とある飛空士への召喚録〜新世界大戦全史目録〜 作:篠乃丸@綾香
機械文明国
空軍機
海軍機
水上機
陸上機
海軍機
陸上機
海軍機
水上機
陸上機
魔法文明国
陸海軍両用機
陸上機
大型航空機
機械文明国
神聖レヴァーム皇国△
神聖レヴァーム皇国の航空機は生存性を重視して作られており、技術力の高さにものを言わせて高い出力のモーターに生産性と生存性を長所として大量生産、数で天ツ上を押していた。
『アイレスV』△
神聖レヴァーム皇国が中央海戦争終盤に開発した最新鋭戦空機。天ツ上の真電に対抗すべく、高出力のモーターを搭載しており、防御力も高い。さらに天ツ上に先駆けて開発さた自動空戦フラップのおかげで真電を上回る格闘性能を得ている。
新世界大戦でもレヴァームの主力戦闘機として長らく第一戦で戦った。グ帝側コードネームは『スレイプニル』。
乗員:1名
全長:10メートル
全幅:12メートル
発動機:DCモーター2400馬力
最高速度:720キロ
航続距離:1200キロ
武装:
翼内20ミリ機関砲2門
機首20ミリ機関砲2門
考察:本作に登場するのは『恋歌』に登場したアイレスV。外見のモデルはイギリス空軍のテンペストかと思われる。自動空戦フラップを装備しており、空戦性能は真電改を凌駕している。
『アイレスII』△
神聖レヴァーム皇国が運用する旧式戦闘機。数だけはかなりあったので、小国に売り払われたり戦闘爆撃機に改造されたり、護衛空母に載せられたり、練習機として使用されたりと様々な運用がなされている。グ帝側コードネームは『グラニ』。
乗員:1名
全長:9.8メートル
全幅:12.2メートル
発動機:DCモーター1280馬力
最高速度:523キロ
航続距離:750キロ
武装:
翼内20ミリ機関砲2門
機首7.7ミリ機関砲2門
考察:本作に登場するのは『追憶』に登場したアイレスII。外見のモデルはイギリス空軍のハリケーンだと思われる。中央海大戦開戦時の最新鋭戦闘機と有るが、シャルルが幼少期の頃の回想でエル・バステルと出てくる。10年近く前の戦闘機だと思われるのだが……まさか、レヴァームは10年間余裕こいて戦闘機開発をしなかったのだろうか?
『ロス・アンゲレス』△
神聖レヴァーム皇国の急降下爆撃機。最大750キロの航空爆弾を搭載することができ、搭載重量が高い。設計当初から引き込み脚を採用するなど、当時の急降下爆撃機としては画期的なスペックであった。しかし最近は機体の旧式化が目立って来ており、後継機の確保が必要となりつつある。グ帝側コードネームは『フギン』。一般飛行士は普通に『LAG』と呼んでいる。
乗員:2名
全長:11メートル
全幅:12メートル
発動機:DCモーター 1200馬力
最高速度:406キロ
航続距離:1700キロ
武装:
500キロ爆弾または750キロ爆弾1発
14ミリ後方旋回機銃1丁
考察:モデルは原作の挿絵から判断するにアメリカ海軍の艦上爆撃機ドーントレスかと思われる。
『サン・リベラ』△
神聖レヴァーム皇国の雷撃機。1900馬力の大出力モーターを備えることで大型の航空魚雷を搭載することができる様になり、機体強度も高く、翼端に10人乗ってもたわまなかった為、「頑丈なトラックの様だ」と称されている。グ帝側コードネームは『ムニン』。
乗員:3名
全長:12メートル
全幅:16メートル
発動機:DCモーター 1900馬力
最高速度:414キロ
航続距離:2200キロ
武装:
航空魚雷1発
機首14ミリ機銃2門
14ミリ後方旋回機銃1丁
爆弾1000キロ
考察:モデルはアメリカ海軍の雷撃機アヴェンジャー。
『サンタ・アルコ』△
いい加減ロス・アンゲレスの後継機を作ってくれとの前線からの要望に答えるため、神聖レヴァーム皇国が戦争中期から送り込んできた機体。相変わらず機体が頑丈で、恐ろしい事に3600キログラムまでの爆弾を搭載できると言う、重爆撃機に匹敵する爆弾搭載量を誇る。挙げ句爆弾を捨てた後は空戦までやってのける化け物。1人乗りなので、母艦からの無線航法による支援や、誘導機の援護が必要。
乗員:1名
全長:12メートル
全幅:15メートル
発動機:DCモーター 2700馬力
最高速度:520キロ
航続距離:2200キロ
武装:
爆弾3600キロ
20ミリ機銃4丁
考察:モデルはアメリカ海軍の攻撃機スカイレイダー。サンタ・アルコは直訳すると『聖なる槍』。
陸軍機
『グラナダⅡ』△
神聖レヴァーム皇国の爆撃機、非常に強固な爆撃機として知られ20ミリ機銃にも耐えれると言われている。ただしこれは目測を誤ったパイロットが当ててないだけで、20ミリ砲弾を食らえば致命傷は避けられないとも言われている。グ帝側コードネームは『アウズンブラ』。
乗員:10名
全長:22メートル
全幅:30メートル
発動機:DCモーター 1300馬力×4発
最高速度:460キロ
航続距離:2800キロ
武装:
爆弾5800キロ
15ミリ旋回機銃12丁
考察:モデルはB17フライングフォートレス。武装を15ミリ機銃に強化している。
『グラナダⅢ』△
神聖レヴァーム皇国において、六式陸攻に相当する機体。爆弾搭載量や航続距離で劣るものの、防弾設備が充実し防御機銃も多い機体。但し護衛戦闘機が居なければ、六式陸攻と大差無い被害が出る。
魚雷による雷撃や対潜攻撃も行える上、機首に75mm砲を搭載した機体も存在する。75mmは浮上潜水艦や輸送船の驚異となった。
