PuBのいつもの地獄の宴。その時に愛菜は驚愕の事実を知る。

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この作品は作者のぐらんぶる愛と狂気でできています。以下注意事項

オリ主くんと梓さんは恋人同士・オリ主くんと寿先輩は幼馴染・でもオリ主くん不在・全裸成分少な目・ちょろい千紗ちゃん・『過去を掘ったら一発アウトなオリ主くん』

上記が大丈夫な方はスクロールしてお楽しみくださいませ


驚愕の事実

「ええぇぇぇ! 梓さん彼氏いたんですか!?」

「あれ? 言ってなかったっけ?」

 ダイビングショップGrand BlueでPuBの男子連中が野球拳で全裸になっている傍らで女子会をしていたPuB所属の女性会員である吉原愛菜(服着用)が大きく叫ぶ。それに対してビールの缶を煽りながらあっけらかんと叫ばれた当人である浜岡梓(下着姿)は答える。

「ち、千紗は知ってた!?」

「うん、一応PuBの会員だし」

 話しかけられた古手川千紗(服着用)は缶チューハイを飲みながら答える。千紗の言葉に愛菜は視線をPuB男子連中に向ける。

 全裸でスピリタスを飲みながら野球拳をする変態集団がいた。

「……まさかあの中に?」

「あっはっはっ。いないない。あいつこういうノリ大嫌いだし下戸だから」

「梓さんの彼氏なのに下戸!?」

 愛菜はさらに叫んで突っ込む。梓はスタイル抜群の超美人であるが、ノリは完全にPuBのそれ……というかPuBの騒動の中心にいることもしょっちゅうな人間で超絶酒豪である。

それの恋人であるから愛菜としてはPuBのような人種なのかと思ったが、違うらしい。そうなると恋愛スイーツ脳な愛菜である。梓のなれそめが気になる。

「す、好きになったきっかけとかは?」

「一目みたときからかな。一目みて『あ、好き。絶対結婚しよう』ってなったから」

「ひゃぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 梓のあまりに男前発言に嬉しそうに奇声をあげる愛菜。

