チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「今回のフェン王国での戦いには大統領閣下自らが我々にフリーハンドをくださった。つまり、なんでもありだ、元の世界の国際法だけ守って、どんな手段を使っても敵を抹殺しろ。」
(派遣部隊への訓示における多元)
陸戦です。残酷な描写が多数含まれていますので、ご注意ください。
フェン王国、ゴトク平原にて
ロデニウス連邦共和国フェン王国派遣軍前線司令部
「では、ドローン及び、偵察隊の報告によれば、侵攻してきたパーパルディア皇国軍はこのままゴトク平原を目指す構えなんだな?」
「はい、そのようです。」
「これ以上の蹂躙を見過ごす訳にはいかないからな、ここで食い止める。既に、建御名方を旗艦とする支援艦隊が来援するとの事だ。彼らと連携して、侵攻部隊の撃滅を行う。」
「了解!」
「尚、侵攻部隊殲滅後、部隊はニシノミヤコ奪還を進めるが、その際、立てこもる部隊がいた場合は、無理に放置せず、後続の別働隊が対処してくれるそうだ。」
「別働隊?、本隊とは別の部隊がいるのですか?」
「詳しくは話せんが、そういう立てこもる部隊との戦闘に特化した部隊らしい。BMP-Tとか連れてきてるかもな。」
この後、詳細を詰めた後に出動、侵攻部隊の迎撃にあたることとなる。
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一方のパーパルディア皇国軍は、ゲリラ戦によって、大幅に遅れながらもゴトク平原を目の前にしていた。
「クソっ、フェン王国の奴らめ、奴らのせいで貴重な皇国兵が殺られた。」
歯ぎしりするベルトラン
ニシノミヤコをなんとか落としたとはいえ、フェン王国兵の戦意は全く衰えるところを知らなかった。
むしろ、ロデニウス連邦共和国とかいう蛮族の国家が参戦するとわかってから、昼夜を問わず、あちこちから攻撃を仕掛けてくる有様。
(たかが蛮族の塊が1つ増えたところで、我々に勝てると思っているのか……、いやしかし……)
ベルトランの手元の時計が彼の心に不安を生じさせる。
それは処刑したロデニウス連邦共和国国民の着けていた腕時計だ。
「暗がりで文字が光る上、洗練されたデザイン。ムー国の機械式時計に似ているが、こちらの方が優れている………」
もしかすると、我々はとんでもない存在を敵に回したのか、とまではいかなかったものの、彼の不安は死ぬまで消えることは無かった。
「ベルトラン様!、まもなくゴトク平原です。ここを制圧すれば、フェン王国の完全制覇は目前です。」
「う、うむ、そうだな。」
ドルボの声で我に返ったベルトラン。
平原を進む皇国軍は真っ直ぐ処刑台へと向かっていった。
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「パーパルディア皇国軍を確認。」
「戦車隊は突撃し、地竜を排除せよ。」
「了解、陸軍戦車隊突撃!」
「海兵隊戦車隊、突撃!」
ガスタービンエンジンとディーゼルエンジンが唸りを上げて突撃する。
「目標正面、地竜。撃てぇ!」
ドーン!
120mm滑腔砲が次々と放たれ、地竜を肉片にする。
「命中、続いて撃て!」
ズドーン!
