仮面の軍勢篇、エピローグ(予定)
「じゃあ一気に…………皆で、一気に片づけるぜ!」
『――――――――!』
一護の宣言と、応じる各々の声に対し。一護の虚は氷の鎖を引きちぎり終え、天を衝くように絶叫する。反響する音は完全に虚のものであり、しかし感じる霊圧は「あの」仮面の一護のそれ程ではない。どこか現実的なレベルで、現在の一護たちでギリギリに対処できるだろうレベルと言えば、一護
なお直後、何故か絶叫するルキアとそれにツッコミを入れる一護のリアクションの間も吠え続ける虚は、隙を伺って攻撃を仕掛けるようなことはしなかった。
ともあれ、各々が構え、走り出す。
何故かドン・観音寺目掛けて、四足歩行ながら高速で前進する一護の虚。「何か空気やなワレ……」と思いながらも斬魄刀を構えるひよ里。そのまま解放しようという動きであったが――――。
「『三天結盾・私は拒絶する』――――!」
『――――!? ――――、――――――――!』
井上織姫が、その蛇行途中に割り込む。
伸ばした虚の上半身に挟み込むように「拒絶」を示し、さながら空中で固定されたように身動きを封じられる一護の虚。視線を織姫へと向けると、大口を開けてそこに霊子を収束し。
「名前はまだ決めていないんだが……、
彼女に続けて、変貌した右腕を構え走るチャド。肩の上部の器官が三又に裂け、がこんと機械的な音が鳴り響く。「おぉ!?」と一護の驚く声が聞こえるが、それに少しだけ微笑みながら、チャドは今できる有りっ丈を注ぎ込み、殴る。
命を懸ける程ではない。あれだけ自分で抱えてしまう一護が、それでもことこの状況において頼ってくれたのだ。だったら、自分は決して死んではいけない。だからこそ、その上で加減できるだけの有りっ丈をもち、虚の頬を殴り飛ばす。
わずかに一撃だが、放出された霊圧により「霊子の盾ごと」巻き込まれ、そのまま結界の反対方向へと放り出される。常人には不可視の、光る四隅の壁に激突し、空間が激震。「ハイイィ!?」という悲鳴に、今回は誰も応じない。
そんな倒れたままだった一護の虚が、壁の側から斬月を振るう。放たれるは剣圧か月牙か。もっとも、それらはしかし平子真子の義骸を
織姫の盾が解け、使い手を守るようにそちらへと空中を切る。
「まさか、お披露目が君相手になるとは思ってもみなかったよ黒崎――――」
そしてそんな光景を上空から眺めながら、石田雨竜は物質化している霊子兵装の弓を
弓の手前に形成された円形の霊子の輪を、一本の弓が通過することでそれは完成した。
「――――『
上空から雨霰のように、それこそいつかの梅針がやっていたように、自らの攻撃を降らせる石田雨竜。
身体を絶賛射抜かれながらも再生し、しかし首と肩がずれているのが未だにチャドの一撃のダメージが残っている一護の虚は、無理やり片手で首の位置を戻すとその光の雨へ向けて斬月を振るう。
放たれる斬撃は、やはり状況を飲み込むほどの一撃たりえはしない。
そして石田の攻撃のせいもあってか、先ほどから聞こえていたハッチの悲鳴がさらに切実なものになる。いい加減、限界極まりないと言う事であろう。
弾幕の量の多さに伴い、この
やったか、とつぶやく石田雨竜。
果たして……、何かの
上半身の死覇装がボロボロとなった、一護の虚。その姿は先ほどの大柄なものではなく、それこそ普段の黒崎一護の姿に近い。ただし肌は白く、その全身が髄に覆われているのは完全に虚のそれだ。
仮面も髪もそのままに、斬月をもって走り出す一護。やはり、何故か一護の虚はドン・観音寺目掛けて走っている。
のああああああコッチ来るなやキモいわい! と叫びながら、今度こそひよ里は斬魄刀を両手で構え。
「ぶっ
巨大なノコギリのような、あるいは包丁のような形状に変化したその斬魄刀の峰を構え、ぶんぶんとバットのように振り回して殴りつける。
「自分でダチと何とかする言うたんやから、ちゃーんと自分たちでしっかりやらんかいハゲ! ホームランや! 『しーばやー』!」
そう叫びながら空中へと一護の虚を打ち返す。その華奢かつ小柄なシルエットからは想像も出来ない力でもって放り投げられた虚に、駆けるのは一護とルキアの両者。
