

「戦士長様、我々は逃げたところで行く宛てもないまま餓死するだけです。

一体、何処に逃げればよろしいのでしょうか……」

 

思わずガゼフは言葉に詰まってしまう。

このような問答をしている時間はないのだがな……

と考えていると、

 

目の前に剣閃の様なものが走ったと思えば

そこには、漆黒の空間が広がり、そして……

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「フッ、この村は呪われている様だな……」

 

ふぅ、着いたぜ!なんなんあの空間。

ワケワカメなんだが……便利だし!まぁいいか!

 

気持ちを入れ替えなくちゃね、ふぅ。

 

さて、と襲撃はまだ受けていないみたいだな……

だがどうやら撤退した訳でも無さそうだ。

ガゼフが目の前に居るしな。

 

「バ、バージルさん!」

 

お、村長生きてたか、良かった。

 

「何!?彼が少し前に村を救って下さった御仁なのか…!」

 

ガゼフは感激してるな。お前、素直すぎるよ。

実直過ぎて、眩しくて見てられない。

 

なるほどな、モモンガさんの言うこともわかる気がする。

まあ、モモンガさんは今は人間だ。ガゼフとの接点もない。

 

原作は原作、ここは現実だ。

使える原作知識は使った方がいいが、

あまり頼り過ぎるのも良くないだろう。

 

「……会話をしている暇などない様だ。」

 

そういうと、俺は陽光聖典の方へ歩いていく。

ガゼフ達は、まず村人を隠れさせる様だ。

 

 

それと、まだ包囲しきってはいないらしいな。

 

歩いていると、魔法が飛んでくる。

……が閻魔刀の鞘で弾ける程度のモノでしかない。

 

How boring(つまらん)…」

 

面倒臭いので、俺の周りに円陣幻影剣を配置する。

これで、ある程度近くに魔法が飛んでくると

何もしなくても相殺してくれる。

 

 

そして、原作と大体同じ場所へ来ると、

完全に包囲された。

 

「…それで?何故この村を襲う?」

 

一応聞くだけ聞いておく、

人間を辞めて時止めちゃいそうな声してる隊長さんにね!

 

「何なのだ?貴様は。…ふむ。情報にはない…か。

ならば結局、我々の任務に支障を来す程の力は無いだろう…

だが油断はするな!ソイツの周りに配置された魔力の剣には

注意しながら天使達を突撃させよ!それと、その武器は価値が有りそうだ。

国に持って帰れば我々人類の役に立つだろう。」

 

 

いや……あなた達攻めてくる前に陽動部隊に何かあったのは知ってるでしょうに、

油断が過ぎないか?

しかも閻魔刀を持って帰るですって?

 

…これはバージルの一部だぞ、舐めやがって。

 

そしてアークなんちゃらとかいう天使が突貫してくる。

 

俺は、自身の周りに配置していた円陣幻影剣を

突撃してきた天使たちに差し向けた。

 

「何っ!?」

 

一瞬で天使が消滅した事でCV子安の隊長さんが驚愕の声を上げる。

 

「…フン!対話を拒否しただけならば殺さないでやろうと思ったが……

閻魔刀を持って帰るだと?これは貴様ら程度に扱える代物では無い、全くもって不愉快だ…!」

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

少し考えたが、ニグンはもはや敵対は避けられないと考え、

更に攻撃を仕掛ける。

 

「……全天使で攻撃を仕掛けよ!」

 

私の部下は指示通り、全ての天使を突撃させるが

奴に辿り着くまでに奴の群青色の魔力の剣によって消滅させられる。

 

「くっ!こんな筈では……」

 

銀髪の男が言う。

 

「…貴様らは問答無用で攻撃を仕掛け、

更には装備を奪っていくと言ったな……

俺は物盗り退治に時間をかけるつもりは無い。手札があるなら今のうちに出しておけ。

さもなくば、即座に殺す。」

 

この私を、強盗呼ばわりだと……!?

人類の為に身を粉にして働くこの私を!

 

「お前たち、時間を稼ぐのだ。神官長様から預かった秘宝を使用する。

……奴はガゼフ・ストロノーフよりも強い。事情を説明すれば許して下さるだろう。」

 

過剰戦力だが、ここまでコケにされて黙ってはいられない。

奴は確かに、言うだけのことはあるが相手の手札をわざわざ切らせてやるとは……

お優しい事だ。泣いて命乞いすることになるだろう……!

