安価で安住の地を見つける   作:ハンドルを右に

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(11月11日11時11分11秒の投稿に)間に合ったな


ハジメ登場

 船の上での雑用の仕事は多岐にわたる。

 航海士など専門的な知識が必要なことはできないが、裏を返せば“専門性のないものは”何でもやる必要があるということだ。

 

 甲板の清掃やら備品の確認や点検などは当然、少数精鋭の“麦わらの一味”では他の役割を担う者をフォローする必要もある。

 

 それ故か、メリー号の上では一人でいることは殆どなかった。

 少々ノスタルジックな気分になっているせいか、つい最近味わったばかりの走馬灯のように思い出が想起される。

 

 

『“鷹の目”の剣のこと? ああ、あれは向こうも切る気なかっただけだよ。まぐれまぐれ』

 

『嘘つけ。お前のその黒くなるやつに秘密があるんだろ』

 

『まあ、これは旅を続けていれば嫌でも覚えるやつだし……』

 

 

 ゾロと一緒に船の夜番をしている時。

 大抵酒を酌み交わしてアホな会話をしているか、覇気について教えろとせがんでくるのを躱すことばかりしていた。

 正直教えた方が戦力アップに繋がるからいいとも思ったが、そもそも一朝一夕で身につくものでもないし、変に先入観を持たれても本格的に教わる時に困ると思ってざっくりとしか説明しないことにしている。

 

 勿体ぶるなとか言われても、やはり物事には順序というものはある。変に先取りしても自分のような歪な存在ができあがると考えると、どうしても教える気にはなれない。まずは鉄を切れるようになってからにしようと酒を渡して何度乗り切ったことか。

 

 これからどこまでも強くなるのだから焦らなくていい。つい頼られていることに嬉しさが勢い余って教えそうになってしまうハジメだったが、こればかりは口を閉ざし続けた。

 

 

 

 

 

 

 バラティエでの死闘。

 あの瞬間、井の中の蛙が現実を知った。

 己の夢への道のりは果てしなく遠いこと。

 

 

『──────あああああああ!!!!!』

 

 

 そして、薄れゆく意識の中に聞こえた仲間の悲鳴。

 目を閉じる寸前、霞む視界に見えた、仲間が目標(鷹の目)の剣を受け止めている姿を見た。

 

 幻覚か、それとも夢かと思われたその光景が事実だと他の仲間から知らされた時。ゾロは悟った。

 少なくとも、あの力がないと鷹の目と戦う土俵にすら立てないのだと。

 故に、ずっとハジメのことを観察していた。

 見て盗もうとしたが、肝心の本人が戦いに向いていないことから中々見る機会がなかったし、何より見ただけで身につけられるような代物でもなかった。

 

 痺れを切らしたゾロは直接聞いてみたが、結局はぐらかされるばかり。強さを求めるのに貪欲な彼ならば、しつこく問い詰めて聞き出そうとするはずだろう。

 

 

『……まァいいか』

 

 

 けれど、彼はそれ以上の追求はしなかった。

 

 ルフィの仲間になった順番なんて誤差の範囲内だろうが、ゾロとハジメは誰よりも共に過ごしてきた仲間。

 意味もなく黙ることはしないとわかっていたからこそ、彼はハジメの意図を察することができた。

 

 ローグタウンで、ルフィがバギーに処刑されそうになった時、誰もが慌てて駆けつけようとする中、ハジメだけは退路の確保を優先していた。

 そして、雷が落ちた時も特に驚くことなく自分たちを誘導する。

 一見、淡白な反応に見えるが、ゾロにはまた違った見方で見えた。

 

 

『“三代目鬼徹”に“雪走”か。譲ってくれた店主さん、きっと大物になるね』

 

 

 

 ハジメはただ、心の底から信じているのだ。

 ルフィが海賊王になることを。

 そして──────ゾロも世界一の大剣豪になることを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『別に俺も天候棒(クリマ・タクト)とか欲しくないけどね???』

 

『そんな涎垂らしながら言われても説得力ないわよ……大体、アンタなら何でも武器にできるじゃない。今更必要あるの?』

 

『いやだってそんなおもしれー宴会グッ──────んん、武器があれば色々できそうだし』

 

『ちょっと待って今すごい不穏な言葉聞こえたんだけど!? その“俺わかってますよ”みたいなのやめなさいってば!』

 

 

 ナミとはこんな話もしたか。

 ベポではないが、見聞色で“歩くソナー”と化していたため、おそらく皆の中で一番会話したのはナミかもしれない。

 八割方業務上の会話なのだが、サンジから変なヘイトが向いていたのは理不尽極まりないと何度思ったことか。

 

 自分がいなくなるのが痛手と言っていたが、こんなものに頼ってばかりでは前に進めないだろう。

 危険は増えるが、その分仲間も増えるのだから心配はいらないはず。強く生きてほしい。

 

 それはそれとして“ 天候棒(クリマ・タクト)”は全然欲しくない。

 別にあれを使えば数百万ベリー稼げるとか本当に思っていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ま、アンタがいてくれればいいわ。いざって時はフォローお願いね♪』

 

 

 ろくに戦えないのに前に出る──────が、その時は決まって大丈夫な時。

 

 そんな安心感があるが、時々暴走する彼を、どこか手のかかる弟のように見るようになったのはいつからだったか。

 

 心当たりがあるとするならば、それはアーロンパークの後か。

 事の顛末を仲間から聞くと、彼はルフィの次に魚人たちに立ち向かってくれたと聞く。本当は真っ先に殴り込みたい気持ちを、船長の顔を立てるために耐えてくれたのだろう。自惚れかもしれないが、という注釈をつけるものの、ナミとしてはそう考えていた。

 

 当の本人は誰も倒せなかったとか気にしているようだが、ナミにとっては関係ない。

 

 ──────どうしようもなく悔しくてたまらない時、弱いのに立ち上がってくれたことに、彼女は救われたのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『いや別に全然天候棒(クリマ・タクト)とか欲しくないけど!?!?』

 

『前ナミにも言ってたよな』

 

 

 そんなことを創造主にも口にしたことがあった。

 ドラム王国上陸前、ワポルに食べられたメリー号は少なくない損傷を受けていた。

 これはアラバスタへ向かっていながら、優先順位的に後回しにしていた部分を修理するべく二人でトンカチを振いながら駄弁っていた時のこと。

 

 

『メリーもだいぶ傷んできたねぇ』

 