もっとも一護は一護で、別な気になる事へのツッコミに忙しいのだが。
「またそれかよ!? 何だ、流行ってンのか!! 尸魂界の花火の屋号か何かなのかッ!?」
「屋号と言えば屋号なのだろうが……、まあ、その話は後でしてやろう。
――――次の舞・白漣!」
並走して走る一護とルキア。ルキアは自分の前方を斬り払い、白弦の飛ぶ冷気の斬撃を放つと。そこ目掛けてさらに四つ、刺突の形で斬撃を重ねる。
空中へ目掛けて、その斬撃が重なったすべてから、大量の雪崩が「空中へ」重力に逆らい砲撃! ある種幻想的な光景に見えなくもないが、当事者たる一護の虚からすればたまったものではあるまい。
仮面の口を開け絶叫し、両手の斬月を振り払う。
自らを覆いつくさんとするその有様に対して、活路を見出そうとしているのだろう空中の虚目掛けて。
「――――おおおおおおおおおおおおおおおおおッ!」
一人、地上で霊圧を収束する一護。自らの手に持つ、斬月が若干変化したような西洋剣めいたそれに、一護自身は自覚していないが数多の種類の霊圧が入り混じり、さながら
それを振りかぶり、慣れたように、叫んだ。
「月牙ァ……、天っ衝ォオオオ―――――ッ!」
『――――――――――――!?』
地面を斬り上げ放たれた月牙は、普段とはまるで異なる色であり。
その一撃は鮮やかであるがゆえにいっそ不気味さを感じさせる、見ていて目が痛くなるような光の奔流。
一護の虚とて、明らかにその一撃の危険さは本能であれ理解できたらしい。否、本能だからこそより直感的に理解したのだろう。もはや斬撃を返すよりも逃走を図ろうとしているが、いまだ体勢を立て直し切れてはいない。
かくしてその月牙に呑まれた一護の虚とは――――さらにその奔流の中に身を投げ、腹部へと一刺しした一護によって、決着を迎えた。
『――――全く……、無茶苦茶やりやがるぜ。子雪、帰ってきたら説教コースだなァ』
「……おっさんがあんま強く言ってやるなって言ってたぞ? 泣くからって」
『ガキンチョが泣くの怖がってばっかだったら躾にはならねェだろ。…………いや、今回は助かったから、どう言ったモンかって姐さんと相談しなきゃならねェがな』
どこか諦めたような、疲れたような声が響く――――。
気が付けば、一護の視界は白一色。いつかの斬魄刀を解放していなかった時、おそらく内在世界へと連れていかれた時のようなぼやけた暗闇とは異なる、視認できる色。目が潰れそうな錯覚を起こすが、別に光っている訳ではないらしい。
そんな中で、一護の目の前には自身の虚だろう存在が立っていた。……そしてよく見ると、虚の自分の後ろ髪は一護よりも長く、青い髪留めでくくられていたらしい。そんなこと戦うのに必死で、全然気づかなかった。気付く余裕も無かった。
まあそれはそうとして。
「テメェ……、その髪留めってやっぱり、ルキアの斬魄刀のやつか?」
『まァな。前に色々あって、ちょっとな。
…………よく判らねェけど、何か尽くす奥さんみてェなのに憧れでもあるみてェな感じだな。俺個人がどうこうっつーより、
「ルキアにそのまま説明できねェようなこと言ってんじゃねェよ……」
『いやだって兄弟よォ…………、そもそも説明のしようがねェだろ? あのガキンチョ居る時点で』
「まァな」
というか
やっぱり黙っているべきか、これだけ世話になっているのだから義理を通すべきか。……いや生活面についてはほぼ一護の側でどうにかしているような状況ではあるのだが、それはそれ、これはこれと切り分ける程度には、一護もちゃんとルキアを一人の友達として認識しているらしかった。そのことが何か面白いのだろうか、虚の一護は「げっへっへ」とどこか梅針を思わせる変な笑いをする。
『まァ、とりあえずこれでしばらくは大丈夫だろうぜ。俺が引きずり出されやすい状況っつーのも解消はされたし、お前が
「…………やっぱり、ルキアは」
『あン?』
「ルキアは、俺のせいで死神に戻れねェのか? 俺の虚の力を、抑えるために何かやって」
