レジェンドを背に勝ちまくれ!!   作:ウマ及び馬好き

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更新が遅くて申し訳ないです……
今後も待ってて頂けると幸いです……

それと、アンケートが御座いますのでご協力お願いします。


9、はじめての重賞

さて、私は今どこにいるでしょ〜か?

 

正解は〜札幌競馬場のパドックです!!

そう、俺は札幌2歳ステークスに出走します!!

 

俺も怪我をせず新馬戦を終えられたから、そのまま重賞に出ることになった。

まぁ、新馬戦は俺についてこれる奴がいなくて少し退屈だったから今回の重賞が楽しみだ。

 

「今日のファーストは上機嫌だな」

 

ダイスケも俺の機嫌がいいことに気づいているようだ。

 

パドックに設置されてる電光掲示板を見ると、どうやら俺は1番人気みたいだ。

まぁ、前走であんな走りをすればみんな買うよね。

俺も転生する前なら買ってたと思う。

 

パドックの周りを見ていると、キラキラした眼差しで俺の事を見ている子がいた。

 

「ねぇパパ〜あのお馬さん強そう!!」

 

「ん?あぁ、ファーストショットか。今回の1番人気だな。普段は穴馬を狙うんだけどお前が言うなら買ってみるか」

 

「お馬さん頑張れ〜」

 

お?そんなに熱く応援されちゃうと馬としての俺が盛り上がっちゃうよ〜!!

 

「ってオイ!!立ち上がるなよ」

 

つい興奮して立ち上がってしまった…

心なしか周りの目線がキツイな。

 

「どうして立ち上がったんだ?まぁ、もう落ち着いたみたいだから大丈夫そうだな」

 

その後は大人しく回っていた。

すると、時間になったのか職員から停止の合図が出た。

 

大人しく停止して俺の鞍上であり相棒である瀧騎手を待つ。

すると控室から騎手が出てきて一礼して各々のお手馬のところに向かってきた。

 

瀧騎手……言いずらいから瀧くんで良いや。

まぁ、レジェンドに失礼かも知れんが流石に気づかないだろうしね。

 

という訳で改めて瀧くんが俺の前までやってきた。

一応鼻先を近づけると若干汗の匂いがしたが新馬戦の次の日に感じたお酒臭さがなくなっていた。

 

俺は前世でもそうだったがあまりお酒が得意な体質ではなく、瀧騎手からお酒の匂いがした時には若干距離を取ってしまった。

その時の寂しそうな瀧くんの顔が面白かった。

 

瀧騎手も俺が近づけた鼻先を撫でながらテキと話す。

 

「さっきはどうしたんですかね?」

 

「なんか気になる物でもあったんでしょう。回ってる時から観客の方ばっか見てて集中してませんでしたから」

 

「まぁ、本番になれば集中してくれるでしょう」

 

「そうですね。それと今回も走り方はお任せします。下手に指示を出して上手くいかず失敗ていうのが怖いのでね。まぁ、名ジョッキーの腕を頼らせてもらいます」

 

「期待していただいて嬉しい限りです。ですが、調教でも万全でしたから失敗はしても巻き返せるとは思いますよ」

 

「だと良いですね。それじゃそろそろ乗りましょうか」

 

そう言ってテキは瀧くんの補助をして瀧くんが俺の上に乗る。

 

瀧くんが乗ったらダイスケの指示に従って馬場に入る。

馬場の入り口では次々と馬が厩務員の手を離れ騎手の指示に従って広いターフに駆け出していく。

 

俺も瀧くんの指示でターフを軽く駆ける。

 

「今日も調子良さそうだね。今日も頑張ろう」

 

そうだな。やっぱり馬になってから走るのが楽しいし先頭でゴールするのが何者にも変え難い喜びになっているのを感じる。

 

「余裕そうですねユタカさん」

 

僕らが走るのを止めて歩きながらゲートに向かってると横に一頭の競走馬がやってきた。

顔を上げて騎手の顔を見るとこれも有名な谷添騎手だった。

谷添騎手は芦毛で少し灰色っぽい馬に乗っていた。

 

「そんなことないよ。今回は初めての重賞だから何処まで行けるか楽しみなだけさ」

 

「僕のジャストフライも負けませんよ!!」

 

「ファーストだって生半可な馬じゃぁ勝てないよ」

 

『ねぇ、キミの名前は?』

 

俺が瀧くんと谷添騎手の会話を聞いてると谷添くんが乗ってる馬が話しかけて来た。

 

『俺か?俺はファーストショットだ』

 

『あぁ、キミがセンセーが言ってた強い馬か。ちなみに僕の名前はジャストフライって言うんだ。フライって呼んでくれ。よろしく』

 

『よろしく』

 

『先生がキミは強いって言ってたけど、ボクもボクを世話してくれてる人の為にも負けるわけにはいかないんだ』

 

フライはさっきまでの柔らかい目から真剣な眼差しで俺を見てきた。

フライの迫力は新馬戦では感じることの無かった圧を感じた。

流石重賞レースだ。これなら楽しめそうだなと思った。

 

『俺も、俺の事を応援してくれてる人の為に負けられない』

 

『そうだよね。レースで君と闘うのが楽しみだよ』

 

『俺もだ』

 

そう言ってフライは谷添騎手に導かれゲート前の輪乗りに合流した。

当然俺もダイスケに繋ぎ直され輪乗りに合流する。

 

二周ぐらい回ってるとファンファーレが鳴り響き順次枠に収まっていった。

 

途中でゲート入りを嫌がった馬がいたが問題なくゲートインが終了し最後に大外枠の俺がゲートに入る。

 

「さぁ、今日も頑張ろう」

 

瀧くんが俺の立髪を撫でながら告げる。

無論、レースで手を抜く気はない。

 

俺が完全にゲートに収まって数秒後鉄の扉は開かれ全頭スタートした。

 

 

 




テストとか免許とか色々と忙しい……ゆっくりでも更新は続けたい……

今回でレースを終わらせたかったけど長引きそうなのでここで終わらせておきます。

よければお気に入り登録・高評価をよろしくお願いします!!

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