チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「この戦いの中で唯一我々の予定通りに行った戦いだ。他は全部あの人(多元)があの時仕上げた」
(参加したロデニウス連邦共和国軍関係者)
さて、タイトルからネタバレしてますが、アルタラス王国防衛戦です。
原作未登場のあの兵器の活躍が見れます。
ロデニウス連邦共和国は、パーパルディア皇国を仮想敵国としていた時、次のような侵攻ルートでパーパルディア皇国は来ると考えていた。
・直接侵攻
・フェン王国ルート
・同盟国への侵攻後上記ルート
このうち、直接侵攻は、パーパルディア皇国の実力では難しいということから、フェン王国が主戦場となるか、こちらの前線基地を無くす意味合いでアルタラス王国などに攻め入る可能性が考えられていた。
フェン王国には当初、無理やり自国の外交問題に巻き込まれたということから安全保障関係の協力には否定的な見方があり、また、当時外洋での活動が可能な艦隊が少なかったこと、アルタラスと先に同盟関係にあったことからも、後回しとなった。
しかし、その一方で、なんの抵抗も無しにやられてしまっては困るので、ある程度のゲリラ戦の指導を行ったのだ。
一方、アルタラス王国は、ムー国との海上交易路の重要地点にあったこと、良質な魔石が取れる(魔法研究に役立つ)などの様々な事情から、幌筵泊地頼みになってでも助ける相手となっていた。
しかし、アルタラス王国はロデニウス連邦共和国から遠く、海兵隊と海軍の支援は時間がかかるため、初動は空軍と陸軍によって行われることとなった。
(尚、これは後にロデニウス級航空母艦の完成と、10個空母機動部隊の設立によって変更された)
そして、その初動は、陸軍の即応機動師団の設立と、幌筵泊地第118戦術航空団、輸送航空団の協力によって成立することとなる。
つまるところ
①第118航空団護衛の元、輸送航空団によって即応機動師団を素早く輸送。
②アルタラス王国海軍、第118戦術航空団によるA2AD
③アルタラス王国陸軍と、ロデニウス連邦共和国軍即応機動師団による水際作戦
④持久戦にもつれ込んだ場合に備えて、幌筵泊地からの空母機動部隊出撃。
⑤空母機動部隊の出撃と同時に輸送部隊も出撃、一気に巻き返す。
尚、④~⑤の間、輸送航空団はピストン輸送で弾薬の供給を行うものとし、必要に応じてラピッドドラゴンによる攻撃も行うこととした。
そして、その初動を担う即応機動師団については
本土防衛即応機動連隊を元に
16式MCV×20両
16式改APC×20両
16式改IFV×10両
16式改MSP×20両
16式改対空車両×10両
16式改良型指揮通信車両×4両
高機動車×10台
偵察用オートバイ×10台
トラック×40台
ここに戦闘工兵大隊を加えたものとなる。
これらを大量の輸送機で一気に運ぶことで、戦力の機動運用を可能としている。
さらに、フェン王国で出番のなかった第一航空戦隊をアルタラス方面に向けて派遣。場合によっては戦闘参加もさせる。
そして、今回の作戦の要となる第118戦術航空団のメンバーが以下の通り
メビウス1(コールサイン メビウス1)
メビウス2(コールサイン ブレイズ)
メビウス3(コールサイン サイファー)
メビウス4(コールサイン タリズマン)
メビウス5(コールサイン トリガー)
メビウス6(コールサイン ネモ)
メビウス7(コールサイン 中佐)
メビウス8(コールサイン グリフィス)
メビウス9(コールサイン リーパー)
メビウス10(コールサイン アンタレス)
メビウス11(コールサイン スカーフェイス)
メビウス12(コールサイン フェニックス)
メビウス13(コールサイン ピクシー)
メビウス14(コールサイン チョッパー)
メビウス15(コールサイン ハートブレイク1)
メビウス16(コールサイン シュトリゴン)
メビウス17(コールサイン ヴァンピール)
メビウス18(コールサイン ガッツ)
メビウス19(コールサイン アクーラ)
メビウス20(コールサイン カウント)
他16人(ネタ切れなので誰か教えてください)
オリジナルのコールサインが入っているが、だいたいわかるようにここにいるのはエスコンの主人公と僚機と敵エースの塊である。
当初、幌筵泊地の中では、経験豊富な第1航空団や、第2航空団を推す声もあったものの、アルタラス王国全土を長時間飛び回り、単機でも適切な航空支援を出せるという部隊は彼らしかいなかった。