乗員:5名
全長:16メートル
全幅:20メートル
発動機:DCモーター 1700馬力×2発
最高速度:438キロ
航続距離:2170キロ
武装:
爆弾1360キロ
15ミリ旋回機銃12丁
考察:モデルはB25ミッチェル。武装を15ミリ機銃に強化している。
『ギドラ・アイレス』△
アイレスⅣを二つ組み合わせて作られた双発単座戦闘機。アイレスVの配備が行き届き、在庫が余ってしまったアイレスⅣを再利用する為に設計された。
枢軸軍からは「二胴の悪魔」と言われ、爆撃機の天敵として恐れられた。
乗員:1名
全長:12メートル
全幅:16メートル
発動機: 2000馬力×2発
最高速度:742キロ
航続距離:3605キロ
武装:
20ミリ機銃2門
12.7mm重機関銃4門
考察:モデルはツインマスタング。
水上機
『サンタ・クルス』△
神聖レヴァーム皇国の水上偵察機。フロートを格納するなどの当時の画期的な新設計を採用している。水偵としての安定性を保つためにH型尾翼を採用し、レヴァーム機にしては長い航続距離を誇る。
グ帝側コードネームは『ヴェズル』。一般飛行士は『カモメ』と呼んでいる。
乗員:2名
全長:10メートル
全幅:11メートル
発動機:DCモーター 1900馬力
最高速度:620キロ
航続距離:3100キロ
武装:
13ミリ後方旋回機銃1丁
考察:モデルは不明。原作、コミック版、劇場版とそれぞれ外見が異なる。本作のモデルは劇場版、H型尾翼と逆ガル翼を備えた形状をしている。
『サンタ・カナリオ』△
神聖レヴァーム皇国の双発飛行艇。グ帝で言う所のポルックス双発飛行艇に当たる機体。対潜哨戒、沿岸警備、海難救助と言った任務に当たる機体で、中央海戦争ではシャルルもお世話になった機体。胴体中央部側面に引き込み式の車輪が有り、なんと水陸両用である。
民間に払い下げられた機体が多数有り、扱いやすい事から輸出も行われている。
乗員:10名
全長:19メートル
全幅:32メートル
発動機:DCモーター 1300馬力×二発
最高速度:315キロ
航続距離:4000キロ
武装:
7.7ミリ旋回機銃3丁
15ミリ旋回機銃2丁
爆弾1800キロ
考察:モデルはPBYカタリナ双発飛行艇。
帝政天ツ上△
レヴァームに比べて技術力に劣る天ツ上は、性能を工夫で極限まで高めた機体に練度の高い飛空士を乗せることで補っていた。現在では、レヴァームとの同盟でその溝は埋まりつつある。
『艦上戦闘機
帝政天ツ上の主力戦空機。中央海戦争時に開発された真電を元に、発動機を大出力モーター「頂」に換装。武装を強化したモデル。特徴的な逆ガル翼は、全高が高くなり脚部が高くなることを防ぐために逆ガルの頂点にタイヤが来る様にする措置である。さらに、二重反転プロペラを採用することによって、反トルクを打ち消すことにも成功している。
グ帝側コードネームは『ガルム』。
乗員:1名
全長:9メートル
全幅:11メートル
発動機:DCモーター 2400馬力
最高速度:750キロ
航続距離:3300キロ
武装:
機首30ミリ機銃2門
機首15ミリ機銃4門
考察:モデルは日本海軍の局地戦闘機である震電、ただしこちらは純粋な戦闘機である。本作の真電改は劇場版「追憶」の真電改、逆ガル翼の理由は主脚を短くするため。これは日本海軍の攻撃機「流星」の逆ガル翼を参考に考察。
『艦上爆撃機
帝政天ツ上の主力艦上爆撃機。天ツ上の技術では珍しい液冷モーターを搭載しており、高い出力と高速性能、さらには急降下耐性を兼ね備えている。
グ帝側コードネームは『グラム』。
乗員:2名
全長:10メートル
全幅:11メートル
発動機:DCモーター 1500馬力
最高速度:530キロ
航続距離:3000キロ
武装:
胴体250キロまたは500キロ爆弾1発
最大750キロまで搭載可能
機首13ミリ機銃2門
13ミリ後方旋回機銃1丁
考察:モデルは日本海軍の爆撃機「彗星」で、エンジンは液冷式。原作での模写が少ないので性能が判断できないため、ほとんど独自考察。
『艦上攻撃機
帝政天ツ上の攻撃機。配備当初は旧式攻撃機とほぼ変わらない性能しか発揮できず、防弾性能も低く武装も想定していた魚雷が乗せられなかった不具合があった。後期型ではそれらの問題も解決され、現在でも主力攻撃機として活躍している。
グ帝側コードネームは『グングニル』。
乗員:3名
全長:10メートル
全幅:14メートル
発動機:DCモーター 1800馬力
最高速度:480キロ
航続距離:3000キロ
武装:
13ミリ旋回機銃1丁(機体上部)
13ミリ旋回機銃1丁(機体下部)
爆弾1000キロ
考察:モデルは日本海軍の雷撃機「天山」。原作での模写が少ないので性能が判断できないため、ほとんど独自考察。
『高速偵察機
直線的な細長い胴体と大径プロペラ、長い主脚が特徴のスマートな機体で、艦載機という条件の中で、高速性能を持たせた設計に特徴がある。
中央海戦争では後期から艦載偵察機として活躍。とある海戦では迎撃にあたった当時の最新鋭であるアイレスⅣを楽々振り切り、「我に追いつく追い風(アイレスの意)無し」という有名な打電を残した。
乗員:2名
全長:11メートル
全幅:12メートル
発動機:DCモーター 1990馬力
最高速度:672キロ
航続距離:5000キロ
武装:
機首13ミリ機銃1門
