チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「我々にとって幸運だったのは、皮肉にも我々自体の存在がまだ世界に認められていないことだった」
(幌筵泊地特殊艦隊指揮官を兼任していた多元への後のインタビューにて)
前回の後半でちらっと触れたとある相手と、本土に接近する敵の掃討です。
「出撃!、Admiralは他の仕事があるわ、私たちは私たちとしての任務に専念しましょう」
すっかり闇が辺りを覆う夜間に、アイオワ、千歳、サミュエル・B・ロバーツ、Z1、神通、川内の6隻は、幌筵泊地を出撃し、本土攻撃部隊の迎撃を担当する。
「直掩機、発艦!」
無人機と、F-22の艦載機仕様が飛び立ち、艦隊の上空を旋回する。
千歳はその間気になったことをアイオワに伝える
「そういえば、提督は何を見つけたの?」
「Admiralは忙しがったからヒラガの話だと、潜水艦が2隻いたらしいわ」
「潜水艦ですか……、噂のミリシリアルですか?」
「神通、それは違うと思うよ、この間の報告書だと、ミリシリアルは潜水艦がいないみたいで、ムー国も同じ、だとすると………」
「グラ・バルカス帝国……」
川内と神通も会話に入ってくる中で、全員の頭に浮かんだのは現在第2文明圏での侵略行為が目立つグラ・バルカス帝国である。
「そんなに長距離移動できる潜水艦なんているのかなぁ?、だって性能的には大規模改装前の私達なんでしょ?」
「でも、僕が思うに、どこかに基地を作っている可能性もありそうだよ」
「私もそう思います」
Z1や、サミュエル・B・ロバーツも会話に入る。
「でもさ、わざわざあの船持ち出すあたり、それだけじゃなさそうだね」
「センダイの認識は当たっているわ、実はね……」
アイオワが川内の指摘に答える。
「えっ!?、冷戦期並の原子力潜水艦!?」
「そんな性能の潜水艦を私達以外で作れる国ってあるの?」
「もしかして、古の魔法帝国??」
「かもしれないわね、いずれにせよ、Admiralが直接艦隊を率いて向かうのだから、よっぽどのことなんでしょうね」
艦娘達は、ルーデルが暴れ回る戦場に向けてとりあえず進むことにした。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一方、同時刻、幌筵泊地沖合にて
「艦隊抜錨、単縦陣」
「松輪、艦隊先頭に出ます!」
「占守、艦隊後方につくっしゅ」
幌筵泊地から4隻の軍艦が出撃した。
艦隊先頭と後方にいるのは海防艦の松輪と占守。
中央にいるのは、いずれも幌筵泊地が転移してから建造した2隻の通常軍艦で
大型嚮導駆逐艦「秋雨」
多目的戦闘艦「磐城」
である。諸元は以下の通り
多目的戦闘艦「磐城」
全長 180m
最大幅 25m
機関方式 統合電気推進+COGAG
速力 30ノット
兵装 5inch単装砲×1基、30mmCIWS×2基、24連装RAM×1基、VLS48セル、対艦ミサイル発射筒×8基、両用魚雷発射管×6門
輸送能力 LCAC×1と戦車含めた車両20両、兵員350名
機雷戦能力 機雷600発
指揮能力 200人の指揮要員の乗船
大型嚮導駆逐艦「秋雨」
全長 185m
最大幅 22m
機関方式 統合電気推進+COGAG
速力 35ノット
兵装 5inch単装砲×1基、40mmレールガンCIWS×1基、36連装RAM発射機×1基、多目的VLS×200セル、両用魚雷発射管×8門
艦載機 SH60L×1
磐城のモデルはアブサロン級とサン・アントニオ級。秋雨のモデルは南昌級だ。
艦隊は磐城を旗艦として、目標の潜水艦が潜航していると考えられる海域へと向かった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
海面下80m。グラ・バルカス帝国シータス級潜水艦
「なぁ、俺ら仕事あるのか?」
「どうした?」
非番のふたりがベッドで寝ながら話をしている