『……………………』
黒崎一護はそこまで鈍い訳ではない。こと恋愛関係については年頃の男子高校生相応の興味津々さと経験不足が祟ってはいるが、必要な情報が揃えば何かしら結論を見いだせる程度には、察しが悪いわけではない。だからこその確認に、白一護は言葉を返さなかった。
梅針の時の動き、彼女の今の力が袖白雪を起点としている割には袖白雪自体を取り出すこともせず。さらに言えば、袖白雪を起点に虚の力を封じたのを、一護自身が目撃しているのだから、こればかりはもはや揺らぐまい。
俯く一護。上手く考えがまとまらず、その脳裏には様々なルキアの姿がリフレインする。……まあこう、年頃の小娘というにはデフォルメされていそうなギャグっぽい表情のイメージが大量に流れている気もするが、その明るさもまた彼女らしいと言えばらしいのだろう。井上織姫とは少しばかりジャンルを異にする、妹的な愛らしさかもしれない。
若干シリアスになりかけていたものの、そんなルキアのイメージのせいでいまいち締まらなくなってしまった一護だったが。一護の方を振り向かず、白一護はやはり背中を向けたまま、語る。
『戦いには二つある――――命を守る戦いと、誇りを守る戦いってのが』
「命と、誇り?」
『少なくともそう教わった奴がいて、そう教えた奴が居て。それはアイツの中で、今でもしっかり根を張って生きてるっつーことなんだろォぜ。アイツは兄弟、お前に対してそいつを懸けて一緒に戦うって、そう自分で決めたんだぜ?
だから、気にするなとは言わねェよ。でも、気に病んではやるな。それくらいの
「…………」
『心ってのは、
すっと、背を向けながらも右手を持ち上げ握る白一護。
それを視線で追いながらも、考えがやはりまとまっていない一護。
『――――自分と他人と、手と手が触れ合うような、そんな間に。
お前と朽木の間にも、きっとそれは有る。だから在るがままを受け入れてやれ。朽木だって、お前の心を受け入れてるはずだ』
「心?」
『
「……ッ」
息を呑む一護に、肩をすくめる白一護。
そして振り返る彼は……何故だろう、どこか
『だからまァ、アレだな。――――テメェが一人で歩けるまで、俺とオッサンはテメェの隣に立っていてやるよ』
「
妙にクセェこと言うし、などと若干失礼なことを呟く一護に「今度会ったらシメる」と呟きながらも。白一護は身体ごと一護へと向き、自らの胸を叩き。
『し―――――イ――ト――』
「……って、いや、何言ってるかわかんねェよ」
おそらくは名乗っているのだろう彼の言葉は……、視界が遠のいて薄れていく一護には正しく聞き取れず。
それを察してか、白一護もまた苦笑いを浮かべた。
※ ※ ※
「―――――目が覚めましたかな?」
「―――――って、おわああああああああああああああッ!!?!?!? 近ェぞアンタッ!?」
そして目を開けかすむ視界の目前。目と鼻のすぐ先に迫る威圧感の在る眼鏡と野太い声とに、思わず黒崎一護は絶叫を上げた。
コイツ、アレだろ、下駄帽子のところの何か濃い店員のおっさんだろ、何でこんなアホみてェに近い距離にいやがンだというかシャンプーの匂いなのかミントの良い匂いと息遣いの生温かさで気持ち悪いったらありゃしねェ!? 思わず殴りつける勢いで暴れて飛び起きた一護を、誰が責められようか。
飛び起きた一護は反射的に右の拳を突き出すが、敵(?)もさるもの引っ掻くもの。一撃を平然と受け止めると「それだけ動ければ結構!」とうんうん頷いてばっと軽く背負い投げし、布団の上に投げながら腕を引き衝撃を殺す。…… 一連の動作の途中で後ろに編まれた三つ編み(!?)が一護の口に当たって痛かったし、それもなんとなくミントの香りがして、一護はどんな顔をしたら良いものかと言った感想だった。
そして店員こと握菱鉄裁が「茶でも入れてきましょう」と開けた和室の扉の向こうの居間では、がやがやと野球中継を見ながらビール缶を開けている女性が一人。
「あら起きた~? 一護。……ちょっと静かにしといてあげなさい? 二人ともぐっすり寝てるし」
「乱菊さん!? 何で…………」
