チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果……   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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というわけで、いよいよ衝突寸前まで行くことになります。


多元実の暗黒面がより強く出てくるので、ご注意ください。



最後に重要なお知らせがあるのでしっかりと読んでください。





第16話 ぶつかり合う2国、ロパ戦争開戦

 

 

 

 

「そんな………」

 

「本当なんですか!!」

 

 

多元が持ち帰った情報を受けた幌筵泊地では、言葉が続かなかった。

 

 

 

<外交官の殺害並びに、転生者が行方不明>

 

 

 

幌筵泊地において、腰堀次郎という名を知らぬものは居ない。

 

 

 

幌筵泊地の初期の転生者にして、多元の右腕とも呼べる存在であり、機体設計等に抜群の才能を持っていながら、それをひけらかすことも無く、人あたりの良い男だった。

 

 

幌筵泊地にとって彼は大切な仲間だった。

 

 

そんな彼がパーパルディア皇国によって行方不明にされた。

 

 

 

幌筵泊地に訪れた沈黙の中からふつふつと、怒りが湧き出してくる。

 

 

不意に小玉が口を開く

 

「皆、わかっていると思うが、もう外交で解決出来る範囲を超えた、いや、奴らがその綱を切ったのだ!、最早何も躊躇することは無い!、我々は決して彼らを野放しにすることなく、この愚行の導く結末を奴らに味あわせてやる義務がある!、いいな!!」

 

「その通り、奴らには我々が動き出したことの意味を叩きつけてやる必要がある。」

 

 

とてつもなく落ち着いた雰囲気で多元が同意する。

 

 

 

「建御名方、辛いなら泣いていいんだぞ。」

 

 

沈んでいる建御名方に、多元が声をかける。

 

 

 

しかし、彼女は突然顔を上げると

 

「提督!!、私に、先陣を切らせてください!!、あの国は居ていい国家では無いんです!!、ぜひあの国への一撃は私が!!」

 

 

そこを多元が諭す

 

「建御名方、君には君なりの役割がある。くれぐれも独断では動くな、まずはフェン王国に取り残されている可能性のあるロデニウス連邦共和国国民の救出が最優先だ。彼らへの復讐はそれからでも遅くない。いいな?」

 

「了解……」

 

 

 

 

普段多元に対してもフランクな感じ、見た目通りで話しかけるはずの建御名方が姉と同じように話す辺りに異常を感じる。

 

 

 

別の転生者が多元に話しかける。

 

「提督、901、902、903衛生部隊の出動許可を。」

 

「903については認める、ただし証拠は全て消せ、他の国に知られると色々とまずい。確殺を入れることも忘れずにな。」

 

「わかりました。シアンでもVXでもばらまいてやります。」

 

「やりすぎて証拠を残すなよ?、

 

 

 

それと……」

 

 

多元がおもむろにある方向を向く

 

 

 

「秘匿部門、皇帝を開発しろ、許可があり次第発射する。」

 

「わかりました。50メガトン、直ちに開発しましょう。」

 

「何を言っているんだい?、君は」

 

「はっ?」

 

 

確かツァーリ・ボンバ実際の出力は50メガトンだったはず…、それは多元自身も知っているはずだった……

 

 

 

 

 

 

まさか………

 

 

 

 

 

「何故、パーパルディア皇国に慈悲を与える必要があるのかね?」

 

 

既にこの時点で、秘匿部門や、1部転生者は多元の暗黒面に気づいてしまった、いや気づいていたが無視したかった。

 

 

 

「まっ、まさか……」

 

「計画値でやれ」

 

 

それは100メガトンで撃ち込むことを意味する。

 

 

「しかし……、輸送手段が……」

 

「弾道ミサイルもしくは大型ロケットを改修すれば良いだけの話だ。」

 

「し、しかし……」

 

 

 

 

それでもまだ汗の止まらぬ秘匿部門に多元が圧力をかける。

 

 

「復唱はどうした?」

 

「は、はい!、皇帝は計画値で行います。」

 

 

 

 

 

 

 

そして、多元は一同をぐるりと見渡し、

 

 

 

「みんな、慈悲は必要ないのだよ?、これは彼らの始めたコンクールだ。我々はただ演奏家としてこのステージに上がれば良い。尤も、金賞は我々がいただくことになるのだがね。」

 

