ONE PIECEの世界に転生した一般タコ魚人   作:タマネギ日光浴

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ONE PIECE FILM REDを観てきました。ご時世がら、映画館に足を運んだのは3年ぶりでしたが、行ってよかったです。昨今はスマホで映画を観ることに慣れてしまいましたが、この作品は大スクリーンと音響がよく映える内容となっておりますので、今のうちに劇場で観ることをおすすめします。


原作開始26年前(13才)、ロジャー海賊団の節目

ロジャー船長が不治の病になった。

 

クルーにとってまさに青天の霹靂だった。

なにせ何の兆候もなかったからだ。

ロジャー船長はいつも通りに冒険を楽しんでいたし、その強さに陰りもなかった。

 

原作を知っていたおれでさえも、ロジャー船長は絶対不変の存在のように感じていたから驚いた。

何をしても死にそうにないこの人が病気で亡くなるとは、知識として知っていても信じられない。

 

皆もはじめは何かの冗談だと思っていたくらいだ。

 

たが、船医の顔を見ればウソではないことがわかった。

 

 

ロジャー船長はおれ達クルーに弱みを見せたがらないが、それにしたって限度があるだろう。

 

笑いながら、

 

すまん、不治の病にかかっちまった

 

と言われても質の悪いジョークにしか聞こえなかった。

 

しかし、笑顔とは裏腹に額に脂汗をかいている船長の姿はおれ達に否応なしに事の重大さを知らしめた。

 

 

それから症状が悪化していくロジャー船長。

 

船医も色々手を尽くしていたが歯が立たないようだ。

 

おれ達は新世界中の情報を集めて名医という名医をあたったがどれもうまくいかない。

 

そんな時に双子岬にいるクロッカスという男が凄腕だという噂を手に入れた。

 

既に万策尽きていたおれ達は一縷の望みをかけて双子岬に向け、グランドラインを逆走することを決めた。

 

 

しかし、新世界から双子岬に行くのは容易ではない。

 

 

そもそも東西南北の4つ海からレッドラインを目指し、リヴァース・マウンテンに入ると双子岬にたどり着き、そこからグランドラインが始まる。

 

そしてグランドラインを進み、またレッドラインに行き着くと船をコーティングして魚人島を経由し新世界の航路に出ることができる。

 

つまり、新世界から双子岬に逆走するにはまず魚人島を目指すわけだ。

 

そこで困るのが、コーティングについてだ。

 

基本的にコーティングはシャボンディ諸島のヤルキマン・マングローブから分泌される特殊樹液によるシャボン玉を利用する。

また魚人島でもコーティングは可能だ。

 

しかし、逆走するので新世界側でコーティング用のシャボン玉を出すヤルキマン・マングローブを探さなければならない。

 

それにコーティング職人も探す必要がある。

 

魚人島には職人がいるので、最悪おれとサンベル先輩で先行して連れてくることはできる。

 

しかし、それでは時間がかかってしまうだろう。

 

噂のクロッカスでもダメだった時のために、何より誰にも癒せぬ病で苦しむ船長のために一刻も早くたどり着きたい。

 

それならばどのくらいかかるかもわからないこのルートではだめだ。

 

そもそも今いる位置から魚人島まで戻るのも大変なのだ。

 

魚人島のエターナルポースを持っている訳ではないからだ。

 

 

そこでおれたちはリスクのある賭けに出た。

 

それはカームベルトを通り、北の海か西の海に出てからリヴァース・マウンテンを目指すというものだ。

 

このルートならばわざわざ世界を半周以上も逆走する必要もない。

 

いち早く新世界やグランドラインから脱するので天候などに左右されずに航海も進めるだろう。

 

しかし、何よりカームベルトを無事に通過するという大きなハードルがある。

 

カームベルトには大型の海王類がうじゃうじゃいる。

 

運が良ければ見つからないが、オーロ・ジャクソン号は大型の船だ。

 

まず襲われるだろう。

 

