「わー!あたしの相手はあの解放かぁ」
影が愉快そうに手を叩く。
サイプラスを守るように私たちはそれぞれ影と対峙していた。
大きな鋏を持った影には私、メイスを持った影にはアイリス。
武器を手にして影たちと向かい合う。
「解放って……何さっきから」
「え!?自分の二つ名も知らないの?でも確かに知らなそぉ〜〜」
鋏を持った影はケラケラと笑って鋏を開け閉めし、鋭い金属音を奏でた。
なんだか私のことを知っているみたい。
それにしても話す感じがまるっきり人間だ。
いや…………多分、人なんだろうな。
なぜ影のような見た目になっているのかは分からないけど。
「暴力君、暴力君、あたしは星付き相手に戦えるでしょうか?勝てるでしょうか〜?」
天を向いていた鋏がゆっくり倒され、私へと向けられる。
相手はやる気だ。
後ろの心配はしなくていい。
背中で戦ってくれるのはあの真紅の暴君なんだから。
今は目の前の影だけに集中しろ。
刀を構える。
「恐ろしいねぇー、無限の魔力を放つ魔法騎士の刀。でもここは深淵外だからそこまで警戒しなくていいのかな?」
「………………」
ベラベラと煩いなこの影。
私に話しかけているのか独り言なのかいまいち分からない。
それに何だか違和感。
すこし………………ほんの少し……演技っぽい?
「ふっ!」
一歩踏み出し、刀を振るう。
「お!」
当たり前のように避けられる。
巨大な鋏を構えながらも影は驚くほど機敏だった。
「遅い!遅くない!?」
ジョキジョキ!
鋏で音を出しながらの大袈裟なリアクション。
そんなに遅いかな。
「こんなもん?まぁ、君アタッカーじゃないしね、こんなもんかぁ」
そうだね。
最近は刀を引っ提げて深獣に突撃することが多いけど、私の役割はサポーターなのだ。
本来なら補助に回って他の魔法少女を助ける役回り。
アタッカーの面々と比べれば戦闘能力は自ずと低くなる。
「もしかして、ヤレるぅ!?」
私を両断するように鋏が鋭く突き出される。
私は金魚を操り、身を隠すように前方に突進さた。
ジョキンッ!
鋏らしい鋭い音を立てて、私がいた空間が断ち切られる。
金魚達が蜘蛛の子を散らすように鋏から逃げていった。
もちろん私はそこにいない。
金魚の大群に身を隠しながら私は壁を蹴って空中に飛び上がっていた。
伸び切った腕。
攻撃後の後隙に合わせて私は上から強襲した。
「おっ!」
腕を引き刀を突き出さんとする私を影が捕捉する。
目が合った。
相手は黒いシルエットなのに、そう感じた。
突き出した刀が空を切る。
う?
速い、瞬時に身体を捻り躱された。
驚くべき柔軟性と瞬発力。
そのまま捻りを軸に影が一回転し、鋏が振りかぶられる。
「フルスイングーッッ!!」
こちらは避けようにも空中では無理があった。
突き出した刀を引き戻して防ぐも、対応速度の差を実感する。
鈍い音を立てて、金属がぶつかり合う。
無理な姿勢で防御したため、私は勢いを殺しきれず地面に転がった。
追撃が来る。
私の身体能力じゃ体制を立て直すのは無理だ。
「むん!」
無理、なので金魚に頑張ってもらう!
サポーターはサポーターなりの戦い方があるのだよ。
後方に吹っ飛ぶ身体を金魚の群れで受け止める。
と同時に服を引っ張って貰い無理やり立ち上がった。
「なにそれ!?おもしろ!」
影が無理やり体制を整えた私に突進する。
「?」
突進してくるシルエットに違和感。
鋏の形が変わってる。
変わっているというか…………欠けてない?