特に、カウントや、トリガーと言った長距離飛行に慣れているメンバーが在籍しているということもあり、結果として彼らの派遣に繋がったのだ。
尚、第118戦術航空団は次のような内容が認められている。
○各隊員が乗る機体は幌筵泊地にある航空機であれば作戦時いつでも使える。(無くても間に合えば作ってもらえる)
○弾薬などは必要な分、必要な時に渡される。
○早期警戒管制機は3機、それも専属。
第118戦術航空団は、即応機動師団を載せた輸送機を護衛しつつ、アルタラス王国へと向かって言った。
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アルタラス王国
「国王陛下!、来ました!、ロデニウス連邦共和国の増援部隊です!!」
「来たか!」
王城のベランダから外を眺めると、ロデニウス連邦共和国の巨大な輸送機が次々とリバイル基地に着陸していく。
もちろん、出迎えとして、ロデニウス連邦共和国からの輸出機であるMig28、中古のF-1支援戦闘機も護衛についている。
「陛下、増援部隊の指揮官がぜひ会いたいと申しております。如何しましょう?」
「決まっておる。行くぞ、救国の戦士達を訪問せずして、何が国王だ。」
ターラ14世は、ロールスロイスの高級車(幌筵泊地が作った車)に乗って、アルタラス王国最大の基地で民間空港も兼ねたリバイル基地に向かった。
リバイル基地にて
「ようこそ、ロデニウス連邦共和国軍の方々、私はアルタラス王国国王、ターラ14世である。」
「お目にかかれて光栄です陛下。即応機動師団団長です。今作戦における現場指揮を預かっております。」
「うむ、アルタラスは今、危機にある。我が軍は貴国の援助によって見違えるほど強くなったが、それでもまだまだなところがある。どうかこの国を守って欲しい……」
「はっ!」
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一方、パーパルディア皇国では
「第3外務局の監察軍からも兵を出せ。」
「はっ」
アルタラス王国へはパーパルディア皇国軍と第3外務局所属の監察軍が合同で攻め入ることとなる。
「腰掘くん、具体的な安全保障の問題は中々話せないとは思うが、1つ教えてくれ、アルタラス王国には勝てるかね?」
しばらく考え……
「もし、アルタラス王国単体と戦うのなら、最悪物量で押せば時間はかかっても制圧することが可能かも知れません。尤も、その犠牲に見合うものが得られるかどうか、そして、この仮定はまずありえないということです。」
「やはりか」
「幌筵泊地は、要請48時間……、いえ24時間以内に先遣隊を派遣することが可能であり、72時間以内に即応機動師団と呼ばれる部隊を送り込むことが可能です。この部隊だけでもあなたがたの軍隊では太刀打ち出来ない上、1週間以内にさらなる増援部隊が派遣可能です。」
「となれば……、監察軍には貧乏くじを引かせることになるな。」
「はっきりいってそうなりますね。」
やはり、このままの政府ではダメだ。この国を将来に渡って残すためには既存勢力を無くさなければならない。
密かにクーデターの決意をしたカイオス。
だが、それを実現するには、あまりにも問題が山積みとなっていた。
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「早く塹壕を掘れ!、そこに戦車を入れて敵の揚陸部隊を迎え撃つ!」
「建物の影に隠れてゲリラ戦を行わせることで、敵の勢力を分散させ、各個撃破を狙うんだ。」
「制空権確保、維持のためにも飛行場の防衛は徹底しろ!」
「MCVは、海岸線と市街地周辺を支援要請を受けつつ遊撃、上陸阻止に当たれ!」
実は、アルタラス王国、ロデニウス連邦共和国共に、今回の迎撃作戦はあくまでもその先を見据えた仮のものであった。
元々、ロデニウス連邦共和国は大規模な軍拡をムー国との貿易開始以降行っており、最終的に総勢400万人程の正規軍を整えるつもりであったが、パーパルディア皇国の動きが早かったため海外派遣部隊などの編成が間に合わないということが予見された。
また、アルタラス王国側の軍拡も間に合わないことが推測され、アルタラス王国側とロデニウス連邦共和国側の双方の検討の結果、上陸前の撃破は諦め、海軍は竜母艦隊攻撃と、揚陸支援阻止、空軍は制空権確保と上陸阻止。陸軍は上陸されることを前提とした作戦を練ることになった。