 

普段は決して使うことの無い例えを用いる多元。

 

 

 

最早恐怖でしかない。

 

 

 

「建御名方、クラスター弾、白リン弾、サーメート弾の使用を許可する。フェン王国侵攻部隊の連中をサイコロステーキにして焼き尽くせ!!」

 

「了解!」

 

 

 

不意に立ち上がった多元が建御名方に指示を出す。

 

 

 

「陸戦隊を海兵隊とともに派遣しろ!、ジャベリンも、パンツァーファウストも、ろくな対戦車火器はおろか、火炎瓶すら持たない愚か者共の手下を戦車で轢き殺し、MLRSでバラバラにし、毒ガスと機関銃で殺せ!!、航空隊も航空艦隊もフル稼働で、ベニヤ板の船ごと奴らを消し飛ばせ!!、移動発射台部隊は昼夜問わない連続射撃に備えて待機!、あの国の建物をひとつ残らず破壊し、核で都市部を殲滅しろ!!、爆撃機隊も合わせて待機しろ!、奴らの首都に燃料気化爆弾の雨嵐を叩きつけるんだ!!、奴らを旧石器時代、いや、類人猿の頃まで戻してやる!!、いいか?、奴らは我々のことをたかが第三文明圏外国の蛮族国家としか見ていない!、尤も、国家という形をとる以上、いかなる国家も差別されること無くキチンと国として扱うことが大切なのだ!!、だが、奴らはそれをしなかった。我々をそこらの虫けらと同然のように扱い、罪のない国民を非道にも殺した!!。奴らは完全に舐め腐っている!!、そして数だけは立派だ!。だが、私は知っている。我々幌筵泊地は地球でも、そしてこの世界でも最先端の技術と、最強の軍隊を持つ存在であることを!!、ならば我ら幌筵泊地は、同朋ロデニウス連邦共和国国民とともに復讐の業火となり同朋の命を無惨にも消した憎むべき敵、パーパルディア皇国の全てを焼き尽くすことができるだろう!!、権力と富の象徴を破壊し、大切な仲間すら奪った連中を処刑台、いやモルモットにするべくこの地まで引きずり出してやるんだ!!、我々の手で連中に恐怖の味を思い出させ、永遠の、死すら生ぬるい恐怖を味あわせてやる!、連中に我々の精強なる軍隊の力を見せつけてやる!、この世界で我がロデニウス連邦共和国と幌筵泊地に手をかけたことを後悔させてやる!!、そして、奴らが自ら起こした火種によって全てを焼きつくされる時、その断末魔の叫びで、無情にも命を奪われた同朋達への鎮魂歌とするのだ!!」

 

 

 

「提督と共に!!」

 

 

「「「「多元元帥!、多元本部長と共に!!!!」」」」

 

 

 

建御名方の掛け声に合わせるかのごとく、転生者達が一斉に声を上げる。

 

 

 

 

 

幌筵泊地が、漆黒の炎を滾らせ、パーパルディア皇国に向け、持てる力を叩きつけることを決意した瞬間であった。

 

 

 

 

 

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ロデニウス連邦共和国首都ノイエ・ロデニウス

 

 

 

転生者達からの技術供与によって、生まれ変わったのはマスコミも同じだった。

 

 

 

日本や、他の地球の国家同様に、カメラが構えられた室内に、ロデニウス連邦共和国初代大統領であるカナタ大統領が入室してくる。

 

 

 

「本日、ロデニウス連邦共和国にとって、非常に悲しい事態が発生しました……」

 

 

 

悲壮な表情を見せるカナタ大統領にただならぬ気配を察した記者達のカメラのフラッシュが一斉に激しくなる。

 

 

 

「フェン王国に侵攻していたパーパルディア皇国軍によりロデニウス連邦共和国国民が惨殺され、さらに解放を要求していたロデニウス連邦共和国の外交官が殺害、随伴員が行方不明となってしまいました。」

 

 

記者達に動揺が広がる。

 

 

「我々はこの蛮行を決して許すことはできません。我がロデニウス連邦共和国は、フェン王国におけるパーパルディア皇国の行為と、外交官に対する非道を非難すると共に、このような行為を働いたパーパルディア皇国に対して宣戦を布告し、責任を問うことを決定しました!、もはや外交交渉はかの国では意味をなさないので、ここでパーパルディア皇国が戦争を回避したい場合の条件について公開します。」

