ONE PIECEの世界に転生した一般タコ魚人   作:タマネギ日光浴

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今回でなっちゃんの物語は10話となりました。
実は、はじめは今話の内容までは1話の短編にしようと思っていたのですよね。
そんなわけである意味なっちゃんの冒険はここで一区切りつきます。
ぜひお楽しみください。


原作開始9年前(30才)~、魚人島と魚人街

ジンベエ兄貴が船長を継いでからも、おれたちの快進撃は続いた。

 

タイガー大兄貴の意志を継いで、不殺は徹底した。

 

タイガー大兄貴のことが悔しかったのか、皆少しでも強くなろうと努力し始めた。

 

自分の種族に誇りを持つことはいいことだが、それが過信や油断に繋がることがある。

 

特にタイガー大兄貴の一件があるまでは航海も順調だったので、楽観的な雰囲気も漂いつつあった。

 

その中でも、おれは修行を欠かさなかったし、ジンベエ兄貴は魚人空手の型を日課にしていた。

 

今はもう居ないがあのアーロンさえもこっそりと鍛練していた。

 

それが、今では皆で競い合うように修行している。

 

善い哉、善い哉。

 

おれも負けてられないな。

 

最近は魚人空手や魚人柔術で水を飛ばす技を剣で再現できないか、研究(修行)している。

 

最終的には、ジンベエ兄貴みたいな衝撃波を剣で放てるようになることが目標だ。

 

適正の問題なのか、おれは飛ぶ斬撃を習得出来ていないのでぜひともマスターしたい。

 

 

 

 

そして1年が経った頃、ジンベエ兄貴に王下七武海への勧誘がきた。

 

世界政府の狗になることに反対する船員もいたが、ジンベエ兄貴はアラディンさん等の元々航海に乗り気ではなかったクルー達の為にも、この提案を受けることにした。

 

これでジンベエ兄貴の部下でいる限り、元奴隷でも海軍に襲われることがなくなったので、魚人島へ帰ることができるようになった。

 

タイガー大兄貴が奴隷を解放してからもう4年か。

 

よくこれまでの航海に耐え忍んできたな。

 

結局死人は1人も出なかったことだし、おれ達の勝ちだな。

 

ざまあみろ、世界政府。

 

 

 

また、ジンベエ兄貴の王下七武海入りは、恩赦によるアーロンの釈放に繋がった。

 

アーロンは元の海賊アーロン一味に戻ることを宣言して、反人間の気質が強い船員と共に独立した。

 

おれはカタギには手を出すなよ、と警告をした。

 

アーロンは、大兄貴の意志だから人殺しはしないが、刃向かう奴らには二度と立ち向かおうとは考えられないように魚人の恐怖を教えてやる、と息巻いていた。

 

うん、それならばヨシ。

 

おれも別に良い奴って訳ではないので、タイガー大兄貴の意志さえ守るならば問題ない。

 

ただ、仲良くなったチュウやクロオビがアーロンについていってしまったのは残念だ。

 

せっかくこの1年で鍛えまくってあげたのに。

 

というか、ずっと檻に入れられていたアーロンより、現状ではあの2人の方が強そうだな。

 

まあ、アーロンもまたこっそり修行でもするんだろうが。

 

別に皆の前で堂々と鍛えればいいのに。

 

魚人を至高の種族だなんだと謳っている手前、地道な特訓をしている姿を部下に見せたくないんだろうけど。

 

 

そして、残ったおれたちは拠点を魚人島へ移した。

 

皆にとっても待望の帰郷だ。

 

 

国王ネプチューンやオトヒメ王妃からも歓迎された。

 

国民にとってもおれたちは魚人や人魚の希望の星で、ちやほやされた。

 

普通に嬉しい。

 

1年ぶりにタイガー大兄貴にも会った。

 

後遺症を除いたケガはすっかり治っており、今では魚人街の相談役みたいなことをしているようだ。

 

ここに住む人々はタイガー大兄貴に恩と信頼があるので、世界政府にバレる心配はなさそうだ。

 

 