考察:モデルは日本海軍の偵察機「彩雲」、乗員を3名から2名に変更している。
『両用偵察機
帝政天ツ上で少数配備されている水陸両用偵察機。その実は神聖レヴァーム皇国の「サンタ・クルス」の輸入品。両国が友好国になってから輸入され、天ツ上でも高い評価を受けている。
サンタ・クルスに前方機銃が無かったのを懸念し、瑞風では翼内に20ミリ機関砲を増設。これにより、準戦闘機としても機動することができる。
グ帝側はこの機体をサンタ・クルスと同じ機体と考えている為、コードネームはサンタ・クルスと同じ。なお一般飛行士は『黒緑カモメ』と呼んでいる。
乗員:2名
全長:10メートル
全幅:11メートル
発動機:DCモーター 1900馬力
最高速度:620キロ
航続距離:3100キロ
武装:
20ミリ翼内固定機銃2丁
13ミリ後方旋回機銃1丁
水上機
『
中央海大戦時に、天ツ上の飛行場建設能力の低さを補う為に開発された機体。要求性能が非常に高く完成困難と言われていたが、天ツ上の技術者がその力を振り絞り製作した。現代飛行艇に匹敵するバケモノである。
『とある飛空士の夜想曲』では国民的人気歌手の水守美空を乗せて、前線まで慰問に来た。
グ帝側コードネームは『ヨルムンガンド』。
乗員:13名
全長:28メートル
全幅:38メートル
発動機:DCモーター 1850馬力×4発
最高速度:470キロ
航続距離:8223キロ
武装:
20ミリ機銃5門
7.7ミリ機銃4丁
爆弾2000キロ
考察:モデルは二式大型飛行艇。
陸上機
『
中央海戦争時、六式陸上攻の後継機として生み出された機体。四発のDCモーターと、親子フラップによって離陸する。多数の爆弾搭載量と速さから、陸上攻撃機としては世界最高クラスの性能を誇る。
乗員:7名
全長:23メートル
全幅:33メートル
発動機:DCモーター 2000馬力×4発
最高速度:600キロ
航続距離:7400キロ
武装:
20ミリ機銃6門
13ミリ機銃4丁
爆弾4000キロ
考察:モデルは大日本帝国海軍の攻撃機「連山」。
『
中央海戦争序盤から活躍した陸上攻撃機。爆撃、雷撃、哨戒、対潜攻撃、輸送と数多くの任務に就いた爆撃機で、それ故に損耗率も高かった。本機自体はそこまで撃たれ弱く無いのだが、登場員が自虐で「六式ライター」などと発言した事から燃えやすいと風評被害が多発。恐らく戦後も一生言われ続ける。
なお見た目はグラ・バルカス帝国のベガ双発爆撃機と酷似しているので、非常に紛らわしい。
乗員:7名
全長:19.63メートル
全幅:24.88メートル
発動機:DCモーター 1850馬力×2発
最高速度:437キロ
航続距離:2500キロ
武装:
20ミリ機銃5門
爆弾2500キロ
考察:モデルは大日本帝国海軍の一式陸上攻撃機24型。
『司令偵察機
帝政天ツ上で初めて機上電探を搭載した機体。偵察機の他、双発戦闘機としても使われている。
乗員:2名
全長:12メートル
全幅:15メートル
発動機:DCモーター 2200馬力×2
最高速度:704キロ
航続距離:3500キロ
武装:
機首30ミリ機銃2門
機首20ミリ機銃2門
考察:モデルはキ83と100式司令部偵察機のミックス。
ムー△
ムーも初めはワイバーンを使っていたのだが、ワイバーンに対抗する機械として飛行機を発明した事により、飛行機械を重視している。その結果、世界で唯一飛行機械を製造運用することのできる国家として名を馳せることとなった。
『Do.38マリン』△
ムーの主力戦闘機。世界でも選りすぐりの空戦性能を誇り、最高時速、格闘性能、火力全てでワイバーンロードに勝っている。艦上機型と陸上機型の二つがある。
乗員:1名
全長:6メートル
全幅:10メートル
発動機:レシプロ機関600馬力
最高速度:380キロ
航続距離:850キロ
武装:
機首7.92ミリ機関砲2門
考察:ムーが独力のみで開発した主力戦闘機。列強のワイバーンロードに対抗するために作られたと見られる。ただし、性能はミシリアルの天の浮船やアンタレス戦闘機に負けていて、完全にやられ役になってしまっている。
『Do.40マリンⅡ』△
ムーの二代目主力戦闘機………になるはずだった機体。固定脚ながらも、ムー初の全金属単葉機として期待されていたが、機体が揃い運用が開始された直後の大規模演習によって早々に旧式機の烙印を押されてしまった悲しき機体。これでも無印アンタレスやジグラントⅢ初期型に完敗しており、大戦が速ければただのマトになっていただろうと言われている。
輸出しようにも市場はアンタレスやアイレス、ジグラントに抑えられてしまっており、ムーですらさっさとマリンⅢを開発してしまったので、練習機として複座型も開発されて量産された。
練習機として見ればマシな機体だったそうである(ただし07式アンタレス複座練習機、アイレスⅡ複座練習機、ジグラントⅢJ複座練習機と言う高性能練習機が出現しつつあるのだが……)
乗員:1名
全長:7.53メートル
全幅:11メートル
発動機:レシプロ機関610馬力
最高速度:470キロ
航続距離:627キロ
武装:
機首7.92ミリ機関砲2門
考察:モデルは97式戦闘機、物語の展開により悲しみを背負ってしまった機体である。
『Do.41マリンⅢc1』△
マリンⅡの旧式化を受け、案の修正を経てようやく作られたムーの新型戦闘機。
