チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果…… 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「仲間に何かあった時以外は大人しい人々だと思って我々は接触したんですよ……、
恐ろしい人々でしたよ」
(あまりの制作スピードにぶっ倒れてベッドで事情を話すマイラス)
第39話 チート先生~俺みたいになれよ!~
「……、というわけで、ジェットエンジンというのは、複数種類に分けられる。そして、工作精度次第でエンジンの性能や耐久が決まってくる。しっかりやろう」
「はい!」
多元の指導の元、ジェットエンジンについて学ぶマイラス。
「では、ここにターボファンエンジンとターボジェットエンジンを持ってきた、両方とも戦闘機用だ」
「展示品なんですか?」
「まさか、うちは基本関係者以外立ち入り禁止だ、昨日訓練が終わった後作った」
「えっ?」
サラッととんでもないことを言いながらJ3エンジンとF5エンジンを持ってきて説明する。
「J3はターボジェットエンジンだ、こっちのF5はターボファンエンジン。学んだことを実物をもって見れば理解が進むだろう?」
「ええ、本当にターボファンエンジンはターボジェットエンジンにファンを取り付けた感じなんですね」
「実際には若干異なるが、おおよそその認識で間違っては無い。だからターボジェットエンジンを理解出来ればそこまで難しい話では無いはずだ。それより、昨日の宿題はやったかい?」
「ええ、もちろん。亜音速機の設計でしたね?、資料をヒントに出来ました」
出されたデータを見て、採点する多元。マイラスには幌筵泊地から支給されたコンピュータで転生者達から課題を行っている。
「素晴らしい。しっかり出来ている」
「はい、ありがとうございます」
「じゃあ、早速この提出した課題を元に、機体を作ろう」
「えっ!?」
「机でやったところで身につかんだろ?、だからまずやるんだ」
「あっ………はい」
今回、マイラスが設計したのは、T-1中等練習機。
空自で中等練習機として使われていた機体で、マイラスの手によってきちんとした設計図が作られていた。
「さて、エンジンを取り付けて……」
きちんとはまったようだ。
「うむ、後は飛べば完璧だな、俺がやろう」
「えっ!?」
驚くマイラスを他所に、滑走路に向けタキシングさせ、そのまま飛び立つ多元。
「ぶ、ぶっ壊れ……」
言葉を失うマイラス。ここに来てからというもの、転生者達の規格外っぷりにその都度驚かされていた。
〜小玉による戦車関係の技術指導~
「では、私からマイラスさんに現代の主力戦車、所謂MBTについての関連技術について、指導したいと思います」
「はい、よろしくお願いします」
「まずは、一旦倉庫に行きましょう」
そう言って、マイラスがついて行くと、目の前に巨大な鋼鉄の車両がいた。
「これは、私たち転生者が居た日本で長らく主力戦車だった74式戦車を、私なりに改修した74式H型です」
この車両、元は入社した頃に、74式改修型であるG型の話が出ていたものを小玉がさらに進化させるべく、エンジン周りを含めた内部の大規模改修と、爆発反応装甲への対応をG型の改修内容にプラスして作ったものであり、ペーパープランだったものの、今回の指導に合わせて数日前に「4両ほど」作った。
「まずは全体をざっくり見てみましょう」
「滑らかというか、全体的に斜めになっていますね」
「はい、74式には避弾経始という考えがあります」
「避弾経始?」
「図を使って説明しましょう」
そう言って図を使って避弾経始について説明する小玉。
マイラスも熱心に説明を聞く。
「……という訳です。とりあえず中も見てみましょう」
案内されたマイラスは、実際に車内に乗り込み、戦車の中で実際に装填から発射までを体験する。
「けっ、結構重たいですね……」