 

そして、召喚に必要な時間が経過した。

 

「出よ!威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)!」

 

 

おお……!なんと尊き御姿だ!これがかつての魔神をも消滅させたという最高位天使!

このような存在を生み出せるのはやはり神しかいない!

さあ、無様な姿を見せるのだ!

泣いて土下座するのなら人類の為に戦う同志として迎え入れてやらんでもない!

 

その男は、

 

「……それが貴様らの切り札か?」

 

調子付いたニグンは言う

 

「そうだ!かつて魔神をも消滅させた神の眷属だ!どうだ!?投降する気になったか?」

 

流石に戦力差くらい分かるだろうと、

自分が上だと疑いもしないニグン。

 

 

「クッ…クク……」

 

なんだ?恐怖のあまり可笑しくなったのか?

 

「……その程度で粋がるとはな。まあいい。余興の礼だ。一瞬でカタをつけてやろう。」

 

……ハッタリか?逃げるつもりか?

 

「出来るものならやってみるがいい!ほら!早く!」

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「フッ、いいだろう」

 

おいおいイイ声で煽るなぁ、流石CV子安だ。

 

 

遂に、この技を見せる時が来たか。

と言っても、バージルからすれば基本技なんだけどね。

敵が弱すぎて使う機会がなかったし、丁度いい。

 

 

居合いの構えをとる俺、

 

そして…………

 

 

 

 

 

You're finished(終わりだ)…!」

 

次元斬……!

 

 

その瞬間、次元を超えた剣閃が、まだ距離のあった

威光の主天使(ドミニオン・オーソリティ)に殺到する。

不可視の刃の嵐に切り刻まれた最高位天使(笑)は一瞬で灰塵と化した。

 

 

「そら、終わったぞ。次は貴様らだ。」

 

CV子安は顔色を青くして言う

 

「あ、有り得るか!?な、なんなんだ貴様は!?

魔神をも消滅させた最高位天使だぞ!」

 

出ました!名台詞!

 

「…フン、何を言っているのかわからんな。

最高位天使は熾天使(セラフィム)だろうが……

この程度の事も知らんとは……呆れてものも言えん。」

 

 

これで投降するのなら助けてやろう。

ニグンくん、君だけはナザリックに送ってあげよう。

 

すると後ろから声が……

 

 

 

「バ、バージル殿、貴方はなんという……!」

 

「貴様に名など名乗った覚えは無いのだがな…」

 

なんか知らんけどガゼフめちゃくちゃ感動してて草

 

「さて……ここで暴れる程バカではないな?」

 

もはや絶望の表情を隠しもしないニグン=サン

 

「わ、わたしはじんるいのための、じんるいのために……」

 

あ、あれぇ?膝を着いてうわ言を言っていますが……

心弱すぎない!?本人には傷一つつけてないんだが!?

 

 

「バージル殿、彼等の身元は預からせてもらって構わないか?」

 

一応許可を取るガゼフくん。バージルの好感度が10%アップした。

 

「……構わん。」

 

「そうか…!感謝する。ところで、先程の武技についてお聞きしたいのだが……」

 

あー。あれ武技だと思われてるのか?まあ都合がいいか……

 

「……先に村人共に話があるのでは無いのか?」

 

ガゼフはハッとして、

 

「そうだった!先に彼等を安心させてやらなくては……

今回の件、本当に感謝する。何かあったら王都に来てくれ!私の名を出してくれて構わない。」

 

全く……良い奴すぎるだろ。今回は独自に動いただけで、

別にガゼフに頼まれた訳じゃないんだしさ。

 

「……勝手にやった事だ。ここ以外、この地には根がないのでな、俺は帰る。」

 

そう言ってまた閻魔刀ゲートを開く俺。

 

……ダサイな。閻魔刀ゲート。

 

「本当に感謝する……!」

 

ガゼフも閻魔刀で切り開いた空間に驚いていたが、

すぐハッとすると再び頭を下げて俺を見送った。

 

さて。ナザリックに戻ろう。

 




ふぅ。

バージルのヒロインは誰?(ナザリック勢は無理がある)

  • ラキュース
  • イビルアイ
  • ティア、ティナ
  • レイナース
  • アルシェ
  • 番外ちゃん(作者の推し)
  • クレマンティーヌ
  • カルカ
  • レメディオス
  • ケラルト
  • ネイア
  • んなもんは要らねぇ!
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