数匹くらいならこの船の戦力なら問題ないが、カームベルトを抜けるまで何十匹にも常に襲われ続けたらどうなるかわからない。

 

そして、もう1つの問題として、カームベルト(凪の海域)はその名前の通り、無風地帯ということだ。

 

海賊船は基本的に帆船で、エンジンやモーターがあるわけではない。

 

つまり風がないと進まないのだ。

 

帆の向きなどを工夫することで、逆風でも進むことができるので、航路を逆走することならば何とかなるのだが、流石に無風だとどうしようもない。

 

人力で漕いでいくしかないのだ。

 

 

しかし、おれたちには勝算があった。

 

なぜならここに2人も力持ちの魚人がいるからだ。

 

おれとサンベル先輩ならこのオーロ・ジャクソン号を引っ張ることができる。

 

2人いるので交代交代で船を引くこともできるし、1人が索敵して海王類がいないルートに船を先導することもできるはずだ。

 

 

というわけで、おれたちはカームベルトを抜けるルートを取ることにした。

 

何よりロジャー船長の、そっちの方が面白そうだ、という一言が決め手になった。

 

全くこの人はいつでも楽しむことに対して自由が過ぎる。

 

そんな船長のためにおれたちは力をひとつに合わせた。

 

そしてついに双子岬にたどり着いたのだ。

 

 

 

 

噂のクロッカスは丸メガネをかけ、バンダナをつけた、筋骨隆々の男だった。

 

とうてい医者のようには見えなかったが、ロジャー船長を見ると一目で容態を看破し、少しの診察で病名まで言い当てた。

 

しかし、そんな彼でもこの病気は治せないようだった。

 

クルーは落ち込んだが、当のロジャー船長本人はクロッカスのおかげで大分楽になったと喜んでいた。

 

これでまだ冒険ができる、と。

 

クロッカスだけがロジャーの病の苦しみを和らげる腕を持っていたのだ。

 

クロッカス、いやクロッカスさんは探している海賊団がいるとのことで、その捜索に協力するという条件で船医としてロジャー海賊団に加入した。

 

クロッカスさんのおかげで余命幾ばくもない中でも、ロジャー船長はベッドで寝たきりにならずに済み、再び冒険できるようになったのだ。

 

皆彼には感謝している。

 

ロジャー船長の飲酒を諌められる唯一の人材だしな。

 

 

 

こうしてロジャー海賊団は再びゼロからグランドラインで航海を始めることになった。

 

おれからしたら、初めての海だし、原作で知っている場所もあって嬉しい。

 

一番最初の夢である聖地巡礼が図らずも叶った形だ。

 

とはいえ、ロジャー船長は以前通ったのとは違う航路を進もうとしたし、そもそも原作のルフィ達の航路とは異なっていたので、知っている島にはそれほど行けなかった。

 

例外はウォーターセブンくらいだ。

 

カームベルトを越えるなど無茶をしたせいで船にも相応のダメージがあったので、船の作り主であるトムさんに修理してもらったのだ。

 

思えばカームベルトを無事に抜けれたのは、海王類の突進をも耐え抜いてくれたオーロ・ジャクソン号のおかげであり、ひいてはトムさんのおかげだ。

 

お礼を言っておいた。

 

いつかまたグランドラインに来て本当の聖地巡礼をしたいものだ。

 

 

 

唐突だが、ロジャー海賊団にはバレットという男がいる。

 

おれより4つ年上の17才だが、その強さは本物で、最近ではロジャー船長の後継者という意味で鬼の跡目と呼ばれつつある。

 

これは、うちの海賊団が医者を探し回っていたことから何かを掴んだ海軍が揺さぶりのためにその通り名を広めているのではないか、とおれは推測している。

 

何の根拠もないのだが。

 

しかし、少なくとも海軍はうちの海賊団の誰かが病気にかかったことは掴んでいるだろう。

 

グランドラインでは、海軍と遭遇しても直接仕掛けてくることはなく、遠巻きから監視ばかりされていた。

 

