なんか団長たちの万能な姉になってたんだけど、とりま全力で推し活を楽しむわ。 作:時長凜祢@二次創作主力垢
不意に意識が浮上し、それに従うようにして目を覚ます。
「お?やぁ。目を覚ましたみたいだな。」
「いきなり異物が入り込んでしまったが故に、体がびっくりしてしまったみたいですね。申し訳ありません。」
同時に視界に映ったのは、先程接触した二人の悪魔。トイフェル族と名乗った、空の世界には本来存在していないはずの種族二人組の男性な顔立ちだった。
どうやら私は、ベリアルに膝枕をされていたらしい。男性の膝枕って硬いだろうなって思っていたけど、そこまで硬くないんだな……。
くだらないことを考えながらも、ゆっくりと体を起き上がらせる。
なんだろう……。どことなく体の中に、血液とは違う何か温かいものが巡っているような気がする。
「……何か、体ん中、血液とは違う別のモンが流れてる?」
「よくわかったな。その通り、今のキミの中には、オレとセーレの魔力も流れてるんだ。」
「しばらくは違和感に見舞われると思われますが、最終的には完全に馴染むので、少しの間、我慢してくださいね。」
どうやら、私の中に流れ込んでいるのは二人の魔力だったようだ。
契約をするとは、すなわち繋がりを作り、互いに結びつけるもの……と言うことなんだろう。
ある種のマーキングとも言えるかもしれない。悪魔と契約した人間が、どこにいようとも見つけ出せるようにするための。
まぁ、常に悪魔の目に留まると言うのは、正直見張られているようであまりいい気はしないが、結んでしまった以上は仕方ない。
「あと、申し訳ないのですが……。」
「ん?……は!?」
冷静に状況を分析していると、セーレが恐る恐ると言った感じに、鏡をこちらに向けてきた。
不思議に思い鏡へと目を向けてみれば、右目が赤に変色してしまっている自分の姿。
思わず大きな声を出してしまう。なんだって片目がこんなことに!?
「ってちょっと待て!!この赤い瞳の中、明らかに悪魔のシジルが刻まれてんだけど!?しかもこのマーク、どう見てもベリアルじゃん!!」
「はい……。本当に申し訳ないのですが、契約をした際、どうやらこの変態キングとの繋がりの方が強くなってしまったようで、シアン様の瞳に影響を及ぼしてしまったみたいなんですよ……。まぁ、変態とは言え、やはりキングの階級にいる存在である以上、力の影響力は計り知れないようでして……。」
「イイじゃないか。オレとお揃いなんだし?」
「ちっとも嬉しくねぇ……。」
「でしょうね。」
「なんでだよ!?」
グランとジータの二人とお揃いの目、気に入っていたのに、異物混入の影響で片目だけ変わるって……。
絶対、これ二人にバレたら何かしら問い質される案件じゃないか。
どうやって説明したらいいんだよ……。悪魔と契約したんだ?ダメだ……怒られる未来しか見えない。
ヤバイやつと契約したんだと騒がれるに決まってる……。
実際悪魔とかヤバイ以外の何者でもないから言い返せねぇ……。
「どうすりゃいいんだよこれ……。身内にバレるの確定じゃんか……。」
「ええ……?そんなにオレの紋様、イヤ?」
「と言うよりは、ヤバイ連中と手を組んでることが丸わかりになってしまうことに絶望しているように見えますね。なんで目に発現してしまったのでしょうか……?」
「そりゃそうだろ。目ほどちょうどいい発現場所はないぜ?だって、目を抉り取るとかしないだろ?人間って。」
「心臓の上とかあったでしょうに。」
「心臓だったら外的要因でシジルが壊れる。腕も外的要因でもげることがある。対する目は、片目だけしか見えなくなるだけでも死亡率が上がり、代わりになるものを作ることもできない。だから、シジルを刻むにはちょうどイイのさ。」
「確かに目印を失うことはありませんが、やはり困る人には困るんだと思いますよ?説明とかめんどくさいでしょうし、何より、トイフェル族は過去にあまりにも能力が強力で、なおかつ人を狂わせる存在として危険視された結果、禁忌とされ葬られた種族なんですから。」
「むしろ、誰も知らないからこそ問題なさそうな気もするけどね。」
「それでもですよ。もし知ってる存在に出会したりしちゃったらどうするんですか?」
「いやいや、何千年も生きるとか、空の民には無理だから平気だろ?」
……千年かそれ以上生きてる錬金術師が空の世界に入るんだよなぁ……と言う言葉はなんとか飲み込む。
でも、彼女……いや、彼……?なんにせよ、かりおっさんことカリオストロは知ってる可能性があるから、できれば出会したくはない。
まぁ、グランたちと最終的に合流することを考えると、いずれは必ず出会すんだろうなぁ……。
できれば悪魔のことは知っていて欲しくないな……と溜息を吐きたくなりながらも、この片目どうするかなぁ……と考える。
オッドアイって結構目立つから、できれば隠して生活したいものである。
「……この赤いの。カラコンとかで隠せないかな。」
「そんなもの入れるよりは、術で誤魔化した方がよろしいかと。」
「そんな術知らないんだけど。」
「まぁ、空の民には変化って必要なさそうですからね。では、僕が誤魔化しの術を使用しますので、それで過ごしましょう。シアン様と僕らの目だけは誤魔化すことができませんが、それ以外は確実に誤魔化せます。」
「そうか。んじゃ頼むわ。」
「はい。お任せください。」
「ちぇ〜……せっかくオレのマーキングを見せびらかせると思ったのに……。」
「見せびらかすんじゃねぇ。」
「公開プレイがどうのこうのとか言うつもりでしたら、男の尊厳再起不能にしますからね?」
「こっわ……。セーレならマジでやりかねないからやめてくれ。洒落にならない。」
とりあえず、オッドアイの件はなんとかなりそうで少しだけ安心する。
ていうか、オレのマーキングを見せびらかすって……独占欲やらなんやらと言うよりは、視姦されていい顔をしない当人を見て楽しもうとしていたなこいつ?