「だってよー、ムー国なんてじいさん達が現役の頃の軍艦だし、それ以外の国は基本的に帆船だぞ?、それはここ第3文明圏とやらでも変わんないだから、別に偵察しなくても良くね?」
「それがな、ここの列強……、とは言っても俺らからすればカスみたいな国がここ最近立て続けに負けているらしい。その相手を探るためにも最近整備した潜水艦基地の運用も兼ねて俺らはここにいるって訳」
「ま、なんにせよ俺たちグラ・バルカス帝国に勝てる国なんていないだろうよ」
「だな」
潜水艦の中で不必要におしゃべりするのはアウトだが、異世界に来てからというもの、潜水艦に出くわさなかったグラ・バルカス帝国の潜水艦乗組員達はすっかり油断していた。
一方、ほぼ同じ海域の深度300m
「なんだあのうるさい潜水艦は、うるさすぎて隠れる気が感じられんな」
「仕方ないさ、我々光翼人と違い、奴らは下等種族。潜水艦が何たるものかまるでわかっていないのさ」
グラ・バルカス帝国の潜水艦について酷評していたのはアニュンリール皇国海軍のコア利用型潜水艦である。
まぁ、早い話が、原潜みたいなもんである。
んで、魔帝が絡まない限り外界のことに全く興味を示さないこいつらがなんでこんなところに来てるのかと言えば、端的に言えばグラメウス大陸にいる工作員の支援である。
コア利用型ならずっと潜っていられるから見つかりにくいし、仮に近くに他国の海軍の軍艦がいたとしても下等種族なら見つけることは不可能と見ていたのだ。
「それにしても、少し気がかりなことがある」
「なんだ?」
「先程何かが上空を通過したのだ、音が小さくてよく聞き取れなかったようだが、天の浮舟のような音がした」
「天の浮舟?、蛮族がか?、有り得んだろ」
「だよなぁ、疲れているかもしれん」
「この任務が終われば休める。しっかり頼むぞ」
そう言って仕事に戻る2人だが、彼らは知らなかった。
グラ・バルカス帝国の潜水艦も、アニュンリール皇国の潜水艦も、幌筵泊地によって完全に見つかっていたことを………
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「間違いない、片方は恐らくグラ・バルカス帝国、もう1隻はわからんが、もしかしたらアニュンリール皇国の可能性がある」
「ミリシリアルの可能性は?」
「それは無い、奴らはせいぜいグラ・バルカス程度と見積もられている上、民間諜報員の情報によれば、そもそも潜水艦の概念がない、というか魚雷という概念が無い」
「なるほど……、それで謎の鎖国政策と、異常に発達しているくせにそれを徹底的に隠しているアニュンリール皇国ということですか……」
「そうだ、出来ればどちらも鹵獲したい。アニュンリール皇国の異常な発達具合は科学文明では無く魔法文明の可能性がある。魔帝への対策にも応用できる」
「鹵獲目的は<交戦地域への軍艦の無許可侵入>ですね」
ロデニウス連邦共和国はパーパルディア皇国への宣戦布告後、指定海域への船舶の進入禁止を発表しており、許可なくやってきた場合は撃沈することもあると警告していた。
「そうだ、松輪と秋雨はグラ・バルカス側を、磐城と占守はアニュンリール皇国をやる。対潜戦闘用意!」
幌筵泊地とロデニウス連邦共和国の双方が警戒しているのは、グラ・バルカス帝国と、魔法帝国、そしてアニュンリール皇国である。
きっかけは、人工衛星による偵察写真だった……
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
開戦前
「ん?、何だこの国、めちゃくちゃ発展してるじゃないか!?」
宇宙部門が見つけたのは、南方世界を撮影した映像だが、1カ国だけ妙に発展しているのだ
「こりゃ提督に相談だな」
そう言って提督の元に運ばれた写真を、ロデニウス連邦共和国側の有識者と共に解析したのだが………
「これ……多分アニュンリール皇国ですけど………、こんなに発展してるもんなんですか?」