それが、まるで何かの秘密を探ってきているように感じたのだ。

 

…まあ、そんなことは考えても仕方ない。

 

バレットの話に戻るが、彼は頻繁にロジャー船長に決闘を仕掛ていたのだが、船長の病気が発覚してからは控えていた。

 

代わりに師匠にふっかけていたが。

 

師匠もバレットの不安や焦りを感じていたからか、はたまた自分のストレス解消のためか、バレットと長く打ち合うように応じていた。

 

赤鼻先輩はそれをみてバレットが師匠とタメを張る化物だとビビっていたが、流石に師匠の方が上だと思う。

 

最近そういう人の強さの判別がつくようになってきたのだ。

 

 

とにかく、ロジャー船長の苦痛が和らぎ、自分からバレットに、もう勝負はいいのか、と問いかけたことで、この2人の決闘は再開したのだ。

 

おれからしても高レベルの覇気の戦いは参考になるし、師匠の手が空くようになったおかげで、止まっていたおれの修行も再開するようになって嬉しい。

 

もちろん筋トレは継続していたのだが、やはり師匠との打ち合いが一番成長に繋がっている。

 

 

 

 

そうこうしている内にいつの間にか日が経っていたようでおれは14才になっていた。

 

成長期なのか、成長痛が辛いときもあったが、おかげで原作のはっちゃんくらいの身長にはなれた。

 

具体的にいうと220cmだ。

 

だがまだまだ足りない。

 

目標は3m超えだ!

 

そうすればジンベエ兄貴と物理的にも肩を並べることができる。

 

最近シェフがおれのために身体造り用の秘伝の調理方法を使ってくれているので夢ではないだろう。

 

食べると力が湧いてくるこの料理は、まるで噂で聞くカマバッカ王国の攻めの料理みたいだ。

 

…もしかしてシェフ、ニューカマー説?

 

そういえば、おれに対して妙に優しいような…

 

と、とにかくこれで大人に近い身体が手に入った。

 

おかげでパワーも増したし、数千万ベリーの海賊を倒すことができた。

 

しかし、5千万ベリーを超えるとちらほら能力者も増えて手こずってしまう。

 

カームベルトでも結局海王類を単独で倒すことはできなかった。

 

まだまだ鍛えなければならない。

 

 

そう思っていたら、師匠がついに覇気を教えてくれることになった。

 

やったぜ。

 

ルフィが魚人島で覇王色の覇気で5万人を倒したシーンは今でも覚えている。

あんなカッコいいことができるようになるなんてわくわくするぜ。

 

 

…そう思っていたが、どうやらおれには覇王色の覇気はないだろう、と告げられた。

 

ガーン。わりとショックである。

 

ま、まあ、覇王色なんて雑魚狩りにしか使えないし、べ、別になくたっていいんだからね!(精一杯の強がり)

 

 

とにかく、まずは武装色と見聞色の習得からだ。

 

これがまた難しい。

 

疑わないこと、それが覇気の強さになる。

 

そう言われたが、前世では存在しないファンタジー要素であるし、今世でも覇気よ出ろ~と念じたことはあれど、うんともすんともいわなかった。

 

そう思っていると、師匠に6本腕は信じられないのか、と聞かれた。 

 

そんなわけないと即答した。

 

6本腕は強さのみならず利便性においても最高なのだと。

 

すると、また問われた。

 

しかし、腕に覇気を纏えないということは6本腕を信じていないということではないのかね、と。

 

ガーン。衝撃が走った。

 

そうだ。おれには他に何も自慢できるようなモノはないが、6本腕があった。

しからば、疑う余地などなかったのだ。

 

そうしておれは武装色の覇気を習得した。

 

とはいえ、まだかろうじて腕に纏わせられるだけで、黒く硬化することはできないが。

 

 

一方で見聞色の覇気の習得は難航した。

 

しかし、希望はある。

 