「ええ、ですからこちらに装填補助装置を取りつけてあります」
「なるほど……、おっ、これは楽ですね」
「そういうことです。慣れるとこのように……」
マイラスに比べ、洗練され、素早く装填する小玉
「だ、大丈夫ですか!?、小玉さん!?」
定年退職前の白髪混じりの男を気遣うマイラス。
「いやぁ、何、鍛えてますから」
「えぇ……」
涼しい顔をしてそう語る小玉に驚くマイラス。
(60を超えている男でも力強く動けるこの国の医療はとんでもないものだな……)
と、外から軍靴の音が聞こえてくる
「あれはなんです?」
「今度の観閲式に合わせた練習ですよ」
20式小銃を持ち、息を合わせて歩く様は、陸上部隊の練度の高さを示していた。
しばらく見送りながら、彼らが去っていくのを見た後、空に轟音が響くのを耳にした。
「えっ!?、モビルスーツ!?」
マイラスが口にした日本の有名アニメに出る人型兵器の単語。アニオタが多く含まれる幌筵泊地で、息抜きに見ていたマイラスも当然その名を知っていた。
「モビルスーツではありませんよ、幌筵泊地戦術機甲軍所属、第2戦術機甲連隊の不知火弍型です」
そう話す間に、市街戦仕様に塗装された漆黒の機体が上空を通過する。
「ロパ戦争中にはありませんでしたよね??」
「講和会議頃から作っていました」
「えぇ……」
「まぁ、魔法帝国対策ですね」
「なるほど……」
(この時点で既に魔法帝国の対策を始めるとは……、やはり幌筵泊地、というよりロデニウス連邦共和国にとって、グラ・バルカス帝国は取るに足らない相手ということか??)
自国の技術では圧倒的に不利な相手よりも、いずれ復活するとされる魔法帝国への備えを進めることが出来るロデニウス連邦共和国を、幌筵泊地を恐ろしく思うマイラス。
「では、少々脱線しましたが、主砲砲弾と装甲の種類について説明します」
「はっ、はい!」
「この74式には、主砲から発射可能な各種砲弾として、APDS、HEP、APFSDS、HEAT-MPが用意されています。それぞれ装弾筒付徹甲弾、粘着榴弾、装弾筒付翼安定徹甲弾、多目的対戦車榴弾といい、目的に合わせて使うことができます。マイラスさんに覚えていただくのは、APFSDSを除く全てです」
「APFSDSはダメなんですか?」
「極秘のものです。さすがに同盟国でもない友好国にはたとえ旧式のものでもまだ提供出来ません」
ここで機密の問題が出てきた。
幌筵泊地がマイラスに技術提供しているのは、ロデニウス連邦共和国の国益の問題というのもあるが、幌筵泊地転生者の個人的な便宜というのもある。
ロデニウス連邦共和国にとって、ムーは、重化学工業製品の輸出先という見方があり、如何に第3文明圏の一部地域で科学文明を推し進めているとはいえ、既に基盤のあるムーの方が輸出しやすいのは言うまでもない。
(また、同盟国であるアルタラス王国が、魔石の輸出を行っているため、あまり競合してしまうのはまずいという問題もある)
また、パーパルディア皇国を下し、一応列強扱いされているとはいえ、未だに第3文明圏外の国という地理的問題から、外交上の問題は多く、そこにムーを挟むことで、外交上の利点が生まれているのだ。
というわけで、ロデニウス連邦共和国にとっては、さっさと関係強化をするなり、その一環で同盟を結びたいのだが、ここで問題となるのがムーの国内問題だ。
特に機密管理や、技術格差などの現実的問題ではなく、ムーに蔓延る過激な思想や、ロデニウス連邦共和国に対する誤った見方が問題となり、友好国ではあるものの、未だに同盟を結ぶのに十分な環境が整っていない。
だから機密にあたる兵器輸出は簡単には出来ないし、技術者派遣も難しい。とはいえムーが置かれる状況は無視できない。
そこで考えられたのがロパ戦争に来た観戦武官に、我が国の様子を見てもらおう。なんならちょっと技術を持ち帰らせてみよう。との試みだった。
