テラでDJやってたけど感染したのでオペレーターになります。 作:ヘルメットのお兄さん
【コードネーム】N.N
【性別】 男
【戦闘経験】 3年
【出身地】イベリア
【誕生日】 7月18日
【種族】エーギル
【身長】 211cm
【鉱石病感染状況】
体表に源石結晶の分布を確認。メディカルチェックの結果、感染者に認定。
能力測定
【物理強度】優秀
【戦場機動】普通
【生理的耐性】卓越
【戦術立案】標準
【戦闘技術】優秀
【アーツ適性】優秀
個人履歴
元世界的DJ、鉱石病に罹患したのを機に自らロドスに加入する。多くの伝説を残してきたが三年前消息が途絶え誰もが蒸発したと思い込んでいた、しかし一夜限りの復活を遂げライブ後治療の為ロドスに訪れた。彼の知名度は多くの事柄に影響を及ぼしかねないため対応は慎重にすべきである。
健康診断
造影検査の結果、臓器の輪郭は不明瞭で異常陰影も認められる。循環器系源石顆粒検査の結果においても、同じく鉱石病の兆候が認められる。以上の結果から、鉱石病感染者と判定。
【源石融合率】 5%
大腿部に少量の源石結晶の分布が見られる。
【血液中源石密度】 0.32u/L
彼自身は大したことが無いと語っているが両眼の失明と聴覚の発達から明らかに病状は芳しくないと見られる、慎重な経過観察が必要。
オルフェさんからは遭難中に様々な場所で薬を購入したとおっしゃっていました、その余りを見せてもらいましたが……医療関係者なら一目でわかるほどの粗悪品でした。はっきり言ってこの薬では鉱石病を抑えるのは無理かと思います、しかし僅かでも効果はあったのか彼の体表にある鉱石が少なかったのは彼の身分からすれば幸いだったのかもしれません。 ──―ウィスパーレイン
第一資料
DJ『N.N』は非常に多くのファンを持つ音楽家である。主な活動はDJだが本人曰く作曲も演奏も音楽関連なら大抵は出来るとのこと、それを聞いたオペレーターの一人が楽器の演奏を要求した所、ヴァイオリン、ピアノ、極東の龍笛まで演奏して魅せた。本人は昔取った杵柄と言うがそのどれもがプロにも負けない技術を有していた。
第二資料
第三資料
皆さんこんにちは、N.Nことオルフェです。
俺は資料室から自分の情報を音声で閲覧していた、理由は単純で自分の情報に変な誤りがあったら修正して貰おうと思っていたからである。しかし第二資料以降は権限で見れなかったが……
さて、この資料自体に誤りは無いが俺には一つ隠している情報がある。それは転生者だという事、とはいえ転生したのはもう何十年も前だし今更大した思い出なんて無いので気にしてないが。
しかし転生者だという事のせいでいろいろ苦労があった、その一つがこの世界が『アークナイツ』の世界だという事。ゲームは好きだったがじゃあ現実に行きたいかと言うと全力で拒否したかった(過去形)、いつ空から死の病が降って来るかわからない世界でのんびり暮らせるわけがない。しかし転生した以上生きていくしかなかった、幸い生まれがイベリアでエーギルだったからか……はわからないが鉱石病にもかかることなく前世からもやっていた音楽をそのまま職業にもできた、流石にここまで人気になるとは思わなかったけど……
しかしそれも長くは続かなかった、偶然仕事が無い日が長く手に入ったから「折角だしロドス見つけてみたいなぁ、入ったら滅茶苦茶ブラックそうだからごめんだけど」なんて思いながらバイクと護身用のターンテーブルと共に旅をしていたら自分の事を知らないものが現れる程度には遠くに行った時その地で天災が起きてしまった。バイクで即座に逃走しようとしたけど初めての天災にまともな対応ができる訳もなく崩れ落ちた街の残骸がバイクに落ちてきて壊れるしその時暑かったせいで薄手の服を着てたから源石を足に引っかけて感染するしで最悪だった。しかもその地での言語を知らなかったから言葉も通じないときた、この辺りの事件は確か資料作成の協力した時に話したはずだから載ってもおかしくないのだが……権限が足りないか?