ムー大陸紛争にてすでに少数が配備。グラ・バルカス帝国のアンタレス戦闘機と矛を並べ、ムーの戦闘機技術を侮っていたグ帝を驚愕させた。
この戦闘機はレヴァームや天ツ上、ミリシアルの戦闘機より一歩遅れていたものの、グラ・バルカス帝国の戦闘機開発史に影響を与えたという大きな意味を持つ。
開発者自身も「この新鋭戦闘機により、グラ・バルカス帝国戦闘機に衝撃を与え、ムーの戦闘機はさらに旧式化するだろう」と皮肉を残している。実際その後、グラ・バルカス帝国の新型戦闘機の登場によりこの機体は一気に旧式化した。
乗員:1名
全長:8.76メートル
全幅:10.18メートル
発動機:DCモーター 液冷1520馬力
最高速度:
通常時529キロ
オーバーブースト時570キロ
航続距離:1000キロ
武装:
7.92ミリ機銃4門
20ミリモーターカノン砲1門
考察:モデルはD.520、それを大幅強化。
『Do.42 マリンⅣ』△
乗員:1名
全長:8.76メートル
全幅:10.18メートル
発動機:レシプロ機関 液冷2000馬力
最高速度:
通常時616キロ
オーバーブースト時640キロ
航続距離:1000キロ
武装:
12.7ミリ機銃4門
20ミリモーターカノン砲1門
考察:モデルはD.524、それを大幅強化。
『RB639 フレイム』△
マリンと同時期に開発された攻撃機で、魚雷が伝来する前は爆撃機として使用された。250キロ爆弾でも(ムー連邦の)戦艦を撃沈出来たが、ミ帝と違い水平爆撃しか行えないので、実用性が疑問視されていた。
乗員:3名
全長:10メートル
全幅:15メートル
発動機:レシプロ機関 840馬力
最高速度:277キロ
航続距離:1570キロ
武装:
7.92ミリ機銃1門
7.92ミリ旋回機銃1門
爆弾800キロ
考察:モデルは96式艦上攻撃機。
『RB642 サンダー』△
ムー連邦が開発した双発艦上雷撃機、そう双発なのである。クワ・トイネにある聖アルディスタの使いの遺跡から発掘された航空機をムーなりにコピーした物。同じコピー兵器使い兼珍兵器のオンパレードである神聖ミリシアル帝国ですら、この航空機を見て度肝を抜いた。
性能的には天水やリゲルと同等なのだが、防御機銃が多く双発なのでエンジンが一基破壊されても飛行できてしまう。
雷撃以外にも偵察や対潜哨戒まで出来てしまう機体。
なおラ・オレアダ級以降の航空母艦でしか運用できない。
乗員:2名
全長:9.7メートル
全幅:15.3メートル
発動機:レシプロ機関 700馬力×二発
最高速度:490キロ
航続距離:1350キロ
武装:
機首20ミリ機銃1門
機首7.92ミリ機銃2門
7.92ミリ旋回機銃1挺(機体上部)
7.92ミリ旋回機銃1挺(機体下部)
爆弾800キロ
考察:モデルはブレゲー693の艦載機型の、ブレゲー810艦上雷撃機。
陸上機
『テンペスト』△
『テンペストⅡ』△
『ストラス』△
『RB640 ラ・ボムダ』△
ムー連邦が誇る傑作旅客機『ラ・カオス』に武装を施した機体。それなりに優秀だが、ムー連邦の常で相手が悪い事が多々ある。護衛が充分であれば、その任務を完遂出来る能力は持っている。
乗員:10名
全長:28メートル
全幅:39.62メートル
発動機:レシプロ機関 700馬力×四発
最高速度:300キロ
航続距離:2500キロ
武装:
7.92ミリ機銃6門
爆弾2000キロ
考察:モデルはイギリスのハンドレページ H.P.42、しかしエンジン馬力の恩恵か、最大速度はモデル元の航空機より100キロも早く、航続距離は比べるまでもない。
グラ・バルカス帝国△
転移前、ライバルのケイン神王国との距離が離れていたグ帝は航続距離を伸ばした航空機を作る傾向にある。グラ・バルカス帝国の技術と工業力により、製造性が高く、飛行士の練度も高い。まさしくユクド世界最高峰の航空戦力と言える。
殆どの航空機が天ツ上と同じ見た目な上、同じ性能なので、誤射や誤認が相次ぎ、友軍機だと思って並走したら敵だったと言う事もあった。新型機を完成させたら何故か同じ物が出来ると言う謎現象も起こる。
『07式アンタレス型艦上戦闘機』△
グラ・バルカス帝国の主力戦闘機。信頼性の高い1000馬力級エンジンを搭載し、計算された軽量化を図った結果、ユクド世界最強の格闘性能と速度を手に入れた機体。登場から四年経っても未だ現役でいる。
乗員:1名
全長:9メートル
全幅:11メートル
発動機:レシプロ機関 1130馬力
最高速度:550キロ
航続距離:3472キロ(増槽あり)
武装:
機首7.7ミリ機銃2門
翼内20ミリ機関砲2門
考察:零戦52型に類似している戦闘機。ただし性能はオリジナルよりも上手で航続距離や防弾性能、最高時速で上回っている。見た目は52型だが、性能はどちらかというと零戦21型に似ている。これは、グ帝のエンジン製造技術が高いため余裕あるからと見られる。
零戦52型と同じく1130馬力の癖して、本来の52型より速度は15キロ遅く航続距離は100キロ短い。52型は7.7mm防弾が施されていたのでそれ以上の防弾が有るのか。もしくはF6Fの様に根元で折り畳めるようになっているのかと考察が捗る。
『24式アンタレスⅡ型艦上戦闘機』△
アンタレス戦闘機の改良型。発動機を『ヴィーナスⅧ』に換装、7.7ミリは全て撤去して胴体に13ミリ機銃を追加という大改造を施されている。見た目が似ているが、よく見れば全くの別物と言っても良いだろう。
