チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
はい、というわけで諸悪の根源、幌筵泊地の紹介です。
合言葉は
真面目に読むな!!
です。それではどうぞ
ロデニウス連邦共和国沖合、80km付近
護衛のマイハーク級フリゲートとともにジン・ハーク級砲撃型駆逐艦2番艦、ドルメーズⅠ世が幌筵泊地に停泊していた。
「お久しぶりです、閣下。」
「わざわざ船を使わなくても飛行機で来れば良かったのに、久しぶりに神通と演習でもしたかったのか?」
「いやぁ、あれはもう、一度受ければいいものです。」
出迎えた多元の元に現れたのはロデニウス連邦共和国海軍きっての名将、エルガ=ドルメ中将だ。さすがの彼も神通の昼夜問わない鬼訓練は身にこたえたようで、顔が引きつっている。
「まあ、そうだろ、傍目から見させてもらっていた俺でも引くレベルだからな……」
「それで、閣下、本日はどのような要件でお呼びになったのですか?」
「うむ、その件なんだが、ここではなんだ、とりあえず執務室に向かおう。」
そう言って、ドルメと多元は歩き出す。その後ろから何人かが合わせてついてくる。
ドルメ幕僚団
ドルメ中将率いる第七艦隊の優秀な軍人のことを、ロデニウス連邦共和国の一部ではそう呼ぶ。
メンバーは
ヴェル・バイデン(ドルメーズⅠ世艦長)
ライド・ゲットン(第七艦隊空母「デバッケン」航空隊隊長)
フォトム・バーガン(第七艦隊、駆逐戦隊長)
カリル・クライツェン(現代式魚雷戦並びに対艦ミサイル飽和攻撃を北上より伝授される)
そもそも、この第七艦隊自体が最初から遠洋作戦を前提として創設された艦隊となっており。
本隊(ドルメーズⅠ世並びに護衛のマイハーク級フリゲート)
機動部隊(デバッケン並びに護衛のマイハーク級フリゲート、本隊と一緒にいる場合が多い)
駆逐戦隊(マイハーク級フリゲートのみで構成、突撃担当)
突撃支援隊(マイハーク級フリゲートのみで構成、駆逐戦隊と共に突入し、主に雷撃や、対艦ミサイル飽和攻撃などを担当)
▶︎というのも、戦艦などを相手取る場合、対艦ミサイルだけでは威力不足であり、確実に仕留める必要がある。
機動部隊からの攻撃支援を受けつつ、駆逐戦隊と突撃支援隊による砲撃と撹乱でトドメを刺すという戦術は、ロデニウス連邦共和国艦隊で勝てるものは無く、幌筵泊地にはボコボコにされるものの、かの第二水雷戦隊旗艦である神通に「幌筵泊地を除けば世界一」と評される艦隊である。
そして、そんな彼らをわざわざ呼び寄せた理由とは?