「しー、よ? ほら、メッ!」
「何でガキンチョみてェな扱い受けてンだ俺……? って、おわッ」
松本乱菊である。一護に注意しながら、這うように近寄ってその額を小突いてニヤニヤ笑われ、困惑が深まる一護。なお既に
それに気づき、つい視線が吸い寄せられるも飛び跳ねて目を逸らす一護だったが、そんな彼に「別に良いわよ? 減るもんじゃないし~」とけらけら揶揄う乱菊であった。相応にヘタれてる青少年相手だからこその挑発とも言えるし、おそらく好いた相手がいるだろうとタカを括っているからこその警戒の緩さであろう。一護の心労は深まる。
両手で目元を隠しながら(なおちょっと指の隙間が開いている)「と、とにかく何で静かにって……」と言う一護に、くいくいと指をさす乱菊。
その先を見れば…………、井上織姫と朽木ルキアとが、そろって座布団を枕に眠っていた。お互い同じタオルケットを腹にかけ横に並んで寝ているのだが、片や仰向けで両手を上げて、片や胎児のように膝を抱え横向きにと中々に寝方に差が大きい。なお前者は穏やかな表情で、後者は眉間に皺をよせ「むぅ」とか「……殿…………」と寝言が続く。
中々にシュールな絵面であるが、あまり直視し続けるのも悪い気がして、一護は視線を乱菊に戻す。
ちなみに、手のガバガバ目隠しはそのままである。割とがっつり、一護の視線が透けて見える。
ちゃんとそれを見越して「うふ~ん♪」と女豹のポーズ(※死語?)をしているあたり、ノリが良いやら。当然反応する一護は一護で、音をたてないように悶絶する他なかった。
「うふふ、もうリアクションおっかしー! 恋次とかもそんなのだけど、もうちょっと色々鍛えといた方が良いんじゃないの~?」
「あんまり揶揄わねェでくれよ……、って、いうか、どうして二人だけ? 平子たちはどうなったっつーか、えっと…………、済まねェ、色々説明しちゃくれねェか? 乱菊さん」
「えぇ~? そういうの隊長の方が……って、今誤魔化しにかかってるから無理か。ハァ」
戦いの後に、おそらくそのまま「魂魄が再統合」されるなり何なりした際に気絶したのだろうが、その後のことがさっぱりわからない。だからこそ頭を下げる一護に、ため息をついてパーカーの表チャックを上げようとする乱菊。多少は真面目に話そうという意識からなのだろうが「あら、ちょっとキツいわね……? 織姫これ少し前のやつなんじゃないかしら?」とか言いつつ、無理やり押し込んではち切れんばかりの有様になっている肉々しく生々しい(?)音が響いており、一護は頭を上げられずその場で撃沈した。
閑話休題。
「あたしは一角と弓親と一緒に
「いや待ってくれいきなりツッコミどころ設けるのやめてくれねェか!?」
「えー、だって事実だしー」
閑話休題ならず。だが、今度こそ閑話休題。
「うちの隊長に言わせると、とりあえず休戦ってことらしいわよ?
ちゃんと一護も救出できたし、一護の虚を制御しようとして失敗したとか、とりあえずそういうことになってるわね」
「いや、なってるわねって……」
「詳しくは隊長が居る時にでもね~。今回のこと含めても、だいぶ
あっそうだ! パトロール、今日は一角たち当番だから、明日はリハビリかねて代わってあげなさい?」
「お、おォ……」
「それと、後あたしから言えるのは――――」
ひとさし指を立て、一護の鼻先をつつき微笑む乱菊。その顔にふと懐かしいデジャビュを覚える一護。似ている訳でもないだろうに母親の面影のようなものを感じ取り、息を呑む。
「――――後でちゃんともう一度、おナカマにはありがとうって言ってあげるのよ? 朽木も織姫もだけど、あの大きい子も眼鏡の子にも」
「――――はい。それから、ありがとうございます」
そこだけは素直に頭を下げることが出来る、一護であった。
……なお。
「眼鏡の子なんて『こんな死神臭い場所にいられるかッ!』って来るたびに叫んでる割に、毎日毎日顔出してたし。本当、仲良しよねぇあなた達」
「ンなに言うなら来る頻度下げりゃ良いじゃねェか……って、えっ? いや、ちょっと待て、毎日毎日?
