メゾン・ド・チャンイチは事故物件(物理)   作:黒兎可

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新作「蒼都になったけどバンビちゃんが死ぬほど面倒臭い(※死ぬ)」の方にちょっと手を取られてました汗
 
とりあえず更新です。・・・中の人たちが未だに手出しできない状況よ、をのれ浦原喜助ッ!(事実)


#013.パワーレベリングと言うには無茶

 

 

 

 

 

 開幕早々水に沈んでて、俺の頭の中じゃ夕方放映時代のアニメの、ピアノで皆が曇っていくBGMが流れてる……………。

 姐さんは「ああまたですか……」と段々とやる気が無くなって来ていて、せっかく洗濯が終わった着替えの和服やらが流れていくのを、そのままにしていた。

 オッサンはオッサンで一護を案じるように上空を見ているが、生憎と映像はそこにない。どちらかといえば、俺の足元でビルの窓から出たケーブルのままプカプカ浮いているテレビの液晶画面の方だ。

 

 まあ簡単に言えば、一護たちは分断された。

 

 いきなり現れ出た巨大な霊圧がすぐに感じ取れなくなった一護。急いで向かいながら途中でコンを使って死神化したは良いが、肝心の相手を捕捉できない。

 ルキアの携帯端末に「異常な程の」虚の反応が表示されて、しかも個体名の識別が出来ないと来てる。下級虚なら地獄蝶とかで監視してる死神の方で適当な名前を付けられて、現世担当が処理していく流れになるとか昔の制度だったが、そう考えてもやっぱり異常だ。

 情報が入ってこない。焦ったルキアだったが、俺としちゃタイミングがあまりにも「出来すぎて」いることの方が気がかりだ。展開的にそろそろ恋次やら白哉やらが来ないとおかしい状況なんだが、そんなことおかまいなしに解空(デスコレール)黒腔(ガルガンタ)から漏れ出た大虚(メノス)の霊圧。

 

 石田も「まさか、大虚!?」と動揺しちゃいるが、一護の「メノスってあの、ぬぼーっとしたデケェやつだよな?」という疑問に答えはしねぇ。

 

 いや、余裕がないのもわかるけど、さっき感じた霊圧の密度と今の状況で言えば――――。

 

 

 

『――――おっとー、これはまた妙な霊圧じゃねぇか!』

「何っ!?」

 

 

 で、そのまま白い巨大な隕石みてーなやつが落下。一護たちより普通に大きいそれは、隕石みたいな形状のまま急加速して一護たちを分断した。大体このあたりで天候が曇天になって、姐さんが干していた洗濯物を片付け始めていた。オッサンと俺はそれを横目に眺めつつ、部屋から引きずり出したちゃぶ台の上のテレビを、正座したり横にゴロゴロしながら見ていたりしたんだが、

 

『ヘリファルテの奴が言ってたが、例のナントカ玉(ヽヽヽヽヽ)ってのは知らねぇが、コイツはお笑い草だぜ! 死神のくせに「人間みたいな」気配をしてらぁ!』

 

 バキバキと。その石に亀裂が入り、開いたその内側のゴリラみたいな虚――――明らかにその霊圧は大虚以上、一護たちが遭遇したアレ以上のその霊圧に、吹き飛ばされる石田と一護だった。

 

 で、そっちが分断されたと思ったら、『アバレーの奴、やりすぎんなよ~』とか言って触手みたいなので石田まで攫われて、さらには一護の眼前に新しい虚まで現れちまってる。

 

 なんていうか、独特なデザインした虚だなコイツ……。顔が全面覆われた絶影(スクラ〇ド)みたいなシルエットして、でも全体的には細身で、(ホロウ)の髄が甲冑みたいなシルエットをとってやがる。ついでに言うと背部にはなんか妙なバックパックみたいなものもあって、仮面が髑髏系であるのとなんだか釣り合っていない。

 微妙なアンバランスさのあるその騎士風の虚が、一護にくつくつと声をかけた。

 

『チャオ、フフフフフ…………。

 お初にお目にかかる。現世の死神、私は――――』

 

