チートな幌筵泊地が異世界に転移した結果……   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな」

「それよりアイツを何とかしないと……」

(強さの違う怪獣に対する幌筵泊地並びにKAN-SEN部隊達のボヤキ)


いやほんと遅れて申し訳ございません!、ガチでテストとレポートと追試と風邪とその他もろもろで身動きが取れませんでした!





お正月企画改め新年企画、幌筵泊地VS怪獣たち❷

 

 

 

「スー○ーX3もってこい!」

 

「一応名前違うですけど……」

 

「うるせぇ、爆撃機ももってこい!」

 

「マイゴジに効きますか!?」

 

「動きさえ封じ込めれば後はワダツミ作戦を金剛4隻でやるだけでなんとかなるはずだ」

 

「ジラはどうします!?」

 

「例の現れた連中に提督が説得してる」

 

「ミサイル当たりますかね?」

 

「最悪手動でやるしかないだろ」

 

「手動のミサイルなんていつの世代のミサイル使わせる気ですか……」

 

「違う、砲弾を手動照準で合わせるんだ」

 

「無茶を言うな!」

 

 

本土に接近するマイゴジへの対応と、数の多すぎるジラへの対応を同時進行で行う幌筵泊地。

 

ロデニウス連邦共和国軍は良くも悪くも現代軍すぎるので、こんな怪獣に対する対応がまともに出来ない。

 

 

「マイゴジ、さらに接近!、潜水艦隊が既に交戦中との事!」

 

「誰かゴジラの音声持ってないか!?、特撮オタクなんてこの泊地にゴロゴロ居るだろ!」

 

「どこに誘導します!?」

 

「とりあえず本土から引き離せ、浅海域じゃ沈めようがない」

 

「無人ミサイル艇爆弾出撃完了!」

 

「よし、奴が熱線を出せなくなるまで徹底的にやってやれ」

 

 

 

幌筵泊地は、様々な生物の生息するこの異世界において、敵対的かつ、危険性の高い生物に対応するために特生自衛隊を編成していた。

 

特生自衛隊が仮想敵としていたのは、様々なシリーズの怪獣作品の主役級などの有名どころや、マイナー怪獣なんかも想定しており、特にゴジラは最たるものだった。

 

今回のマイゴジに対しても同様で、幌筵泊地はヤシオリ作戦とワダツミ作戦のミックス型である「ダルマ・マサムネ作戦」を発動、幌筵泊地の技術と戦力にものを言わせて確実に仕留める算段だ。

 

 

「金剛型にフロンガスと重りとその他もろもろ搭載終わりました!」

 

「よし、出撃!」

 

 

金剛型が出撃していく。

 

 

「潜水艦隊は?」

 

「魚雷をしこたま撃ち込んでるんですが、逃げられてます!、原潜以上のバケモンですよ!」

 

「バケモンにはバケモンをぶつける、つまり俺たちをぶつけるんだよ!」

 

「哨戒機部隊がゴジラを捕捉!」

 

「音響魚雷投下!、ゴジラの音源で足を止めさせろ!」

 

 

 

幌筵泊地VSゴジラの第一戦が始まろうとしていた。

 

 

 

 

 

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幌筵泊地対潜哨戒機、P-1

 

 

「音響魚雷投下!」

 

 

ゴジラを追尾していた対潜哨戒機部隊によって、ゴジラの音源を封入した音響魚雷を投下する。

 

投下された魚雷は、水中でゴジラの声を発し、ゴジラを誘導する。

 

 

「誘導成功!、ゴジラ、キルポイントに誘導されています!」

 

「よし、監視を続けろ!」

 

 

P-1は熱線を受けないよう注意しつつ、監視を続ける。

 

 

「キルポイントに到達、ゴジラ、直立します!」

 

「無人ミサイル艇爆弾配置につきました!」

 

 

直立したゴジラの前に立ちはだかる多数のミサイル艇。

 

 

「よし、ダルマ・マサムネ作戦を開始する!、第1段階、陽動初め!」

 

 

 

 

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無人ミサイル艇爆弾がいっせいに加速し、ミサイルを撃ちながら接近する。

 

 

「ミサイル艇、ミサイル全弾発射、なおも接近!」

 

「どうせコルベットの置き換えで余剰になった余り物だ!、接近しつつ、攻撃を回避させて弾切れにしてやれ!」

 

 

対艦ミサイルの着弾により、凄まじい爆発音と閃光がマイゴジの表面に生じる。

 

