チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「犠牲となった方への追悼の意を示すと共に、二度とこのような惨禍を引き起こさないよう、自らの行いを常に振り返っていこうと思います」
(ロパ戦争、慰霊の塔の除幕式におけるカイオス国家元首の結びの言葉)
いよいよパーパルディア皇国戦終了です。
例の名言は腰堀に言ってもらいます。
パーパルディア皇国皇都エストシラント
宮城、皇帝執務室
だいぶやつれたルディアスにアルデが報告する
「………、報告せよ」
「はっ……、まずは軍の被害です。エストシラントの防衛と治安維持を担う部隊を除き、皇帝直下の騎士団含め、軍は全滅しました」
「………、続けよ」
「デュロは消滅しました……、周辺住民には謎の健康被害が出ており、毎日のように人が死んでいきます。パールネウスも消滅しており、周辺の農村部は日照りが悪くなっております。本国の農業生産量は大きく減りました……、また、良質な木材の産出地だった地域が、草1つ生えぬ荒地に変貌してしまったため、船も作れません」
「属領は?」
「統治軍含め、支配能力を完全に消し去られました。連中は独立を宣言しており、最早再度支配は不可能です」
「……、ワイバーンはどれほど残っておる」
「………、ありません」
「魔導師達もか?」
「忽然と消息を絶っています」
魔導師達は、身の安全と引替えに、幌筵泊地諜報部によってロデニウス連邦共和国へ送られており、戻ってくることは無い。
「国民はどれほど残っている」
「各地の田舎と、デュロやパールネウス以外の都市に残っている人口をまとめても2割に届かぬでしょう」
「最早これまで……、いや、野蛮人に降伏するならいっそ……」
「陛下……」
思い悩むルディアス。
しかし、ルディアスに決断の時間は無かった。
「失礼します」
「カイオス!、貴様!、承諾もなく勝手n…」
スッ…
そう言わせる前にアルデに剣を向けるカイオス。
扉から続々と兵士が入り、ルディアスを取り囲む。
「貴様ら!、気でも狂ったか!」
「狂ってなど無い!、陛下とそれに従う貴様らが相手の国力もまともに把握することなく、多くの国民を道連れに戦争を仕掛け、多数の犠牲を出した、その幕引きをする必要がある。ここにおられるカイオス様は、その鍵を握っているのだ!」
1人の兵士がそういうと、アルデとルディアスに手錠をかける。
「余に逆らっておいて……、タダで済むと思うな!」
「このままいけば、パーパルディア皇国国民全員が消滅します。陛下としては今1度冷静な判断をお願いします」
「カイオス!、貴様は一体どの立場からものを言っておる!」
「私はロデニウス連邦共和国と交渉して、終戦のための合意を取り付けました。最早パーパルディア皇国は助かりません。1人でも多くの国民を助けるためにも、陛下含めた主戦派には退場して頂きます」
「カイオス……、貴様……」
「尚、レミール様についても同様です。彼女はロデニウス連邦共和国側の怒りを買った張本人でs……」
「か、カイオス様!、レミールが逃げました!」
「何だって!?」
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エストシラント沖、100km地点
「ジェットブラストディフレクター良し、航空部隊、発艦!」
「鳳翔航空隊1番機、発艦!」
爆装したトムキャットが発艦して、パーパルディア皇国沿岸上空で待機する。