また地竜が肉片に加工される。
地竜は抵抗出来ぬまま、為す術なく撃ち殺されていく。
戦車兵達にとっては、演習程度の難易度だが、殺された家族や、友人、知り合いの敵討ちと考え、真剣に戦っていた。
(これは、幌筵泊地と、ロデニウス連邦共和国軍で協議した結果であり、半ば意図的に関係者混ぜたとされている)
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「あのバカでかい鉄の地竜を撃て!」
ベルトランの指示で魔導砲が放たれる。
何発かは命中するが、まるで効果が無い。
それもそのはず。
ここにいる戦車は化け物以外のなんでもないからだ。
M-1エイブラムスは、その頑丈さと、性能によって、湾岸戦争でモンキーモデルとはいえ、数的不利で最新のT-72を完封している上、鹵獲を防ぐために撃破しようとした味方戦車の砲弾すら、余裕で耐え抜く性能を持つ。M39メルニウスは、そもそもの設計のベースがメルカバ戦車であるため、防御は当然優れており、特に搭乗員を守るという点においては、並ぶ物は無い。
「ば、化け物め……、我々の魔導砲が通じないのか………、なぜこのような敵を本国は伝えなかったのか………」
ベルトランは絶句し、自らの不幸を呪った。
「ベルトラン様!、敵の地竜の後ろにもさらに部隊が!」
戦車隊後方に控えていたのは、BMP-1を改良したBMP-1R、AAV7、そしてトラックだ。
「なんなんだあの軍隊は……、このままではまずい、撤退だ。」
そう言って最早全滅しかけている地竜を放棄して逃げ惑うパーパルディア皇国軍だが、彼らは着実にキルゾーンに向けて追い込まれており、別の方向に逃げようとすれば、戦車隊の砲撃か、BMP-1Rから25mm機関砲を喰らう有様。
「ベルトラン様!、不味いです。我々は完全に追い詰められました!」
気づけば、崖っぷちに追い詰められている。
どうする……
降伏か、死か、
ベルトランは迷った。
だが、ロデニウス連邦共和国は、選ばせなかった。
そもそも、ロデニウス連邦共和国国民を無惨にも殺した敵に情けがあるわけが無い。
白旗を振って降伏したなら別だが、そうでなければ容赦はしない。
「降伏を……」
決断は最早無意味だった……
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フェン王国沖合
陸上部隊支援艦隊旗艦「建御名方」
「砲撃予定地点到達!、陸上部隊より、キルゾーンへの誘導完了との報告!」
「わかりました。直ちに攻撃を。」
「りょ、了解……」
建御名方、建御雷、雪風、黒潮、満潮、大潮で構成された支援艦隊は、その火力をフェン王国の海沿いのちっぽけな崖に集中させようとしていた。
「風向きが悪いので、茶色弾(シアン化水素)は使用しません。サーメート弾用意」
サーメートは加害範囲こそ狭いが、5000℃にもなる高温で、鉄骨すら焼き切る性能を持つ。9.11陰謀論でもよく引き合いに出される有名な兵器である。
問題は、化学兵器を使用しようとしたこと、建御名方の事情はその場にいる全員が知っているため、無理に咎める訳では無いが、一応<今回のパーパルディア皇国との戦争に限り、最低限のレベルでの毒ガスと生物兵器の使用を認める>とはしているものの(核兵器は協議した後に使える)、やり過ぎな感じは否めない。
「本当はもっと即効性のあるものが良かったのですが、しかたないですね。」
ここは艦橋内で、通信を開いているのは建御雷だけだから、それ以外に通信は漏れない。
「建御名方………、艦載機発艦の許可を」
「許可します、姉さん。」
万が一砲撃でもしぶとく生き残ったものに攻撃するために、艦載機を発艦させる。
「陸上部隊より連絡!、砲撃を開始されたし、との事。」
「砲撃開始!」
ズドンッ!、ズドンッ!、ズドンッ!
TOT射撃を行った建御名方。
一方、陸上部隊でも………
「クラスター弾を喰らえ!、パ皇のクソッタレ共!」
バシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュバシュ!
陸と、海の両方からの攻撃を受けるパーパルディア皇国軍。
「降伏の旗を……
言いかけたその時。
ドーン!、ドーン!、ドーン!