 

「やったか!?」

 

 

その言葉を嘲笑うが如く、噴煙の中から傷を修復しつつマイゴジがやってくる。

 

 

「通じてません!」

 

「クソが!、やっぱりメカゴジラでも持ってこないとダメなのかよ!」

 

「んなもんどうやって作る気ですか!」

 

 

と、マイゴジが放射能熱線でミサイル艇を破壊する。

 

 

「A12、15、27、爆沈!」

 

「A36、コントロール不能、突入します!」

 

 

コントロール出来なくなったミサイル艇は自爆のためにマイゴジに向けて突入する。

 

 

「爆撃機隊、配置につきました」

 

「ミサイルをありったけ叩き込んだら離脱しろ、有人機は下がらせるんだ。無人なら幾ら喪失しても金しか失わん」

 

「了解、B-52、B-2、B-1、B-21、Tu-160、Tu-95、H-6、Tu-22M攻撃を開始」

 

 

巡航ミサイルを満載した爆撃機が攻撃する。

 

 

「ミサイル艇、現在30隻を切りました」

 

「現在巡航ミサイル着弾中、百発超えててますが恐らく効かないでしょう」

 

 

マイゴジは潜って逃げようとするが、既に潜水艦隊によって下には機雷原が用意されているため、逃げられない。

 

 

だからと言って、放射能火炎を放つも、囮となっているミサイル艇にしか命中しておらず、その火力も次第に散発的かつ、弾切れの様相を呈してきた。

 

 

「マイゴジ、弾切れの模様」

 

「金剛以下の4隻を突入、深海に持っていくぞ」

 

「了解!」

 

 

 

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<<比叡、榛名、霧島!、着いてきてくださいネ!>>

 

<<はい、お姉様!>>

 

 

4隻がいっせいに行動を開始する。

 

 

<<ロケットチェーン、発射!>>

 

<<チェーン飛翔中!>>

 

 

艦後部に取り付けられたロケットアンカーを元に開発したロケットチェーンによってゴジラをぐるぐる巻きにする。

 

 

<<比叡お姉様、固定完了です。瞬間凝固剤をお願いします>>

 

 

霧島の言葉で比叡からこれまたロケットアンカーを元に開発したロケットホースが口元に突き刺さり、瞬間凝固剤がぶちまけられる。

 

ゴジラなどの怪獣退治において最も脅威なのはその口から発射される放射能火炎。

 

だったらそのめんどい口を塞げば良くね?、との考えから瞬間接着剤のごとくすぐに固まる凝固剤を作ろうというアイディアになったのだ。

 

ちなみにこれを開発したのは、幌筵泊地がまだ地球にあった頃の話で、これの前身のおかげで土木工事が従来の10倍の速度で進むようになった。

 

要するに瞬間凝固剤を少し弄ると素早く固まってくれるコンクリートになるというわけだ。

 

恐ろしいね。

 

尚、今回の作戦において、金剛型四隻は後部砲塔を全て外してある。

 

 

 

 

えっ?、時間あるのかだって?

 

 

 

幌筵泊地はマルチロールを大事にするからその辺弄りやすいんだよ(強引)

 

艦艇装備を多様化させて艦艇自体をプラットフォームにしようとする人たちだから……。

 

 

原作で響と雪風で抑え込まれたマイゴジが、核融合炉持ちの金剛型に引っ張られて敵うはずもなく、あっさり拘束される。

 

 

「よし、投下!」

 

 

転生者の指示で、重りが投下され、ゴジラが海底に沈んでいく。

 

 

今回は、重りとして不要になった徹甲弾や、艦娘達に見つかるとマズイエロ本、開発に失敗した時に出てくるペンギンなんかを括りつけて下ろした。

 

 

「ゴジラ、急速に降下!」

 

 

報告を受けた金剛4姉妹のうち、武闘派かつ知能派(この2つが両立することなどあるのだろうか??)の霧島が素早く分析を始める。

 

 

「作戦通り……ですが、ゴジラもゴジラ、一筋縄ではいかないでしょう。念の為に後方に待機している駆逐艦娘にアスロックの発射要請をかけますか?」

 

「要らないネ、むしろ拘束が外れてしまいマース」

 

 

金剛がそう答える。

 

 

もがき苦しむゴジラだが、やはり水圧だけでは死ぬはずがない。

 

 

「一気に上げマース!、ヘリウムガス注入!」

 