<<隊長~、俺ら必要なんですか?>>
<<どうした2番機、今更説明する必要があるのか?>>
<<いえ……、作戦支援って言ったって近衛兵ぐらいなんで余裕で制圧出来ますし、そもそもなんで鳳翔航空隊フル爆装で上空待機するんですか……>>
<<あぁ、お前らにはまだ説明してなかったな、実はな、俺たちの本命は協力者の支援じゃない。最悪の場合に備えて協力者諸共吹き飛ばすのが俺たちの任務だ>>
「諸共吹き飛ばす!?」
<<そう、予定通りに協力者が被疑者……まぁ要は戦争犯罪者だな、こいつを確保するのにしくじったら、直ちに本土上陸作戦が発動される。その際に、確保に必要な連中……、つまるところ最低限の連中を除いた皇都防衛部隊を消し飛ばすんだ。そしてもう1つは………>>
<<まさか……>>
<<そう、そのまさか、相手が裏切ったと判断した場合、腰堀さんを安全に避難させた上で、パトリック外交官の遺体を回収した後、さっきと同じことをやる。場合によっては、爆撃隊を呼んでもう1回焦土化させる。そのために伊14と伊13が特殊部隊を輸送して、待機してるんだ>>
<<で、なんで隊長は知ってるんです?>>
<<えっ?、出撃前にお艦に聞いておいたんさ、本当はどういうつもりなんだって、隊長である以上、そこはきっちり教えてもらわないとダメだからな、本当にそうなった時に、速やかに情報を共有して、行動に移れるように聞いたんさ>>
<<隊長、不真面目な癖に妙に頭が回りますね?>>
<<うるせぇ>>
そう言っていた隊長だが、次の瞬間入ってきた無線で緊張が走る。
<<鳳翔航空隊へ、予定時間に協力者からの確保情報が来ない、爆撃体制に入れ>>
<<なっ……>>
<<繰り返す、鳳翔航空隊は、パーパルディアに残る戦力を残さず消し飛ばせ、既に特殊部隊は行動開始済みだ>>
<<ちょっと待ってくれ提督!、いくらなんでも少しの遅れで……>>
<<各機体は上空を偵察し、結果を報告せよ、目標を確認次第、攻撃に入れ>>
そこで無線は終わった。
<<隊長!、どうしますか!?>>
<<飛び回るだけ飛び回るぞ>>
<<了解!>>
部下を引き連れ、エストシラント上空に向かう隊長
(もしクビになったら……、アイツの元で働こうかな?)
不意に、ロデニウス連邦共和国に住んでいる友人の農家の顔を思い出し、彼はそう思った。
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エストシラント近郊、カイオス邸宅付近の海岸
「いいか、俺たちは鳳翔航空隊の支援を受けて行動することになる。既に我々の作戦は発動されており、万が一カイオスが裏切ったとなれば、速やかに彼の家の警備を排除して、2人の身柄を確保する」
「了解」
「では、そのまま待機」
幌筵泊地所属特殊工作部隊「霞部隊」
潜入、破壊、拉致、拷問、暗殺といった基本的な任務の他に人質の救出、敵国での諜報活動など、その活動は多岐に渡る。
この部隊の存在は上層部の限られた人物しか知らされておらず、その全貌も謎に包まれている。
元々は、深海棲艦への対処を巡って対立していた米国などへ対抗するために設置されたが、異世界に来て以来、その活動は大きくなり、近頃はパ皇だけでなく、グ帝やア皇にも潜入して諜報活動を行っている。
<<霞部隊、活動開始、航空隊による航空攻撃を待って突入せよ>>
<<了解>>
突入指示が出て航空攻撃を待つ霞部隊だが、待てど暮らせど航空攻撃が無い。
<<こちら霞部隊、航空攻撃が起こらない、どうなっている?>>