「君たちの艦隊を更新したい。」
「と、申されますと?」
「具体的には、旗艦の変更、一部艦艇の変更を行う。パーパルディア皇国の脅威が差し迫る中で、遠洋作戦に従事することを前提とした貴殿らの艦隊の強化は不可欠だ、ロデニウス連邦共和国側でも増強は進めてはいるが、手っ取り早く行うなら我々がやるべきだろうと思ってね。」
「なるほど、それで用兵側である我々の意見を求めたという訳ですね。」
「うむ、これがその陣容だ。」
本隊 ダイタル級巡洋艦「ドルメーズII世」、ジン・ハーク級砲撃型駆逐艦×1、マイハーク級フリゲート×3
機動部隊 エージェイ級航空母艦「デバッケン」、ジン・ハーク級砲撃型駆逐艦×1、マイハーク級フリゲート×3
駆逐戦隊 ジン・ハーク級砲撃型駆逐艦「スヌーケン」、マイハーク級フリゲート×10
突撃支援隊 改ドルシラン級ミサイル駆逐艦「ドルシラン」、マイハークII級フリゲート×8隻
ここで、新しく出てきた艦について解説すると
ダイタル級巡洋艦
全長 200m
最大幅 26m
機関 COGAG
速力 33ノット
兵装 155mm連装砲×2基、Mk41VLS×2基(セル数112セル)、対艦ミサイル発射筒×12基、SeaRAM×2基、12.7mmRWS×2基、25mm機関砲×2基、47式魚雷発射管改(短魚雷、長魚雷両方に対応)
艦載機 SH60K×2機
備考 タイコンデロガ級ミサイル巡洋艦の中期モデル並のイージスシステムを搭載
改ドルシラン級ミサイル駆逐艦
全長180m
全幅18m
機関CODAG
速力35ノット
武装127mm速射砲×1基、ファランクスCIWS×2基、Mk41VLS×2基、47式魚雷発射管改(短魚雷にも対応)、対艦ミサイル専用VLS×1基(セル数24)、12.7mmRWS×2基、25mm機関砲×2基
艦載機SH60K×3機
備考ミニイージスクラスの防空能力有り
マイハークII級フリゲート
全長130m
全幅13m
速力35ノット
機関COGAG方式
兵装76mm速射砲、ESSM発射機、アスロック発射機、ファランクス×2基(艦前方と艦後部にひとつずつ)、SSM発射機×8、12.7mmRWS×2基、25mm機関砲×2基、ファランクスCIWS×2基
「おぉ……、素晴らしい。これで我が艦隊は更に高い戦果を望めることになります。」
「なるべく早く更新するつもりだ、乗組員の訓練なんかも並行して行ってもらいたい。」
「わかりました。早速取り掛かりたいと思います。」
これにて要件は全て終わったのだが……、
「多元元帥、ひとつお願いがあります。」
「なんだね?」
「幌筵泊地を見学したいのです。前々からこちらに来る機会は多かったものの、その全容を見ることはなかなかできませんでした。ロデニウス連邦共和国の軍人として、是非とも幌筵泊地の全容を見てみたいのです。」
「なるほど、わかった。私が案内しよう、ちょうど仕事も一段落したところだ。ドルメ幕僚団御一行幌筵泊地見学ツアーと行こうじゃないか。」
こうして、多元とドルメ、そしてドルメ幕僚団は幌筵泊地の見学に出発することとなる。
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幌筵泊地、乾ドック
転移以降、艦娘は艤装としての装着が不可能になったが、依然として各艦娘は艦長として己の艦の指揮を取っており、整備もまた普通の船と変わらないものとなっている。
そして、ここでは現在3隻の艦が点検を受けている。
「左から順に、神風、如月、不知火だ。」
読者諸君からすれば、あっさり外見が想像出来るかもしれないが、ここは魔改造の巣窟、幌筵泊地。当然全く異なる。
全艦現代化改修済みである
当初、幌筵泊地では、海防艦をもがみ型に、防空駆逐艦などの特殊駆逐艦を除く全ての駆逐艦をあさひ型にしようとしたのだが、一部の旧式艦由来の艦娘はこの魔改造に耐えられないことが判明。結果として、幌筵泊地では現在駆逐艦以下の艦娘について次のように魔改造した上で運用している。
海防艦艦娘、神風型駆逐艦艦娘、松型駆逐艦艦娘
ベース:もがみ型
諸元表
全長 140m
最大幅18m
機関 CODAG
速力 30ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、12.7mmRWS×2基、Mk41 VLS×1基(ベースとは違い、ESSM対応)、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数12セル)、四連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応)
艦載機 SH60K×1機
備考 対空ミサイルの運用に関して若干の変更があるものの、概ねもがみ型に寄せているため、機雷戦などにも対応可能
睦月型駆逐艦艦娘、Z1型艦娘
ベース:あさひ型
諸元表
全長 160m
最大幅 20m
機関 COGAG
速力 35ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、Mk41mod.9VLS、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数24セル)、四連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×2基
艦載機 SH60K×2機
備考 レーダー類はあさひ型に準ずる
秋月型、島風、吹雪除く残り全ての駆逐艦艦娘
ベース:あさひ型+あきづき型
諸元表
全長 170m
最大幅 22m
機関 COGAG
速力 35ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、Mk41mod.9VLS、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数24セル)、四連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×2基