ヴィーナスⅧは離昇2000hp、水メタノール噴射装置付きの高性能発動機。噴射時には一時的に速度などの性能が上昇させることも可能で、「グラ・バルカス帝国版オーバーブースト」と言えよう。
連合国コードネームは『ジーク』、又は『ゼロファイター』と呼ぶ飛空士も。
乗員:1名
全長:9.92メートル
全幅:11メートル
発動機:レシプロ機関 2000馬力
最高速度:
通常時660キロ
水エタノール噴射時687キロ前後
航続距離:3300キロ(増槽あり)
武装:
胴体13ミリ機銃2門
翼内20ミリ機関砲2門
考察:四式戦闘機疾風に類似している戦闘機。原作ではどうやら新人パイロットがこれでベテランパイロットを圧倒したらしく、歴史の流れを感じさせる機体となっている。艦上戦闘機なので主翼折り畳み機能があるかもしれない。
『10式アクルックス型艦上戦闘機』△
グラ・バルカス帝国の主力戦闘機の一つ、07式アンタレス型艦上戦闘機とハイ・ローミックスを構成する為に開発された。もっぱら迎撃戦闘機として使用され、海軍よりも陸軍や特務軍による運用が多い。
乗員:1名
全長:9.4メートル
全幅:12メートル
発動機:レシプロ機関 2000馬力
最高速度:
通常時600キロ
水エタノール噴射時640キロ
航続距離:2400キロ(増槽あり)
武装:
翼内20ミリ機関砲4門
考察:モデルは紫電11型。モデル先は陸上戦闘機だが、この作品では艦載機としても運用される。
『12式アクルックスⅡ型艦上戦闘機』△
アクルックス戦闘機の改良型。前作と同じくハイ・ローミックスを図った戦闘機だったが、速度が僅かながらに24式アンタレスⅡ型艦上戦闘機に及ばず、区別化が曖昧になり存在に疑問を持たれてしまっている。
強力な防弾能力とペイロードを活かし、マルチロール戦闘機として区別化が図れないか試行錯誤されている。
翼面荷重がアンタレスIIより低い事もあり、格闘戦を好むパイロットに好まれ。着艦がしやすい事もあってか、軽空母・護衛空母部隊での運用も盛んであった。
乗員:1名
全長:11メートル
全幅:14メートル
発動機:レシプロ機関 2000馬力
最高速度:
通常時644キロ
水エタノール噴射時675キロ
航続距離:2600キロ(増槽あり)
武装:
胴体13ミリ機関砲1門
翼内20ミリ機関砲4門
考察:モデルは紫電21型。モデル先は陸上戦闘機だが、この作品では艦載機としても運用される。
『12式アルタイル型艦上戦闘機』△
グティマウン超重爆撃機の技術を使用して開発された最新鋭戦闘機。目標は真電改とアイレスVであり、真電改には格闘戦と汎用性で、アイレスVには速度で上回る事を目的としている。
乗員:1名
全長:11メートル
全幅:14メートル
発動機:レシプロ機関 2400馬力
最高速度:
通常時720キロ
水エタノール噴射時760キロ前後
航続距離:2800キロ(増槽あり)
武装:
翼内13ミリ機銃2門
翼内20ミリ機関砲2門
考察:今作オリジナルの戦闘機、モデルは日本海軍の烈風。元々の烈風も主翼の折り畳み機能が有るが、本機はF6Fの様に折り畳めるなど完全な烈風ではない。
『シリウス型爆撃機』△
グラ・バルカス帝国が保有する艦上爆撃機、開発・製造はゲールズ社。細身の機体に1500馬力の空冷二重星形14気筒エンジンを搭載しており、最高速度は530キロに達する。グラ・バルカス帝国では『高速艦爆』として使われている。
連合国コードネームは『ジュディ』。一般飛空士は普通にシリウスと呼んでいる。
乗員:2名
全長:10メートル
全幅:11メートル
発動機:レシプロ機関 1500馬力
最高速度:530キロ
航続距離:3000キロ
武装:
胴体250キロまたは500キロ爆弾1発
最大750キロまで搭載可能
機首7.7ミリ機銃2門
7.7ミリ旋回機銃1丁
考察:日本海軍の急降下爆撃機『彗星』に類似している爆撃機。彗星といっても性能は11型だが、外見は空冷なので33型がモデルになっている様子。
『リゲル型雷撃機』△
グラ・バルカス帝国の保有する艦上攻撃機、開発・製造はカルスライン社。大直径の発動機に合わせて太い胴体を採用しているが、爆弾槽は無い。
連合国コードネームは『ジル』。
乗員:3名
全長:10メートル
全幅:14メートル
発動機:レシプロ機関 1800馬力
最高速度:481キロ
航続距離:3000キロ
武装:
13ミリ旋回機銃1丁(機体上部)
7.92ミリ旋回機銃1丁(機体下部)
爆弾1000キロ
考察:本作では日本海軍の雷撃機『天山』をモデルにしている。名前の由来はオリオン座β星、全天21の1等星の1つにして冬のダイヤモンドを形成する恒星、リゲルからだと思わる。
『アケルナル型艦上攻撃機』△
グラ・バルカス帝国が急降下爆撃機と雷撃機の統合を図るために開発した攻撃機、製造はカルスライン社。帝国雷撃機として初めて爆弾槽が設置され、機体の高速化に貢献している。
連合国コードネームは『グレース』。また、その高速性能から『流星』と呼ぶ飛空士もいる。
乗員:3名
全長:11.5メートル
全幅:14.4メートル
発動機:レシプロ機関 2200馬力
最高速度:567キロ
航続距離:3000キロ
武装:
20ミリ機銃二丁(翼内固定)
13ミリ旋回機銃1丁(機体上部)
爆弾1000キロ
考察:本作では日本海軍の雷撃機『流星』をモデルにしている。名前の由来はエリダヌス座α星、全天21の一等星の一つであるアケルナル。
