受験も終わったと思ったら中間テスト二週間前だったり中間テストが滑り止めの次の日だったり忙しすぎて全く書けてませんでした
「やられたな」
俺たちのクラスはBクラスに狙8。開幕してすぐに試験としての雰囲気になる前に先手を打たれた。そのせいでほとんどの生徒は追加情報のことを忘れている。厄介なことになった。下手に呼び戻しても、今の彼らから確実に不満が出る。これから苦労することになるからこそ今は試験を忘れて遊びたいのだ。
これは龍園がポイントをすべて使い切るつもりだからこそできた作戦だ。
現状この状況を最低限のリスクで切り抜けられる方法は思いついているが確実では無い。
だからこれから話される説明次第だ。
Bクラスの方に向かわなかった生徒たちが集まったのを確認した茶柱先生が口を開いた。
「ではこれより、特別試験のクラスごとの説明を行う。まずは全員に一つずつ、この腕時計を配布する。これは時刻のほか、体温や脈拍などの体調管理機能、GPS機能、さらには自身の緊急事態を学校側に通知する通報機能なども搭載されている。通報する際には遠慮なくボタンを押せ。なおこの腕時計は試験期間中、常に着用しておくことが義務付けられる。許可なく取り外しを行った場合にはペナルティを課す。腕時計に関してだが完全防水で、そのまま海に入っても全く問題ない。万が一故障した場合でも直ちに担当者が取り換えにくることになっている。それとあちらに遊びに行ってしまった生徒たちには説明が終わり次第すぐに腕時計だけは付けさせるように」
そう言って腕時計が入った箱をこちらに渡してきた。無人島で何かあった時の救済措置なのだろうがこんなガバガバでいいのだろうか?崖から落ちたりでもしたら普通に即死だろう
「マニュアルの最後のページにマイナス査定の項目がのっている。まずそこを読んでみろ。それはこの特別試験を省庁る。非常に重要な情報になる」
平田は受け取ったマニュアルを開く。
著しく体調を崩したり、大怪我をした者はマイナス30ポイント。及びその者はリタイアとする。
環境汚染をし、発見された者はマイナス20ポイント。
午前、午後8時の2回に行う点呼に不在の場合は一人につきマイナス5ポイント。
他クラスへの暴力、略奪、器物破損の場合は、クラス全員が失格で、対象者のプライベートポイントは没収。
「まもなく、お前達にはこの島を自由に移動する許可が与えられるが、島の各所にはスポットとされる箇所がいくつか設けられている。それらには独占権と呼ばれるものが存在し、占領したクラスのみ利用できる権利が与えられる。どう活用するかは権利を得たクラスの自由だ」
スポットを占有するためには専用のキーカードが必要である。
1度の占有につき1ポイントを得る。占有したスポットは自由に使用できる
他クラスが占有しているスポットを許可なく使用した場合、50ポイントのペナルティを受ける。
キーカードの使用権はリーダーのみにある
正当な理由なくリーダーを変更することはできない。
さらに、8時間に1度占有権がリセットされることや、占領されていなければ何箇所でも同時に抑えられること、繰り返し同じクラスが抑えて大丈夫なことなどが書かれてある。
ここまでのルールならただの早い者勝ち。強引にスポットを占拠してしまえばいいような仕組みになっているが、最後のルールがそれを防いでいる。
7日目の最終日、点呼のタイミングで他クラスのリーダーを言いあてる権利が与えられる。その際、見事他クラスのリーダーを的中させることができたなら的中させたクラス一つにつき50ポイントを得る、そして逆にいい言い当てられたクラスは代表として50ポイントを支払わなければならない。
このルールにより安易にスポット獲得に動けば、リーダーを見破られ、大量にポイントを失う可能性もあるということだ。
「例外なくリーダーは必ず1人決めてもらうだが、参加するしないは自由だ。欲を出さなければリーダーだと知られることもなく済むだろう。リーダーが決まったら私に報告しろ。その際にリーダーの名前は刻印したカードキーを支給する。制限時間は今日の点呼まで、それまでに決まらない場合はこちらで勝手に決めることになる。話は以上だ。何か質問のある生徒はいるか?」
俺は真っ先に手を上げる。
周りの視線がいっせいに俺にむく。ただの冴えない男子生徒のひとりでしか無かった俺が手を挙げたのが不思議なのだろう。
「質問を許可する」
「2つ、質問があります。1つ目は、300ポイントが0ポイント未満になった時はどうなるのですか?」
「それに関しては問題ない。残念なことにポイントは0から減ることはない。たとえ全て使い切っても最低が0ポイントだ」
これでBクラスは全員リタイヤしてもポイントが減ることは無い。そんな気はしていたがこの情報が先生の口から肯定されたことに意味がある。この2つ目の質問の答え次第では今回の作戦は確実なものになる。
「2つ目は、もし最終日の点呼の前にたまたまリーダーの生徒がリタイアしてしまった場合、リーダーはどうなるんですか?」