そしておれたちはタイガー大兄貴の前に勢揃いし、ジンベエ兄貴がタイヨウの海賊団の航海の終了を宣言した。

 

これで元奴隷の船員らは、タイガー大兄貴の支えになりたいと船を降りた。

 

任せたぜ。

 

 

残ったおれたちは、これからはこの魚人街を拠点として、王下七武海の努めを果たすことになる。

 

王下七武海には、ノルマがあるのだ。

 

王下七武海は、未開の地及び対海賊限定の略奪行為が特別に許される、敵船拿捕許可状を所持しているのだが、その収穫の何割かを世界政府に納付することが義務づけられている。

 

そうして海賊を狩ることで抑止力となることを期待されている。 

 

その見返りとして、政府からの指名手配を取り下げられ、それまでの懸賞金も抹消されるのだ。

 

まあ、ここ魚人島は新世界へ向かう海賊達が必ず通る場所だし、獲物には事欠かないな。

 

 

問題はおれの得物だ。

 

ここは海中なので剣を使うと錆びてしまう。

 

どうにか錆びない剣を探さないといけないな。

 

…最悪、子供の頃のようにサンゴを使うか?

 

今のおれならなまくらでも斬ることはできるし、武装色を纏えば強度も問題ない。

 

できるかわからないが、頑張ったらサンゴが黒刀に成らないだろうか。

 

とりあえず、魚人島のサンゴが丘で丈夫そうないいサンゴがないか漁ってみるか。

 

 

 

 

そうして海賊達を狩りまくっていたら、1年が平和に過ぎた。

 

国王ネプチューンにも協力してもらって、近海で最も丈夫で特別なサンゴを国一番の研ぎ師に研いでもらうことで、子供の頃とは桁違いに上質なサンゴ刀を手に入れた。

 

そもそも魚人島では空気や燃料は貴重なものなので、鍛冶職人がいない。

 

鍛冶の熱に耐えられる魚人や人魚も中々いないしな。

 

必然的に魚人の筋力を存分に使って海の鉱石等を加工する研ぎ師が一番の武器職人でもあるのだ。

 

そんな研ぎ師のトップでも加工に苦労する程固いサンゴで作られたサンゴ刀は最高の出来だった。

 

ちなみにおれも製作に少し関わった。

 

というのも、No.1研ぎ師でもその特殊なサンゴを削ることができる道具を持っていなかったのだ。

 

そのため、まず研ぎ師の道具づくりのために奔走することになったのだ。

 

結局は深海に住むとある大型海王類の頑丈な牙を加工することで、そのサンゴすら削ることができる道具が完成したのだ。

 

おれの身勝手で海王類を狩るのも何だったので、牙だけ貰おうとしたのだが、当然暴れられたので、これがまた大変だった。

 

ここで剣が錆びても仕方ないとして六刀流を使わなければ、牙だけ手に入れることはできなかっただろう。

 

そんなこんなで、6本も注文したこともあり、製作依頼から完成までに1年もかかってしまった。

 

後はおれの手×6に馴染ませるだけだな。

 

一本につき1t以上もあるので、これを使いこなせればおれは更に強くなれるだろう。

 

 

 

そうしてサンゴ刀が完成した頃に、聞き逃せないニュースが入ってきた。

 

トムさんの再審が行われるというものだ。

 

海列車完成から4年、近隣の島との線路開通に加え、エニエス・ロビーへの線路も完成させたトムに対して再審が行われることが決まったのだ。

 

新聞には、その功績で海賊王の船を造った罪は帳消しとなるだろう、と書いてあったが、おれはそうはならないことを覚えている。

 

急いでウォーター・セブンまで泳いだ。

 

 

 

危ない所だった。

 

トムさんは今にも処刑される所であった。

 

やはり、深海の魚人島にいると世間のニュースが入ってくるのが遅くなるな。

 

予め頼んでおいたとはいえ、いち早くトムさん関連のニュースを伝えてくれた国王ネプチューンには感謝だな。

 

おかげで間一髪トムさんを救出することが出来た。

 