師匠によると、おれはカームベルトで必死に船を運んでいる時に、無意識に離れた海王類を察知して避けて進む時があったそうだ。

 

また何か必死になれるきっかけがあればすぐに感覚を掴めるはずだと師匠は言ってくれた。

 

 

 

そんなある日、赤鼻先輩が戦利品のバラバラの実を食べた。

 

どうやら本人的には食べる振りをして後で売りさばこうとしていたようだが、シャンクスのせいで誤って飲み込んでしまったらしい。

 

そうはならんだろ。

 

相変わらず見てて面白い人だ。

 

先輩ではあるが、おれより年下で、はっちゃんより1歳しか変わらないので弟みたいなものだ。

 

仕事的にもおれはそろそろただの見習いから、食料調達係兼、コック兼、気象記録係兼、操舵主見習い兼、準戦闘員といった感じで出世している。

 

やはりこの年代の2歳差は大きいな。

 

 

そうして赤鼻先輩にほっこりしている内におれたちは再び新世界に入った。

 

途中魚人島には着いたが、一晩はっちゃんと語り合ったらすぐさま出発した。

 

ロジャー船長の時間をあまり使わせるわけにはいかないからだ。

 

それでも久しぶりに会ったはっちゃんは可愛くて最高だった。

 

店主夫妻も元気そうで、ついに子宝にも恵まれたようなので、奥さんは子育てに集中しているようだ。

 

その分はっちゃんはこれまで以上に仕事を任され、今や副店長みたいなものらしい。

 

おれと一緒だなと笑い合った。

 

別れにはお互いのレシピを交換した。

 

また次に会う時が楽しみである。

 

 

 

こうして再び戻ってきた新世界では、おれたちを待ち構えている奴らがいた。

 

それは金獅子海賊団の大親分のシキとその海賊艦隊である。

 

どうやらシキは船長を勧誘しに来たようだ。

 

なにやらおれと組めば世界を支配できるとかなんとか。

 

まるで魔王だな。

 

もちろんロジャー船長は勇者のごとく断った。

 

支配なんて自由を愛するロジャー船長が興味を持つはずないのに、相手は勧誘が下手だな。

 

こうして交渉決裂したおれたちと金獅子海賊団の戦争が始まった。

 

おれたちが1隻に対して、敵は大勢の艦隊だ。

 

いくらロジャー海賊団が精鋭揃いでもさすがに多勢に無勢だった。

 

おれは六刀流を使っていたが、あまりの敵の多さにペース配分を見誤り、すぐ刃こぼれしてしまい、覚えたての武装色の覇気を使ったパンチで応戦する他なかった。

 

もっと剣の技量があればそんなことにはならなかっただろうし、もっというならば剣に覇気を纏わせられたり、硬化できたらよかっただろう。

 

しかし、この時のおれにはこんな不恰好な戦いしかできなかった。

 

今までも冒険の中で命の危機はあったが、初めてロジャー海賊団自体の絶対絶命のピンチに冷静ではなかったのかもしれない。

 

荒れ狂うひどい嵐のせいで海に潜れず、相手の船を攻撃することもままならなかったので、この戦いでおれは本当に役に立たなかった。

 

しかし、そんな絶体絶命かと思われたロジャー海賊団を救ったのはその嵐だった。

 

荒れ狂う海がシキに牙を剥いたのだ。

 

シキの艦隊を半数程沈め、シキの頭には舵輪が刺さった。

 

そうはならんだろ。

 

とにかくチャンスだ。

 

おれたちは戦場を離れた。

 

のちにこの戦いはエッド・ウォーの海戦と呼ばれたそうだ。

 

 

 

この戦いで自分の未熟を痛感したおれはさらに修行に励むようになった。

 

幸いにも死線をくぐり抜けたことで見聞色の覇気に目覚めることができたが、全く足りない。

 

忙しい師匠だけではなく、ギャバン先輩やサンベル先輩にも協力してもらった。

 