『確かにな。でもこいつはまだまだ走れる。俺は船大工じゃねぇけど、できる限りのことはやってやりてぇんだ』

 

『……ウソップのそういうところ、本当に尊敬するよ』

 

 

 まごうことない本心から出た言葉だ。

 嘘はつくし、怖がりだし、すぐ逃げるし。

 それでも、いざという時は仲間のために立ち向かえるのが彼だ。

 いつだって彼を卑下しているのは彼自身だけ。

 そのことにいい加減気づけと思ったことは数え切れない。

 

 

『な、なんだよ急に。褒めたって何も──────』

 

『ところで俺は天候棒(クリマ・タクト)とか全然欲しくないからね』

 

『未練タラタラだなおい』

 

 

 いつか、嘘を交えないで本当に自分を誇れるようになって欲しい。たとえ離れていても応援している。

 それはそれとして本当に天候棒は欲しくない。欲しくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『へへ、いつかお前にもすごいの作ってやるから大人しく待ってろ。このキャプテン、ウソップに任せておけ!』

 

 

 鏡を見ているようだった。

 勝てない相手にも見栄を張るし、不思議な力を持っていてもルフィたちのようにデタラメな戦闘能力があるわけでもない。むしろ、自分よりも弱いとウソップですら思っていた。

 

 境遇として近しいものがある。

 だからこそ、窮地で彼が胸を張っている時は自分も堂々としていなければという気持ちが湧いてきた。アーロンパークで魚人幹部にも臆せず戦えたのも、そのおかげだと思っている。

 

 隣でトンカチを指にぶつけそうになっている彼を横目に、ウソップはぼんやりと考えていた。

 

 きっと、双子の兄弟がいたらこんな感じなのだろう──────と。

 

 

 

 

 

 

 

『どうして……俺はこんなところで寝てるんだよぉ……!』

 

『……今回ばかりはお前に同情する。きっと、俺がお前の立場だったら泣き喚いているよ』

 

 

 いじけていると、真っ先に励ましてくれるのがサンジだったりする。

 レディ優先で野郎に対してはぶっきらぼうでも、しれっと間食を作ってくれたり、賄いと言いながら少し豪華な料理を作ってくれたり、その優しさは誰にだって向けられている。

 

 アラバスタでも同じだ。

 戦いが終わった後、風呂に入れないことを残念がっていると──────

 

 

『……俺の“夢”を、お前に預けるッ』

 

『……ああ、確かに受け取った。

 お前の分まで──────女湯覗いちゃうもんね~~♡♡♡』

 

『サンジくん? 何か言った?』

 

『何も言ってますぇん♡ ハジメのバカが女湯覗きたいとか言ってましたぁ♡』

 

『こ、この糞眉ゥーーーー!!!』

 

 

 ──────やっぱ知らんわ。

 裏切り者には二年間オカマに追われ続ける呪いをかけておくことにした。

 楽しみにしておけよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『まあいい薬になるだろ』

 

 

 サンジもまた、ずっとやきもきしていた。

 一見同志を売ったクズのように見えるかもしれないが、船の上であれだけ見せつけられていた彼の気持ちもわかってほしい。

 そして、彼はいつだって乙女の味方だ。

 決して悪の結社(ジェルマ)的な考えがよぎったわけではない。

 

 ふと、煙草を吹かしながら考えることがある。

 ……こうしてアラバスタの問題が解決し、縛るものがなくなった彼女は、果たしてどんな選択をするだろうか。

 

 件のクソ羨ましい男もこの船旅で短くない間を過ごした仲。食い意地全開の船長を抑えて冷蔵庫の備蓄を共に守ったことは数知れず。

 皿洗いからの卒業はまだまだでも、時に紳士の会話に付き合える彼ならばギリギリ、ほんの気持ち程度の僅差で許すことができそうだ。

 

 

『よし、ハジメの分まで楽しんでやるかァ!!!!』

 

 

 ──────まあ女湯は覗くが。

 

 目がハートなのはご愛嬌か。

 なおこの後痛い目を見るのを彼は知らない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『なあ、ハジメは何で船降りようとしてるんだ?』

 

 

 ふと、チョッパーからそんなことを聞かれたことを思い出した。

 

 

『あれ、チョッパーが来てからそんな真似してたっけ?』

 

『皆から聞いたんだ。偉大なる航路(グランドライン)に入る前は毎回島に上陸する度に降りようとしていたって』

 

『ゆるしてください』

 

『なんでおれ、質問しただけなのに謝られてるんだ???』

 

 

 つい反射的に謝ってしまった。

 

 このままではチョッパーすらも降船反対勢の仲間入りを果たしてしまう、と思うと体が勝手に動いてしまっていた。

 

 ナミ、ウソップ、チョッパー。

 “最弱トリオ”よりも更に弱いのがハジメという男。

 

 戦力的なヒエラルキーの最下層に位置する彼は逆らえない。フィジカルで完全に負けてしまっている以上、もう肉食動物に囲まれているリスも同然なのだ。

 

 冗談はさておき、と頭を下げながらどう乗り切るか思考を巡らせる。

 確かにチョッパーからしたら疑問に思うのは無理もない。まだ仲間になってから一週間も経っていないのだから。

 

 

『……実は持病の“船に乗り続けたら死ぬ病”があってだな』

 

『ウソップも似たようなこと言ってたなそれ!?』

 

『嘘です。すみません』

 

 

 駄目だった。

 この時期のチョッパーは何を言っても信じそう、と失礼なことを考えていたことが、ハジメを再び甲板に額を擦り付ける姿勢にさせる。

 

 しかも船医として診察してくれようとするチョッパー。

 こんな献身的にされては兄貴と呼ばざるを得ない。

 

 

『…………?』

 

 

 それはそれとして、ハジメは問診をしていた時のチョッパーの表情が印象に残っていた。

 

 既にハジメの体質について違和感を覚えていたのか。

 チョニキという渾名に何かしら思うところがあったのか。

 それとも、つい溢れた独り言を聞いていたのだろうか。

 

 

 

 

 

 

()()()()()()()()

 

 

 

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 

「え、あれ?」

 

 

 目を開けると、曇りガラス越しのようなピントのあっていない景色。何度か瞬きすると、果てが見えない水平線が続く。

 波が岩場にぶつかる音がいい気付けになったようで、すっかり目が覚めてしまった。

 

 

「あー、そっか、気絶していたのか」

 

 