それが前回多元の語っていた防衛計画である。
今作戦における要は航空戦力と、MCV。ロデニウス連邦共和国とアルタラス王国連合軍はやってくるパーパルディア皇国軍並びに監察軍14万人を迎え撃つのであった。
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アルタラス王国沖合、パーパルディア皇国アルタラス王国侵攻部隊直下水面下100m。
「うーみの中からこんにちは~、ゴーヤだよぉ~、なんて言ってる余裕はないでちねぇ………」
「そうだなぁ……、なんせ上にいるこいつらを監視する必要があるからな……、しかしまぁ、提督も随分キレているみたいだなゴーヤ」
「あれだけ怖い顔したてーとくは見たことないでち。」
「何はともあれ、兵器の準備はできてるぞ。」
伊58含め、いわゆる水上機搭載型の伊号潜水艦(伊401除く)は次のような性能になっている。
全長 110m
全幅 12m
機関 核融合炉
推進方式 ポンプジェット推進
最高速度 水中において50ノット以上
最大潜行深度 1000m
武装 660mm魚雷発射管×8基、多目的一体型VLS(8セル)
艦載機 SUAVを複数搭載、VLSより発艦
「現在VLSには自走機雷を装填、魚雷発射管には対艦ミサイルを装備しており、ご命令があれば直ちに発射可能です。」
「攻撃予定時刻までこのまま追尾でち。」
「了解。」
水面下に潜むサメは密かに刃を研ぎ続ける。
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パーパルディア皇国最新型竜母「パルキマイラ」
空の覇者とも言われたワイバーン、それに対してさらなる品種改良した結果、生殖機能との引き換えに空戦能力を高めた種がワイバーンロードである。
長く空の覇者として君臨し続け、周辺諸国との軍事的優位を保ってきたものの、第2文明圏の列強ムーが飛行機と呼ばれる機械を作り、ワイバーンロードの優位性が失われつつあった。
さらに近年ムーが開発した「マリン」と呼ばれる最新鋭戦闘機の登場により、ワイバーンロードの空戦能力は劣勢に立たされる。この状況を打破するため、パーパルディア皇国はその高い魔導技術を使用し、ワイバーンのさらなる品種改良に成功する。それが、ワイバーンオーバーロードである。
生殖機能はもとより寿命すら削ったことにより、ワイバーンロードに比べ、速度、旋回能力及び戦闘行動半径が向上した。副作用として、離陸滑走距離が長くなるため、竜母を造った場合は、滑走路を長くとる必要がある。ワイバーンオーバーロードの最高速度は時速430kmにものぼり、列強ムーの最新鋭戦闘機に比べても、優位性が確保できると予想されていた。
「蛮族め!、不遜にも我が国の要求を蹴るとは……、この最新鋭の竜母であるパルキマイラが来たからにはロデニウス連邦共和国諸共滅ぼしてくれる!!」
アルタラス王国侵攻部隊指揮官の乗る竜母「パルキマイラ」は、ワイバーンオーバーロードの搭載を可能にした最新型の竜母だ。
これを含め、およそ15万人に陸海合わせ上る軍勢がアルタラス王国を目指す。
だが、それが片道切符となることを彼らは知らない。
アルタラス王国沖、アルタラス王国海軍主力艦隊
タス級フリゲート(あさぎり型に近い)
「タス」
「アールティーエー」
「チート」
「カミワザ」
マイハーク級フリゲートの輸出版であり、状態的にはあさぎり型に近いが、対艦ミサイルを8発では無く、10発積めるようになっており、全艦合計で、パーパルディア皇国侵攻部隊の竜母を全滅させることができる。
「パーパルディア皇国艦隊を補足!」
「まっすぐアルタラスに向かっています!!」
「今までの俺たちならただ殺られるだけだった。でも今の俺たちは違う!!」
「そうです艦長!、お世話になったロデニウス連邦共和国のためにも、我らの力を見せてやりましょう!!」
「対艦ミサイル発射用意!、目標、パーパルディア皇国竜母!」
「数6!、残りは戦列艦を殺ります!」
「その後は接近しながら砲撃だ、今までの砲撃訓練を思い出せ!、奴らの砲撃はこっちには届かない!!」
「対艦ミサイル発射用意良し!」
「全弾発射!!」
対艦ミサイルが発射筒を突き破り、次々と放たれる。
「着弾まで10秒!、9、8、7、6、5、4、弾着……今!!」
ズドーン!!