私は真っ直ぐ突き出される凶器に刀を合わせた。
「あ、あれっ?」
刀と鋏がぶつかり合い…………
鋏の先端が砕け散った。
やっぱり。
先ほどの無理な防御で刀と鋏を打ち合わせたけど、それだけで鋏が欠けてたんだ。
深淵の無限魔力じゃない私の自前の魔力だけなのにすごい切れ味。
「これなら…………武器の差で勝つ!」
「あっ!ちょま!」
今度は私の方が突進すると、影は慌てたように武器を振り回した。
刀は振るわない。
ただ振るわれた鋏に合わせるように刀を立てた。
パスッ
「え?」
影が素っ頓狂な声を上げる。
鋏は刀を通り過ぎるように真っ二つに割れた。
何の抵抗もなく。
切り離された刃が私の後方の壁に当たって喧しい音を立てながら地面へ転がっていく。
影は根元付近から両断された獲物を見て呆けていた。
「…………」
その隙だらけの顔面に刀を叩きつける。
もちろん峰打ちで、だけど。
「ぷぎゃっっ」
ギャグみたいな勢いで影が吹っ飛び、地面に転がる。
やった身で言うのもなんだけど、痛そう……
勝負あり……なのかな?
影は地面にひっくり返ってピクリとも動かない。
「おう、終わったか?」
振り向くとアリアが退屈そうにこちらを伺っていた。
衣服についた埃を払う彼女の後ろで、もう一人の影もまた壁に叩きつけられてひっくり返っている。
あちらの決着は一瞬でついたみたい……だね。
サイプラスはサイプサスで中途半端に大剣を構えて気まずそうにしていた。
守られることに慣れてなさそう、まぁ普段バーサーカーみたいな感じだし当然か。
「ふん……どこが深淵外じゃそんな強くねぇだよ」
「え、なに?」
アリアさんが何か呟いたけど声が小さくてよく聞き取れなかった。
多分、張り合いのない戦闘への愚痴かな。
相変わらずの強さだなこの人。
「ぇ、えと……結局なんで2人がここに?」
サイプラスが今更なことを口にする。
そうだよね、彼女からすると私たちがこの場に駆けつけれた流れは分からない訳だからその疑問は当然だ。
「こいつらに話を聞きにきたんだ」
「ぁっと、この影みたいな奴らについて、星付きで調査してたんだよ」
「へ、へぇ……」
アイリスはひっくり返って目を回している影を持ち上げると仲間のところまで引きずった。
人類を守護する影…………か。
大きな口を叩く割にそんなに強くなかったね。
「おらっ!目ぇ覚ませ!!」
「ちょっ!?乱暴だなぁ」
アイリスは2人の頭ぶつけて目を醒まさせる。
哀れな悲鳴が路地裏にこだました。
やめなよ、一般人に見られたら加害者こっちになりそうだ。
ただでさえ不良みたいな格好なんだから。
「いだ!痛いって!!」
「おーおー、お目覚めだ」
ヤンキー座りで呻く影を見下ろすアイリス。
まったく自分が敵側でなくてよかったよ。
「ちょっとお話聞かせてもらおうか、テメェらの狙っている角についてよぉ」
「………………」
「ちょっとヤバげー…………?」
暴君に睨まれて影たちが冷や汗をかいた。
シルエットなのに目線をアイリスに合わせないようにしてるのが、なんとなく分かる。
先ほどのアイリスにビビってた喫茶店の定員と動きが似ているからだね。
「わ、私たちを張っていたということは……もうある程度は把握しているのだろう?」
「把握しているが、まさか正義面しているとは思わなかったな。角泥棒」
アイリスは逃げるそぶりを見せれば殺すとばかりに鎌を地面に突き立てた。
ギラリと鎌が紅魔力を纏って輝く。
影たちの肩が跳ね上がった。
「お前ら、魔法少女だろ。変身に使ってんのは盗んだ角か?」
「バレてるって……!ヤバヤバだって!」
「うげ!お前は口を閉じてろと何度言わせる!!」
メイスの影が鋏の影をガクガクゆすった。
鋏の方が口は軽そう。
というか……この後に及んで空気読めてないな。
黙っていればいいのに、バレてるとか言うからアイリスの言葉を肯定してしまっている。
自分たちが魔法少女だということを。
戦って私も何となく分かっていたけど…………やっぱり魔法少女なのか。
魔法少女のほとんどが魔力で武器を生成して戦う。
影で覆っていても、彼女たちのそれは私たちと同じだった。
「誰の指示でこんな正義ごっこしてんだ、ぁあん!?」
「ぃ、言えない」
「むーむーっっ!!」
メイスの影は必死で相棒の口を塞ぐ。
彼女の口を閉じなければ全てバレると確信しているかのようだ。
そんな影に向かってアイリスは足を振り上げ、2人の間の壁を蹴りつけた。
乾いた音。
「ボスは誰だ?」
「………………っ」
2人の動きが止まる。
あと数センチずれていればその蹴りは顔面に入っていた。
足が2人の前を行き来する。
どちらから踏みつけて欲しいかと問うように。
でも…………踏みつけないよね?