艦載機 SH60K×2機
備考 陸自の03式中距離地対空誘導弾(改)を艦対空ミサイル化させた48式艦対空誘導弾の運用能力、並びに僚艦防空能力あり
吹雪
ベース:見た目もがみ型、中身オリジナル
諸元表
全長 175m
最大幅 24m
機関 COGAG
速力 37ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、Mk41 VLS(セル数48セル)、誘導弾発射筒×12基(SM-6や極超音速対艦ミサイルの運用が可能)、対艦ミサイル専用VLS(セル数32セル)、5連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応)、12.7mm、25mmRWS各2基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×2基
艦載機 SH60K×1機、UAV×2機
備考 イージスシステムの半分並の艦隊防空能力を持つ他、あさひ型のFCS-3より進化したFCS-4を搭載
秋月型
ベース:まや型
諸元表
全長 180m
最大幅 26m
機関 COGAG
速力 35ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、Mk41 VLS(セル数合計96セル)、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数24セル)、四連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×2基
艦載機 SH60K×2機
備考 レーダー類ははぐろに近い
島風
ベース:まや型だが変更点多数
諸元表
全長 180m
最大幅 26m
機関 COGAG
速力 37ノット
兵装 62口径5インチ砲×1基、Mk41 mod.HOROMUSIRO(特注品、セル数合計200セル、VLSから発射可能な全てのミサイルと、ASM-3の艦対艦ミサイル仕様であるSSM-4の運用能力あり)、5連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応)、12.7mm、25mmRWS各2基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×2基
艦載機 SH60K×1機、UAV×1機
備考 イージスシステム搭載
これが駆逐艦艦娘の全てであるが、読者諸君は不思議に思わないだろうか?
「なぜ対艦ミサイル専用VLSなんてものがあるのか?」
この理由は幌筵泊地が今のような規模でない頃に深海棲艦1万隻の大艦隊によって襲撃された際、緊急で取り付けた対艦ミサイル発射筒が役に立ったということがあり、圧倒的性能差を数によって覆されないために幌筵泊地では対艦ミサイル飽和攻撃を単艦で行えるレベルにまで用意しているのだ。
そして、見学中の一行に、歩いてくる女性がいる。
「お久しぶりですね、ドルメ中将」
「神通教官!!、お久しぶりです。」
現れたのはドルメ含めた第七艦隊の教官であった川内型軽巡洋艦2番艦の神通だった。
「今日はどうされたのですか?」
「はっ、多元閣下の案内で、幌筵泊地の見学に来ております。」
「巡洋艦はもう見たのですか?」
「いえ、これからの予定です。」
「では、私が案内しましょう。」
「ありがとうございます。」
神通に連れられ一行は巡洋艦が演習しているエリアに向かう
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「これは………、すごい!!」
ドルメが感嘆を漏らしたのは、幌筵泊地に所属する巡洋艦達が一同に会して演習している様子だった。
幌筵泊地の魔改造によって改装された巡洋艦は従来の区分けと異なる方法で大きくわけて7種類に分類することができる。
長良型、球磨型(重雷装巡洋艦娘除く)、天龍型、アトランタ除く全海外軽巡洋艦艦娘
ベース:ズムウォルトは意識しているが、違いが目立つ
諸元表
全長 210m
最大幅 27m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 155mm連装砲(毎分40発)、Mk41 VLS(セル数合計160セル)、57mm速射砲×2基、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数48セル)、6連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×4機
備考 後部のヘリ甲板が広く取られている。また、本級以降よりイージスシステムの発展型であるアドバンスド・イージスシステムを搭載、元の10倍以上の対空性能を持つ(本級は10倍)
川内型
ベース:長良型等から更に発展させたもの
諸元表
全長 220m
最大幅 30m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 155mm連装砲×3基(毎分42発)、Mk41 VLS(セル数合計160セル)、57mm速射砲×4基、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数48セル)、4連装魚雷発射管×4基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×2機、UAV×4機
備考 夜戦能力を重視、アドバンスド・イージスシステム搭載(元の12倍)
阿賀野型、夕張型、大淀型、香取型
ベース:特になし
諸元表
全長 240m
最大幅 35m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 155mm連装砲×4基(毎分40発)、Mk41 VLS(セル数合計240セル)、57mm速射砲×4基、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数48セル)、6連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×2機