ちょうど見聞色によって、トムさんをエニエス・ロビーに連行する海列車を見つけられたので、そこで拉致させてもらった。

 

一応覆面をしていったし、6本腕も隠して普通の人間(3メートル超)を装ったから、おれの犯行だとバレてないはず。

 

…バレてないといいなぁ。

 

 

トムさんは意識を失っていたので、目を覚ました時とても驚いていた。

 

どうやら麻酔銃で眠らされていたようだ。

 

事情を聞くと、フランキーの造った船を利用されて司法船襲撃の罪を被せられ、その罪を相殺するために海列車の功績を当てたため、海賊王の船を造った罪だけが残り処刑が決定されたようだ。

 

トムさんには、処刑を受けるためにエニエス・ロビーまで連れていってくれと頼まれた。

 

いくら恩人の頼みでもそれは聞けない。

 

そもそもおれは海賊という悪者だからな。

 

自由にやらせてもらうぜ。

 

 

おれは問答無用でトムさんを魚人島まで連れ帰った。

 

流石にそこまでされては、トムさんも諦めざるを得なかったようだ。

 

トムさんは今後、弟のデンさんに匿われる手筈となっている。

 

おれを恨んでくれても構わないが、再会を喜ぶこの2人を見ていたら、助けられてよかったと改めて感じた。

 

 

数日経過して、竜宮城に呼び出されたおれはニュースクーの新聞を渡された。

 

どうやら、フランキーの罪はしっかりとトムさんの海列車の功績と相殺されており、不問とされていた。

 

トムさんが心配しているようにウォーター・セブンに迷惑がかかることはなさそうでよかった。

 

代わりに、トムさんには逃亡の罪が加って、懸賞金が懸けられてしまった。

 

 

一応、事前に国王ネプチューンには、もしもの時はトムさんを連れ帰ることを話してあったが、もうこのような危ない橋は渡るなよと釘を刺された。

 

確かに一歩間違えたらジンベエ兄貴や魚人島の立場さえ悪くなっていたかもしれない。

 

そこは肝に銘じておかなければ。

 

これでまた国王に借りができたな。

 

 

 

話は変わるが、国王によるとおれがトムさんを助けに行っている間に魚人島では大きな事件が発生したそうだ。

 

それはなんとあの憎き天竜人が流れ着いたらしい。

 

その名前はミョスガルド聖といい、オトヒメ王妃は横柄な態度の彼をも助けてあげたそうだ。

 

天竜人に恨みを持つ元奴隷からの引き金から身を呈して庇うことまでしたという。

 

…おれがいたら自分を抑えられたか分からないな。

 

 

今はオトヒメ王妃が天竜人を送りに聖地マリージョアまで同行しているそうだ。

 

もうそろそろ一週間になるらしい。

 

おれを呼んだのは、いざという時にオトヒメ王妃を救出に行ってほしいと頼むためでもあったようだ。

 

もちろん快諾した。

 

 

 

しかし、程なくしてオトヒメ王妃は帰ってきた。

 

それも世界貴族の署名への同意書という、魚人島の希望の光を携えてだ。

 

…まったく、あの人には敵わないな。

 

流石国王が惚れた女だ。

 

 

その後、オトヒメ王妃の魚人や人魚の地上移住希望の署名活動は大きく前進した。

 

かつては、未来を捨てて今苦しむ同族の奴隷達を救い出した英雄フィッシャー・タイガーの影響で署名は集まらなかった。

 

アーロンによりタイガー大兄貴が死んだという噂が広がったことで(タイガー大兄貴が生存していることは国王、王妃、元タイヨウの海賊団、一部の魚人街の住民しか知らない)、当時5年以上かけて集めた署名を全て取り消されるなんてこともあった。

 

おれも他人事ではないので、申し訳無く思っている。

 

そのオトヒメ王妃がついに報われる時がやってきたのだ。

 

よかった。

 

しかし、どうやらそれを邪魔する奴らがいるようだ。

 

おれはタイガーの大兄貴がボルサリーノに狙われて以来、おれ以外への殺気にも反応できるように見聞色を磨いてきた。

 