100門クラスのフィシャヌス級戦列艦と竜母がまとめてなぎ払われる。
「なっ、何が起きたんだ!?」
竜母艦隊の外縁部で竜母が吹き飛ぶのを見たフィシャヌス級戦列艦の艦長は何が起きたのか全く理解が出来なかった。
「やったぞぉ!!」
「パーパルディア皇国め!、思い知ったか!」
「まだまだ行くぞ!、全速前進!」
アルタラス王国海軍は歓声を上げていた。
列強であるパーパルディア皇国の力の象徴を消し飛ばし、こちらに被害が一切無いのだから。
更なる戦果を求めて、アルタラス王国海軍は突き進む。
「主砲射撃用意!」
76mm速射砲がパーパルディア皇国艦隊に向けられ、照準を合わせる。
「撃てぇ!」
ドン!、ドン!、ドン!、ドン!
幌筵泊地やロデニウス連邦共和国のそれと比べれば練度は多少落ちるものの、戦列艦の射程外から一方的に殴りつけられるため、次第に精度は良くなる。
ズドーン!
大きな爆発音と共に、戦列艦が沈む。
アルタラス王国海軍はたった4隻ながら、圧倒的多数のパーパルディア皇国艦隊を圧倒していた。
同時刻、パーパルディア皇国艦隊付近海面下
「アルタラス王国海軍は中々やり手でちね。」
「我々も負けていられませんな。」
「そうでちね、自走式機雷用意!」
「自走式機雷用意良し、VLSハッチオープン」
「全弾発射でち!!」
バシュ、バシュ、バシュ
紺○の艦隊に出てくるような浮遊機雷が続々とゴーヤのVLSから分離され、パーパルディア皇国艦隊を襲う。
ズゥーン!
如何に小型とはいえ、強力な浮遊機雷の前には木造船ごとき大したことはなく、水面下に風穴を開けて次々と沈んでいく。
「対艦ミサイル発射!」
「ハープーン発射!」
追加でハープーンを発射、揚陸支援を行う船を優先的に狙って撃沈。揚陸部隊を丸裸にする。
「リージャック様!、このままでは上陸は不可能です!、海軍に頼んで撤退を!!」
「ならぬ!、今回の侵攻は陛下のご意志、逆らえば首が飛ぶぞ!、第一……」
リージャックは空を見上げる。
「まだオーバーロードが空にいるではないか!!」
リージャックが空を見上げて指を指した次の瞬間!!