 

元ネタよりも一気に浮上させるべく、ヘリウムガスを注入。一気に投入した上で一気に浮上させる。

 

 

「気合い、入れて、行きます!」

 

「榛名、全力で参ります!」

 

 

比叡、榛名も全力で引き上げる。

 

 

スクリューが高速回転し、モーターが唸りを上げて回転する。

(幌筵泊地所属戦艦は全て核融合炉搭載であり、電力を使って行動するため電気推進である)

 

 

「まもなく海面到達!」

 

 

浮上してきたゴジラは明らかに表面が剥がれ、異常を呈している。

 

 

「冷凍光線発射用意!」

 

 

前部主砲をとっぱらい、何故用意されたのかも分からない冷凍光線を持ってきた長門が攻撃態勢に入る。

 

 

「冷凍光線発射!!」

 

 

ビームを撃たれたゴジラは完全に凍った。

 

 

<<ゴジラ、完全に氷結>>

 

<<運搬船に回収させろ、メカゴジラにすっぞ>>

 

<<おいやめろ、暴走したらどうするつもりだ>>

 

 

 

 

 

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一方、ロデニウス連邦共和国沿岸部にて

 

 

「撃てぇ!」

 

 

自走砲の効力射撃が行われ、やってくるジラの幼体がバラバラになる。

 

 

「戦車隊回れ!、1匹陸に上がったぞ!」

 

「航空隊来ました!」

 

 

上陸した個体には幌筵泊地戦車隊や、ロデニウス連邦共和国陸軍や、海兵隊の戦車隊が襲いかかる。

 

 

「動きが速いだけだな」

 

「やっぱりマグロを食っているようなのはダメだな」

 

「防衛側がそれ言っていいのか!?」

 

「愚痴らせろ、それくらい。次来るぞ!」

 

 

戦車隊の砲撃と、航空部隊の支援により、ジラは瞬く間に駆逐される。

 

 

「次弾装填!」

 

「撃てぇ!」

 

 

また一体倒される。ジラはアメリカで大暴れしたようだが、怪獣対策二流国家風情でイキっているようではロデニウス連邦共和国ももちろん、幌筵泊地は倒せない。2014年仕様で出直してこいとしか言いようがない。

 

(おいフラグだぞ)

 

 

「アルタラスに向かった奴らはどうした!?」

 

「例の機動部隊が対応しています!」

 

 

 

 

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「目標補足、レールガン発射」

 

 

76ミリのレールガンが、アルタラス王国に上陸を試みるジラをぶち抜く。

 

TS転生者がブレスト基地の指揮官、ダイワ指揮官向けに開発した特注機の威力は対異生物でも健在で、その火力で次々と屠っていく。

 

詳細なスペックは以下の通り

 

 

 

全長 17m

全幅 8m

全高 6.5m

主機 極超音速機用回転式デトネーションエンジン

速力 マッハ7(機外搭載型兵装搭載時)

   マッハ12(追加兵装なし時)

旋回半径 機体荷重的には96式並、パイロットの耐久力で考えればだいたい零戦並(マッハ5にて)

航続距離 増槽無し4500km、増槽有り(マッハ4の速度制限付き6000km)

固定武装 40mmレールガン×6門(毎分4500発)、装弾数は一門あたり65発で、バースト射撃も可能(ちなみにこの作業で1人倒れた)

搭載兵器 <誘導弾>極超音速中距離空対空ミサイル×8発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×8発、または極超音速対艦ミサイル×4発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×4発、或いは極超音速空対地ミサイル×6発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×6発等々をウェポンベイ内に収容可能、その他もろもろも当然搭載可能だが割愛。

<爆弾>各種爆弾を8t、と近距離用小型極超音速空対空ミサイル4発を同時に運用可能

<ガンポッド等>76mmレールガン×1基または57mmレールガン×2基を装備可能

探知能力 ステルス機を200km先から探知可能、最大探知距離は600km

ステルス性 アクティブステルスを採用しているものの、本機自体もそれなりにステルス性はあり、組み合わせることで60kmでヨナグニサン並

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

 

 

「ダンケルク、方位○○○に効力射撃」

 

<<わかったわ!>>

 

 

490mmの巨砲が卵から孵化したばかりのジラに向けて降り注ぐ。

 

 

<<脆いな……、やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな>>

 

「脆いわね……、やっぱりマグロ食べてるようなのはダメなのかしらね」

 