 

 

「――――(きらめ)け、『斬月』!」

 

 

 

『まあ相手がしゃべってきたら、普通の虚のタイプだと思うか。今までの遭遇経験的に……』

『拙いな』

『ああッ』

『……あの、そんなことより我が使い手を追ってくださらないとっ』

『この状況でもブレねぇなあ姐さんは……』

 

 洗濯物をまとめて手にもってきた姐さんだが、姐さんは姐さんで攫われたルキアに気が気ではないらしい。とはいえ以前ほどぶち切れなくなってるあたり、ここ最近での一護の戦いぶりに多少は信頼を置くようになったか? あるいは俺達みてぇにチョコラテ漬けにされはじめたか……。

 

 斬魄刀(俺たち)の解放で前方に霊圧を砲撃――――形状は相も変わらずのアレを抜いて構える一護だが、その一撃でビクともしない敵に目を見開いてる。

 

『…………ほほぅ、名乗りすら聞かずに刀を抜くとは。かつての三番隊が隊長ならば、ここでご丁寧に返してくれていたろうものを。

 自由な振る舞いはいっそ我ら虚を思わせるが、それには責任が伴うものだぞ? 死神の少年よ』

「何言ってんだテメェ……、俺は急いでンだ。用が無ぇなら後で相手してやるから、そこを退け!」

『嗚呼、その様子だと、先ほどアバレーとエリッサが連れて行った仲間が気になると。フッフッフ、だがそう言われて、ハイそうですかと引き下がる敵がいるかね』

 

『回りくどいセリフしてる割には、微妙にOSR低い感じだな』

『おさ……?』『オサレ?』

『あっ、いや何でもねェ』

 

 それに私は君のも興味がある、と…………、いやしかし良い声してやがるなあの虚。なんか、アニメ版で聞いたことあるような声なんだが。

 というかそもそも各メディアでこんな話とかなかったし、明らかに何かしらのアニオリなのか? 特殊イベントなのか? って感じで俺としては困惑しっぱなしだ。なんとなくその微妙な雰囲気は、それこそアニオリとかで出て来ても不思議じゃない敵な気もするんだが……。

 

『その身に宿る霊圧、感知が薄い私ですらビシビシと感じる。先ほどの刀剣解放も含めて、内包している力がどれほどのものか……、それを屠り喰らった時! 私は更なる高みへと上り詰めることが出来る!』

「死神のことについて詳しいんだな、テメェ。

 悪ぃが、テメェにやれるもんなんざコレしかねぇよ――――月牙、天衝ォ!」

 

 言いながら地面に解放状態の斬月を這わせ、斬り。その疵と軌跡に沿って放たれる霊圧と斬撃を前に、虚は「一瞬で姿を消した」。――――響転(ソニード)、霊絡に沿い連なり、そこに自らの霊子でもって身体を「送り」、相手の感知の外へと移動する歩法。懐かしいものを見たが、それを実行できる虚っていうのはおのずと限られる。

 

『やっぱ中級大虚(アジューカス)じゃねぇか…………』

 

「――――何、だ…………と……?」

『ふぅん。だがまだ未熟だな――――』

 

 そして虚のバックパックっぽいのに連なったパイプみたいな部分が開き、その隙間に「赤と黒の霊子」が収束し――――砲撃。

 その虚閃(セロ)に対して、一護は斬月(俺達)で防御する選択を取った。まあ生存本能が勝ってる今なら、俺も「繋がっていない」にしても多少は霊圧を融通してやれる。配分はオッサンに任せる所だが、少なくとも胴体を庇える程度には。

 

 その閃光が明け、死覇装の末端だけボロボロになった一護に中級大虚は感心する。

 

『ほほぅ、素晴らしい、我が虚閃を防いで刃には傷一つないか!