ロデニウス連邦共和国側の有識者によると、アニュンリール皇国は文明レベルとしては昔のクワ・トイネよりも劣るレベルとも言われており、まさに文明圏外国としてさほど重要視されるものでもなかったのだが………
「どうしてこんな発展具合を隠すんだろうか……」
「変ですね……、この世界はどこも大抵見栄っ張り、というより舐められたら終わるみたいな思考があるのに、自分から弱く見せようなんておかしいですよ」
「しかしまぁ……、調査しようにも遠いな」
「伊401を向かわせてはどうでしょうか?」
「いいアイディアだ、向かわせよう」
幌筵泊地の古参潜水艦である伊401は、長距離航行を前提とした魔改造を施されており、具体的には……
全長 200m
最大幅 20m
機関 核融合炉
速力 水中 40ノット
水上 20ノット
航続距離 1年間の無寄港、完全潜行状態での戦闘行動が可能
武装 533mm魚雷発射管×8門、多目的VLS 16セル、格納式レーザーCIWS×4基、電波妨害機複数、艦尾魚雷発射管×4門、対魚雷・爆雷防御装置
艦載機 F-3S 新・晴嵐(ATD-Xを単発機化した上で、垂直離着陸に対応、格闘性能と精密攻撃、探知能力に優れている)×4機
こうして、長時間の単独行動が得意な伊401が選ばれ、監視行動についていた。
そこでわかったことが次の通り
・アニュンリール皇国は、予想通り国力としては冷戦中期並の技術力を保持しており、意図的に発展具合を隠している
・魔力検知装置を使用したところ、一般的な種族に比べて高い魔力を感知した
ということから、<高度文明が何らかの目的(悪意も含めて)のために国力を偽ることで、目的を達成しようとしている>というように結論付けた幌筵泊地とロデニウス連邦共和国は、引き続き監視を継続することとし、アニュンリール皇国の技術力をどこかで測りたいと考えていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「磐城と松輪は、アニュンリール皇国と見られる潜水艦を追跡せよ、秋雨と占守はグラ・バルカス帝国の潜水艦を追尾だ」
「了解」
「了解」
「了解しゅ」
二手に分かれて潜水艦を追尾する幌筵泊地、一方、海面下にも別の潜水艦が潜んでいた。
「………、この窪地、便利ですね」
「ああ、水中調査船のおかげで見つかったこのポイントなら、地理を理解していない潜水艦からは絶対見つからないでしょう」
ロデニウス連邦共和国のギム級潜水艦 ギ-101潜水艦である。
元々は、対パ皇対策として監視任務についていたものの、幌筵泊地の出撃を知った艦長が独断でこの窪地に隠れ、2隻の監視を行っていたのだ。
おやしお型並とはいえ、十分現役クラスに値する潜水艦。それもエンジン停止の上で完全無音潜航されては、探知することは容易ではない
「水雷長、魚雷は?」
「全弾装填完了、いつでも撃てます」
「よし、とりあえず待機だ。幌筵泊地が撃沈に動くなら、こちらも援護する。もし幌筵泊地が危険と判断したら、直ちに行動できるよう待機せよ」
「了解、伊58教官から指導されましたからね、無誘導撃ちもおまかせください」
海中からも逃さない構えだ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「2軸推進、推定4隻を探知!、うち2隻はこちらに向かってきます!」
「見つかったか……、魔雷戦用意!」
「魔雷戦用意!、目標正面大型艦、発射用意!」
アニュンリール皇国は魔法文明における魚雷である魔雷を用意して、迎え撃つ気である。
もちろん、アニュンリール皇国なので誘導付きであり、撃たれればアウトである。
一方、グラ・バルカス帝国側も……………
「2軸推進、巡洋艦と大型駆逐艦来ます!」
「バレたか、魚雷戦用意!」
「魚雷戦用意!」
2カ国とも、躊躇なく雷撃戦になるのは理由がある。
バレたくないのと、力量を測りたい(点数稼ぎしたい)からだ。