<<脆い、やっぱりマグロ食ってるようなのはダメね>>

 

 

ダイワ指揮官、KAN-SENのダンケルク、TS多元が全く同じことを口にする。

 

 

「指揮官、航空隊が補給を求めている」

 

「許可するわ、まだまだ数が多い。継続的な航空支援を」

 

「任せろ」

 

 

エンタープライズが艦載機を次々に発艦させ、ジラに空爆を繰り返す。

 

 

「一部が市街地に向かっています」

 

「了解、アルタラス王国軍に伝える」

 

 

エンタープライズ艦内に素早く入った情報は、アルタラス王国軍に素早く共有され、迎撃に入る。

 

 

「戦車隊、応戦せよ!」

 

「撃ち方、始め!」

 

 

アルタラス王国に配属されたばかりの新鋭、M1A2エイブラムスも全力で砲撃を開始し、上陸阻止に動く。

 

 

「海に戻ったヤツがいるぞ!」

 

「対潜兵器で始末しろ!」

 

 

護衛のKAN-SEN達がアスロックで対応する。

 

 

「意外と当たりますね」

 

「やっぱりマグロを食べてるようなのは……ダメ」

 

「もー!、さっきからそればっかり!」

 

「別にいいんじゃないの?、にーみちゃん」

 

 

いつもの4人もジラ相手にガンガン攻撃を仕掛けていく。

 

アルタラス王国の白い砂浜は、かつてのロパ戦争のように赤く染めあげられていった

 

 

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数日後、幌筵泊地にて

 

 

「これがゴジラの心臓?」

 

「デカイな……、それでいてまだ生きているようだ」

 

「大小合わせて数万発単位と対艦ミサイルと巡航ミサイル、水圧による攻撃、オマケに冷凍光線まで喰らったのに心臓は無事、下手したら再生すら始まってる有様かよ……」

 

「なんかに使えないか?」

 

「なんとなく嫌な予感しかしないな」

 

「バラバラにした上で幌筵泊地の最深部に保管だ、気味悪すぎてロデニウス連邦共和国側も引き取り拒否してたぞ」

 

「アルタラスの方も腐敗臭が酷いらしいから焼却処分だな」

 

「ジラの方は何か特徴あったか?」

 

「なんも、恐竜と大差ないな」

 

「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな」

 

「それでも現代兵器無しのフェンとかに行ったら不味かったな。ジラの方は今後卵も見つかる可能性があるから気をつけないとな」

 

「勘弁してくれよ……、それで?、提督は何処に?」

 

 

 

 

 

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幌筵泊地運動場

 

 

「やっぱり運動機能以外は大差ないな」

 

「ええ、開発能力も相変わらずと言った感じで……」

 

「どうする?、このまま残る?」

 

「いや、さすがにこのまま残るとあっちの世界が……」

 

「それもそうだった」

 

「でもまぁ、あと数日は居るので、ダイワ指揮官から空戦の手ほどきを受けてもよろしいかと」

 

「そうさせてもらうが……、やっぱり女体化しているとはいえ自分と話すのって違和感ありありだな……」

 

 

その後、数日間有意義な技術交流を続けたTS多元と転生者であった……。

 

 

 




ダルマ・マサムネ作戦の元ネタは達磨政宗というお酒があるらしく、それを海に沈めて熟成させるものがあるので、ヤシオリ▶︎お酒、ワダツミ▶︎海に沈めるのミックスとして採用しました。


「やっぱりマグロ食ってるようなのはダメだな」が多すぎるのは作者が使いたかっただけです。



新年企画が伸びてしまい申し訳ないです。


今年に入って日常生活の忙しさに拍車がかかり、思うような創作時間が取れないことが多々ありました。

今後もかなり忙しくなることが予想されるので、投稿頻度が低下することが予想されますが、なんとか愚帝戦以降は投稿頻度を戻せるようにがんばります。

私の他作品についても、順次投稿頻度を回復させる所存でございますので、何卒よろしくお願いします。





(恐らく)襲いかかって来るであろう愚帝本土攻撃艦隊をどうやって調理しましょうか?

  • 単艦無双(ヤ○トかな?<すっとぼけ>)
  • 特生自衛隊(特殊兵器多数)出動
  • 航空殲滅(ソ連を超えた!?)
  • 普通に艦隊決戦(まだ常識の範囲)
  • 全部♡‪(愚帝君号泣不可避)
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