 先ほどの霊圧の斬撃もまた見事。……どこか『我々のような』ものを思わせる』

「テメェ、何モンだ! あの赤い(ひか)りは、メノスなんちゃらってのの……!」

『――――そうとも、大虚(メノスグランデ)だとも? 不勉強な少年よ』

 

 ごう、と。騎士風の虚の全身から放たれる霊圧――――先日のあの巨大な最下級大虚(ギリアン)よりさらに濃密な圧に、瞠目し、少し気圧される一護だ。このあたりで何か嫌な予感を感じ取ったのか、ぽつぽつと雨が降り始めて来ていたがそれすらまだまだ序の口だ。

 なんか今日はご丁寧に段階を追って水没されてるなぁと思ってる俺、一護の「蛇口」の調整に余念のないオッサン、手持ちの着替えを仕舞に行きたいが一護の戦い具合は見たくてオロオロしている姐さんという今日この頃。

 

 まあ、いかに中級大虚であろうと、一護の蛇口を多少調整できれば何とかなるんだろうが……。

 

『――――どうやら最下級大虚(ギリアン)を撃退したのは君のようだが、君は虚について何も知らないらしい。このままで何も理解せずでは、絶望する暇もないだろう。ならばこの私直々に、特別にレクチャーしてあげよう。

 そもそも同胞である虚を喰らい、自らの魂魄を高次元へと昇らせた我ら大虚といえど、格というものが存在する。君は今まで疑問に思ったことはなかったかね? 虚退治をしている最中、そのうちで言語を解する虚と解さない虚がいたことを――――』

「――――ッ!」

 

 顔も曇ってやがる。ついでに雨量も増えてやがる。こりゃ、おそらくグランドフィッシャーのことでも思い出しているんだろうなぁ、と……。

 

『そう、虚といえど、そこにはより強く自らの自我を持つものと、そうではない者とがいる。前者と後者が共に大虚(メノス)となった時に何が起こるかと言えば、純然たる自我の有無がそこでも継続されるのだ』

「自我の、有無……?」

『そうとも。故に我らの様な、己が意志を示すことのできる虚は――――さらに共にある最下級(ギリアン)を喰らい、自らの魂魄をより高みへと向けることができる』

 

 それが我らアジューカス! と。口で言ってる分にはかなりレベルの高い虚に聞こえるんだが、原作の事を知ってるとどうもなぁ……。それでも中級であって、上級(ヴァストローデ)とは比べるべきでもないくらいにピンからキリまでいるというか。

 ただ、いくら何でもちょっと待て。

 

『卍解とか、現時点ですら俺達を使いこなしてない一護が相手にして良いレベルじゃねーだろ!?』

『むぅ…………、こうなると、浦原喜助の手で施された、客人の力を借りた封印が疎ましい』

『あの、それはそうと雨量がその――――』

 

『加えて! お見せしよう。我ら大虚(メノス)と言えど、この虚閃を放てるのは私ぐらいなものだと――――速虚閃(セロ・ヴェンダヴァル)

 

 

 

 そう言われ、虚の組まれたような拘束されたような腕が変形し刃みたいになった瞬間。

 それを認識した一護は、はるか後方へ跳ね飛ばされていた。

 

 

 

「…………何……………………、だと………………!?」

 

『今のは……、形状的に言えば、あの腕の部分が鞘みたいになっていて、そこに霊圧を「常時収束」しているってところか。それを、目にもとまらぬ動きで放つと。

 速度で言えば虚弾(バラ)以上、威力は完全に通常の虚閃(セロ)。ただ出力はあえて絞ったって感じかねぇ? 拡散しないで斬月(俺達)で受けただけだし』

『…………お詳しいのですね、白い方。見た目も以前はどこか虚めいていましたけれど』

『ま! 色々あるっつーことでな。姐さん。ただそれはそうと、あんまり状況良く無ぇんだわ』

 

 咄嗟に構えていたままの斬月を退かさなかったのは褒めるべきか。それでも、今の虚版月牙天衝めいたことをやられたせいで、一護はだいぶ困惑していた。

 大通りを突っ切って住宅街まで転がされる一護。自宅に段々と近づいてるのが俺的にも色々厄介なんだが……って、ん? 近隣に黒崎一心(トッチャマ)の霊圧を感じないなコレ。ってことは、何かあっちもあっちで動いてるっつーことか?