『スタークラウド型艦上偵察機』△
グ帝版彩風と言うべき機体で、速度が彩風より速いのは単純に馬力が大きいからある。彩風も戦時中に鹵獲したスタークラウドを真似て真電の2700馬力DCモーターを搭載する事になった。
一等星ではなく天体用語なのは、特殊な機体と言う説と、名前が少なくなった説の二つが有るが不明である。
乗員:3名
全長:11メートル
全幅:12メートル
発動機:レシプロ機関 2400馬力
最高速度:697キロ
航続距離:4500キロ
武装:
機首13ミリ機銃1門
7.7ミリ旋回機銃1門
考察:モデルは日本海軍の偵察機「彩雲」。
水上機
『08式アクルックス型水上戦闘機』△
乗員:1名
全長:11メートル
全幅:12メートル
発動機:レシプロ機関 2000馬力
最高速度:530キロ
航続距離:1650キロ
武装:
20ミリ機銃2門
7.7ミリ機銃2門
爆弾60キロ二発
『レグルス型四発飛行艇』△
グラ・バルカス帝国が開発した四発飛行艇、七式飛行艇と瓜二つの機体。民間用や輸送用等のバリエーションが豊富。
乗員:13名
全長:28メートル
全幅:38メートル
発動機:レシプロ機関 1850馬力×4発
最高速度:470キロ
航続距離:8223キロ
武装:
20ミリ機銃5門
7.7ミリ機銃4丁
爆弾2000キロ
考察:モデルは二式大型飛行艇。
『ポルックス型双発飛行艇』△
グラ・バルカス帝国が開発した比較的小型の飛行艇。飛行場が建設できない土地や、そう言う暇がない前線で愛用される機体で、連絡・人員輸送・物資輸送・対潜哨戒と用途が幅広い。低出力・小型だが、安価で整備性が高いエンジンを使用している。グラ・バルカス帝国海軍と監察軍のみならず陸軍でも使用された。民間改造機もあり、運用コストが低い為に郵便配達や遊覧飛行も行っている。
乗員:5~8名
全長:17メートル
全幅:24メートル
発動機:レシプロ機関 780馬力×2発
最高速度:324キロ
航続距離:2150キロ
武装:
7.7ミリ機銃2門
爆弾500キロ
考察:モデルは二式練習用飛行艇。
陸上機
『24式ベガ型双発爆撃機』△
天ツ上の六式陸攻と塗装以外ほとんど瓜二つな為非常に紛らわしく、よく誤射を受けている。
乗員:7名
全長:19.63メートル
全幅:24.88メートル
発動機:レシプロ機関 1850馬力×2発
最高速度:437キロ
航続距離:2500キロ
武装:
20ミリ機銃5門
爆弾2500キロ
考察:本作では日本海軍の一式陸上攻撃機をモデルにしている。名前の由来はこと座α星、全天21の一等星の一つであるベガ。
『スピカ型四発爆撃機』△
天ツ上の流水によく似た機体、この機体も流水共々誤射を受ける。別に天ツ上の情報を元に作った訳では無いのだが、何故か似たような爆撃機が出来た。天ツ上とグラ・バルカス帝国双方の情報部は混乱し、内部にスパイが居るのではないかと疑うレベルである。
乗員:7名
全長:23メートル
全幅:33メートル
発動機:レシプロ機関 2000馬力×4発
最高速度:600キロ
航続距離:7400キロ
武装:
20ミリ機銃6門
13ミリ機銃4丁
爆弾4000キロ
考察:本作では日本海軍の陸上攻撃機『連山』をモデルにしている。名前の由来はおとめ座α星、全天21の一等星の一つであるスピカ。
『グティマウン型戦略爆撃機』△
グラ・バルカス帝国が持てる技術を全て注ぎ込んで完成させた機体。竣工したのはつい最近なのだが、コストが掛かりすぎるので200機が超重爆撃連隊に配備されているのに留まる。
特命が有るまでは出撃が禁止されている爆撃機である。
乗員:13名
全長:46メートル
全幅:63メートル
発動機:レシプロ機関 6000馬力×6発
最高速度:780キロ
航続距離:19400キロ
武装:
20ミリ機銃10門
爆弾20トン
考察:モデルは超重爆撃機富嶽。
魔法文明国
神聖ミシリアル帝国△
古の魔法帝国の『天の浮船』を世界で唯一実用化している。世界最強の空軍戦力を持っているが、その実は古の魔法帝国の模倣のため様々な問題点が上がっている。
『エルペシオⅢ』△
ミリシアルの制空戦闘機『エルペシオシリーズ』の3機目。魔法帝国の機体が元になっているが、ミリシアルの技術不足によってあまりに速度が出ないため、ムーからインスピレーションを得たテーパー翼を採用している。そのため、オリジナルからはかけ離れている。
この機体には新規開発の魔導噴射装置、いわゆるアフターバーナーが装備されている。これにより従来より遥かに加速性能が上がったが、30秒の余熱が必要である。
乗員:1名
全長:8.5メートル
全幅:12メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:530キロ
アフターバーナー点火時580キロ
航続距離:1200キロ
武装:
翼内7.62ミリ魔光銃4門
胴体7.62ミリ魔光砲2門
考察:色々とミ帝クオリティが詰まった駄作機。書籍版のデザインから察するにエアインテークはYe-8のようなフィンがあるのが特徴。一見はまぁかっこいいが、どことなく違和感が漂う見た目をしている。この書籍版のデザインを考えた高野氏は、本当にすごいと思う。
本作ではある理由により、機体後部のテールコーンやコンダイノズルが存在しない。そのため機体後部の開口部が非常に大きい。