着弾と共にサーメート弾が威力を発揮する。
「ギヤァァァ!」
「熱い!、熱い!、助けt………」
皮膚に穴が開き、骨は焼き切られ、顔はドロドロになり、髪は燃え上がる。
サーメート弾の効力範囲はまさに地獄そのもの。
人だったものが、絶叫し、人ならざるものへと変化していく。
そこにクラスター弾が弾着し、焼け死ぬ苦しみから爆発によってあっという間に死ぬことで解放されるのだ。
馬も、人も関係ない。その場にいた生けるもの全てが焼き尽くされ、バラバラになった。
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陸上部隊
「焼けてますね。」
「汚ぇ花火だ。」
「いい気味ですよ。」
「全くだ。でも、死体処理がめんどくさいな。」
「このまま燃えちまうんじゃないんですかね?」
「それもそうか……、このまま死体ごと燃やしてくれるなら好都合だな。」
「サーメート弾ってありがたいッスね。」
「そうだな、さて、これで後は進軍しながらニシノミヤコを解放するまでだ。全部隊前進!」
荒野を進む派遣部隊。
「ここら辺だな……」
「師団長、ここら辺とは?」
「もうすぐわかる。」
茂みから、誰かが出てくる。
「あなた方がロデニウス連邦共和国軍ですか?」
まるで戦国時代の甲冑のような装備をした男たちが次々に出てくる。
「そうだ、貴官らは何者か?」
「我々はフェン王国騎士団。是非とも同行させて欲しい。」
「わかった、後ろの車両に乗れ」
フェン王国の兵士と合流しながらニシノミヤコ解放を目指すロデニウス連邦共和国軍。
ニシノミヤコでは、パーパルディア皇国軍の本隊が、侵攻部隊と連絡の取れなくなったことにより混乱していた。
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ニシノミヤコにて
「ドローン発進。」
熱感知器を持たせたドローンが次々に発進し、建物に立てこもる敵兵を見つけ出す。
「師団長!、おそらくここら一体の建物にはパーパルディア皇国兵が立てこもっていると見られます。尚、建御雷からの報告によれば、この近くの開けた場所に、本隊が見られるとのこと。」
「わかった。ここら一体の始末は後続部隊に任せることとする。包囲網を形成し、後続部隊が来たところで合流せよ。合言葉は……、わかっているな?」
「はい。大丈夫です。」
「ムー国観戦武官の方はこのまま来てください。このまま本隊を叩きます。」
「わ、わかりました。おいマイラス。さっさと行くぞ」
ラッサンとともに装甲車を乗り換え移動するマイラス。
(ドローンと呼ばれる無人機を使った情報収集から始まり、戦車による地竜の撃破、装甲戦闘車という戦車や歩兵との共同作戦を前提とした車両、ロケット砲の一斉攻撃に、海軍との連携………、ロデニウス連邦共和国、いや、幌筵泊地は一体どこまで我々を驚かせるのか………)
「マイラス、なにかわかったことがあるのか?」
「我が国では勝てない。」
「だよなぁ……」
「後、俺が思うに、この国と同盟、或いは技術交流をすべきだと思う。」
「俺もそう思うんだが……、この内容、素直に信じてくれるのかなぁ……」
「俺もそう思うんだ。まずは味方作りからだな。」
「ああ。」
ムー国観戦武官のふたりは、持っていたカメラや、メモを使って、必死に情報収集に勤しむのだった。
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それからしばらくして
「派遣部隊の皆さん。到着しました。」
「合言葉は?、コールお願いします。」
「マシマシ」
「正解ですね。後は頼みます。」
「了解しました。お疲れ様です。」
引き継ぎを終えた部隊が立ち去る。
「なあ、あいつら装甲戦力無かったが、本当にあれで大丈夫なのか?」
「俺も知らされていないからわからんが、おそらく大丈夫なんだろう。」
「俺、あいつらの顔見たことないんだが……」
「俺もだ、きっと幌筵泊地の隠し部隊なんだろう?」