 

 そんなこっちの感想など構わず、追撃に現れた虚を前にした一護は、その動揺っぷりは半端じゃなかった。そりゃ、まだ一介の単なる高校生だもんな。子供らしいイキリ方もするし、馬鹿もやるし…………。

 

『――――理解できたかね、彼我の「差」というものを』

「今の、斬撃は……!」

『それは私も驚いたよ。君の攻撃は、ひどく私の戦い方によく似ている。だが……、所詮は大したものではない。

 ついでに言っておこう――――私と共に来た二体の虚、彼等もまた中級大虚だ。今頃、君の仲間達もただでは済まないはずだ』

「――――――――」

 

 というわけで、ハイ、冒頭に戻る。このセリフを聞いた時点で、一護の精神世界である此処は例によって水没した。今回は一気にならず、ご丁寧に徐々に徐々に水浸しにされてはいったが、まぁ正直誤差だな。一瞬窒息するのは何も変わりはしないし。

 

『……っていうか本当にヤバいな。いざって時は姐さんの封印関係無しにオッサン、蛇口開けろよ? じゃないとマジで――――』

『とはいえ、無計画に開放すればそれこそ一護は虚に堕ちる。それはホワイト、お前とて望むところではあるまい』

『だからって、俺達どっちも具象化すら出来ない状況っていうのは痛すぎんだよなぁ……』

『あの、私の手の届かない範囲の問題で私が悪いように言わないでいただけると……、こちらとしても早々にルキアの元に戻りたいというのに、未だ拘束を続けられている状況となっていますので――――』

 

 

 そうこう俺たちが色々言い合っている中、一護はあの大虚から逃げる。必死さが完全にただの高校生だが、それでも住宅街から早い所出ようって意志がにじみ出ている所に、オッサンと俺は内心何とも言えない感じだ。

 只それでも長くは続かず。再び両腕が組まれてるのか拘束されてるのかって前の部分が赤黒い光を放ち始め――――。

 

 

 

「『三天結盾(さんてんけっしゅん)』、お願い……!

 『私は』――――――『拒絶する』ッ!」

 

 

 

 大声で、聞き覚えのある少女の声と共に、その赤黒い閃光は防がれた。

 逆三角形型に展開された霊圧の膜のような何かが、一護の前に展開され。それが放たれた斬撃の虚閃に切り裂かれ、しかし「相殺された」。

 

 何、だと? と、中級大虚も困惑する中。

 瞠目した一護は後ろを振り向くと……、制服姿の井上織姫が、「きゃあああっ!」と声を荒らげながら一護を抱き起しにくる。

 

「井上、お前何で……? っていうか何だ、今の!?」

「あ、ちょっと待ってて――――椿くん!」

 

『――――あ? 何だお前、俺に「あの」虚を()れって言ってんのか!? 無茶だろ考えろ人員一人だぞ!』

『まぁ攻撃できるの君しかいないしねぇ』『織姫もまだ私たち使いこなせてないし』『っていうか痛い……』

 

 おぉ何だコイツら!? と大慌てになる一護だが、まあその周囲にはフワフワと六つの精霊じみたメンバーが浮かんでいる。盾舜六花――――井上織姫に発現した、疑似的な完現術(フルブリング)的能力だ。

 まあそれをこの場で俺が言うのは色々ヘンなので、元死神「らしい」観点で考察だけしておく。

 

『あー、何だ……? 魂の具象化は「死神の力」なんだが、別に違うよな? 織姫も』

『――――――――なるほど。彼女もまた、一護を護る誰か足りうるか』

『……えっ?』

 

 一番ぽかーん? としてるのは姐さんだが、姐さんは姐さんで一護とシンクロしている部分が本来は全くないので、外界の霊圧はあんまり感知できない。俺とかオッサンみたいに、映像以上に情報を得る手段がないので、本当にあの織姫が何やったのかを全く理解していない困惑ぶりだった。

 どころか――――。

 

 

 

「――――(インパクト)ッ」

『――――む?』

 

 

 