『エルペシオⅢC+』△
『エルペシオIII』の型の一つであるC型に改良を施した機体、ジェットエンジンのバイパスを調整したエンジンを積んだ事により速度が向上した。エアインテークもレヴァームに習って境界層隔壁を設置し、まるでP-80かP-59の様である。
グ帝側コードネームは『アポロ』。
乗員:1名
全長:9メートル
全幅:13メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:587キロ
アフターバーナー点火時600キロ
航続距離:2000キロ
武装:
機首20ミリ魔光砲4門
『エルペシオⅣ』△
エルペシオⅢ+シリーズの知見を活かし、遺産にも頼らない完全オリジナル設計で作り上げた戦闘機。テーパー翼なのは相変わらずだが、ジェットエンジンであることをフルに活かす各種設計が功を奏し、ミ帝最強戦闘機の座を物にした。
速度は同世代機と同等だが、プロペラ機とは比べ物にならない加速力と上昇力を持ち、グ帝側の逸話では「平行飛行で追いつけなかった」「垂直に上昇した」などと言われている。
この性能は新規軸で開発された「魔力負荷燃焼装置」の恩恵だ。これはエンジンの燃焼に液化月光石を噴射、エンジンの温度を下げつつ燃焼効率を上げられる装置である。これにより、月光石が尽きるまで燃焼させ続けることが可能となり、加速性能が格段に上がったのだ。
グ帝側コードネームは『サターン』。
乗員:1名
全長:
全幅:
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:
通常時644キロ
アフターバーナー点火時700キロ
航続距離:
武装:
機首20ミリ魔光砲6門
『ジグラントⅡ』△
マルチロール戦闘機としてミリシアルで採用されておる旧式機。750キロの爆弾も搭載でき、それを捨てた後は制空戦闘もこなせる。まさに、マルチロールといった機体でミリシアルから万能機として重宝されている。
その性能の良さから、エンジン改良のB+型が世界各国に輸出されている。『アイレスII』とはライバル関係にある機体。
乗員:1名
全長:10メートル
全幅:12メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:510キロ
航続距離:2000キロ
武装:
翼内7.62ミリ魔光砲4門
爆弾750キロ
考察:マルチロール機としてマグトラ沖海戦に初登場した機体。おそらく、「せめてこいつじゃなくて、エルペシオⅢがあれば……」という台詞と型番号から、それなりの旧式機であると予測される。
『ジグラントⅢ』△
ジグラントⅡの後継機として開発された新型マルチロール機。改良されたエルペシオⅢ+と同じエンジンを搭載することにより、950キロまでの爆弾を懸吊できる世界最強の艦上攻撃機となった。
ジグラントⅡと同じマルチロール機で、ミリシアルでは爆撃機としても戦闘機としても使われている。
グ帝側コードネームは『チャレンジャー』。
乗員:1名
全長:12メートル
全幅:14メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:502キロ
航続距離:2800キロ
武装:
機首20ミリ魔光砲2門
翼内7.62ミリ魔光砲6門
爆弾950キロ
考察:F4ジェット戦闘機となんら遜色のない先進的な風防フレームとキャノピー、鋭い機首にダイバータレス超音速インレットを備えたエンジン吸気口を持っている。そして翼形状は、まさかのジェットエンジンで利点皆無の逆ガル翼とH字尾翼という、奇跡の機体……もといキメラ戦闘機となっている。
今作では先のエルペシオの様にコンダイノズルとテールコーンが無い。
そして吸気口は、F4Uの様なものが主翼の付け根に装備されている。
『ジグラントⅢR』△
エルペシオIIIと同じく、ジェットエンジンの改良を施した機体。航続距離が僅かに下がった代償として、それなりの高速が出せる様になっている。その性能は天ツ上の連星とグラ・バルカス帝国のシリウスをも超える。
珍しく複座戦闘機であり(R型以前の複座のジグランドⅢ自体は当然存在する、偵察型のD型やL型、O型である)。
操縦と雷撃照準、急降下爆撃照準を行う前席。航法計算と長距離魔線、水平爆撃照準手を行う後席で役割分担を行っている。
本機を元にした偵察型も当然存在する、所謂S型である。
グ帝側コードネームは『スプトニーク』
乗員:2名
全長:12メートル
全幅:14メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン一基
最高速度:560キロ
航続距離:2500キロ
武装:
機首20ミリ魔光砲2門
翼内12.7ミリ魔光砲4門
爆弾950キロ
『ジグラントIV』△
エルペシオⅣと同時期に開発された最新鋭のジグランド。その機体は今までのジグランドの知見を活かしつつ、実に大胆な最新装備をてんこ盛りにした革新的マルチロール機である。
最大の特徴はジグランドⅢS後期型から搭載された機上魔導電磁レーダーを、機首機銃を追い出してまでして本機に標準搭載した事だ。この試みは自国の設計局のみならず世界各国の技術者に衝撃をもたらした。
対水上目標相手には未だシークラッターの問題が有るとは言え、対空対水上レーダーが有ると無いとでは大きな違いであり。この情報を聞き付けたグラ・バルカス帝国軍上層部はこの機体を危険視した。
