レジェンドを背に勝ちまくれ!!   作:ウマ及び馬好き

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だいぶ久しぶりの投稿ですね。
新生活に慣れなかったのもそうなんですが、物語の流れを考えてたら全然書けませんでした。
新生活も落ち着きを見せてきたので少しずつ再開できたらなと思います、

それではどうぞ〜


11、G1に備えて

「よーし!!坂路もう一本行くぞ!!」

 

「ヒヒィン」(あいよ)

 

重賞レースを快勝した俺は12月に開催される朝日杯フューチュリティステークスに出走するためにトレセンで調教を重ねていた。

 

俺の上に乗っている調教助手のヒロカズの指示に従って栗東のキツイ坂路を駆け上がった。

 

「相変わらずいい足を使うよ。お前みたいな馬を担当できて俺は幸せ者だな」

 

「ヒン」(だろ?)

 

「よし、今日の調教はここぐらいで終わりにしよう」

 

こうして俺の調教は終わり厩舎の洗い場に繋がれる。

 

『ん?今日はいつもより丁寧に洗われてるな』

 

いつもは足をアイシングしながら汗をシャワーで軽く流すだけなのに今日はシャンプーまでしている。

シャンプーをするときなんてそんなに多くはないが今日は何か特別な日だっただろうか?

俺はシャンプーをしてくれている厩務員のダイスケを鼻でつつく。

 

「ん?なんだよ?この後お前の取材があるから遊ぶのは後でな」

 

どうやらこの後、俺の取材があるみたいだ。

 

「お前はきた時からすごい馬になるって思ったけど重賞をあんな大差で勝つなんてな。おかげで厩舎にも活気が出てきたよ」

 

確かに俺が来た頃は中堅厩舎で後一歩が足りないという感じだったが最近は活気が出てきて厩舎全体にいい雰囲気を感じる。

そんなこんなで俺は丁寧に洗われた後タオルで水気をとり俺は調教している間にダイスケが綺麗にした馬房に入る。

馬房に入るとダイスケが俺のご飯を持ってくる。

 

飼い桶に入ってる餌を食べていると厩舎の外が騒がしくなってきた。

どうやら取材陣が到着したみたいだった。

 

馬房の窓から首を出して外の様子を確認してみると、でかいテレビカメラとカメラの前に見たことのある男の人がいた。

 

「ビフィンッ!!」(シャンポケの内藤さんじゃん!!)

 

どうやら今日の取材というのは某競馬番組のようだ。

俺も社畜時代に取引先との会話のために時々視聴したものだ。

 

「どうも〜きょうはよろしくおねがいします!!」

 

内藤は明るくテキに挨拶をした。

 

「こちらこそ、ファーストを取材していただいてありがたい限りです」

 

「いやいや!!ファーストショットは今話題の競走馬ですからね!!あの重賞レースの勝ち方はみんなの記憶に残ってますよ!!」

 

そんな感じでテキと内藤さんが会話した後俺の馬房の前にカメラと内藤さんがやってきた。

 

「それでは撮影を始めさせていただきます。5、4、3」

 

ディレクターがカウントダウンを始めて撮影が始まった。

やっぱり撮影開始のカウントダウンは3秒の後からは喋らないらしい…などとくだらないことを考えてると内藤さんがお決まりの挨拶を始めた。

 

「ハァイ!!スペシャルですね〜どうもシャングルポケットの内藤です!!」

 

いつもより声は小さめなのは周りの馬に配慮しているからだろうか?

 

「今日はですね、今話題のあの競走馬に会いに来ました!!まず最初に、担当の厩務員さんに来てもらいましょう担当のダイスケさんです!!」

 

「よろしくおねがいします」

 

ダイスケは少し緊張した感じでカメラの前に出てきた。

ダイスケが緊張してるのを初めて見て面白くなった俺はダイスケの服の端をハミハミして遊んでやった。

 

「あ、こら!!やめろって」

 

「おっ、こちらが例の馬ですか?」

 

「そ、そうですね。こちらがファーストショットになります」

 

「でました!!新馬戦、そして重賞レースで名ジョッキー瀧騎手を背に圧勝し、その大逃げのスタイルから既にファンが多いと噂のファーストショットですね!!」

 

なんか説明口調だな…

 

「嬉しいことにファーストは僕が担当してきた中でも1番の才能を感じる馬ですね」

 

「そうなんですか!!そしたら一度ファーストショットのレースをご覧いただきましょう!!」

 

「はい、カットー!!一度休憩を挟んで再度撮影します」

 

「ダイスケさん。失礼なお願いかもしれませんがファーストショットを撫でても大丈夫ですか?」

 

「ファーストは人に懐くおとなしい馬ですから大丈夫ですよ!!」

 

「ありがとうございます!!そしたら触らせてもらいますね」

 

そういって内藤さんは俺の首筋を撫でた。

おぉ、意外と上手いな。さすが競馬好き芸人としていろんな馬に接しているだけある。

 

そんな感じで休憩時間を過ごしていたら撮影が再び始まった。

撮影は順調に進み、最後に次走の話になった。

 

「そんな賢くて可愛いファーストショットですが次走はもう決まっているのでしょうか?」

 

「そうですね、先生からは次走はG1朝日杯フューチュリティステークスを考えていると聞いています」

 

「ついにあの大逃げがG1の舞台で見れるのですね!!ファーストショットの次走が今から楽しみです。以上内藤がお送りしました!!」

 

こんな感じで無事に撮影は終わり俺はG1レースに備えた練習を続けるのだった。

 

 

horsekeiba.com

ファーストショットの次走は G1朝日杯へ!!

新馬戦とG3札幌2歳ステークスにて衝撃の大差勝ちをしたファーストショット(牡・2歳)の次走がG1朝日杯フューチュリティステークスであることが昨日放送されたテレビ番組にて判明した。鞍上は引き続き瀧ユタカが務めると思われる。前走の重賞では2歳とは思えないタイムで逃げ後続に大差をつけ勝利した。G1の舞台でも大逃げが通用するか注目だ。

 

 




長期間文章を書かないとやっぱり文章力が落ちる。
次回はなるべく早く出せるように頑張りたいと思います……ハイ

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主人公のレース成績は?(確定はしません)

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