転生者にとって幸運だったのは、この時派遣されたのが、かつてムーに多元が向かった際に親しくなったマイラスということだ。
実際、多元含めた転生者一同の闇堕ち(多元以外はさほどだが)があったものの、マイラスの熱心な研究姿勢と、故郷を想う気持ちは本物だと転生者達は理解しており、偏見抜きで他国を見ることが出来、それでいて冷遇されることなく、結果を残しているマイラスには転生者一同好意的だったため、幌筵泊地は彼への援助を決めた。
それが、各方面(陸海空軍)の専門家によるマイラスへの技術指導だった。
そして、公開範囲は「ロデニウス連邦共和国が十分に優位を残せる程度」とされており、誘導弾や、ステルス技術、各種最新鋭技術は禁止されていた。
だが、転生者は、その規制の中で最大限のバックアップを行うため、そのキチガイっぷりを全力発揮してマイラスに教えていたのだ。
「やはり機密ですか……」
「貫徹が同口径でも倍違うこともあるので……」
肩を落とすマイラス。だが、無い物ねだりをしても埒が明かない。今は一刻も早くグラ・バルカス帝国に対抗出来るように技術習得を急がなければならないのだ。
尚、現代戦車の基本である複合装甲も当然禁止されており、爆発反応装甲についても現在協議中である。
「ですが、グラ・バルカス帝国対策には十分です。APFSDSでは過貫通する恐れもありますからね、むしろ榴弾でもいいくらいです」
「そこまでなんですか?」
「ええ、我が国の諜報機関によれば、グラ・バルカス帝国の戦車のスペックは、推定で最大でも旧軍の5式戦車程度、六号戦車がいても対抗できます」
幌筵泊地がマイラスに最終的に作らせるのは同盟国に供与した一般的な61式ではなく、Gen2MBTを予定している。ケーニヒティーゲルと61がぶつかったら危険だが、パットンや、T-65なら話は別だ。
(オイ車が来たらロデニウス連邦共和国の出番になるかもしれないが)
このあとも装甲、駆動系、砲弾、更には戦術までに話が及び、実技、座学織り交ぜの内容のかなり濃い授業が行われた。
「はい、授業はここまでです。課題として今回の74式のレポートをまとめてください」
さて、読者の諸君にはこんな疑問を抱えた人々が居ないだろうか?
<幌筵泊地のキチガイ共はともかく、マイラスくんにここまで詰め込んで平気なの??>
安心してくれ
<本作のマイラスも大概ぶっ壊れ>
である。
さすがに幌筵泊地の技術系人外ズどもに比べれば劣るものの、その吸収力と応用力はさすがといえ、あの急速発展したロデニウス連邦共和国を支える数々の技術者達=マイラス一人並なので、まぁぶっ壊れではある。
「さて、パソコン開いて……」
幌筵泊地から支給されたパソコン(機密にアクセスできる機能は無い)で課題をこなす。
「………、パソコン便利だな……、今度外務省に輸出して貰えないか聞いてみよう……」
課題は着々とこなすマイラスだった。
〜平河による軍艦関係の技術指導~
「おはよう、マイラスくん。今日は俺の担当だったね」
「はい、よろしくお願いします」
朝食を取りながら平河は資料を見せる。
「これが今日見てもらうカタパルト搭載型試験艦2号だ。今作っているところだが、もうすぐ完成する。食べ終わったら見に行くぞ」
「あっ!、はい!、ゴホッゴホッ」
急いで食べようとするマイラスだが、牛乳を飲もうとして盛大にむせた。
「ゆっくりでいい、工程は早いが、早食いしたところでさして変わるわけじゃない」
そう言われて、落ち着きを取り戻したマイラスだが、マイラスが焦る理由もちゃんとある。
<ロデニウス連邦共和国、建造速度異次元問題>
たった数ヶ月で、大型兵器をポンポン生み出すロデニウス連邦共和国の実力の源たる幌筵泊地の建造速度はどれほどのものか、気になって仕方ないマイラス。
「お、食べ終わったか、それじゃ行こう」
食べ終わったマイラスを連れ、平河は幌筵泊地艦艇研究所に向かう。
「マイラス!、あれを見ろ!!」
「ええぇぇ!!」
そこでマイラスが目にしたものとは……!