 朝になって、ツメゲリ部隊の四人の力を借りてここまでやってきたことを思い出す。

 ロビンから譲り受けた高速ワニでここまでやってきたのはいいが、あの重力は怪我人には堪える。

 眠っていたというよりは、気絶していたと称する方が正しいか。おかげで久しぶりではない走馬灯を見てしまった。

 

 ……ここ数日で何度死に掛ければいいのだろう。

 改めて、己の弱さに苦笑いが出てくるハジメだった。

 

 

「ちょっと早めに来ちゃったかー」

 

 

 さて、ここに来るまでルフィたちは海軍を振り切らなければならない。

 さすがに懸賞金一億超えの海賊となると、対する海軍も将官クラスの人間が平気で出てくる。ここではスモーカーの同期の“黒檻のヒナ”がメリー号に鉄の杭を放つことで大きなダメージを与えてくる厄介な存在と記憶している。

 それなりに時間がかかるはずなので、しばらく重力で痛んだ怪我を労ろうとしたのだが。

 

 

「おーーーーーーーーーーーーい!!!」

 

「あれ、思ったより早いな?」

 

 

 誰だと疑う余地もない、ルフィの声が聞こえた。

 その方向には正真正銘のメリー号。本来なら側面に鉄の杭を打たれた後の傷があちこちにあるはず。

 だが、見ればその数は二つあるくらいか。

 

 想定より早い上に、損傷も少ない。

 唯一無事な左腕を挙げて返事するとともに、自分の知らない何かがあったのかと考えを巡らせると──────甲板にいるロビンと目があった。

 

 なるほど、確かに彼女なら距離が離れていても干渉できる能力がある。海軍側もさすがに想定外だったために出し抜くことは容易になったのか。

 決して全て狙ったわけではないにせよ、自分の選択が良い方向に働いてくれたことに安堵する。

 

 追ってくるはずの海軍もまだ姿を現していない。

 今が千載一遇のチャンスというわけだ。

 さて、あとはこの特等席でビビの答えを聞くとしよう。

 と思ったのだが。

 

 

 

 

「え゛」

 

 

 

 

 いつの間にか、ベッドの側面に見覚えがありすぎるゴム腕が。

 ルフィがメリーの船頭から腕を伸ばしてきていた。

 

 

「捕まえたぞ~! 乗れ~!」

 

「待て待て待て待て!」

 

 

 反射的に左腕が何かに捕まろうとするも、手の届く範囲はベッドの骨組みしかない。

 しかしそれを掴んだとしてもベッド自体が動いているために意味を成さない。

 悲しいかな、絶対安静の患者に抵抗する術は何もない。

 

 この期に及んで、まだ連れて行こうとしている! 

 

 内心、ハジメはかなり焦っていた。

 呆れる暇すら与えられない。その往生際の悪さは敵にだけ向けてほしい。

 

 ベッドが宙に浮き、万事休すかと思われたその時だった。

 

 

「ふん!!」

 

「ツメゲリ部隊の皆!」

 

 

 ここまで共に来た戦友の四人が、それぞれベッドの足を掴んで引き止める。

 

 

「ぐぎぎぎぎぎぎ……!」

 

「我ら四人がかりで互角とは……」

 

 

 こちらはごつごつとした岩場。

 あちらは揺れるものの、慣れ親しんだ船の上。

 足場での有利はあれど、二倍以上の体格差がある男四人に一歩も引かないルフィの馬鹿力には誰もが戦慄を覚える。

 

 

「おいルフィ、やめろって!」

 

「ハジメだって困ってるでしょ!」

 

「困ってるのはおれもだ! お前らも手伝え!」

 

 

 ウソップとナミが止めに入る。

 しかし船長は言うことを聞かない。

 この程度で引き下がるようであれば、彼はあの強大な敵であったクロコダイルを倒すことなぞできていないはずだ。

 

 ……しかし、聞き捨てならない言葉が聞こえた。

 

 ──────()()()()()()()()()()? 

 

 困らせている元凶が何を口にしている。

 さすがにハジメも黙っていられなくなった。

 

 

「もういいよ! 頼むから離してくれ!」

 

 

 つい、大声が出てしまう。

 

 

「いい加減わかれよ! 俺は皆と行けないんだって! 怪我してるし、覇気も使えないし──────どう考えても、俺はお前たちの重荷にしかならない!」

 

 

 だって、道理に合わないだろう。

 

 ゾロのように特別強いわけでもない。

 ナミのように卓越した航海術があるわけでもない。

 ウソップのように百発百中の狙撃能力があるわけでもない。

 サンジのように料理が得意なわけでもない。

 チョッパーのように皆を治せる医術もない。

 ロビンのように誰にも読めない文字を読める知恵もない。

 

 何一つ役に立たないやつを乗せて何になる? 

 せめてもの、と考えてやっていた雑用すらも怪我で満足にできない。

 ほら──────こんなの居る価値ないだろう。

 

 いや、怪我なんてあってもなくても関係ない。

 初めから自分はただの邪魔者(ノイズ)なんだから。

 

 

「いいから! さっさと行けよ!」

 

「うるせェ!!!」

 

 

 

 

 そんな理由(いいわけ)も、たった一言で蹴散らされた。

 

 

 

 

「行けない理由は散々聞いた! おれが聞きたいのはそんな話じゃねェよ!」

 

 

 ルフィだって旅を続けることが難しいことなんてわかっている。

 平行線なのは当たり前だろう。

 そもそも、ルフィが聞きたいことはそんなことではなかったから。

 

 

()()()()()()()()()()()、ハジメ!」

 

 

 結局はこれに尽きる。

 できるできないの話ではなく、やりたいかやりたくないかの話。

 できないなら、できる方法を皆で考える。

 それが──────仲間というものなのだから。

 

 

「俺は……!」

 

 

 ハジメも、ルフィの性格はわかっている。しかし、面と向かって聞かれたことは初めての経験だった。

 さて、ここが平行線であった彼らが交わる瞬間だ。

 

 ……ここで一緒に行きたくない、と言えば諦めてくれるだろう。

 

 

 

 

 

 

 

『バジメ゛……だずげごぼぼぼぼ……』

 

『メリーの船首ってそんな安定しないんだから気をつけてよもー。ゾロ、縄投げるから引っ張るの手伝ってー』

 

『ぐがー……』

 

『起きろマリモォ!』

 

『いでっ!?』

 

 

 

 

 

 脳裏に浮かぶのはこれまでの船路。

 降りようとしていながら、随分と遠くまで来た気がする。

 