 

 

 

記者達が一同にカナタの持つ紙へ注意を向ける。

 

 

その内容は以下の通り

 

 

・パーパルディア皇国は今回の行為について公式に謝罪し、被害者への賠償金を支払うこと、尚この額については1人あたり100000000パソ(皇国通貨)分とし、一括で支払うこと

 

・パーパルディア皇国はフェン王国への侵攻をやめ、直ちに撤退し、与えた損害に関して、然るべき額を補償すること、捕らえた人は軍民問わず解放すること

 

・パーパルディア皇国は今回の件に関して関わった人材を全てロデニウス連邦共和国側に引き渡すこと、尚、我々には外交交渉の様子は全て筒抜けであるので今回の最大の首謀者たる皇族レミールも含まれる

 

 

「以上を呑むことが条件となります。2日以内に受け入れない場合、ロデニウス連邦共和国は総力を挙げてフェン王国よりパーパルディア皇国をたたき出した上で、これよりさらに厳しい条件を突きつけることとなります。我がロデニウス連邦共和国はパーパルディア皇国を殲滅する能力を持ちますが、戦争を好みません。健全な判断を。」

 

 

 

もはや宣戦布告、最後通牒としか言えない内容に記者達は驚く。

 

 

ロデニウス連邦共和国が発展したとはいえ、第3文明圏の列強にとんでもないことを要求したのだ。

 

 

 

そして、このニュースは全世界を駆け巡る。

 

 

 

 

 

 

アルタラス王国

 

 

 

「父上、パーパルディア皇国に対してロデニウス連邦共和国が宣戦布告とも取れる発言をしました。」

 

「ん?、どれどれ……、なるほど、パーパルディア皇国は終わりを迎えるな。」

 

「私もそう思います。なんせあのロデニウス連邦共和国に対してとんでもないことをしでかしたのですから。」

 

 

 

アルタラス王国は、ロデニウス連邦共和国からの軍事援助によって大体1990年代の中規模国家並の軍事力を有しており。

 

 

 

例を挙げると

 

・61式戦車

・Mig28

・F-1支援戦闘機

・マイハーク級フリゲート

・警備船

・UH-1

 

 

 

等々……、正面戦力だけならパーパルディア皇国を容易く捻る事が可能な装備を持っている。

 

 

 

故に、アルタラス王国はパーパルディア皇国の滅亡を容易く想像出来た。

 

 

 

同じように、ドーパ王国もまた、ロデニウス連邦共和国との軍事同盟などからパーパルディア皇国の滅亡を容易く予想した。

 

 

 

 

一方で………

 

 

 

 

「なんなんだこのふざけた要求は!!」

 

「陛下、最早このような要求をしてくる国家などこの世に必要ありません。殲滅戦のご用意を。」

 

「レミールよ、私が間違っていた。蛮族と言えど慈悲を与えるべきだと思ったが、最早ここまで図に乗るとは……、手始めにカイオスの元にいるあの男を殺せ、そして、その様子を映像にした上で、送るのだ。<貴様らはもうこの世に存在してはならぬ>とな。」

 

「承知致しました陛下。」

 

 

 

自らの過ちすら認めず、逆上するパーパルディア皇国中枢部、彼らに最早救いは無い。

 

 

 

「カイオスよ、貴様が捕らえているあの男を殺せ!」

 

「承知しました。」

 

 

 

 

 

カイオス邸宅

 

 

 

 

カイオスの許可を得たものしか入れない部屋に1人の男が棺を前に座っていた。

 

 

 

棺には、冷凍魔法などの腐敗を抑止する魔法が使われており、遺体が腐敗することは無い。

 

 

 

「パトリックさん…………」

 

 

男はそう呟く。

 

 

この男は幌筵泊地の転生者にして、危うくレミールによって殺されかけた所をカイオスによって救われた腰堀次郎である。

 

 

 

ふと、腰堀はポケットに入れた手紙を取り出す。

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

 

 

数日前、カイオスの馬車内にて

 

 

 

「腰堀さん………、もしあなたが……生きてロデニウス連邦共和国に……帰ることが出来たら………この手紙を息子の結婚式の時に読んでやってください。」

 