「ふ、船が浮かび上がっている!」
粉末を吹き付けられた下から徐々に船の形が出来上がっているのを見て、マイラスは石像のように固まった。
「そうさ、これが幌筵泊地、いや、ロデニウス連邦共和国の力の源、超大型3Dプリンターとガントリークレーン型三次元印刷機だ!」
超大型3Dプリンター
流体力学含めたあらゆる分野に秀でた転生者達がその力を結集させて完成させた夢の技術。船体や、航空機の主翼など、大型のものをポンポン印刷可能。細かいところは苦手な分、後述のガントリークレーン型三次元印刷機に任せている。
ガントリークレーン型印刷機
ガントリークレーンのクレーン部にインクが出るノズルを設けた形の三次元印刷機。艦艇や船舶をドライドックに印刷してしまうことで工期や材料ロスを大幅に削減することが出来る。また、上部構造物の修理期間もかなり短縮出来る。尚、これでも作りずらい小物は、大量に設置された別の中型、小型3Dプリンターが担当する。
(G-20様、アイディアありがとうございます)
台座など、本体以外の余分な部分は水溶性の素材でできており、簡単に外せるため、驚異的な建造速度を実現した。
大凡の建造時間(最新鋭設備の場合)
もがみ型護衛艦▶︎2日
いずも型護衛艦▶︎2日半
まや型護衛艦▶︎3日
シャルル・ド・ゴール級空母▶︎5日
(以下は、幌筵泊地で建造した場合)
ロテニウス級航空母艦▶︎7日
ゼルゲート計画艦▶︎10日
(時間断層かな?)
「こいつがあれば、今日の試験艦も1日で出来る」
「アハハ……、こんなの勝てるわけない……、バケモノぉー……キュウ!」
バタン!!
「おい、マイラス君!?、しっかりしてくれ!」
アカン、マイラスが倒れた
「あぁ……、今宵星が瞬いて……」
「ってそんなこと言ってる場合か!」
どどどどどうすんの?、どーすんの?
(おいまて)
なんか地の文に混ざったが、訳の分からぬ言葉を放つマイラスを叱咤し、とりあえずマイラスをベッドに運ぶ。
「大丈夫かい?」
「ホントに……、なんなんですかあなた達……」
「ん?、転生者だが?」
「それで片付けないでください……」
ちなみに、機密云々については、ほぼ気にする事はないため、スルーしている。
<だってこんなもの現代でも作れるか怪しいもん>
まぁ妥当である。
とりあえず、マイラスの回復を待って、試験艦に連れていく。
「今日教えるのは、艦首部分の構造だ」
そう言って入るものの、実際には艦首部だけでなく、船体全体のの指導を行う。
「……そしてもう1つ、君に教えるのが、カタパルトだ」
そう言って、平河は試験艦に乗り込むと、完成したての試験艦でいきなり海に出た。
「これから、カタパルトの様子を見せようと思う。今回は君たちにも供与できるように、あえて蒸気カタパルトにした」
そして、飛行甲板に出てきたのは双発の低翼配置の複座機。
「これは第三世代ジェット戦闘機のF-4ファントムだ」
「第三世代……?」
「ジェット機については提督が触れるし、俺はあんまり詳しくないから割愛するが、この機体ももしかすれば供与される可能性があるとの事だ」
「速度は?」
「マッハ2.2、速さだけ見ればうちの主力並だ」
「凄い……、圧倒的だ」
音速については既に勉強済のマイラスにとって、ファントムがどのような機体かはすぐにわかった
「まずは外から見てみよう」
カタパルトに載せられたファントムが轟音と共に射出される。
「速い……、多元さんが我が国に来た時にも見ましたが、この技術があれば、大型機でも楽に飛ばせる!」
「実際A-5ヴィジランティとかいうゲテモノが居るからなぁ……」
「なんですそれ?」
「全長23m越えの艦載機、ウチだとロデニウス級の艦載機が同じくらいだな」
「本当に艦載機ですか?」
マイラスの頭の中には、自国の旅客機が頭の中に浮かんでいた。
(あれを飛ばせるのか(^_^;)
つくづく呆れるほどの技術だ。
そうマイラスがため息をつくと、発艦したファントムが着艦してきた。
「よし、じゃあアレに乗るか?」
「えっ!?」
「技術を実感するには乗った方が早い。後ろに乗れるようにしておいたから、着替えるように」
「えっ!?」
「あ、パイロットスーツはこれね」
「ええええ!?」
「30分後には飛ばすから急いでね」
「いや早すぎ!」
思わず突っ込むマイラス。
とはいえ、ササッと着替えて乗り込む。
「射出する際は、体をシートに押し付けてください」.