 

 

 

 

『おいハジメ! この料理うめェぞ!』

 

『うん、それ俺が注文した料理なんだけど』

 

『……泣くな。俺のわけてやるから』

 

『ありがとうウソップン……』

 

 

 

 

 振り回されっぱなしでも、泣きそうになっても。

 いつでも手を伸ばしてくれる仲間がいる。

 ああ、なんて安心できることだろうか。

 

 

 

 

 

偉大なる航路(グランドライン)に入る前に必要なポジション?』

 

『ああ、色々考えたんだけどな。やっぱ必要だろ──────音楽家!』

 

『アホかお前』

 

『うん、必要だよね。音楽家』

 

『お前も乗るなハジメ!』

 

『こいつ多分宴会のことしか考えてないぞ』

 

 

 

 

 たった数ヶ月のはずなのに、記憶が溢れてくる。

 どれも楽しかった。心の底から弾むものがあった。

 それに嘘をつくことは、今までの船路全てを否定することを意味する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 そんな真似が──────できるわけがないだろう。

 

 

 

「お前たちと一緒に居たかったよ……!」

 

 

 もう駄目だ。

 ココヤシ村では口を閉ざされていて出なかった言葉が出てしまった。

 

 

 顔に巻かれた包帯が湿っていく。

 みっともない姿をしているためか、背後から息を呑む音が聞こえる。

 けれどもう無理だ。

 ずっと思っていた感情が吹き出て来て止まらない。

 

 

「楽しかったんだよ。心の底から笑えるようになったんだ」

 

 

 あの日、故郷が燃えた。

 次は光に包まれて、跡形もなくなくなった。

 一度死んだ経験があるからこそ、己は毎日死んでもおかしくない身として生きてきた。昇る朝日が、あの光のように見えて何度驚いてしまったことか。

 

 酒場を転々として生きてきた時もそうだ。

 他人を笑わせても──────果たして自分が上手く笑っていられたのかわからなかった。

 ただ、これまでの旅の中での自分は間違いなく笑っていられた。自分が識っているものは勿論、それに外れた日常の一幕も全て刺激に溢れたものだったから。

 

 

「だったら来いよ! おれはお前と冒険してェ!」

 

 

 ルフィはメリー号の船首で足を踏ん張る。

 この先、何をやろうとしているかは未来が視えなくてもわかる。きっとツメゲリ部隊の隙をついて、釣り竿のように引っ張り上げるつもりだろう。

 このまま流されて、途中で後悔して、それでもやはり楽しいからいいか、なんて考えに至る。

 ハジメが辿ってきた“お決まり”の流れだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「やだよ」

 

「おわっ!?」

 

 

 なら、尚更振り払わないといけない。

 唯一自由に動くことができる左腕で伸ばした手を弾いた。

 突然の衝撃に思わずルフィは力を緩めてしまう。

 勢い余ったツメゲリ部隊の力によってベッドは上空に放り出されてしまうが──────運良く元の形に着地する。

 綱引きは、縄が切れてしまえば成立しないのだ。

 

 

「なんで……」

 

「一緒に居たいのも、足手まといになりたくないのも本心なんだよ」

 

「だから、足手まといとか関係ねェって!」

 

 

 “おれには強くなんかなくたって、一緒にいてほしい仲間がいる”

 

 いつかルフィが口にする言葉の通り、彼が仲間に求めることは強さや役割ではない。

 ここまでハジメを引き止めるのがその証左。

 

 ただ、そのために寿命を削るような戦いをする船長の背中を見て、その仲間はどんな気持ちになる? 

 それに続くように先を行く他の仲間たちを見て、どんな気持ちになる? 

 頼りがいがあるのは確かだ。けれど、それ以上に──────

 

 

「今のままだと俺が“()()”だよ」

 

「!?」

 

 

 おそらくルフィが最上級に嫌う言葉の一つ。

 ほら、ショックのあまり言われた側の顎が外れそうになっている。

 少しだけ胸が空いた気分になるが、まだルフィは諦めない。頬を叩いて意識を切り替えた。

 

 

「でもよォ! お前の夢はどうすんだ! 

 “安住の地”はこの先にあるかもしれないだろ!」

 

「俺はアラバスタを“安住の地”にする!」

 

 

 実際にやってきて、トトのような人々と触れ合って──────何より、王女であるビビと共に旅をして、この国の良さは仲間全員が理解していた。

 

 見つける、ではなく、する。

 そう口にした彼はここをより良い国にするという覚悟を示していた。

 

 双子岬でハジメが「そこまでついていく」と言った時からどうやって海に連れ出そうか考えていたが、他ならぬ彼が“夢の到達点”としてしまった以上は何も言えない。

 海賊王や大剣豪、勇敢なる海の戦士。

 他の仲間たちだって、到達点を決めるのはいつだって自分自身なのだから。

 

 では、夢を叶えた後はどうするのか。

 どうするも何も、もうハジメの自由。

 ならば、こんな約束を交わしてもいいだろう。

 

 

 

「だけど……もし怪我が治って、それでも俺が必要なら行ってやるから!」

 

 

 起き上がらないはずの上体を起こす。

 息を吸って、ここ一番の声で、高らかに宣言した。

 

 

「それまで先行ってろ!!!

  ──────()()()!!!」

 

 

 その瞬間、時間が止まったように音が消えた。

 ローグタウンの時とはえらく違う。

 風も、海での戦闘の音も止まり、ここにいる何もかもが彼の言葉を聞いていたようだった。

 

 

「……絶対来いよ! 待ってるからな!」

 

 

 同じく、ここ一番の大声で返すルフィ。

 目元に涙を浮かべながらも“ししし”と笑っているのを見て、ハジメも笑顔で返す。

 そう、いつだって別れは互いに笑っているべきだ。

 いつか再び逢えると、安心できるから。

 

 

「ごめん。先に色々言っちゃった。言い出しづらくしちゃった?」

 

 

 まだ以前ほど人の気配は感じられないハジメ。

 それでも背後にいる者たちには、見聞色なんて必要ない。

 

 

「ううん、そんなことない」

 

「クエ」

 

 

 王女としての装いを正したビビと、彼女をここまで送り届けてきたカルー。

 いつの間にかツメゲリ部隊の四人が黙って遥か背後に後ろで控えはじめた時から察していた。

 