 後方から更に、霊子の砲撃――――色こそ違うが、どことなく虚閃を思わせるそれに、一護も目を大きくしてやがる。

 それを受けても未だ倒れる気配はないが、一護と織姫を庇うように立ったその褐色の巨人、茶渡泰虎に、やっぱり一護は驚いてる。というか、さっきからずっと驚いてるなコイツ……。

 

「チャド、お前まで……!? っていうか、その右腕のスポーツ用品みたいなの何だよ!!?」

「…………、まさかこの場で、そういう感想を言われるとは思ってなかった」

 

『まあ初めてだと思うわなぁ……』

『…………彼女も、彼も、以前一護が助けたことのある相手だな』

『あーそうだな。…………こりゃ、何だ?』

『わからぬ』

 

 オッサンはその本体である■■■■からして嘘つけない性格をしているので、こういう場合に本当に「わからぬ」と言ったら心当たりがないに違いない。実際、原作でも推測はできるが真実についてはOSR師匠(最高神)が語ってくれないものだから、結局闇のままなんだよなぁ…………。

 しいて言えば、一護の霊的な素養―――人間、死神、滅却師、虚に加えて完現術者としての、おおよそドン観音寺(謎のバグ枠)を除いた全ての霊威を持ちうる一護のその「霊王的な」霊圧に、魂魄レベルで晒され続けた結果、本来の完現術者たちに近い形で、しかしそれぞれにまた違う素質を「植え付けられて」覚醒した異能力、というあたりか。大きく区分けすれば完現術者に違いはないだろうが、基本的に一護の周囲はバグ枠ばっかだからなぁ……、石田雨竜も含めて。

 

「一護、ここは俺たちに任せて行け。『今回も』何かあるんだろう。石田の時や、俺のときのように」

「――――朽木さん、助けに行くんでしょ? 『あの時』だって、たつきちゃんと私と、あと朽木さんも後ろに庇って、黒崎くん守ってくれたし」

「井上、チャド、お前達、記憶が――――? ど、どういうことだよ!?」

 

『…………話し合いは終わりかね』

 

 はっとして未だ名乗れてすらいない中級大虚を見る一護達。と、そこに「まだじゃ、エレガントを気取るなら空気を読まぬかい」と、しゃがれた声が投げかけられる。

 いつの間にやら足元に、当たり前のように現れた黒猫に……、っていうか四楓院夜一の化けた姿だな。そういえば死神代行編終わり際にはもう来てたんだったかアンタ。

 

『尸魂界の技術での記憶置換など、あくまで一定の霊圧以下の人間に対してしか通用せんわい。わかるか? 一護』

「――――――」

『呑み込みが悪い奴じゃなぁ。お主は死神の力を鍛えるのに夢中で気づいとらんかったかもしれぬが、この者たちに発現した『力』が、既にかつてのこの者たちを超えていることくらい、肌でわかるじゃろう。それに、今回は喜助から頼まれたし、儂もおる。

 四の五の言わずに『ありがとう』と言ってこの場を任せてやれ』

「――――――――」

『? 何じゃ?』

「……ね、ね、――――」

 

 

 

「――――猫がしゃべってるううぅぅッ!?」

 

 

 

「猫じゃないよ、夜一さんだよ~」「初対面、だったのか? これは、浦原さん……」『何じゃ、肝っ玉の小さい奴じゃなあ』

 

 まあ初見での一護のリアクションはおおむね予想が付く範囲のものだったんだが、それを見せられている中級大虚は案外律義に待っている。ただ『私はいつまでこの茶番に付き合えば良いのかね?』とかボソッと愚痴を零しているんで、早い所どうにかしとけ。

 

 織姫とチャドだけだと色々心配だったけど、夜一さん居るなら何とかなる……か?

 それはそうとして、ルキアと石田の方は本当、どうなってるのかって話なんだが…………。

 

 

 

 

 

本作の千年血戦篇(予定)を「蒼都(ry)バンビちゃん(ry)面倒(ry)(※死ぬ)」と合流させる? する場合、こちら側の蒼都はブルーになるしイケメン滅却師の命が大勢助かる

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