あのおっかないバレットにも勝負を挑んだ。

 

あわや殺されるかと思うくらいボコボコにされたが。

 

その甲斐があってまた覇気が強まった。

 

やはり実戦の極限状態や過酷な訓練こそが覇気を伸ばす近道のようだ。

 

 

そんな日々を過ごしているとバレットがロジャー海賊団から離脱した。

 

どうやら最後の決闘をロジャー船長に挑み、善戦したが返り討ちにあったことで独立を決めたようだ。

 

あんな無愛想な奴でもいないと寂しいが、せっかくの仲間の一人立ちだ。

 

おれたちは笑顔で見送った。

 

 

 

 

 

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なっちゃん:ロジャー船長が心配で必死だったので、ブルック関連のことをすっかり忘れている。やはりアホである。

身長は220cmとなり、見た目は原作のはっちゃんの目つきを悪くして筋肉マシマシにした感じ。脚も鍛えているのではっちゃんより全身ムキムキである。いずれは301cmのジンベエ並みの身長を目指している。

覇王色の覇気がないことにショックを受けているが、前世が一般日本人で今世も一般タコ魚人なんだから残当である。

原作知識クソザコの主人公は知らないが、覇王色を纏えない時点で最強にはなれないだろう。しかし覇王色のコントロールに割くリソースを他の修行に回せるのだから問題ないだろう、たぶん(適当)。

 

クロッカス:ブルックも所属するルンバー海賊団を探すために船に乗ることを決めた。その内原作を思い出したなっちゃんからそれとなく魔の三角地帯(フロリアントライアングル)の情報提供があるだろう。…たぶん。

 

海軍:急にロジャー海賊団が新世界から足取りが消えたと思ったらグランドラインに姿を表してビックリ。

前半の海の海兵では勝ち目がないので、うかつに手を出さないように監視に徹するよう指示している。

 

シェフ:後継者に秘伝のレシピを伝授させるために、まずはその料理の効果を身をもって実感させる。ただそれだけなのにニューカマー疑惑をかけられた。かわいそうである。

 

サンベル:カームベルト横断は流石に肝を冷やした。しかし、船長のことだからまた同じようなことがあるかもしれないので、なっちゃんの泳ぐ力をもっと鍛えることに決めた。

 

ギャバン:カームベルト突破で航海における魚人のアドバンテージを再認識した。そのため、なっちゃんに操舵や海図などの航海に関する知識を本格的に教えることを考え始めた。

 

シルバーズ・レイリー:最近弟子に師匠面するクルーが増えてきて内心危機感を感じている。

ーーー本当の師匠は私だぞ。

そのため覇気を解禁した。元々下地はあったが、6本腕の信仰心で武装色をすぐものにしたことには驚いている。というかドン引きである。

 

バレット:ロジャーの強さの根幹を探るため海賊団に入ったが、それは仲間との絆という自分の信念とは相容れないものだった。そのロジャーも仲間を守るために全力を出せない時があるということを気づき、仲間を信じない自らの信念に確信を得ている。しかし、長い船旅を共にしてきたので仲間意識が多少芽生えており、戦闘の際仲間を守らなければという意識になったこともある。これが自分の孤高の信念と葛藤を生んでいた。しまいには、昔だったら敗者を皆殺しにしてきたはずなのに、勝負を挑んできたタコにトドメをさすことをためらってしまったことで自分の揺らぎを自覚し、焦りからかロジャー船長に最後の決闘を挑んだ。

 

ロジャー船長:…いよいよ最後の冒険の時が来たようだ。




今回は独自解釈が多めです。
クロッカスさんに会いに行くのにカームベルトを通ったことや、バレットの強さなどです。
前者については力自慢の魚人が2人もいたからできた選択肢だということで勘弁してください。
後者については、映画でバギーが言ったようにレイリーと互角だとすると、流石にこの後でルーキーのクロコダイルと決着がつかないことに違和感を感じるので、このような塩梅にしました。

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