乱菊さん、俺倒れてから何日経ったンだ!?」
「えっ? そりゃあもう、4日くらい?」
「4日ァ!?」
「そうそう。だから友達でお泊りしてるーってことにして、うちのタイチョーがあんたの家で妹さんとか説得してるって話らしいわよ~。毎日泣いてるらしいけど」
「仕方なかったとは言え、後が怖ェ……!」
それはそうとして、埋没する日常のありように、ごくごくあり触れた恐怖に振り回されるあたりは、まだまだ黒崎一護は青少年らしかった。
【おまけ・死神図鑑】
①エピローグ同刻・
平「おう何か言うてみぃ、この
浦「あらまぁ、これは…………、数日待ってくれと言われてから来ましたけど、随分こっぴどくヤられちゃいましたねぇ? 流石にボクも予想外っス。うわぁ、義骸の骨格に使ってる
ひ「どりゃッ!」
浦「ぎふッ!? まさかの回し蹴り!?」
ひ「もとはと言えば話ややこしくしたんはお前やろがい喜助っ! 今日と言う今日は勘弁ならんわ、その帽子の下の毛と言う毛を引っこ抜いて毛根焼いたろか、あァ!? 隠しハゲの中のハゲにしちゃったろかい、あァ!!?」
平「何やホンマにそこまでするつもりやったんかい、ひよ里……。まあ? 俺らかてあんまツッコミはせんし、
全部とは言わんが、少しは話さんかいッ」
浦「嫌だなぁ、それじゃあまるでアタシが人でなしみたいじゃないっスか」
平・ひ「「本気で言っとんのか、あァ!!!!」」
夜「味方はおらんぞ、喜助」
浦「夜一サンまでぇ」
平「例えば一護のことや。色々戦ってわかったけど、…………絶対ロクな出自やあらへんやろ」
浦「ロクな出自でないというと?」
平「
浦「…………」
夜「喜助?」
平「映像は撮っとらんけど、何やえらい気色悪い感じに光っとった
ひ「
平「ハゲは余計やハゲは」
浦「ボクのこともハゲって呼んでませんでした? ハゲ沢山っスねぇ……」
夜「十円ハゲでもあるまいしの。で、どうする喜助? 正直、儂も全然知らぬと言えば知らぬからの」
浦「参ったっスねぇ……。
夜「ワガママを言うでない。
平「横のつながりは緩く断っとった方が、何かあった時に
浦「…………そうっスねぇ。じゃあ、1つだけ話させてもらいましょうか」
浦「あれは、今から大体20年ほど前のこと…………、平子さん達からしたらついこの間のような話かもしれないっスが、ボクからすれば昨日のことのように思い出せる話っス」
②一護VS虚決着時・尸魂界某所にて……
西「Hey、Hey、He~~~~~~y、Hou! 頼まれてた
北「針はいかんせん、真っすぐでなくてはな。ありがとう」
西「問題ナッシング! ……後、それはそうとちゃんと対話してやりなYo、罪子ちゃんとメラちゃんにずーっと斬魄刀使いが荒いって愚痴を口からリバースして見てられなかったYo」
北「はて?」
西「誤魔化しすらしないのKai!?」
北「せいぜいそうじゃな、
西「
西「Hnm……?」
北「おや……?」
西「揺れたNe」
北「揺れたのぉ。――――三界まとめて、わずかに
西「まァ、
北「妾たちだから感じ取れる程度なら、震度0であろう。震源地は別であろうが。……和尚が妙な笑みを浮かべていそうだの。性根が腐ったような」
西「あー、ちゃん僕けっこう付き合い長いからそういうの言うのはNe……、って、千手丸も知ってるはずだRo?」
北「はて、はて?」
西「だから誤魔化しすらしないのKai!?」
北「妾もそれなりに長い付き合い。なのだから、容赦と遠慮の匙を測り間違えはせぬよ。……どれ、後で桐生と一緒に計測機器でも作るかのぉ。少しであるが、
西「いまいちYouのテンションぶっ壊れる所がちゃん僕わからないかNa……。しかしそれはそうと、ちょっと警戒が緩いんじゃないのKai?