「メビウス1、Fox2!」
突然飛来してきたSu35が、オーバーロードを撃墜した。
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「メビウス1、敵ワイバーンを撃墜。」
「トリガー、昔みたいに撃墜数勝負しないか?」
「ビショップ、まだまだ敵はいるみたいだぞ。」
「よぉ相棒、俺はもう2体は落としたぜ。」
そう、わかる人からすれば悪魔の塊のような航空隊、第118戦術航空団のメンバーが全機Su35で出撃。近距離空対空ミサイルと、ロケット弾を装備して空で暴れまくっていたのだ。
「タリズマン、目標を補足」
「トリガー、敵戦列艦を捉えた」
「ブレイズ、ロケット弾発射」
揚陸支援の曲射型の戦列艦が次々と炎を上げて撃沈されていく。
「そんな………、第3文明圏最強のワイバーンオーバーロードが…………」
絶望にあえぐ将兵
「あれは一体………」
正体不明の飛行物体に対して様々な憶測が飛び交う中で、ある憶測が指示を得る。
「もしやムー国の飛行機械!?」
その言葉にハッとするリージャック。
「なんだって!?、そうか、ロデニウス連邦共和国の連中はムー国の飛行機械を入手していたのか!、道理で我々が苦戦するはずだ!!」
そう言うと、リージャックは通信士を呼び出し、直ぐに連絡させる。
「ロデニウス連邦共和国はムー国から飛行機械を輸入し、我々に対して攻撃を仕掛けたようだ!!」
まぁ、はっきり言って間違いなのだが、極端に情報が少ない(そもそも調べる気がない)では勘違いを起こすことも前線の兵士なら有り得るだろう。
問題は、これを上層部が信じ込んでしまったということ、この事がきっかけで、パーパルディア皇国は更なる犠牲を生み出すこととなる。
「では、ムー国の兵器を輸入しているとして、我々はどうするべきでしょうか。既に竜母は沈められ、揚陸支援の戦列艦も撃ち減らされています。」
「ロデニウス連邦共和国が味方しているとはいえ、所詮はアルタラス王国。兵器の質はこちらの方が上だ、このまま侵攻し、後続の部隊の応援を待てば良い。ここの魔石は質がいいからな。現地で魔石の調達も上手くいくだろう。」
勘のいい読者は早々に察したと思うが、はっきり言って不可能である。
そもそも先程竜母艦隊を攻撃していたのが、アルタラス王国海軍の主力艦隊であり、パーパルディア皇国は手も足も出ない有様である。
が、リージャックは見てないので、ロデニウス連邦共和国が攻撃したと勘違いしたのだ。
さらに、ここから先、別の艦艇……、沿岸部の防衛を担当する警備船……、ロデニウス連邦共和国では哨戒艦として運用されているのだが、それもそれで高い戦力(パーパルディア皇国からすれば)を保有している。
沿岸哨戒艦
全長 88m
最大幅 12m
機関方式 CODAG
速力 30ノット
武装 57mm速射砲、40mm機関砲(後部ヘリ甲板に対艦ミサイル発射装置を搭載可能)
レーダ類 サンウェルス級(現在開発中の新型フリゲート、もがみ型に近い)のダウングレード版
「リージャック様!、あれを!!」
「あれは………、アルタラス王国海軍!?」
30ノットの高速で突っ込んでくるのはアルタラス王国海軍の沿岸部防衛が主任務の哨戒艦。
アルタラス王国海軍の旗を掲げ、最大戦速で突っ込んでくる。
「右砲戦!、57mm撃ち方始め!!」
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ!!
口径が小さく、その分近寄らなければならないが、それでもパーパルディア皇国に対してアウトレンジができるため、その速射性を活かしてどんどん命中精度をあげていく。
「なんて砲撃!!、こちらの射程外から一方的に叩いてくるとは!?」
「リージャック様!、もうダメなのでは?、既に戦列艦は大多数が海中に没しております。」
リージャックは迷った。しかし、ある一言が彼を破局へと向かわせた。
「まもなくアルタラス王国です!」
「前進だ!、ここで敵を打ち破り、増援を待つ!」
その決意を表すままに、揚陸艦は1発も攻撃を受けずに揚陸地点に向かう。
勢いよく、揚陸艦が砂浜に乗り上げ、地竜が中から出てくる。
と、その時!
「撃てぇ!」
ズドーン!!
61式戦車の90mmライフル砲がいっせいに火を噴く。
「グワァァァ!」
さらに、その地竜が乗っていた揚陸艦が見事に吹き飛ぶ。
「一体なんなんだこの高威力魔法は!」
正体不明の攻撃に晒されたリージャックが海岸線を見ると、ものすごい速度で沿岸砲(61式のこと)の周りを動き回りながら、砲撃を命中させている地竜がいる。
ロデニウス連邦共和国即応機動師団所属、16式機動戦闘車だ。
序盤で言っておきながら、最終カットに無理やりねじ込んだ感がありますが申し訳無いです。次回に回します。
次回「アルタラス王国防衛戦②」
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
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単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
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特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
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航空殲滅(ソ連を超えた!?)
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普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
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全部♡(愚帝君号泣不可避)