 優しい返事をしてくれた一人と一匹。

 ……みっともない姿を見せたとか、この一連の流れで大声を聞いた海軍の軍艦が来てしまったとか。

 様々な理由を込めた謝罪だったのだが、言わぬが花ということにしたハジメは口を閉じる。

 

 さて──────この後はビビの番だ。

 

 

『私、一緒に行けません!』

 

 

 電伝虫を通じて、国中に王女の声が響き渡る。

 この一件を締めくくる、彼女の決意表明だ。

 ハジメは目を閉じて、しっかり聞き届けることにした。

 

 

『冒険はまだしたいけど、私はやっぱりこの国と──────』

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 

 突然だが、ここで前日の夜に時を遡ろう。

 麦わらの一味が超カルガモ隊とともにメリー号へ向かっている最中、ビビと父のコブラは机を挟んで座っていた。

 

 パタン、と本が閉じられる。

 コブラは娘から渡された書物を読み終え、そのまま差し出した。

 

 

『なるほど、これが彼の力の正体か』

 

 

 表紙は既に色褪せて読み取れない。

 ずっとずっと昔、それこそビビが生まれる前からあったとされる本に書かれたそれは、この世界に生きる者誰もが持っていながら、それを自在に操る者の記録。

 

 覇気──────それは意志の力。

 

 時にそれはあらゆるものの気配を捉え。

 時にそれは不可視の鎧を纏うように固くなる。

 また、時にそれは戦わずして有象無象を蹴散らす威圧を放つ。

 

 とある国では“流桜”とも呼ばれるそれは、偉大なる航路後半の海で戦士たちが身に着けている潜在能力。

 極めた者は、寸前の未来を視せるものでもあった。

 

 アラバスタ王国の王族は元々は天竜人に連なる存在故か、そんな情報も書庫の奥深くに眠っている。

 ビビが掘り起こしたそれは確かに、今までの彼の行動を理由付ける“答え”が載っていた。

 

 ただし、全てではなかったが。

 

 

『それでも、彼の──────ハジメくんの覇気は常軌を逸している』

 

 

 これまでの旅の様子を静かに語るビビ。

 糸だろうとストールだろうと、彼が握るそれは何でも武器になった。

 陸や海にいようと、彼には危険がどこから迫るのか手に取るようにわかっていた。

 

 このアラバスタの騒動も、終息のために必要な要所を的確に抑える立ち回りを見せた──────数秒先よりも、()()()()()()()()()()()()()()()

 

 極めつけには、クロコダイルに放った最後の一撃。

 物理法則すら反するそれは文献にすら載っていない“果て”に至っていることを理解させるものだった。

 

 彼がなぜそんな力を身に着けているかは知らない。

 文献の中には、“窮地や敗北を乗り越える際に強くなる”なんて記述も確認された。

 ……故郷を失い、お世辞にも強いと言えない彼。

 そんな中で生き残るために、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 そんな環境下にいたのだろうと思うと、つい胸元の服を握る力が強くなる。

 

 しかし、それは今抑えるべきだ。

 この話の本題はここからなのだから。

 

 

『だから、彼がここに居てくれればアラバスタにとっても大きなメリットになるわ』

 

 

 ビビが提案したのは、ハジメのアラバスタ王国の定住だった。

 こと政治において覇気の力がどれほど優位に立てるかは言うまでもない。

 それを抜きにしても、民衆や軍を率いるカリスマ性があることも此度の一件で証明されている。

 ……何やら変な仮面や歌を歌っていたようだが。面白そうなのでもし機会があったら今度見せてもらおうと思っている。

 

 閑話休題。

 

 とにかく、本人が望んでいることもあり、これはチャンスだとビビは父に告げた。

 今は怪我と反動で満足に動けないが、上手くいけばこの国の復興……ひいては発展に大きく貢献できると説く。

 

 

『……ふっ』

 

『お父様?』

 

 

 不意に、コブラが笑いだした。

 腹を抱え、涙を浮かべてもいる。

 

 自分は変なことを口にしたのだろうか。

 至って真面目な話をしているのだから、笑うのは彼が宴会芸をしている時にして欲しい。

 諌めようとする前に、コブラが掌を突き出した。

 

 

『いや何、成長したと思ったが、やはりまだまだ子どもだな。建前をつくるのはいいが、私を前に政治を言い訳にするのはお前らしくない』

 

『? な、なにがかしら???』

 

 

 そんなコブラの言葉に、ビビはぎこちなく首を傾げる。

 幼い頃はやんちゃをしていたビビだったが、彼女は既に大人になった王女。感情の隠し方や腹芸なんてお手の物だ。

 イガラムの助力もありながらだったが、彼女は秘密結社で二年もスパイを続けて来ている。それが何よりの証拠だろう。

 

 ……しかし、そんなものは肉親には通用しないようで、

 

 

『はっきり言いなさい。

 ──────彼を好いているんだろう?

 

 

 こんな風に満面の笑顔で、看破されてしまうものだ。

 

 

『~~~~~っ!』

 

『はっはっはっは! 照れながら不満そうにするのは母さんそっくりだなぁ!』

 

『パパのばかっ!』

 

 

 取り繕う余裕もなくなるほどに赤面させたビビによって、国王は扉ごと吹き飛ばされることになる。

 もう彼女は野盗に襲われても返り討ちにできる力を持っている。

 

 しかしこの瞬間は年相応の──────女の子であった。

 

 

 

 

 ◆◆◆◆◆

 

 

 

 さて、時を戻そう。

 そんな夜を経た彼女は、笑顔のままおもむろに少年の左腕を手に取る。

 

 先程の彼のように、高らかに宣言する。

 

 

 

 

 

 

 

 

『───この人が、大好きだから!!!』

 

 

 

 

 

 

 

 この場にいる誰もが錯覚しただろう。

 

 国中が、揺れた──────と。

 

 

 

 

 

 

 

 

『だから、行けません!』

 

 

 そのままぎゅっと腕を組むビビ。

 件の少年の方をちらりと視線を向ける。

 

 

「!?!????!?!??!?!!?」

 

 

 驚愕のあまり、この世の終わりのような顔をしていた。

 無理もない。ハジメが識っていた未来にそんな言葉はなかった。いやそもそも、彼自身、そんなことを言われる自覚すらなかったのだから。

 

 

「へぇ、やっぱ強ェ女だな、あいつ」

 

「やだ、ビビったら大胆!」

 

「ようやくかよ! おーい、恥かかすんじゃねぇぞ、ハジメ!」

 

「なんだ? 何でみんなそんな盛り上がってんだ?」

 

「フフ……貴方にもいつかわかるわ」

 

 

 沸き立つメリー号。

 大慌てをするツメゲリ部隊、あとカルー。

 三者三様の反応が返ってくる。

 

 

「……そっか!」

 

「こいつ本当にわかってんのか?」

 

 

 中には淡白な反応をする者もいれば、

 

 

「俺は一体……何を見せられているんだ?」

 

「お前はそうだろうな」

 

 

 わかっていても怨念が滲み出る者もいた。

 

 

『私は、ここに残るけど!! 