言われて押し付けると、直ぐに発艦する。
「うわぁぁぁ!」
体をシートに押し付けられるような感覚を受けて、一気に発艦する。
「はい、旋回しまーす」
「えっ、ちょ、ちょ……、ぐえー!」
急旋回によるGであっという間にやられるマイラス
(結局この後吐いた)
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話は再び、冒頭の多元による指導に戻る。
「ふぅ……、上出来だ。これならすぐにでも国に帰って戦闘機を作ることが出来るはずだ」
早速飛行から戻ってきた多元は、そのまま評価に入った。
「ありがとうございます!」
「君たちの国に供与できそうな兵器は少なくとも第1世代機、最大で第三世代までの戦闘機と、第2世代のMBT、それと同時期の軍艦ぐらいまでは出来るはずだ。それらを上手く使いこなした上で、君にはその現地生産や、技術指導が出来るようになって欲しい」
「はい!」
「では、今日の宿題を出しておこう。先に言うが、提出期限は定めない」
「えっ?」
「その代わり、自国で生産することが可能な第1世代ジェット戦闘機の設計図を提出するように。性能だけじゃなく、生産力も考慮する必要がある。しっかり学ぶように」
「はい!」
「資料が必要になったら遠慮なく言ってくれ。ここには全部揃ってる」
「ありがとうございます」
マイラスは早速部屋に戻って作業を始める。
「第1世代ジェット戦闘機……、第1世代ジェット戦闘機……、これか……、沢山あるな」
貰った資料を元に探すマイラス。
「供与予定の戦闘機は確かF-4……、ならそのベース機となるF3Hならどうだろう?」
設計図を貰い、早速設計を開始する。
と、ここで設計していて気づいたことがある。
「全金属製で単葉の機体か……、うちの国じゃ試作機がようやく完成しそうな程度だよ……」
木製ジェット戦闘機はそう多くはなく、しかも性能的にも厳しいものがある。
とはいえ、諦める訳にはいかない。
多元からの指導によればジェット戦闘機の存在は絶対だと言われていた。
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「マイラス、プロペラ機の性能限界はどれくらいか分かるか?」
「えっ…と……、およそ900kmです」
「そうだ、二重反転プロペラや、ターボプロップエンジン、その他もろもろの対策を施したとしても、その性能は音速に届くことはほぼない」
「はい」
「翻ってジェットはどうか、うちのF-15がマッハ2.5、SR-71と呼ばれる偵察用の機体ならマッハ3.3、爆撃機ですらものによっては音速を超える。パワーや、高速性能において、ジェットエンジンというのは必須だ。我々の推測にはなるが、恐らくグラ・バルカス帝国なら10年以内にジェット機の開発が可能になると思う。単に連中の主力機に勝つならうちの鎮守府に残る烈風や、紫電でいい。だが、近代国家の戦争は長ければ10年続く。そして、戦争中の技術革新は凄まじい。確実に勝つためにもマイラス君にはジェットの技術を持ち帰って欲しい」
「わかりました!」
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「何としても祖国にジェット機を!」
必死になって設計を進めるマイラス。
果たして結果は如何に……
忙しいので結構頻度遅くなってます。他作品お待ちの皆さん申し訳ないですが、この作品については次も早めに更新されます。
(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?
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単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
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特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
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航空殲滅(ソ連を超えた!?)
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普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
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全部♡(愚帝君号泣不可避)