なんか団長たちの万能な姉になってたんだけど、とりま全力で推し活を楽しむわ。 作:時長凜祢@二次創作主力垢
まぁ、簡単に言えば、変態堕天司が生まれた経緯が特殊になります。
アウギュステ近辺で起こっていた商人や騎空士たちの怪我の原因。
それを調べに目的地に向かったが、なぞの研究施設に辿り着き、そこで出会したキマイラを討伐して、調査を続けていた。
しかし、研究施設を調べようとしたところ、聞こえてきた二人分の足音により、隠れやすそうな場所に隠れてやり過ごそうとした結果、隠れていた場所を見破られ、二人の青年に見つかってしまった私、シアン。
金髪赤眼の美青年と、黒髪赤眼の見覚えのある見た目をしているが、髪型が違うため辛うじて別人だとわかる美青年の姿に、思わず固まって動きを止める。
「……そんなでかい胸を持ちながらよくそんな狭いところに隠れることができたねぇ?」
「……正直言って、それなりにつっかえてます。」
「あ、つっかえてるんですね……。連れのセクハラ発言に対するお詫びを言おうとしたのですが、その前にお手をどうぞ。引っ張り出してあげます。」
「……どうも。」
さりげないセクハラ発言を食らいながらも、手を差し伸ばしてくれた金髪の青年の手に自身の手を重ねれば、軽く引っ張られる。
途中、少しだけ引っかかりながらも、隠れていた場所からスポンッと言うかのように抜ければ、勢いのままに金髪の青年の胸元に飛び込んでしまった。
「おっと。強く引っ張りすぎましたかね?」
「多分つっかえた反動かと……」
「役得だなお前。」
「?」
「気にしなくていいですよ。変態の戯言ですので。」
役得とは……?と首を傾げながら、黒髪赤眼の青年……私の最推しと全く同じと言っていい顔立ちをしている青年に視線を向けてみれば、金髪の青年に気にしなくていいと返される。
辛辣じゃないか?と最推しのそっくりさんが金髪さんにツッコミを入れるが、金髪さんは全く気にしていないのか、未だに胸元にダイブしてる状態の私の頭を優しく撫でて離れた。
とりあえず、ありがとうございますと一言告げたのち、改めて目の前の二人に視線を向ける。
うん……やっぱり金髪さんは全く知らない見た目をしているのに、黒髪さんの見た目と声にかなりの既視感を感じてしまう。
星晶獣じゃないのに、最推しの顔とそっくりとはこれいかに。まぁ、別人であることがわかるからいいけどさ。同じ見た目と同じ声とか、脳がバグを起こして溶けてしまいそうだ。
「えっと……お二人は、この研究施設……?の関係者なんでしょうか?」
混乱する頭の中、なんとか思考回路を動かして、話が止まらないようにと言葉を紡ぐ。
冷静になるための時間が欲しいと言うのもあるけど、この施設に関して何か知っているのであれば、教えて欲しいと言う感情もある。
「関係者……と言えば関係者ですが、この施設を運用した側ではありませんよ。」
「言うならいわゆるモルモット?研究のためにいろいろ調べられていたってワケ。しかも昏睡状態に陥る術式をかけられた状態で。一種の性癖に睡姦とかあるし、オレとしてはその性癖もありだと思うから普段は気にしてないんだが、自分がされる側ってのはどうも……」
「stay、ド変態。誰もあなたの性癖なんて聞いちゃいねーですよ。全く……すみませんね、このアホキングが。ですが、これが通常運転でして……。申し訳ないのですが、我慢してくださると助かります。」
「おいコラ若造。アホキングってなんだアホキングって?オレのことを言ってるのか?」
「あなた以外に誰がいるんですかド変態キング。」
「グレードアップすんな。」
テンポ良く目の前で交わされる言葉に頭がフリーズする。え?マジでなんなんだこの二人組。
片方マジで最推しに近い性格してるし、金髪さんはめちゃくちゃ慣れてるし。
は?意味がわからなくなってきた……。
「ああ、自己紹介が遅れましたね。僕の名前はセーレ。星の民が侵攻してくる前から空に存在している者です。あの頃は人間から悪魔と呼ばれていましたかね。力や能力から禁術とされ、闇に葬られた一つの術式により喚び出された人でもなければ星の獣でもない存在です。こちらは一応、僕の上司に当たり、僕より階級が上にある悪魔の王の一人であり、そのスペックに目をつけた星の連中の手によりもどきを創られてしまった哀れな変態です。」
「名前を言えよそこは!!なんでお前オレにだけ塩対応……」
「あなたが風紀を乱しまくる変態な上、その変態性でいろいろやらかした結果、滅んだ場所があるからですが?」
「だぁかぁらぁ!!アレはオレを喚んできた連中の自業自得の自滅だって何度も言ってるだろ!!」
「結局あなたも関わったじゃないですか。異常性交を広げた張本人なんですから。」
……異常性交を流行らせた元凶………?結果滅んだ場所がある……?