流石は変態堕天司のオリジナルってことだろうか。勘弁してくれ。
「こんなものでしょうかね。先程も言ったように、僕らの目は誤魔化すことができませんが、僕ら以外なら、シアン様のオッドアイに気づくことはありません。」
「そうか。サンキュー。」
「どういたしまして。」
「はぁ……本当に誤魔化しの術を赤くなった方の目にかけやがって……。ちょっとは楽しませてくれよ……。」
「お黙りなさい、変態キング。」
「マジねーわ変態キング。」
「ちょ……シアンまでオレを変態呼ばわりかよ。まぁ、罵られるのも別に嫌いじゃないが、どちらかと言うとオレは言葉責めをする方が好きなんだけど……。」
「うっわ……。」
「欲求不満キングに近寄ったらダメですよ、シアン様。さぁ、あちらに行きましょうね。調査をするのでしょう?」
「ああ。さっさと行こうか、セーレ。」
「おい、二人してオレを放置プレイで処そうとするんじゃない。」
あまりにも頭が痛くなるような言動をするベリアルのことを放置して、今いる研究施設を調べるために動けば、置いていくなと彼がついてくる。
……最推しと全く同じ顔と髪色と声をしてるから、最推しの概念だけでも楽しめるかなと思っていたんだが、どうやら、画面越しだからこそ楽しめたタイプだったらしい。
まぁ、そもそも(そっくりとは言え)最推しと契約する自分ってのが解釈違いなんだけど。
…………やっぱり契約するんじゃなかったかな?
シアン
最推しのオリジナルだからとそれなりに好いてはいたが、硬めの変色やらなんやらのせいで、多少好感度を下げてしまった特異点たちの姉。
のちに彼が1番のバディになることをまだ知らない。
現在の容姿は、髪の色や輪郭はジータと同じでヘアスタイルはポニーテール。口元や目元はグランとそっくり……なのだが、瞳の色が変化し、左目はグランたちと同じで、右目が悪魔ベリアルと同じロードライトガーネットカラーと言うオッドアイに。変色した右目には、ベリアルのシジルが刻まれ、常に妖しい光を放っている。
セーレ
シアンの右目にごまかしの魔術をかけ、自分たち以外には、変色する前の姿に見えるようにフォローする。
悪魔であるベリアルとシアンの相性が高いことに気づいており、のちにその繋がりを強くすることを予感している。
まぁ、僕はシアン様に仕えることができればそれでいいので気にしませんが、変態が行き過ぎた行為に走るようであれば問答無用で処しますし、彼に向いてる契約のベクトルを僕に変えてやりますけどね。
悪魔ベリアル
シアンの瞳と自身の瞳がお揃いになったことに喜んでいたが、すぐにセーレが誤魔化しの魔術を施してしまったため、見せびらかすチャンスがなくなったことに軽く拗ねた。
シアンのいろんな表情を見たかったのだが、セーレから男としての尊厳を潰すと言われ渋々誤魔化しの魔術の使用を認める。
自身とシアンの能力面の相性が最高であることにはもちろん気づいているので、次は体の相性か?と考えていたりいなかったり。
恋愛√のアンケートです。シアンには誰との恋愛√を辿って欲しいですか?
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ベリアル√
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シエテ√
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ロベリア√
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シエテ、ロベリアサンド
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ベリアル、ロベリアサンド
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ベリアル、シエテサンド
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ベリアル・オリジン√(オリキャラ恋愛)
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セーレ√(オリキャラ恋愛)
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Wベリアル√
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悪魔サンド
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逆ハーレムend
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双子&ビィガード────!!!!