脅しているだけだよね?
横から見ていてなんだかハラハラしてきた。
まじで拷問しかねないからなこの人…………
私たち、一応正義側だからね?
「んむむー!」
息ができないとばかりに鋏の影が仲間の手をタップする。
仕方がないとばかり外される手。
ダンッ!
あ、マジで踏みつけた。
鋏の影の口がフリーになったのを見計らうように、アイリスはメイスの影の顔を踏みつけた。
見せつけるように、大ぶりな動作で。
短い悲鳴と共に彼女は地に沈む。
気を失ったのだろう、南無三。
暴君は次はお前の番だとばかりに靴裏を突きつけた。
「ひぎゃぁぁぁああっっ!!殺される!助けて椿さまぁああっっっっ!!!」
「おー、それがお前たちのボスの名前かぁ?」
………………漫才かな?
恐怖に駆られてボスらしき人物の名を呼ぶって……あまりにも口が軽すぎる。
真面目な場面なのに何だか馬鹿らしくなってきた。
この調子だと何もかも聞き出せそうな気配すらある。
「ねぇ、何してるの」
は?
影を囲んでいた私たちの後ろから不意に声がかけられた。
誰もその近寄る気配に気づかなかった。
アイリスさえ。
「誰だッ!」
だからこそ瞬時に鎌が閃く。
地面に突き立てていた鎌を構え、臨戦体制をとったアイリスの睨む先に彼女はいた。
ダボついたシャツを着た一般人にしか見えない少女。
ただの少女に見えて、魔法少女に気づかれず近づいたそれに私も警戒心を高める。
「ねぇ、何しているの?」
同じ問いが繰り返される。
向けられた武器など見えていないかのように、自然体で。
「お前には関係ない」
揺るぎない態度でアイリスが壁を作る。
その表情は失せろと言っていた。
それでも、少女の表情は動かない。
その目に何か違和感を感じる。
「あなたに聞いてないよ」
「はぁ?」
違和感の正体、そもそも少女は私たちを見ていない。
その目はこちらへ向けられていない。
少女は見る先は…………
「あなたたちに聞いてるの」
「は、ぇ?」
影の方だった。
「あなたたちには角の奪還をお願いしてたはずなのに…………何してるの?」
無表情の圧が少女から発せられる。
な、仲間?
でも彼女はいたって普通の少女に見えた。
影のように身体が黒くない。
「ぇ、あ、ん??ノバ先輩?影どうしたんですか?椿さまに怒られますよ」
「大丈夫。わたしはどうせバレないから」
影じゃないのは仲間からも意外だったらしく、驚かれてる。
影は纏うもので、中身はやっぱり人間なのか?
「遅いから様子を見にきてみれば、なんだか面倒臭そう。あなたたちこそ椿に怒られるよ」
「お前、影の仲間か」
「サイプラス、下がって」
少女から隠すように、サイプラスの前に出る。
目的はサイプラスの角だ、渡すわけにはいかない。
「んー…………誰?」
「こっちの台詞だがなぁ」
ようやく少女の視線がこちらへと向けられた。
影の仲間だと言うならば魔法少女は知っているはずだ。
だというのに明らかに魔法少女の格好をした私たちを前にしても何の反応もない。
現れた時から少女はずっと気だるそうな態度を崩さない。
それが不気味だった。
「そんじゃ、あたしたちはお暇しますねぇ!!」
「あ!?」
得体のしれない少女に警戒していたら、背後にいたはずの影が逃げ出した。
気絶した仲間を担ぎ逃げ出す影を追おうとする私を、アイリスが制止する。
「構うな、あいつの方が得体が知れねぇ」
敵を逃してでも目の前の少女に背を向けるなと、そうアイリスが言外に言う。
アイリスもそれほどまでに脅威を感じているのだろうか。
あの少女に。
「ベロベロベー!やっちゃってくださいノバ先輩!暴力!暴力!」
「わたし?」
仲間から期待の声を向けられても、少女は何だかぼけっとしていた。
大丈夫かなこの子。
と思うけど、アイリスが脅威を感じているのだから油断はできない。
「じゃぁ……やる?角は回収しなきゃだし」
少女が伸びをする。
そこに戦闘に挑む覇気のようなものは……やはり感じない。
「よし」
でも伸びを終えた少女の顔つきは全く変わっていた。
勝気な笑み。
挑戦的な眼差し。
何…………?