「何を言ってるんですか!、パトリックさん!!、あなたも生きて帰って、奥さんと2人で空気の綺麗な田舎でゆっくり過ごすんですよ!!」

 

「無理ですよ………、実は私………、肺がんを患ってまして……、余命宣告を受けていたんです……。」

 

「でも!!」

 

「せめて………、せめて息子の結婚式までは生きていたかった…………」

 

「パトリックさん!!、しっかりしてください!」

 

 

パトリックは、最後の力を振り絞って声をだす。

 

 

「腰堀さん。息子と、妻のことと…………、ロデニウス連邦共和国を頼みます。あなた達が来てくれたおかげで息子は……………」

 

 

だが、言い切ることは出来なかった。

 

 

 

 

 

「パトリックさん!!、パトリックさん!!、目を開けてください!!、パトリックさん!!」

 

 

涙が止まらなかった

 

 

 

「なんで………、なんでこの人を死なせるんだ!!、まだ孫にも会えていないのに!!」

 

 

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

 

手紙を開いて読んでいると再び涙が溢れてきた。

 

 

 

 

 

と、その時、何人かの従者が入ってきて、腰堀を捕まえ、服を脱がせようとする。

 

 

「おい、やめろ、何をする、離せ!」

 

 

従者によって腰堀が服を脱がされるが、さすがにいきなりなので腰堀も抵抗する。

 

 

 

そこにカイオスがやってきて説得を試みる。

 

「別に殺そうってわけでは無い、服を脱いでくれ。」

 

パーパルディア皇国の人間にしては随分とまともなカイオスの言葉に耳を傾ける腰堀。

 

「どうしてそんなことを?」

 

「皇帝陛下が君を殺すように命令したのだ、私としては君は貴重な外交ルートだ、君を助けたい。」

 

「そんなことをすればあなただって……」

 

「ああ、タダではすまないな。だからこそ手を打つんだ。」

 

 

 

カイオスは、パーパルディア皇国で人を処刑する際に、布を被せて殺害するという手段を話した。ちょうど腰堀に背丈が近い罪人がいるので、これを腰堀とすり替えることで表向きは腰堀を殺したように見せかけるのだ。

 

 

「君は私の屋敷で匿うことにする。お互いにとって悲惨な結末を産まないためにも協力してくれ。」

 

 

 

憂国の志士に心動かされた腰堀は、申し出を承諾。しかし、通信機器の不調から、ロデニウス連邦共和国本国との連絡には更に数日を有することとなった。

 

 

 

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パーパルディア皇国、ムー国大使館

 

 

「本当によろしいのですか?」

 

「あのような身の程知らずの国を我が国としては許す訳にはいきませぬ、亜人1人に至るまで皆殺しにするつもりです。」

 

「そうですか………」

 

 

まるで子供の戯言を見るような目でパーパルディア皇国大使を見るムーゲ。

 

 

「とりあえず、仕事ですから、こちらは受け取っておきます。それと……」

 

 

 

そう言いながらムーゲは腕の時計を見せる

 

 

 

「これは……、随分と洗練されたデザインの時計ですね。貴国で作られたのですか?」

 

「これは夜になると文字盤も光るんですよ、ちなみにこれはロデニウス連邦共和国製の時計です。最近になってムーにいても自動で時刻を修正してくれるようになったようですが、ここではまだのようですね。」

 

「なっ………」

 

 

パーパルディア皇国の大使は言葉を失った

 

 

 

(どういうことだ?、ここまで洗練されたデザインの時計がムーではなくロデニウス連邦共和国なんぞに作られたのか?いや、そんな事があるはずが無い)

 

 

 

ムーゲは滅亡へと向かうかもしれないパーパルディア皇国に対して、ここに来ることの無いロデニウス連邦共和国に代わってさりげなくロデニウス連邦共和国の実力を見せたつもりだが、パーパルディア皇国大使の無理解によって、このことは中枢部にしばらく伝わることは無かった。

 

 

 

 

一方で、ムー国では、今後起こるであろう戦いに関して、どちらに観戦武官を派遣するか検討していたが、昨今の貿易品などを判断した結果

 

 

 

 

「ロデニウス連邦共和国に向けて派遣する方が良い」

 

 

 

との結論になり、ムー国の中でも貴重なロデニウス連邦共和国通のマイラス、ラッサンの2名をロデニウス連邦共和国軍に派遣することを決定。即日、ロデニウス連邦共和国外務省に通達した。