<<こちらでも確認する>>
航空攻撃が無くても一応活動は可能だが、下手を打てば皇都守備隊との戦いとなる。技術有利があるとはいえそれは避けたい。
「全員待機、航空攻撃が無ければ動けない」
歯ぎしりしながらも次に向けて備える霞部隊だった
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空母鳳翔にて
<<鳳翔さん、航空隊に航空攻撃を>>
<<そうしたいのは山々ですが、稼働機に部品の脱落が確認されています。すぐには動かせません>>
<<他の機体は?>>
<<隊長機が無線の不調で何も言わずに戻ってきたので、飛行甲板は収容した機体で大忙しです>>
<<そうか……>>
無線はここで途絶えた
その後……
「隊長さん?、どうするつもりなんですか?」
「すまんお艦!、でも提督があんな強引に物事を進めていたんじゃ、きっとどこかで破綻する!!」
「それはわかっていますけど、何も言わずに行動してたんじゃ私も困ります」
「だいたい、作戦に遅れなんてよくある事だし、そんなの提督が1番よくわかっているはずなんだ、だから今一度冷静になってもらいたいんだ!」
それは私たちの仕事では無い、とは言わなかった。
今の提督はかなり不味い状態だ。
仲間が死にかけて、守るべき国民が無惨にも殺されてしまったという状況で、まともな状況で居られるわけが無い。
オマケに、提督は戦争勃発以降、まともに寝ておらず、真っ黒な隈を作ってまで仕事を続けている。
命令不履行は重罪だが、今の提督を止められるのは転生者や首脳陣でもなく、艦娘だけなのだ。
「とりあえず、他のルートでも止められるようにしないといけませんね」
鳳翔は多元よりさらに上層部と連絡を取るべく、行動を始めたのだった。
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一方、その頃、パーパルディア皇国某所
「はっ、はっ、はっ……、なぜ私がこのような目に!!」
メイドから渡された服に袖を通し、ナイフと僅かばかりのお金を持って逃走しているのはパーパルディア皇国の皇族であり、今回の大戦犯であるレミール。
異常を察した屋敷のメイドたちから着替えの服と護身用のナイフ、それに加えて逃走用にと、僅かばかりの資金を受け取った彼女は皇都を彷徨いながらも逃げ出そうとしていた。
既に首都一帯をカイオスの部下たちが探し回っており、グズグズしていれば見つかってしまう。
「おやおや、お嬢さん、こんなところを歩いていたら危ないよ」
誰かに声をかけられハッと振り向くと、そこには小汚い服を着た掃除夫が居た。
「なんだ」
「ここには気性の荒い鳥が居てね、いつも檻の中にいるけど中から見える範囲に唾を吐いてくるんだよ、もう少しこちら側を歩きなさい」
「そ、そうか……、礼を言う」
「お嬢さんどちらまで?」
そう話をしながらレミールはふと考えた
(あのデカイ鳥は乗れる奴だな、ちょうどいい、この薄汚い掃除夫を殺して金を奪い、この鳥に乗って逃げよう)
この期に及んで他人から奪うことしか頭にないレミール。
とはいえ、彼女の本性がどうであれ、一応皇族。
護身用とはいえ武術の類は習っている。
そして、掃除夫の後ろに音を立てないように近寄り
「……っ!」
「あ、お前何すんだ!」
すんでのところで回避され、そのまま揉み合いになる。
「くっ!、なぜ当たらぬ!!」
「お前、殺す気か!、このっ!」
ドカッ!