備考 香取型のみ要人専用の区画あり、アドバンスド・イージスシステム搭載(元の15倍)
重雷装巡洋艦娘
ベース:キーロフ級、ズムウォルト他
諸元表
全長 240m
最大幅 40m
機関 艦船用核融合炉
速力35ノット
兵装 155mm単装砲×2基、57mm速射砲×2基、Mk41 mod.HOROMUSIRO(特注品、セル数合計300セル、VLSから発射可能な全てのミサイルと、ASM-3の艦対艦ミサイル仕様であるSSM-4の運用能力あり)、5連装魚雷発射管×6基(短魚雷、長魚雷の両方に対応)、12.7mm、25mmRWS各4基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×4基
艦載機 SH60K×2機、UAV×4機
備考 アドバンスド・イージスシステム搭載(元の12倍)、島風、後ほど紹介する扶桑型と共に重ミサイル打撃艦隊を編成
アトランタ
ベース:特に無し
諸元表
全長 220m
最大幅 35m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 155mm連装砲×3基(毎分45発)、Mk41 VLS(セル数合計300セル)、57mm速射砲×4基、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数36セル)、5連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mm、25mmRWS各4基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×2基 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×2機
備考 アドバンスド・イージスシステム搭載(元の18倍)
高雄型、航空巡洋艦除く全重巡洋艦艦娘(以降ベース無し)
諸元表
全長 260m
最大幅 40m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 203mm三連装砲×4基(毎分20発)、Mk41 VLS(セル数合計320セル)、57mm速射砲×4基、SeaRAM×4基、対艦ミサイル専用VLS(セル数64セル)、6連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mm、25mmRWS各4基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×2基 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×2機、UAV×4機
備考 アドバンスド・イージスシステム搭載(元の20倍)
高雄型
諸元表
全長270m
最大幅 45m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 203mm三連装砲×4基(毎分25発)、Mk41 VLS(セル数合計360セル)、57mm速射砲×4基、SeaRAM×4基、対艦ミサイル専用VLS(セル数64セル)、6連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応) 、12.7mm、25mmRWS各4基ずつ、複合CIWS(SeaRAMとAK630を組み合わせている)×2基 、12.7mmRWS×4基
艦載機 SH60K×2機、UAV×4機
備考 アドバンスド・イージスシステム搭載(元の25倍)
航空巡洋艦艦娘
諸元表
全長 280m
最大幅 100m
機関 艦船用核融合炉
速力 35ノット
兵装 203mm連装砲×2基(毎分20発)、Mk41 VLS(セル数合計160セル)、57mm速射砲×2基、SeaRAM×2基、対艦ミサイル専用VLS(セル数32セル)、4連装魚雷発射管×2基(短魚雷、長魚雷の両方に対応)、12.7mmRWS×4基
艦載機 F35D(カタパルト、折りたたみ機構に対応させたF35B)×6機、SH60K×2機
備考 本級のみイージスシステム搭載、V字型の飛行甲板を有し、後述の伊勢型とともに航空水上打撃艦隊を編成
「あれ?、電話だ……」
多元が一旦その場を離れる
「えっ?、うp主?、尺が詰まるから残りは次回に回せって?、わかった。」
次回に続く
えっ?、これじゃあ艦これ要素が無いって?
気にするな!!
次回は残った艦艇と航空隊、その他もろもろです。
次回もお楽しみに!!
間違い、指摘はコメント欄までよろしくお願いします。
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
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単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
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特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
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航空殲滅(ソ連を超えた!?)
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普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
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全部♡(愚帝君号泣不可避)