 いつかまた会えたら──────もう一度仲間と呼んでくれますか!?!?!?』

 

 

 余韻に浸る暇もないまま、メリー号はそのまま海へと突き進む。言葉はいらず、ただ仲間の証を掲げて去っていった。

 

 

「出港だーー!!!!」

 

 

 さあ、麦わらの一味の旅は終わらない。

 海賊王へと至る道は、この大海原のようにまだまだ先まで続いているのだから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 かくして、ビビの冒険はここで区切りをつけられた。

 彼らを見届けたビビはようやく隣で固まっている少年へと向き合う。

 

 

「……で、どう?」

 

「え……えっ?」

 

「だから、返事!」

 

 

 間抜けな声が返ってくるが、ビビとしても余裕はない。

 何せ、国民全員を前に告白したようなものだ。

 彼女の覚悟を推量ることなぞ、この世の誰ができようか。

 

 

「あの……コーザくんは?」

 

「なんでそこでコーザが出てくるの?」

 

「???????」

 

 

 そしてなぜそこでまた驚くのかわからない。

 

 片や国の王女、片や反乱軍のリーダー。

 確かに構図としてはラブロマンスのようなものがあるとロマンチックに映ることだろう。

 けれど、当人同士は大切な幼馴染と思っているだけだ。

 きっとコーザがここにいれば「お転婆なところをなおしてから来い」なんて言われて、そのまま取っ組み合いになっていることだろう。

 

 

「あ、あばばばばばばばばばば…………」

 

「あ、逃げた!」

 

 

 ベッドで震え始めるハジメ。

 

 彼は略奪を嫌う。恋人や夫婦の仲は特に。

 勝手に二人を“そういう仲”もしくは“そこまでは行っていないけど互いに想い合っている”と思い込んでいたハジメは、自身が間男になってしまったと思ってしまい──────とうとう脳が破壊されてしまった。

 

 ……全く、女の子がここまで勇気を出したと言うのだから、最低限の甲斐性は見せてほしい。

 そうは思っても、ついつい微笑ましく思ってしまうのだから、どうしようもない。

 

 

「あのー、ビビ様」

 

「ひゃっ!?」

 

 

 危うく二人の世界に閉じこもってしまうところだったビビから間抜けな声が出てしまった。

 声をかけたのはツメゲリ部隊の一人。

 ドッドッ、と高鳴る胸を抑えながら振り向く。

 

 

「あ、ご、ごめんなさい。居心地悪くしちゃったかしら」

 

「いえ、まあ……我々も彼なら異存はありませんが……イガラム隊長はこのことは?」

 

 

 今頃、ビビの代わりに王宮で変装しているイガラム。

 もはや第二の親と言っても過言ではない彼。コブラ王を除けば、この一件で間違いなく荒れると思われる以上、当然話を通しているものだと彼らは考えていた。

 

 

 

「? 特に何も?」

 

 

 しかし、王女ここで痛恨のミス。

 あの夜でグッスリと眠っていたイガラムを起こすのは忍びなかったことや、長年共にしていたための安心感が、つい事後報告で大丈夫という意識を働かせてしまっていた。

 

 ツメゲリ部隊、一同は互いに視線を合わせる。

 カルーもその輪に混ざったその光景はまさに異質と言えよう。

 

 

 

 

 

 

 

「隊長……黙っていませんね……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「マ、マ゛マ゛マ゛マ゛マ゛…………」

 

 

 その言葉は見事的中しており。

 同時刻、首都アルバーナでは女装したイガラムの脳が破壊されていた。

 

 

「イガラム隊長が泡吹いて倒れたぞ!?」

 

「誰だ! あんなクソ羨ま……不届者は!」

 

 

 国民もまた浮足立つ。

 王国史上──────最も荒れた告別式はこうして幕を閉じた。

 

 一難去ってまた一難。

 アラバスタ王国は当分この嵐の海の上を走り続けることだろう。しかし、灯台のように光を灯す者がいれば、この先どのような苦難があったとしても進んでいけるはずだ。

 

 これは、一人の迷い子が拠り所を見つけた物語──────その旅路はこれからも続いていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

351:イッチ◆oV+OwtFfi ID:CE2EJigoS

 ??????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????? 

 

352:名無しの海賊団 ID:pVc8DQvBd

 あ、イッチだ! 

 

353:名無しの海賊団 ID:F6UqrowNM

 来たか、イッチ

 

354:名無しの海賊団 ID:W1jrPyqfx

 イッチ! 見聞色は使えないはずじゃ……

 

355:一般通過初心者 ID:jl7O8V4pS

 これで俺は御役御免だな

 一般スレ民に戻るわ

 楽しかったからまあいいじゃないか

 

356:名無しの海賊団 ID:yNP0/WBYA

 >>355

 おつ

 

357:名無しの海賊団 ID:4cXM2RZFz

 >>355

 シャンクス、ありがとうございました

 

358:名無しの海賊団 ID:tGpMGXZDG

 >>355

 よくやったよお前

 

359:名無しの海賊団 ID:NVjPwvDog

 >>354

 あまりのショックで叩き起こされたのか

 

360:名無しの海賊団 ID:iMor5azAR

 >>355

 褒美に安価をする権利をやろう

 

361:名無しの海賊団 ID:Zi5z4qOe4

 で、感想は? 

 

362:名無しの海賊団 ID:8nejUbfpn

 お気持ち表明してみろ! オラ! 

 

363:イッチ◆oV+OwtFfi ID:CE2EJigoS

 なんで??? 

 こんなクソザコナメクジ好きになる要素なくない?????? 

 

364:名無しの海賊団 ID:plUooIQaH

 >>363

 お前本気で言ってるの? 