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

ロデニウス連邦共和国、国防省地下司令部

 

 

 

 

既にロデニウス連邦共和国並びに幌筵泊地から艦隊が抜錨し、フェン王国での戦闘態勢を整えている。

 

 

 

そんな中…………

 

 

 

「パーパルディア皇国に潜入中のスパイより報告!、腰堀さんらしき人物が本日処刑されたとのこと!」

 

「ムー国大使館よりロデニウス連邦共和国外務省へ通達、パーパルディア皇国が我が国に対して殲滅戦を宣言!、これは全国民を処刑するとの意味です!、合わせてムー国より、観戦武官派遣の申し入れがありました。」

 

 

 

「愚か者め………」

 

「腰堀……」

 

「アイツら…………」

 

 

 

さらなる蛮行にその場にいる全員が怒りを隠せない

 

 

 

 

全員を見回した多元が不気味なほど落ち着いた口調で声を出す。

 

 

「諸君、まずは仕事を始めよう。とりあえずムー国の観戦武官を迎えにいくために白鳳改を出してくれ。それと、航空艦隊に出撃命令を、攻撃手段はkh-22、弾頭はヘリオスを選択。1人残らず殺れ。私は一旦帰るが、すぐに戻る。」

 

 

 

ムー国の飛行機では時間がかかりすぎるとして、ロデニウス連邦共和国はムー国に自国の機体を派遣することを明言。ムー国からの承諾を得て、武装輸送飛行艇白鳳改を派遣した。

 

 

武装輸送飛行艇白鳳改の詳細なデータが次の通り。

 

 

正式名称 武装輸送飛行艇

全長 33m

全幅 42m

全備重量 64000kg

最高速度 940キロ

巡航速度 900キロ

航続距離 12000km

武装 20mmバルカン砲×4基、近距離ミサイル×6発

乗員 8名

乗客 装備状態の艦娘20名と人間40人

機関 耐水性ターボファンエンジン×4基

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、一旦幌筵泊地へ戻った多元は1人ある部屋にいた。

 

 

 

 

多元の目の前には1台の大きなグランドピアノ。

 

 

幌筵泊地に転生者が来る前からあったもので、相当立派なものだった。

 

 

 

「提督、1時間後に航空艦隊が出撃しますが………」

 

 

入室してきた鳳翔を黙らせたのは音楽だった。

 

 

 

激しいピアノの音色が部屋に響き渡る。

 

 

 

モーツァルトの作曲した曲の中でもいわく付きとも言われた名曲

 

 

 

「レクイエム<<怒りの日>>」

 

 

 

 

だ。

 

 

 

 

 

 

後に鳳翔は「○○として見た多元実(作品のネタバレに関わることなので伏字)」というタイトルの週刊誌にこのことを記載している。

 

 

 

 

「提督がピアノを弾けるということは知っていました。小さい頃から教え込まれたものだけに、かなりの腕でした。でも、その時だけは何かが違いました。まるで、あのパーパルディア皇国の行く末を暗示したような、ただ命を奪われた国民に対して弾いていたわけでは無い気がしたんです…………」

 

 

 

元々の曲調故か、はたまた別の何かがその時、その空間を支配していたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

次回、終わりの始まり、フェン沖海戦

 

 

 

 

 

 

次回更新予定2023年3月




はい、やたら次回更新が遅いのには理由があります。


現在、うp主自身のやむを得ない事情で、創作にかけられる時間が非常に短くなっています。


よって、今後創作にかけられる時間が無くなることを理由としまして、


投稿している全ての小説に関して、次回投稿が終わったものから順に活動休止とさせていただきます。


(停止期間2022年9月~2023年3月)


尚、コメント欄の返信などについても10月頃を目処に返信を控えさせて頂きます。



ここまで多くの皆さんに楽しんでいただき、暖かい言葉をかけていただいていたのですが、申し訳ございません。



ですが、必ず戻ってきます。


その時までお待ちいただけたらな、と思います。



それでは次回の更新をお楽しみに!



間違い、指摘等はコメント欄にてお願いします。

(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?

  • 単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
  • 特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
  • 航空殲滅(ソ連を超えた!?)
  • 普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
  • 全部♡‪(愚帝君号泣不可避)
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