……待て待て待て待て!!それって聞いたことある話だぞ!?まさか、コイツ……!!
「君主は君主らしく王を敬えっての。まぁいいか。オレの名前はベリアル。セーレが生まれる前から空にいた悪魔の一柱であり、面白いことと楽しいことと気持ち良くなれることが大好きな遊びたい盛りの悪魔の王。まぁ、王って実を言うと複数いたりするんだが、オレはそれなりにメジャーな存在さ。過去にちらほらやらかしたことはなくもないが、それはそれ。オレはそんな性質だから仕方ない。ここにはセーレと一緒に呼ばれてね。星の民?とか言う連中の一人である銀髪の小僧……ルシファーだったかな?そいつがたまたま見つけた術式により呼び出され、なんかの研究のために調べられまくった。結果オレの能力を基にモドキを創られちまってさ。なんの報酬もないタダ働きをさせられたモンだよ。」
………やっぱり……七十二柱の悪魔の一人!!
なんだってそんな……ていうか、悪魔がいるとか聞いてないんだけど!?
「様子からして、もしかしてあなた、僕らに関しての知識があったりします?」
「え?マジで?そんな子今もいたりするのか。なかなかレアな子じゃないか。しかも、魂の純度も最高品質ときた。」
「ええ。これは、なかなか良い巡り合わせをしたかもしれません。」
こっちの顔色の様子から、何やら判断してきた二人の悪魔。悪魔が空の世界にいるなんて……と絶句する中、目の前の二人組は笑みを浮かべ、固まる私に話しかける。
「なぁ、ちょっとオレらの話を聞いてくれないか?」
「大丈夫。悪いようには致しません。あなたは、僕らにとって有益な人間ですからね。ちゃんと報酬も支払います。」
「「だから、僕ら/オレらとちょっとした取引をしませんか/してみないか?」」
………グラン……ジータ……ビィ………お姉ちゃん、なんかめちゃくちゃヤバい奴らに関わっちゃったかもしれないよ………。
シアン
研究施設のような場所で、星の民に創られた星晶獣ではない、悪魔と言う種族に出会してしまった特異点たちの姉。
涙目になりながら弟妹たちに内心で助けを求めてしまった。
15の割には胸がそれなりにあるため、隠れた場所に軽くつっかえた。
セーレ
空の世界に存在していた禁術により呼び出された者の一人。悪魔と言う種族であり、その能力は星晶獣すらも上回る可能性が高いのだが、現在はルシファーの術式により、能力が大幅に低下している。
翼を生やしたら四枚羽になるのだが、能力の低下中である今、生やしても一対しか出すことができない。
悪魔ベリアル
空の世界に存在していた禁術を利用したルシファーにより喚び出された者の一人。セーレと同じく星晶獣すらも上回る力を持ち合わせる悪魔なのだが、現在は、ルシファーが仕掛けたと思わしき術式の影響で能力が大幅に低下している。
かなりの枚数の翼を持ち合わせているのだが、能力低下の影響で出せても一対が限界である。
彼の能力を基に、シアンの最推したる堕天司が創り出されたらしい。
恋愛√のアンケートです。シアンには誰との恋愛√を辿って欲しいですか?
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ベリアル√
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ロベリア√
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シエテ、ロベリアサンド
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ベリアル、ロベリアサンド
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ベリアル、シエテサンド
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ベリアル・オリジン√(オリキャラ恋愛)
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セーレ√(オリキャラ恋愛)
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Wベリアル√
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悪魔サンド
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逆ハーレムend
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双子&ビィガード────!!!!