それが今反応したのだ。

 

おれはオトヒメ王妃に銃を向けていた奴を見つけるとすぐさま制圧した。

 

そいつはホーディ・ジョーンズという名の兵士だった。

 

人間を忌み嫌う彼は目障りなオトヒメ王妃を撃ち殺して人間に罪を擦り付けようとしたそうだ。

 

許せん。

 

その腐った性根を叩き直してやる。

 

おれはその腐りサメ(21)とそれに賛同している仲間達を調教、もとい矯正することにした。

 

どうやら実際に人間達に何かされたわけでもないのにここまでの恨みを持つなんて教育とは恐ろしいものだな。

 

しかし、修行して自分の強さを探求していればすぐにそんな空虚な思いなんてどうでもよくなるはずだ。

 

とりあえず、最初は軽めに24時間組手から始めるか。

 

 

 

そうしていると、また国王ネプチューンから相談を受けた。

 

どうやらポセイドン疑惑のあるシラホシ姫が、バンダー・デッケンというロリコンに狙われているらしい。

 

最初はラブレターが届いていたのだが、断ったことによりそれは脅迫状へと変わり、今では様々な武器が姫を狙って飛んできているそうだ。

 

これはさては悪魔の実の能力だな。

 

おれは武器が飛んでくる方向を捜索し、そのロリコンをすぐに見つけた。

 

おれの見聞色と泳ぎの速度を見誤ったな。

 

国王に、こいつも罰としておれの修行輪廻に組み込んでほしいと言われた。 

それは別に構わないのだが、…罰?

 

まあいいか。

 

とりあえず、このロリコン野郎は厳しめにしごいていこう。

 

 

 

そうして罪人達の心身を鍛えていたら、フカボシ王子、リュウボシ王子、マンボシ王子から、自分達も鍛えてほしいと頼まれた。

 

どうやら、敬愛する母や可愛い妹を守るために、もっと強くなる必要を感じたようだ。

 

国王はとても反対したが、オトヒメ王妃が子供達の決意を尊重し、国王を宥めたため、おれが修行をつけることとなった。

 

王子達は才能があり、努力する動機もあるのでみるみる強くなっていった。

 

当然、王子達は腐りサメ共やロリコン野郎に対して隔意があったが、それもまた競争させることで修行が捗るので問題はなかった。

 

 

 

そうして一気に増えた弟子や調教中の野郎達の相手をしていたら、タイガー大兄貴からも頼みごとをされた。

 

どうやら、タイガー大兄貴が元クルー等の自分を慕う人達に協力してもらって、魚人街の無法者どもを締め、見事魚人街の統一を果たしたそうだ。

 

それで治安も良くなったので、そもそも魚人街が出来た理由であるみなし児達の養護施設としての機能を復活させたいそうだ。

 

そのために、おれに国王に渡りをつけてほしいとのことだ。

 

勿論OKだ。

 

それにしても流石大兄貴だ。

 

おれには考えもつかないことをやってくれるぜ。

 

 

その後、ネプチューン王やオトヒメ王妃の協力もあり、もともと魚人街の前身であった孤児院を復活させることができた。

 

院長先生は顔を隠して名前を変えたタイガー大兄貴である。

 

他にもオトヒメ王妃の願いで、魚人と人魚と人間の関係を考えさせるためにも学校の設立が成された。

 

おれも正式に道場を開いた。

 

といっても六刀流は誰にでもできるというわけではないので、おれと一緒に修行できる修練場といった感じだが。

 

腐りサメ一同やロリコン野郎は内弟子としてこき使ってやることにした。

 

王子達は竜宮城での英才教育もあるので通いだ。

 

他にもかつて魚人街を守ったおれに憧れる奴、ナワバリにしてくれている白ひげ海賊団に入りたい奴、外の世界に興味があるので身体を鍛えたい奴など、順調に弟子が増えていった。

 

一応それぞれの目的に合わせた修行内容を考えているが、最低限覇気を覚えさせるまでは免許皆伝はあげられないな。

 