「そうだな……」
立ち去る彼らが見覚えのないのも無理は無い。
彼らの部隊名は、903部隊。
幌筵泊地で秘匿される部隊の1つで、同じように901部隊が核兵器、902部隊が生物兵器と、おおよそ現代では存在すべきでは無い部隊であり、本来はNBC兵器からの防御を担当する部隊だが、当然攻勢にも投入可能であり、この903部隊は化学兵器を専門とする部隊で、サリン、マスタードガス、シアン化水素、VXガス、ノビチョクなどを開発、運用しており、このような立てこもった部隊の対処にはうってつけの部隊である。
「魔信を使った通信で、対策を練られないように、それぞれに流す毒ガスは種類をずらせ。ここはシアン化水素、あそこはサリン、こっちはマスタードガス、向こうはルイサイトだ。各出口には軽機関銃を構えて待機。出てきたところを撃ち殺せ。」
ここにいる連中が用意した毒ガスはそんじゃそこらのテロリスト程度の濃度では無いので、流し込まれた時点で死は避けられない。
また、出口では、装甲車や、歩兵が機関銃や小銃を持って待機しているため、どちらにせよ、死は避けられない。
「隊長、時間です。」
「良し、毒ガスを流し込め!」
パーパルディア皇国軍にとって地獄の毒ガス戦が始まった………
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一方、立てこもるパーパルディア皇国軍
「クッソ、なんなんだよあいつら……」
「みんな殺られちまった……、もう降伏した方がいいんじゃないか?」
「馬鹿野郎!、栄光あるパーパルディア皇国の軍人が蛮族なんぞに降伏できるか!」
「しかし!」
「黙れ!、現場指揮は俺だ!」
「隊長、落ち着いて……」
立てこもるストレスから、言葉が乱暴になるパーパルディア皇国兵。しかし、その間、自らの身に危険が迫っていることを知らない。
「うっ……、気持ち悪い……」
「どうした?」
「なんか……、吐きっぽいです……」
「どうした?、生水でも飲んだのか?」
「そういえば……、俺も頭痛が……」
「俺もなんだか目眩が……」
少し落ち着いたところで、次々に体の異変を訴える兵士たち。
「お前、顔赤くなってないか?、熱でもあるのか?」
「いえ……ハアハアハアハア」
「おい……、大丈夫か?、おい……おい!」
リーダー格の男は、突然降って沸いた不安感にさい悩まされていた。
その場にいる全員が吐き気、頭痛を訴え、過呼吸をおこし、倒れ込む。
「隊長、こいつ息してません!」
「なんだって!?」
「嘘だろ……、不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い不味い!」
「落ち着けって!!」
「うわぁぁぁ!」
タッタッタッ
興奮して外へ飛び出す兵士。
すると次の瞬間……!
ズバババババババババババババババババ!
外で控えていた903部隊が容赦なく撃ち殺す。
「おい……、もしかしてこれって毒ガスか!?」
そう、903部隊が流し込んだのは、シアン化水素。
化学兵器の中では血液剤と呼ばれる細胞内呼吸を阻害することで死に至らしめる致死性の毒ガス。
初期症状として、吐き気、頭痛、目眩などが発生し、次いで過呼吸や、興奮、呼吸困難、不安感などに悩まされ、最後は全身が痙攣し、脈が遅くなったり、血圧が下がって死に至る。
対処方法はガスマスクで防護することだが、この世界にそんな代物は無い。
(もう……、ダメ……だ……)
ガクッ
最後まで苦しんだ隊長クラスの男が逝く。
第1段階として、シアン化水素を投入された40名の立てこもったパーパルディア皇国兵は、途中で飛び出して撃ち殺された1人を除いて、全員中毒死した。
だが、悲劇はまだ続く。
別の立てこもり場所では………
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」
「ゴホッゴホッ!」
「苦しい……、酸素……」
たまらず酸素を求めて外に出ようとすると……
ズバババババババババババババババババ!