また、違和感。
鋏の影と戦った時と同種の違和感。
ほんの少しの………………わざとらしさ。
「変華」
「っ!?」
少女が発したのは、私たちのよく知る言葉。
少女の姿が変わる。
胸元から花が咲き誇り、少女を彩った。
花はドレスに変わり可憐に少女を飾り立てる。
少女から、魔法少女へと。
「そうか角泥棒……やはりテメェらは精霊に認められなかった、違法の魔法少女か!」
影と戦って確信していたことではあるけど……目の前で変身されると一層真実が重くのしかかる。
影たちが角を求める理由。
魔法少女になるのに、精霊の可否など必要ない。
角だ、角さえあれば少女は魔法少女へと変われる。
目の前の少女のように。
「さぁ!やろうか」
ノバと呼ばれた少女が先ほどの気だるさとは打って変わって、勝気な様子で私たちへと挑みかかってくる。
かざした手には花が舞い、剣が生成された。
やっぱり魔法少女だ、私たちと全く同じの。
「カメリア!」
「うん!」
初めての共闘。
だけど私たちはお互いの立ち位置を瞬時に理解した。
アイリスが前衛で私が後衛。
私の刀は抜けているけど、全力の出力とはとても言えない。
というより、無理に前に出る必要なんてないんだ。
だって横にいるのは現魔法少女最強と言われるアタッカーなんだから。
「おらぁ!」
大きく振りかぶった鎌がありえない速度で弧を描く。
ノバは恐れもせず前に出てその紅い斬撃を剣で受け止めた。
鋭い破壊音。
「おや?」
剣が粉々に砕ける。
少女は意外そうな顔でそれを眺め、吹っ飛んだ。
暴君の斬撃が武器を破壊するだけには留まらず、その余力でもって敵を壁に叩きつけた。
「なんだ、意外とあっけないな」
「アイリスが強すぎるだけじゃ…………」
あれほど警戒したにもかかわらず、一瞬の決着。
なんだか拍子抜けだ。
逃げた影たちは私たちの実力を知っていた、それでも少女に託したのだから相当な実力者なのだと思ったんだけど……
「痛い……一撃で壊れる?規格外だね」
よろよろとノバが立ち上がる。
彼女の持つ剣の刃は粉々に砕け散っていた。
やっぱり私たちの勝ちだ、武器を破壊されれば大抵の魔法少女は戦力の低下を免れない。
「一番強いの出したのに。まぁいいや」
少女は剣を放り投げると、また私たちの方へと歩み寄ってきた。
なんだ?
なんで武器を捨てた?それがないと魔法少女は戦えないのに。
「次はーこれで行こうぅ♪」
少女がポーズを取る。
ギャルのような、あざといポーズ。
先ほどまでとはまた違った声音で、表情で。
また、違和感。
なんで、誰を、演じているんだこいつは。
「変華ァ!」
「「「は?」」」
再度の変身。
それはあり得ない光景。
先ほどとは違った花が咲き綻ぶ。
ドレスの形が変わる。
姿を変えた少女の手には今度は斧が。
「なんだ、お前!」
アイリスの鎌がもう一度弧を描く。
少女はまた怯みもせずに前に出た。
紅い鎌に少女が勝てる道理などないはずだ。
普通の魔法少女ならば。
「……変華」
また違った、静かな声音。
少女の体が光り、変わる。
「なっ!!」
紅い斬撃に破壊音が伴わない。
「2本なら、受け止められた」
ノバの手には斧と槍。
ふたつの武器を交差させてアイリスの攻撃を受け止める。
不可解な3度目の変身。
それはメテルの見た目だけの変身とは全く違う。
だって少女は全く違う武器を携えたのだから。
「お前、それ…………っ!!自分が何をしてるか分かっているのか!?許されると思っているのか!?」
叫ぶアイリス。
感情のまま鎌が少女へ振るわれる。
少女はそれを2本の武器で捌き、躱した。
「許されるよ。だって僕にはそれができるから」
一人称が違う、だれだ、こいつ?