「うっ……」
男が腹に強烈な正拳突きを喰らわせる。
所謂腹パンである。
「ゴホッゴホッ……、うっ……」
成人男性の、それも一応元軍人からの正拳突きを諸に腹に喰らったレミールは吐瀉物を出しながらその場にうずくまる。
「おい!そこ!、何をやっている!」
ただならぬ雰囲気を察した皇都に居た兵士たちが寄ってくる。
「こいつが俺の事を殺そうとしてきたんですよ!、ほら、ナイフまでもっている!、あんまりにもしつこかった上、危ないもんで腹に一発入れてやりました」
うずくまる女を確かめようと顔を見た兵士たちは驚いた
「れ、レミール!、お前たち、この女を捕まえろ!!」
直ちに手錠が掛けられ、兵士に両側を挟まれ、連れていかれる。
「よくやってくれた、こいつはこのパーパルディア皇国を滅亡寸前にした凶悪な犯罪者だ、お前の名前はなんという?」
「シルガイアと申します」
「シルガイアか、よし、お前さんは近いうちにカイオス国家元首様から直々に褒美を賜わることになるだろう」
「えっ!?、国家元首から!?」
予期せぬ形で褒美を得ることになったシルガイア。
かつてバルスにも劣らない程の実力を持つとされていたシルガイアは、後に再建されたエストシラント共和国にて海軍大臣を務めることとなる。
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ロデニウス連邦共和国外務省にて
<<こちらカイオス、現在そちら側から要求された全ての戦犯を捕縛することに成功した。我が国は降伏する>>
「わかりました、我が国が引取りに向かいますので、腰堀さんの安全を確保しておいて下さい」
<<わかった>>
通信は終わった。
「ようやくですね……」
「ああ、これを急いで官邸に」
「はい」
ロデニウス連邦共和国官邸地下
「本日夕刻、現地協力者のカイオス氏よりパーパルディア皇国における重大戦犯の捕縛を確認したとのこと。これによりロデニウス連邦共和国海兵隊より3個海兵大隊、幌筵泊地より陸上部隊2個大隊が上陸部隊として向かいます」
「そうですか……、ようやく終わりが見えましたね」
「はい、それで……、もうひとつ、幌筵泊地より……」
「どうされましたか?」
「多元統合作戦本部長の休暇願いです」
「休暇だって?、どうしてまた……」
「実は……」
鳳翔経由で多元の現状を知らされた閣僚達は驚いた
「冗談じゃない、シビリアンコントロールを逸脱する重大事態だぞ!、さすがに幌筵泊地のメンバーと言えど厳罰処分だ!」
「いやまて、心理的負担が大きい中で業務を続けさせていたのは我々だ、そもそもまともに全軍を俯瞰した指揮ができる人間が少ない中で酷使していた我々にも責任が出てくる」
「それは軍の都合だろ!」
多元の処遇に真っ二つに割れる閣議だが、ひとまず大統領が収める。
「今は戦争の終結が大事です。多元本部長の処遇は後に回すべきでしょう、彼の処遇については一旦私が預かります」
軍の最高指揮官にあたる大統領の言葉にさすがに矛を収める両陣営。
「まずは腰堀さんの無事な帰国と、パトリック外交官のご冥福を祈りましょう」
流石は異なる3カ国をまとめあげる大統領というところか、速やかに本題に戻した。
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1週間後、パーパルディア皇国皇都エストシラント
「な、なんなんだよアレ……」
「俺たち、こんな奴らと戦っていたのか……」
街の人々が驚き、絶望しているのはロデニウス連邦共和国の上陸部隊。
旧海軍基地に接岸した揚陸艦からエイブラムスや10式、89式等が下ろされ、市中を通過する様子は、見るものに敗戦の絶望感を与えると共に、皇国がいかにして負けたかをひしひしと思い知らされるのだった。
「ロデニウス連邦共和国軍統合作戦本部長の多元実です」
「パーパルディア皇国臨時政府、国家元首のカイオスです」
両名が挨拶した後、まずは2人の帰還となる。
「先輩……」
「腰堀、無事でよかった……」
「大分やつれてますね」
一応、公式な場では化粧などで分からなくしているのだが、付き合いの長い腰堀は一瞬で見抜いた。
「まぁ……な」
「何はともあれ、2人とも無事で帰ってくることが出来ませんでした」
「お前のせいじゃない、俺達ももっと事前調査をすべきだった」
「いえ……、最後に判断したのは俺です」
「それでも……、もっと考えるべきだったよ……」
「責任論は後にしましょう、俺はとりあえず戦犯の確認をしなくてはなりません」
「すまんな、最後まで」
「仕事ですから」
続いて、パトリック外交官の遺体が運ばれる。
「生命の保障を行うべき外交官に対するこの仕打ち、誠に申し訳無い」
「貴国には、全ての実態を明かす義務がある。それを放棄しないことがまず求められるということを理解して頂きたい」
腰堀の時とは打って変わって端的なやり取りだった
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パーパルディア皇国の宮城の地下には地下牢があり、重要戦犯はここで捕らえられている。
「ここか……」
腰堀が最後に確認したのはあの女……
「貴様……」
レミールだった。
どうやら、他国民に対するそれと同じかそれ以上に犯罪者に対する扱いは酷いらしい。
光の差し込まぬ暗い部屋に、ボサボサになった髪と、陵辱されたためか、肌や瞳にもツヤや光もなく、ボロ布を纏わされた*元*皇族がそこに居た。
「レミールだな」
「こんな扱いをして……、タダで済むとは思うな!」
「俺はこの指示は出してないぜ、そもそもてめぇの国が犯罪者に対する感覚が欠如してるからだろ」
まぁ、酷い目に遭わされた上に、こんな時まで口うるさいやつに丁寧に接する義理はない。
「犯罪者だと!、私が一体何をした!、なぜ私がこんな目に遭わねばならない!、たかが蛮族を殺して教育してあげただけだろ!!」
ブチリッ!