なにせある意味おれの師匠の孫弟子になるわけだし、半端な育て方をしたら師匠に面目ない。

 

 

こうして魚人街は新しいスタートを切ったわけだが、タイガー大兄貴とは別に新しい魚人街の顔となる代表を決める必要があるそうだ。

 

そしてそれはおれが相応しいと。

 

おれはタイガー大兄貴が統一したのだからそんな資格はないと断ったが、そもそも大々的におれが生存していることをばらすわけにはいかない、と言われ納得してしまった。

 

こうしておれは新しい魚人街の代表となった。

 

もうこうなればやけくそだと、おれは、魚人街をにゅー魚人街という名前に改めさせた。

 

タイガー大兄貴やジンベエ兄貴、国王ファミリーに門下生達、そしてなにより、両親とはっちゃんと店主家族がとても喜んで祝福してくれた。

 

素直に嬉しい。

 

 

 

 

こうして色々紆余曲折があり、おれは魚人街出身の一般タコ魚人のなっちゃん改め、にゅー魚人街代表のなっちゃんとなった。

 

偉くなると忙しくなり、時が経つのが早く感じるもので、いつの間にか2年が経過して33才になっていた。

 

おれの道場を巣立った門下生も増えてきて、新しい世代も育ちつつある今、魚人島は強い国家になりつつある。

 

その分、世界会議での影響力も増しているはずだ。

 

そう今年は聖地マリージョアにて世界会議がある年だ。

 

オトヒメ王妃の念願の年である。

 

 

 

 

 

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なっちゃん:にゅー魚人街のボスとなった。まだ貧しい街をなんとかするために、新しい雇用を創出しようと、ない頭をひねったりしている。そうした頑張りは住民にも伝わっているようだ。

魚人島本島に住む人々も、はじめは魚人街は無法者の集まりというイメージがついていたので、魚人街に住む人々を信頼していなかったが、ジンベエと並ぶ伝説の男であるなっちゃんが代表になったことで徐々に信用していくようになっていった。

もちろん、それにはにゅー魚人街の人材が改めてしっかりとした教育を施されたことも関係する。

 

マクロ一味:人攫いに戻る気がないので、独立しなかった。

長年の航海を共にして、なっちゃんが意外と脳筋でアホな面があることを知ったので、付いていけばウマイ汁を吸えるんじゃないかという打算もある。

そんな打算が通用するかは定かではないが、なっちゃんに付いていけば実際に美味い料理を食べられることは間違いない。

 

世界政府:実は、トムを助ける動機があり、なおかつ走る海列車に追い付き、中にいた海兵を蹴散らして誘拐を成立させてしまうなんてことが可能な人物に目星が付いている。

しかし、証拠がないことと、もし本当にその人物であったならば迂闊に手を出したらただでは済まないことを懸念し、不問としている。

 

アーロン(31才):ココヤシ村を含むコノミ諸島を支配下にする。ベルメールがアーロンに反抗したが、命までは取らなかった。その後、ナミ(10才)を脅して測量士としてアーロン海賊団に参加させた。

 

ホーディと仲間達:地獄の日々の幕開け。恐怖の修行バカにより、他に何も考えられないくらい修行漬けにされる。今までのプライドや自信が粉々にされ、次第に修行バカに誉められることこそが最上と感じるようになってしまう。

バカは自覚がないが、もはやガチの洗脳である。

オトヒメ王妃を狙われてキレていた国王ネプチューンだが、その恐ろしい状況をみて、溜飲を下げたようだ。

まるで毒(洗脳修行)をもって毒(洗脳教育)を制すようじゃもん、と後に語った。




いつも感想ありがとうございます。
自分にはない視点からこの物語を見ている方々がいて、面白いなと思います。
時には意見を参考にさせてもらっています。
また気軽に感想してください。

誤字報告も助かっています。
ホントに確認しているはずなのに中々減らせません。
携帯で書いているせいかもしれませんね(ツールへの熱い責任転嫁)。

本当はここで完結させてもいいのですが、もう少し書きたいことができましたのでお付き合いください。

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