変華するたび人格が変わってのか?
だけど、その演技臭さはもう隠しきれない域まで到達していた。
「椿は言った。僕は最強だと、敵うやつはいないと、そう信じ、そう望んだ。だから僕は彼女の望むまま怪物になった」
少女はアイリスの攻撃から飛び退くと、息を吸った。
「変華」
銃撃音。
少女の手に握られた銃から白い銃弾が真っ直ぐにアイリスへと射出される。
「アイリス!」
金魚をアイリスの前へ展開させ銃弾を防ぐ。
アイリスも私の意図を読んで後方へ下がった。
「気をつけて、相手の手が読めない」
「あぁ…………」
遠距離武器まで出したということは彼女の扱える力はアタッカーに限定されていないということだ。
そうなってくると能力の予測が立てづらい。
狭い路次裏で助かった。
金魚を大量に召喚すれば相手の目を塞げる。
勘でしかないけどこのまま正面から戦うのはまずい気がする。
「え?」
「なんだ、金魚で見えねぇよ」
金魚を通して見る視界の中、少女の姿がまた変わる。
今度は少女の背中に翼が生え宙へ飛んだ。
同時に、先ほどまで少女が生成武器たちも空を飛ぶ。
今度はサポーターらしき魔法、一体いくつ能力を持っているんだ彼女は!?
「さぁ、これが全力だ」
今度は朗々とした声音で、少女がそう告げる。
「変華」
「変華」
「変華、変華、変華、」
「変華変華、変華、変華、変華、」
「変華、変カ、変華、変華、へン華、変華、変華華、変華、変ン華、ヘンカ」
不快な音がする。
花が腐ったような甘くどこか死臭のような匂いがする。
少女の輪郭が歪み、ナニカへ変わる。
一体いくつの角を…………願いを喰らえばそれは成せるのだろう。
少女の纏ったそれはもはやドレスとは言えなかった。
コラージュのようにチグハグな色と装飾が繋ぎ合わされ、歪な形を描く。
もう少女に演技らしさは残っていなかった。
その顔は痙攣したように表情を変え不気味な感情を吐露していた。
いくつもの武器が回る。
まるで光輪のように少女の背後に円を書いて回る。
引き攣る醜い顔を隠すように、最後に太陽の面が被せられた。
「なんだ…………お前?」
「わたしは、魔法少女ノ繝シバ繝�ぅ繧ウ繧ュ繧「」
―――――――――――――――――――――
箒木 Kochia
箒木の花言葉は諱オ縺セ繧後◆逕滓エサ縲∝、ォ蟀ヲ蜀�コ。
丸く縺オ繧薙o繧翫→縺励◆その姿と紅葉で色づく様子が特徴的でそうした花言葉が付けられ縺�。
しかし、そういった花言葉と蟆大・ウ縺ョ螳滓�縺ッ荵夜屬している。
少女は雖後o繧�、阡代∪繧�、虐蠕�&繧後◆。莉墓婿縺後↑縺�√□縺」縺ヲ螢翫l縺ヲ縺�◆縺九i。
縺�縺九i蟆大・ウ縺ッ讀ソ縺ョ縺溘a縺�縺代↓蜥イ縺�◆縲∝スシ螂ウ縺悟ー大・ウ縺ォ蝟懈貞凍讌ス繧偵¥繧後◆縺九i。
蠖シ螂ウ縺ョ縺溘a縺ォ縲∝スシ螂ウ縺ョ縺溘a縺�縺代↓、
綺麗な花が咲きました。