 

365:名無しの海賊団 ID:+G1l9iBhA

 >>363

 うーんこの朴念仁

 

366:名無しの海賊団 ID:8AYB9AxTj

 >>363

 前スレでタマノコシコシ言ってたやつとは思えんな

 

367:名無しの海賊団 ID:PIbMZ30z0

 >>363

 リトルガーデンの時といいアラバスタの時といい二度も窮地救われればねぇ

 

368:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 >>367

 さらにルフィにあれだけボロクソ言われた理想論を身を削ってまで叶えてくれた男だし

 どう考えてもスパダリです本当に

 

369:名無しの海賊団 ID:bhpZzegu0

 てか何でコーザとデキてるって思っていたのかが謎

 

370:イッチ◆oV+OwtFfi ID:CE2EJigoS

 >>369

 だって幼い頃野盗から守ってるし……

 エンディングでもあんなに顔ドアップにされてるし……明らかに気があるじゃん

 

371:名無しの海賊団 ID:iMor5azAR

 >>370

 イッチも同じことやってるじゃん

 しかも相手が王下七武海

 

372:名無しの海賊団 ID:yVCgS2gD6

 >>370

 野盗とはレベルが違うんだよなあ

 

373:名無しの海賊団 ID:xsaeCf4vk

 >>370

 エンディングに関しては本当に何なんだろうな

 イガラムやパッパより画面占有率高いし

 

374:名無しの海賊団 ID:Z2pbtcakT

 見聞色使えるくせになんでこんなクソボケに育ってしまったのか

 

375:名無しの海賊団 ID:5OPD9+BkU

 >>373

 トトおじさんと再会した直後なら頭の中一杯になってもおかしくないし(震え声)

 

376:名無しの海賊団 ID:0nn9TOiVD

 ボケボケの実の全身クソボケ人間

 大人しく王宮に囲われろ

 

377:名無しの海賊団 ID:jl7O8V4pS

 >>374

 まあ過去が過去だし現在も現在だったから自己肯定感ウ○チになってもおかしくないだろう

 

378:名無しの海賊団 ID:j0W9ThT9e

 とにかくこれで安価達成だな

 おめでとう

 

379:名無しの海賊団 ID:eUzaOVwFA

 最終的に肉も愛も手に入れたから地味に最初の「一味に言われたやつ全部やる」安価も達成してるし

 この安価遂行能力はさすがの一言

 

380:名無しの海賊団 ID:HyQH+HJbb

 危うく一生ネットで笑う者になるところだったな

 

381:名無しの海賊団 ID:0IzZTdDoa

 別に食べたかったら食べてもいいんだよ? (スマイル)

 

382:名無しの海賊団 ID:5bVjhShdl

 (でももしこれで本誌でコーザとくっついたらNTRですね)

 

383:イッチ◆oV+OwtFfi ID:CE2EJigoS

 >>382

 うわああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!1!!!111

 

384:名無しの海賊団 ID:ymxXkSiHi

 よくやった! それはNTRではない! (まだ寝ていないため)

 

385:名無しの海賊団 ID:1Rdx2acFg

 イッチの悲鳴、俺達によく馴染むぜ

 

386:名無しの海賊団 ID:2YyyuD00F

 腹括れよ男子

 傍から見たら超羨ましいポジションにいるの忘れんな

 

387:名無しの海賊団 ID:iggxpWFEd

 2年後サンジにボコボコにされても文句言えないぞ

 

388:名無しの海賊団 ID:ZP3MWSpeZ

 よし、じゃあ次の安価だな

 

389:名無しの海賊団 ID:E4e0aJTxl

 はやくしろ

 

390:名無しの海賊団 ID:y+3xCR++R

 見聞色使えるならやれるな

 さあ来い

 

391:名無しの海賊団 ID:VxKx3FnN2

 あ

 

392:名無しの海賊団 ID:vJq8+mTTJ

 ん

 

393:名無しの海賊団 ID:7oPOtYMLn

 か

 

394:名無しの海賊団 ID:RKsBOruuS

 し

 

395:イッチ◆oV+OwtFfi ID:CE2EJigoS

 するかバーーーーーーーーーカ!!!!!!

 もう安価なんてこりごりだよ!!!!!!! 

 

396:名無しの海賊団 ID:UA4z+k3YZ

 うるせェ! やれェ! 

 

397:名無しの海賊団 ID:tGpMGXZDG

 ゆるさん

 

398:名無しの海賊団 ID:E+SAvgpqQ

 イッチは俺達のオモチャのチャチャチャ! 

 

399:名無しの海賊団 ID:x4OL/s7sD

 ホビホビの実で安価し続けるだけのオモチャにしてやる

 

400:名無しの海賊団 ID:o1fffP/CQ

 最後にひとつだけいいか? 

 

 

 

 

 

 

 

 別に安価なくてもイッチの結末変わらなかった説ない? 

 

401:名無しの海賊団 ID:29DtDMf+M

 >>400

 身も蓋もない話はやめろ

 

402:名無しの海賊団 ID:vakCHTB13

 安価しろえ~

 スマイル食べろえ~

 

403:名無しの海賊団 ID:vvtD8OeV+

 イッム様(ニッコリ)

 

404:名無しの海賊団 ID:jcbJWVv2a

 保守

 

405:名無しの海賊団 ID:DjZitzzUD

 ほ

 

406:名無しの海賊団 ID:gen+cr0UR

 ほしゅ

 

407:名無しの海賊団 ID:px9RqtS+w

 ほしゅ

 

408:名無しの海賊団 ID:C+R07UqMy

 来ないか

 

409:名無しの海賊団 ID:3vTF1/n2m

 イッチなら俺の隣で寝てるよ

 

 

 

■このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています







・ ハジメ(イッチ)
 トホホ、もう掲示板はこりごりだよぉ~。

・ スレ民
 同じ世界の同じ能力を持った人間かもしれないし、別の生き物かもしれない。
 はたまた違う世界から書き込んでいるのかもしれないし、はたまたもっと上の次元から書き込んでいるのかもしれない。
 書き込みしている者がわからないからこその“匿名”掲示板。今日も今日とて様々なスレッドが立っていく。



 とりあえず、本編はこれで一区切りとなります。
 まさか没ネタの供養のつもりがここまで皆様のご愛好を賜われるとは思ってもいませんでした。
 あとは何やってもオマケということで何卒。

 色々と書きたいことはあるのですがこちらに載せています。よかったら見ていってくださいな。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=289637&uid=130579