軽機関銃の弾幕で次々に倒れていく。
こちらでは、ガスの投入数時間後から、赤い斑点を生じ痛みを伴う症状を起こしている上、目や呼吸器の粘膜を冒し、水疱、潰瘍を生じるようになった。
毒ガス界の王様とも呼ばれるマスタードガス(サルファマスタード)を投入された連中は、皮膚に対する酷い症状でのたうち回った挙句、外に出たところを集中砲火された。
さらに別の場所では………
「おい、小便漏らすな……」
「オロロ……」
「吐いたやつがいます……」
「おい、しっかりしろ……」
ガクッ
「地獄だ……ここは地獄なんだ!!」
猛毒で知られるサリン……、日本人なら誰もが知っている毒ガスをぶち込まれた連中は、あの凄惨な事件の被害者同様の症状を示しながら死んでいった。
このように、もはや筆舌に尽くし難い徹底した毒ガス戦が行われた結果として、負傷者無しで制圧に成功した903部隊は、その後証拠隠滅を行った後に撤収。
完璧なまでの証拠隠滅故に、機密文書開示までその全容は全く掴むことが出来なかった。
パーパルディア皇国は、この戦いで、フェン王国侵攻部隊の陸上戦力の2割を喪失、既に失われた7割と合わせて、9割の喪失により、もうまもなく終わりが見えてきた。
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ニシノミヤコ近郊、パーパルディア皇国上陸拠点
「どうして蛮族風情に我々が負けるのだ!」
苛立つシウス。
彼はたまたま陸に上がっていたところ、乗っていた船が第七艦隊によって撃沈され、さらに目の前でワイバーンロードが落とされる様子を見ていた。
さらに、侵攻部隊との連絡も取れないことも相まって、怒りを募らせていた。
「シウス様!、大変です!、ロデニウス連邦共和国とフェン王国の軍がすぐそばまで迫ってきております!」
「なんだと!、市街地に立てこもっていた部隊はどうなったんだ!」
「それが、どうやら奴らは市街地を迂回してきたようで……」
「馬鹿な!、市街地に立てこもった連中を無視すれば、側面から突かれるのは自明の理、立てこもっていた部隊は動いたのか?」
「それが……、毒ガスを撒かれたと」
「毒ガス!?、蛮族め、卑怯な手を使いおる」
シウスは侮蔑するが、そもそもパーパルディア皇国でも立てこもった敵勢力に対して毒ガスを撒いたり、毒液を撒いたりする程度のことは普通に行っており、はっきり言ってお前が言うのか?、というレベルだ。
<<パーパルディア皇国軍に告ぐ!、直ちに白旗を揚げて降伏せよ!>>
魔信からロデニウス連邦共和国軍と思われる勢力からの降伏勧告が送られる。
「おい!、誰だ我が軍の周波数を教えたやつは!!」
「有り得ません!、精強なるパーパルディア皇国軍が魔信の周波数を勝手に教えるはずが……」
端的に述べさせてもらえば、転生者達が魔信の構造を完全に理解しきったため、パーパルディア皇国軍の周波数を割り出したのである。
「くっ<<降伏などするか!、蛮族なんぞに降伏するくらいなら、我らパーパルディア皇国軍は皇帝陛下のために命を散らせる!>>」
流れ続けた降伏勧告に、いらだちを覚えたシウスは、周りが答えるよりも先に、降伏勧告を拒絶した。
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支援艦隊旗艦「建御名方」
<<降伏などするか!、蛮族なんぞに降伏するくらいなら、我らパーパルディア皇国軍は皇帝陛下のために命を散らせる!>>
「誰が蛮族よ!、私の大切なジロウを奪っておいて、無辜な市民を殺しておいて!、自分達は立派な人間のつもりで華々しく散るつもり!!、巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな巫山戯るな!!」
無線を掴み取り、全軍に達する。
「建御名方より全軍へ!、これより艦砲射撃を行う!、至急退避せよ!」
次回、「全滅」
反応次第では修正します。
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
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単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
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特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
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航空殲滅(ソ連を超えた!?)
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普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
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全部♡(愚帝君号泣不可避)