「ほう」
俺の質問に茶柱先生は嬉しそうな表情を浮かべた。自分の計画通りに脅した生徒が動くとなれば喜びもする。
「その場合は、残りの生徒の中から1人、新たなリーダーを選んでもらう。質問は以上か?ならあとはお前たちの自由にしろ」
帰ってきた回答は想定していた中で最高のものだった。
これで条件は全て整った。あとは俺が櫛田をどこまで利用……、いや違う協力してもらえるかにかかってる。俺がやろうとしていることにはコミュニケーション能力が高い人間が必須だ。俺と堀北だけでも成立しない訳でもないが、確率は高くしておくに越したことはない。
「どうするんだよ堀北!このままだとまともな話し合いもできないぞ!」
彼女に詰め寄ったのは幸村輝彦だ。彼は頭は回る。だからBクラスに嵌められた今の状況に危機感を感じ、クラスのリーダーである堀北を責めているのだろう。
「わかっているわ。でも、今向こうに遊びに行ってしまった人たちを無理やり連れてきても不満が溜まってまともな話し合いができる可能性は低いわ」
「だからといってこのままにしておく訳には行かないだろう」
「打つ手がないのよ。この試験で1番まずいのは結束仕掛けてるクラスが空中分解することよ。そんなことも分からないのかしら?」
龍園にしてやられて溜まったストレスをぶつけるように討論はヒートアップしていく。そろそろ止めに入ろうと思った瞬間予想外のことが起きた。
「1回落ち着けよ」
2人の口論へと割り込む一人の男がいた。
堀北と幸村の仲裁に入ったのは驚いたことに須藤だった。
「俺は馬鹿だからどうすればいいかなんて分からないけどよ。今はこんな言い合いしている時じゃないってことくらいはわかる。今は情報を整理してもう1回話し合うべきだと思う。カッとなっていいことはないって痛いほど学んだしさ」
その言葉に2人は冷静になる。
「そうね。須藤くんの言う通りだわ。ごめんなさいね」
「俺の方こそすまなかった。焦ってお前を責めちまって」
「あなたたちもあっちで遊んで来ていいわ。どうするかわ私が考えておくから」
堀北の言葉でその場で待機していた生徒たちがBクラスの元へと向かい、2人は考えをまとめるために少し離れた木陰へと向かった。
こちらへの目線が減ったことを確認した俺は去っていく茶柱の元まで駆け寄り声をかける
「先生」
「どうした綾小路。まだ聞き足りないことがあったか?」
「いえ、聞きたいことは全部聞けました」
「なら用とは何だ?」
「学校側と取引をしたい。この取引に応じてくれさいすれば俺たちのクラスは最高に近い得点を稼いで終わることが出来る」
「いいだろう。話してみろ」
俺の言葉を聞いた茶柱は笑みを浮かべそう答えた。
自分の思いどうりに俺を動かせた現状はさぞ気分がいいだろう。
いつか足元を掬われるとも知らずに
「取引は……」
茶柱との取引を終えた俺は堀北の元へと向かった
「堀北」
「何かしら?」
堀北がこちらを振り返る。
「これから今回の試験の作戦を話す。平田と櫛田に作戦を伝える時、俺と一緒に考えたって伝えてくれ」
俺の言葉に堀北は怪訝な表情を浮かべる。
「あなたは実力を隠すのを辞めるってこと?」
「そういうことだ」
「頑なに実力を隠して、事なかれ主義を続けていたあなたがどういう風の吹き回しなのかしら?」
「事情が変わったんだ。もう事なかれ主義では居られないしいる気もない。理由は試験が終わったら後にでも教える」
「……分かったわ。後できちんと教えなさい」
「ああ、まずは…………」
俺は自身の描いた計画を全て堀北に説明した。
俺の計画を聞いた堀北は驚愕の表情をうかべた。
「あなた今の一瞬でそこまで……」
「ああそうだ。これを俺と堀北と平田、この3人で考えてきてくれ」
「それはどうしてかしら?」
「俺はこれから表舞台に出ようと思ってる。だが、今まで平凡だったやつが突然指示をし始めても誰も納得はしないだろう。だから早いうちに実績が欲しい。ある程度クラスをコントロールできるくらいの」
そう言ってその場を立ち去るあとは堀北の仕事だ。
実力を隠していたことのバックグラウンドも凪沙とともに考えた。彼女いわく相手を納得させる理由付けとして同情を誘うことは最も効果的らしい。
仕込みも住んだことだし凪沙のところに行こう。
俺は合同で遊んでる2クラスの元へと足を進めた
その夜、砂浜にいたDクラスの生徒とBクラスの生徒は無人島から姿を消していた。
スプラトゥーンしたいから投稿頻度下がります
読み返してみて主人公のダンロン世界の転生者って設定使いこなせてる気がしないから主人公の前世回りを日記形式でやろうとおってるだけどいる?要らない?
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いる
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要らない