バレないためなら黙って潜っているという方法も無くはないが、自らを絶対的とする彼らは実力を測ることを体裁にした、点数稼ぎのために撃沈させることを選んだ。
「注水完了!、魔雷発射用意よし!」
「注水完了、魚雷発射用意よし!」
「魔雷発射!」
「魚雷発射!」
双方共にそれぞれのタイミングで発射した。
が、その攻撃は見事に裏目に出る。
魚雷戦に慣れっこの、しかも彼らにとって未来の技術によって開発された最新の対潜戦闘能力を保持した幌筵泊地に喧嘩を売ってしまったのだから……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
磐城CIC
「注水音探知!、秋雨も探知しました!、2隻ともやる気です!」
「どっちもか……こいつらやっぱり偵察だけじゃないみたいだな……、対潜捕獲戦闘用意!、対潜ネット発射用意!、最大戦速!」
「マスカー用意!、迎撃魚雷発射用意良し!」
「松輪、そっちのタイミングで回避してよし、とにかく1発も被弾するな!」
<<了解!>>
「敵潜水艦、魚雷発射!」
「対魚雷戦開始!」
「ハッチオープン、迎撃開始!」
磐城の左舷ハッチが開き、両用魚雷発射管から迎撃魚雷が放たれる。
秋雨CIC
「グラ・バルカス帝国潜水艦、魚雷発射!」
「迎撃魚雷発射用意!、回避運動!」
グラ・バルカス帝国の魚雷は無誘導であると予想されたため、回避運動で対応した。
「敵魚雷回避成功!、対潜ネット発射用意よし!」
「撃てぇ!」
VLSのハッチが開き、対潜ネット弾を搭載したミサイルが放たれる。
「対潜ネット弾、指定高度に到達、指定座標に降下します!」
海面に着水した対潜ネット弾は、魚雷となってそのまま海中を進み、グラ・バルカス帝国潜水艦のスクリュー付近で炸裂、ネットを展開して絡まる。
「推進部になにかが絡まりました!」
「何!?、一体何が起きているんだ!」
「分かりません、どうすれば……」
「絡まった物を取り外せないか?」
「ダメです!、浮上しない限り外せません!」
「敵前でそんなことが出来るか!」
「艦長!、或いは砲撃で奴らを沈めるのはどうでしょう?」
「潜水艦がまともに水上艦と戦えるか!」
「しかし……、このままでは我々はどうすることもできません」
「くっ……、仕方ない。浮上し、降伏しよう。機密文書は全て破棄せよ」
この後、秋雨から発艦したヘリから移乗した特殊部隊によって武装解除が確認されたグラ・バルカス帝国潜水艦は鹵獲され、乗組員はロデニウス連邦共和国へ、潜水艦は幌筵泊地に送られ調査されることになる。
一方、アニュンリール皇国潜水艦と交戦中の磐城では……
「敵魚雷の迎撃を確認!」
「対潜ネット弾発射用意よし!」
「……!?、これは……ギ-101が動いています!」
「どっちへ向かってる?」
「敵潜水艦の逃げる方向を抑える気です」
「なるほど……、我々の目論見に気づいたか……、よし、その期待に答えよう、潜水特殊部隊用意!」
「特殊潜航艇発進準備よし!」
「松輪に護衛要請を」
磐城は、戦闘艦としての機能もさることながら、支援艦として揚陸能力も有しており、今回はその機能を活かして特殊部隊輸送用の潜水艇を用意したのだ。
<<松輪、対潜ネット弾発射用意!>>
<<了解!、あ、敵潜水艦魚雷発射!、ギ-101へ向けて撃ちました!>>
水中という逃げ場のない世界でも雷撃戦が始まる……
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
「敵潜水艦、魚雷発射を確認!」
「デコイ発射用意……!」
「待て副長、この距離では間に合わない。マスカー開始!、急速転舵、面舵で交わせ!」
ギ-101の艦長は冷静に魚雷への対処を行う。
一方、アニュンリール皇国の潜水艦はちょっとした混乱に襲われていた……
「敵水上艦、魔雷を迎撃しました!」
「何!?、魔雷を迎撃しただと!」
「ぜ、前方に敵潜水艦!」
「ちっ、待ち伏せされたか、魔雷発射!」
再び魔雷が放たれるものの、ギ-101艦長の見事な指揮で回避される。