さすがに温厚な腰堀もキレる。
コイツは未だに自分が何をしたのか理解していないのか?
「外務省、少し荒れます」
<<殺すなよ>>
無線を入れて、外務省に断りを入れてから牢に入る。外務省も止めなかった(止める気も無かった)
ドカッ!
扉を開けてもらった腰堀は、寄ってきたレミールにあの時の腰堀に対するソレと同じように強烈な前蹴りを入れた。
「くっ……」
壁に激突し、うずくまるレミールの胸倉を掴み、そのまま激昂する腰堀。
「お前、自分のしたことが何か、わかんねぇのかよ!!、おまえの気分で、お前のその身勝手な振る舞いで、一体何人死んだと思って居るんだ!!」
「人間はな、愛情が無ければ育たないんだよ!!!、おまえが殺した人間は、みんな誰かの親で、子で、兄弟で、家族だったんだよ!!、それをおまえが奪ったんだ!、なのになんでそんな平気で居られる!!」
一旦呼吸を整える腰堀、流石のレミールも気圧されて何も言い返さない。
「なぁ、知ってるか?、知らんだろうから教えるが、おまえがあの外交交渉の場で気分で殺した外交官……、パトリックさんはな、もうすぐ孫が産まれるはずだったんだよ……、元々体あんまり強くなくて、仕事上の付き合いとかもあるからって、タバコ吸ってたりとか、それでいて仕事の負担とかで体調崩して余命宣告されていたのに、孫が産まれるからって、必死で……、必死で生きようとして、どうにかして余命延ばそうと病院に通って、仕事で行けない時も、自分なりに生活を改善したりしながら孫に会う日を楽しみにしていたんだよ……、名前までいっぱい考えていたんだぜ……それをお前は奪ったんだ!!、子供ってのは祖父母に会うのが楽しみなのに、お前はそれを奪ったんだ!、なのに謝罪の言葉は愚か、自分は悪くないだと!?、巫山戯るな!!!!、お前こそが蛮族だ!!」
出てくるだけの怒りをぶつけて、腰堀は牢を出る。
「お前だけはきっちり罪を意識して死んでもらう、ここまで酷いやつは初めてだ、もう顔も見たくない」
腰堀が立ち去った後、余りの気迫からか、すすり泣く声が聞こえてきたが、腰堀は意に介さない。
(泣きたいやつは……、お前じゃなくてお前に殺された人たちの家族だ!!)
この後、腰堀はパトリック外交官の遺体と共に皇都付近の空港を占拠した部隊が均した仮設飛行場から、C-130輸送機に乗り込み、空中給油を受けつつロデニウス連邦共和国に帰国した。
腰堀の言葉は長い言葉になりました。
ちょっと表現的に不味いやつが入っていますが、パーパルディア皇国の倫理観的にこれくらいは有り得そうなので変更しました。
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
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単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
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特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
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航空殲滅(ソ連を超えた!?)
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普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
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全部♡(愚帝君号泣不可避)