それと最悪は続いた、感染した後に妙に音が聞こえると思ったらいつの間にか視力が落ち始めていた。ここまで見えなくなることは前世でも無いなと思っているととうとう黒しか見えなくなった、そうしてどうしようもないと身動きも取れなくなっていたらふと自分の周りに足音が聞こえるのに気づいた、耳を澄ましてみれば今度は木々のざわめきが聞こえた、それを何度も繰り返して気づけば音の反射で地形がわかるようになった。そう言えばこれも書かれていないがどれだけ高権限にしているんだ。
それからまともに歩けるようになってからは徒歩で帰り始めた、途中何度かヒッチハイクだったり治療薬の購入だったりをくりかえしていたらシエスタに着いた。驚いたのは到着時点で三年間も経過していたことだ、見えなくなってから聴こえるようになるまでわからなかったが時間感覚が相当狂っていたと感じた。そうして何度か交流していた音楽家の友人に電話したらものすごく泣かれた、調子が戻ってから聞いた話だがその時の俺は足取りも悪く見るからに病人だと判るほどだったそうだ。
それから病人として治療を受けて医者から失明はもう回復できないだろうというのを聞いて友人がまた泣いて、俺が亡くなったという噂が広まりすぎて俺不在の葬儀が行われたらしい。確かに三年も音沙汰が無いのは悪かったがせめて死んだのがわかってから葬儀してほしかった、おかげで俺の生存が世間に公表された時怪我人が出たという話を聞いて勘弁してほしかった。いやほんとに勘違いで葬儀をして勘違いだと知って狂喜乱舞してそれで怪我人が出たっていう話はもうこっちが申し訳なくなる。
しかし世間に公表したのは俺が生きていたという事と、旅行中に事故があって現地の病院で治療をしていたから連絡が取れなかったという
「うん?」
ふと自分の端末からバイブレーションが鳴った事に気づき、資料室を出てから起動する、そして着信音から先日交換したばかりのヴィグナからだとわかり電話に出ると、上ずった声が聞こえる。
「はい、こちらDJ『N.N』」
「あ、あ、あの突然すみませんヴィグナです電話をかけてしまいましてあの突然なんですけどあ、もしかして何かこの後ご予定がったりしますでしょうか!?」
「大丈夫だよ、落ち着いてヴィグナ」
「ひゃいっ!? あ、あのですね……じ……実は……………………今度野外ライブをしようと思うんですが良ければ聞きに来ていただけないでしょうか!!」
ヴィグナとは食堂で食事していた時ヴィグナが俺を見てトレーを落としてから知り合った、彼女は本来バンドファンだったはずだが昔作曲したEDMが物凄く彼女の好みに合っていたようで、DJの俺というよりは作曲者としての俺のファンだったらしい。ガチガチに緊張して話しかけてきたので持っていたファングッズにサインを書いたら食事もせず宿舎に戻っていった、食堂来てたはずなのに。
「いいよ、むしろ是非聞かせ……あ、ヴィグナさえよければなんだけど。俺もそのライブに参加して良いかな」
久しぶりにエレキギターを弾くのも悪くない、そう思い軽い気持ちで提案したのだが……
「え、そそそそれってN.Nさんとセッションでで事てすか!! あ、ふぅっ……」
気の抜けた声と共にガシャン! という何か崩れた音と誰かが叫ぶ声が聞こえ電話が切れてしまった。
「しまった、やり過ぎた……」
まずは看病が先だと思った俺は医療室へ向かう事にした。
N.NはDJだけでなく音楽家としてもヤバいレベルの知名度があります。
それはもうファンもアンチも凄い数。しかし物腰はあのラッパーペンギンよりはまだ柔らかいのでペンギンよりはアンチは少なめです。いるにはいますが
それと職分は解放者をイメージしてます、いやでも音楽だし方陣術師もありか…?
追記:盲目のオルフェが携帯の画面が見れる事に矛盾が生まれたので主な部分を
ふと自分の携帯から電話が鳴ったことに気づき
↓
ふと自分の端末からバイブレーションが鳴ったことに気づき
に変更いたしました。