無論機種レーダーのみならず電波高度計までも搭載し(無論この高度計も技術的な問題は有った)、高速を持ってして敵中枢へ夜間の低空飛行で忍び寄り、必殺の奇襲攻撃までも可能としている。
任務によって対空対水上レーダー兼射撃レーダー、対地対水上捜索レーダー、魔信探知機、航空写真機をレドーム内で交換する(なおこの機構が災いし、配電盤故障が発生した事例がある)。
ここまで大胆な設計は、魔帝の技術をリバースエンジニアリングしたとは言え。保守的な面が少なからず尾を引いていた従来機に一線を画し、ミリシアル航空機史の大きな分岐点と言って良いだろう。
但し時代に見合わない最新鋭装備で身を固めたのが災いし、本機の整備性は著しく悪く。
レーダーを筆頭とする電子機器は機械的故障が少なからず発生し、新型エンジンもその複雑な構造から整備し難く故障が頻発。重量に耐えきれず主脚が折れる事すらあった。
このような問題から、稼働率は決して良いものとは言えなかった……。
天ツ上からの渾名は『カモノハシ』、飛び出たレドームから連想されて名付けられた。
乗員:2名
全長:14メートル
全幅:18メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン二基
最高速度:620キロ
アフターバーナー点火時680キロ
航続距離:3300キロ
武装:
翼内20ミリ魔光砲4門
爆弾2400キロ
考察:どうせならジグランドを高スペックにしてみようと思い立って設定。一応航空機搭載の対空レーダーや対水上レーダー、電波高度計は第二次世界大戦の時点で存在しており(当時の日本ですら持っていた)。不可能ではないと判断して構想。
ただし機首のレドームはTu-95や、機動戦士ガンダムのセイバーフィッシュ偵察機のように飛び出ており、相変わらずの異世界メカニズムである。
『ゲルニカ35型万能機』△
ベストセラー汎用機「ゲルニカ35型」を爆撃機として改良した代物。エンジンも改良され本来の燃費を取り戻しつつあるが、速度が陸上攻撃機並みに遅いため戦闘よりも輸送任務で使われることが多かった。
乗員:6名
全長:20メートル
全幅:25メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン二基
最高速度:400キロ
航続距離:3500キロ
武装:
爆弾2000キロ
貨物2500キロ
7.62ミリ旋回魔光砲6門
『ゲルニカ41型蹂躙機』△
中央歴1641年に開発された神聖ミリシアル帝国の4発爆撃機。性能はまぁまぁといった感じで、よく纏まっている機体。爆弾槽を改造した特別仕様機は9.7t爆弾ジビルを一発だけ搭載でき、コンクリート製の強固な潜水艦基地や、ダム発電所を破砕する事が出来る。
乗員:7名
全長:21メートル
全幅:31メートル
発動機:魔光呪発式空気圧縮放射エンジン四基
最高速度:467キロ
航続距離:4300キロ
武装:
爆弾6400キロ
(特別仕様機はジビル一発を搭載可能)
7.62ミリ旋回魔光砲8門
考察:モデルはイギリスのランカスター爆撃機、フォルムはP-1のようにも見える。
マギカライヒ共同体
ニグラード連合
『グランヴァード級重巡航機』
マギカライヒ共同体とニグラード連合が保有する数少ない「空中艦」。空中艦とはいうものの、その実は全幅98メートルの世界最大の巨人飛行機。その機首に15センチ固定対艦砲を搭載して一撃離脱を行う、飛空艦とも航空機とも呼び難い特殊な兵器である。
建造に当たり、エンジンや装甲板などはミリシアルの助力があったものの、運用に関してはマギカライヒとニグラートが共同運用している。
巡洋艦の装甲程度は貫通できる15センチ砲か、榴弾によって上部構造体や駆逐艦を粉砕する30.5センチロケット砲のどちらかを選んで戦闘に赴く。
スペック
全長:48メートル
全幅:98メートル
発動機:
魔光呪発式空気圧縮放射エンジン6基
パンドラガス気嚢
最高速度:350キロ
武装:
15センチ機首固定対艦砲2基or30.5センチ機首固定ロケット砲4基
翼下及び胴体固定式12.5センチ六連装対艦ロケット砲6基
機銃多数
同型機:8機
『ヴァナステス級巡航機』
スペック
全長:29メートル
全幅:48メートル
発動機:
魔光呪発式空気圧縮放射エンジン4基
パンドラガス気嚢
最高速度:400キロ
武装:
12.5センチ固定砲1基or30センチ機首固定ロケット砲2基
翼下及び胴体固定式12.5センチ六連装対艦ロケット砲2基
機銃多数
同型機:16機
『ワイバーン・アーマー』《/link》
今作の飛竜強化機(ワイバーン・アーマー)は大々的な向上が行われる。
ミリシアルの技術開示はマギカライヒに多大な影響を与え、この強化機はワイバーンの速度を235km/hから356km/hに向上させ、ペイロードも300kgにまで及んでいる。ロード用の強化機も開発され速度は530km/h、ペイロードは454kgとなる。
未だにワイバーンやワイバーン・ロードを運用する国にとってはとても喜ばれ、ミリシアルのジグランド2、ジグランド3と共に、レヴァームのアイレスII輸出に対して驚異を与えた。
しかしワイバーン特有の上昇制限、背面飛行不可能は相変わらずであり、ワイバーンの運用は戦闘ヘリの様な運用に留まるだろう。