「敵魚雷回避成功!」
「やられてばっかじゃ性にあわん!、信管微調整、取り舵いっぱい、射線確保後直ちに発射!、目の前で爆発させて驚かしてやれ!」
「了解、射線確保、発射用意良し!」
「1番2番、撃てぇ!」
89式魚雷が放たれ、アニュンリール皇国の潜水艦めがけて突き進む。
「ま、不味い、か、回避だ、取り舵!」
「しかし、そちらには水上艦が!」
「死にたいのか!!」
取り舵をとりながら回避するアニュンリール皇国の潜水艦。
しかし、魚雷自体は命中せずに爆発して船体を激しく揺さぶる。
「うわぁぁぁ!」
「か、各部損害報告!」
「異常無し、ですが聴音できません!、爆発音が収まらない限り聴音不能!」
「そんな……」
爆発音が収まるまで待機しようとしたアニュンリール皇国の潜水艦だが、その必要は無かった。
ガコンッ
「動くな!、ロデニウス連邦共和国海軍だ!」
潜水艇に乗り込んでいた潜水特殊部隊が、逃げた先で潜水艦に接舷。乗り込んで来たのだ。
「くっ……、アニュンリール皇国バンz……」
ビリビリ!!
電気ショックで自害を試みた敵を気絶させる。
「妙な真似はよせ、既に貴様らを引き上げるために船も用意されている。大人しく浮上し、我々の指示に従え、命だけは助けてやる」
最早反発するものは居なかった。
機密文書を破棄した上で、暗号なども消す余裕があったグラ・バルカス帝国潜水艦に対して、何もする余地の無かったアニュンリール皇国は、隅々まで調べられて、貴重な機密文書がロデニウス連邦共和国の元に渡ることとなる。
また、今回の1件は完全にロデニウス連邦共和国が指定した海域の中で起きていたということ、両国共に国交が無いことから、どちらからも返還などの交渉は無く、調査担当者らは心置きなく調査することに成功した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一方、こちらもそろそろ片付く頃合いだった。
「ちっ、弾切れか……、まぁいい、後続は来ている。特設航空団全機に告ぐ、弾薬を使い切り次第帰投せよ」
「了解、レーダーでも確認しました。千歳のところのF-22です。残存艦艇は……100切ってますね、伝えておきます。」
「頼む。さぁ、帰ったら牛乳だ」
ルーデル達特設航空団は引き上げ、残りは臨時艦隊の仕事である。
<<無人機隊、全機突入、突入コードを入力せよ!>>
千歳のCICから突入コードが送られ、無人機に突入命令が下る。
<<copy, we engage !>>
受信を示すコードが千歳CICの画面に表示されると、無人機達が突撃を開始する。
ウェポンベイから対艦ミサイルが放たれ、残った敵艦を攻撃する。
<<命中!、こちらも行くぞ!>>
F-22や、ミサイルキャリアー仕様のF/A18Eが攻撃を開始する。
小型爆弾を改良した木造船用火炎弾や、対地ミサイルを駆使し、敵を沈める様は、相手に絶望と恐怖を抱かせる。
<<敵艦隊全滅を確認!、汚ぇ花火が上がっています!>>
結果、燃え盛る一部敵船を除いて、本土攻撃部隊は全滅。
ルディアスの考えた本土攻撃は、何の成果も挙げなかった。
投稿遅れました。すみません。
いやぁ……、新生活が始まって創作に時間がかけられなくなってましてねぇ……
失踪とかはしないんで大丈夫です。
次回、「ツァーリ・ボンバω」
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
-
単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
-
特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
-
航空殲滅(ソ連を超えた!?)
-
普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
-
全部♡(愚帝君号泣不可避)