「そ、そうなると告白も梓さんから!?」

「告白……?」

「え?」

 愛菜の当然の疑問に本気で不思議そうに首を傾げた梓に愛菜も思わず首を傾げる。それを聞いていた千紗がよせというように愛菜の服の袖を掴む。

「愛菜。梓さんのパターンは絶対に参考にならないから聞いても意味ないよ」

「そ、そんなことないよ千紗!! 頼りになる梓さんだもん!! きっと告白もすごかったんだよ!!」

「私、告白なんかしてないよ?」

「え?」

 梓のトンでも発言に本気で首を傾げる愛菜

 そして梓は笑顔で口を開いた。

「あいつを酒で酔い潰して逆レかまして既成事実作って付き合い始めただけだよ」

「ぶっふぅっっ!!!」

 思わず噴き出してしまう愛菜。当然だろう。梓がやっていることは法律的にはきっとNGだ。

 そして笑顔でにこにこと話を聞いていた古手川奈々華(服着用)が会話に混ざってくる。

「でも瀬川くんも律儀よね。『女を傷者にした責任はとらないといけない』って言って梓と付き合うんだもの」

「お姉さんの教育の賜物だってさ。そのせいで今でもお姉さんの命令は絶対遵守なの笑えるけど」

 頭を抱えて警察への通報を悩む愛菜を横目に梓と奈々華は和やかに会話する。

 とりあえず現状警察へ通報しても検挙されるのはPuBの男子連中なのを思い出してスマホをしまい、愛菜は身を乗り出して梓に尋ねる。

「じゃ、じゃあ彼氏さんってどんな人なんですか?」

「どんな人……」

 愛菜の言葉に梓は腕を組んで考え込む。その組んだ腕の上に梓のたわわなおっぱいが乗ってダメージを受ける愛菜と千紗(流れ弾)を傍目に梓は首を捻りながら口を開く。

「……キチガイ?」

「恋人の性格第一声がキチガイっておかしくないですか?」

 愛菜も思わずマジトーンで思わず突っ込む。

 梓も落ち着けとジェスチャーをしてから再度深く考え込む。

「……やっぱりキチガイ?」

「悩んだ結論でもそれですか!?」

 だが、でた答えはやはり頭がおかしかった。

「まぁまぁ、こういうときはぶっき~に聞くのが一番よ。お~い、ぶっき~!!」

「なんで寿先輩?」

「瀬川先輩と寿先輩は幼馴染」

 PuBの(色々な意味での)中心メンバーである寿竜次郎を呼びに行く梓。その間に愛菜は千紗に梓の彼氏とPuBの先輩の関係を尋ねる。

 そしてのっしのっしと竜次郎(全裸)がやってきた。

「どうかしたか?」

「愛菜が忠司のことを知りたいらしくてさ。ぶっき~説明してよ」

「忠のことか」

 梓の言葉に竜次郎は任せろと言わんばかりに頷く。

「あれは小学生低学年の時に二人で日本縦断の旅をしている時だった。俺と忠は立ち入り禁止の自衛隊の敷地に忍び込んでな」

「ちょっと待ってください」

「どうした?」

 心底不思議そうに首を傾げる竜次郎に愛菜は缶チューハイを一気に飲んでから机を叩く。

「せめて突っ込みどころは一つにしてください!! なんで小学生低学年で日本縦断の旅にでてるんですか!!」

「男の子だからだ」

「「男の子だったら仕方ないねぇ」」

「梓さんも奈々華さんもその反応はおかしいです!! というかしかも自衛隊の立ち入り禁止の敷地に忍び込んだって何やってるんですか!!」

「大丈夫だ。自衛隊だから銃撃戦は起きない」

「銃撃戦を起こしたことがあるんですか!?」

 愛菜の言葉に心底不思議そうに首を傾げる竜次郎。

「男の子なら誰でもやったことがあるだろう」

「……あ、モデルガンとかでですか。それならわかりますけど」

「いや、実弾だが?」

「おかしいでしょう!?」

 あまりにも普通に『俺は実弾で銃撃戦をしたことがあるが?』をされて思わず叫ぶ愛菜。

 それを宥めながら梓は笑いながら竜次郎にいう。

「ぶっき~。慣れてない人に忠司とぶっき~の武勇伝は危険だから、法に触れない話にしてよ」

「法に触れない忠との過去……?」

「ないんですか!?」

「いや待て!! 俺と忠の付き合いは幼稚園からだ!! 思い起こせば法に触れない話の一つや二つ……」

「…………え? マジでないんですか?」

 マジ顔で考え込み始めた竜次郎にものすっごく不安そうに愛菜は問いかける。

 そして竜次郎は笑顔で言い放った。

「酒がたらんな!! ちょっとチャージしてこよう!!」

「ちょ!! ちょっと寿先輩!? 法に触れない話は!?」

「はっはっはっはっ」

 愛菜の不安な叫びを笑って無視して竜次郎は地獄の宴のほうに混ざっていく。

「そんな感じだけど愛菜わかった?」

「梓さんの彼氏がとんでもない犯罪者だということは」

「あっはっはっ。改めて言われるとろくでもないね、あいつ」

 愛菜の言葉もどこ吹く風で笑い飛ばす梓。そしてフォローするように千紗が口を開く。

「でも瀬川先輩はいい人だよ」

「ほ、本当?」

「うん、ダイビングが純粋に好きな人だし」

 思わず『いや千紗のいい人基準!!』と叫びそうになったのを寸で我慢する愛菜。そして千紗の隣で奈々華が口を開く。

「そういえばPuBへの入会は寿くんより瀬川くんが先だったわよねぇ。二日目に寿くん連れてきて『このサークルにぴったりの人材を連れてきました』って言ってたけど」

 ちなみに竜次郎は一日でPuBに馴染んだ。

 そのとき、梓のスマホに着信が入る。それを確認して梓が『おっ』って感じの表情を浮かべる。

「噂をすれば忠司からだ」

「え? まさか愛の囁きメールとか!?」

「あっはっはっ、ないない」

 そう言いながら梓はスマホの画面を愛菜にみせる。

『ひゃっほい課題が終わらなくて血管が三々七拍子を奏でてるぜ!! ガチャは悪い文明死すべしふぉーーーーーーーーーう!!!!!!!』

「こういう連絡だったらしょっちゅうくる」

「充分頭おかしいですが!?」




浜岡梓
美人でスタイル抜群なバイセクシャル。彼氏は逆レで手に入れた

瀬川忠司
梓さんの彼氏で寿先輩の幼馴染。過去がやばい。一応PuB所属(幽霊部員)

吉原愛菜
恋愛スイーツ脳。数少ない突っ込み役

古手川千紗
瀬川くんをいい人だと思っている(千紗基準は海

寿竜次郎
幼少期より瀬川くんと一緒にやばいことをいっぱいしてた。その結果が今の肉体

古手川奈々華
実は瀬川くんとも普通に仲良し

PuB
全裸酒のみ集団。たまにダイビングサークル



作者の別の作品をお読みの方はいつもありがとうございます。初めての方はお読みいただきありがとうございます。この作品はぐらんぶるの単行本は全巻初版本の作者のぐらんぶるへの愛を詰め込んでできております。

アニメは面白かったし実写は実写で味があって良かったですね。

作者はぐらんぶるだったら奈々華さんと梓さん推しなので、メインヒロインは梓さんを起用。奈々華の出番も増やしてあげたかった……
原作から濃い集団であるPuBの方々。それに対抗するためにオリ主くんも濃くしなきゃ!!と使命感を持ったところ過去が語れることがなくなりました。

まぁ、作者の作品では法律をぶっちぎってる主人公なんか珍しくないんですが。

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