 最後に、ここまで読んで頂いた皆様、感想や評価、誤字報告をしてくださった皆様に、心よりお礼を申し上げます。
 それではまたどこかでお会いしましょう。























 麦わらの一味の死亡説は、もはや遠い過去のようだ。
 今や五人目の皇帝と呼ばれる大船長へと成り上がり、苦しい戦いを強いられながらも四皇ビッグ・マム海賊団の最高幹部──────シャーロット・カタクリをも下し、もはやその勢いは留まることを知らない。

 サウザンドサニー号の上では懸賞金の話題で持ちきりだった。
 サンジの懸賞金がゾロを超えて喜んでいたら生みの親の悪名によるものと知り複雑そうにしていたり、ルフィの懸賞金が下がったと思えば桁が一つ増えていたり、と。

 そんな男衆を尻目に、ナミはパラパラと新聞を捲る。
 紙面もその話題で持ちきりになるかと思えば、最も大々的な特集を組まれている行事があった。

 “世界会議(レヴェリー)

 各国の王が聖地マリージョアに集まる一大行事。
 毎回、何かしらの騒動の渦を生むが、今回は特に注目されている。
 何せ、あのリュウグウ王国がおよそ二百年ぶりに出席を表明したのだから。


「あいつ地上に出たのか! 強くなったな、“よわほし”!」

「あんたのおじいちゃんが護衛だったみたいよ。なら安心して出てこれるわね」

「ド、ドクトリーヌ゛ぅ~~!!!」

「へー、まだ生きていたのかあのババァ」

「ウラァ!!!!」


 リュウグウ王国だけではない。
 各国の王達の写真も載っている。当然、中にはルフィたちが今まで旅で顔なじみとなった者達も沢山いた。ドレスローザ、ドラム王国改めサクラ王国、あと何故かワポルまで。

 そして──────


「んビビちょわぃーーーーん♡♡♡♡」


 アラバスタ王国もまた出席している。
 新聞に映るのは、笑顔で視線を上に向けているビビの姿。
 髪を下ろし、ドレスを身にまとう彼女はもう立派な王女だった。


「美しい王女になって~~♡♡♡ 誰の為っへっへ!?♡♡」


 無論、サンジなわけもなく。
 視線の先は、カメラ目線で変顔をしながらダブルピースをキメている一人の男のため。
 華やかな社交界からは明らかに浮いていると言わざるを得ないが、その姿こそ皆が知っているありのままの彼の姿だった。


「「ハジメだァーーーー!!!!!」」

「ハジメかァーーーー!!!!!」

「うっさいアンタら!」


 ルフィとチョッパーの瞳が輝き、サンジの全身から炎が燃え盛る。
 そして、ナミの両腕がルフィとサンジに降りかかる。
 頭から煙を出しながらも、全員の視線は新聞紙に注がれた。


「ししし、あいつ元気そうだ!」

「……本当にね、すっかり背も伸びちゃって」

「ちゃんと大人しくしてくれたから早く治ったみたいだ! 良かっだぁ゛!」


 最後に見た姿が包帯グルグル巻のミイラ状態だったのもあり、こうして五体満足で立っている姿を見ると安心する一同。
 ナミが口にしたように身長も頭一つ分伸びていることもあるが、いつも下ろしていた黒髪はオールバックにしていることもあり、あどけなさが抜けた大人らしい印象を受ける。
 旅をしていた頃、特徴的だった黒目のハイライトの薄さはもう見る影もない。むしろ目元が鋭くなって、紙面上でも“覇気”が増したような気がするくらいだ。

 変顔で全て台無しだが。

 とにかく、この二年間彼もまた壮健に過ごしていたようだ。
 一方、物申しておきたい者もいるようで──────


「俺が二年間あんな目にあったのは全てアイツのせいだ……!」

「さすがに言いがかりがすぎるでしょ……」

「いいやナミさん! あの野郎なら何を知っていてもおかしくねェ!」


 こればかりは愛の奴隷たるサンジでも譲らない。
 二年間、カマバッカ王国でオカマたちに追われ続けていた時も何度思ったことだろうか。
 あいつは砂浜でビビちゃんとキャッキャウフフしているのに、なんで俺はオカマたちとキャッキャウフフしないといけないんだ、と。

 まさに天と地。
 ジェルマが如き悪い笑みで蔑むハジメを、サンジはずっと幻視していた。
 無論、本人はそんな顔は微塵もしていないが。


「チックショーーーー!!! ビビちゃんを幸せにしねェと三枚におろしてやるから覚悟しろコンニャローーーー!!!
 あと、ついでに幸せになりやがれクソ皿洗いーーーー!!!!」

「いつにも増して情緒が不安定ねサンジ君……」


 先の戦いはそれだけ過去の因縁があったものだったため無理もない。
 サニー号からアラバスタへ向けて複雑な感情を滾らせているサンジを他所に、コツコツと軽い足音が聞こえ、床に広げた新聞が持ち上がった。


「なるほど、彼らがハジメさんとビビさんですか」

「そっか、ブルックとキャロットは会ったことねェよな」

「誰なのその人たち? おともだち?」


 素朴な疑問を投げかけるキャロット。
 友だち。
 確かにそうだが、そのとおりと答えるには少し足りない。短くない間、メリー号とともに旅をした彼らのことを指す言葉は、これに決まっている。


「「「「仲間だ(よ)!!!」」」」


 ルフィが、ナミが、サンジが、チョッパーが口を揃えた。きっと、ゾロやウソップ、ロビンも同じことを言うだろう。


「ヨホホホホホホ、かなりの慕われようですね」

「ああ、きっと皆も二人と仲良くなれると思うぞ! ししし!」

「それは重畳。特にビビさん、お会いしたら
────パンツ見せてもらえるでしょうか?

「見せるかァ!」


 再びナミの鉄拳が振るわれ、サニー号の甲板は騒ぎたつ。

 彼らの近況はバルトロメオがアラバスタに行った時に預かっていた手紙に、そして、()()()()()()()()()()()()()()()は別れる前にロビンが受け取ったハジメのノートに書いていたため、特に心配はしていなかった。
 ……それでも久しく会えていないためか、少し感傷的になってしまう。

 ハジメから貰ったノートを空に掲げる。
 業務の引き継ぎとは別に、これから先の冒険について書いたとされていたノート。
 どうしようもなく行き詰まった時にだけ読めと言われたもの。
 ルフィの性格から絶対に読まないとされたが……エースの処刑後、失意に暮れていたルフィのもとで、とうとう開かれたそれ。

 蓋を開けてみれば、冒険のことなんて何一つ書いてなかった。
 あったのは前述のやらないといけないことと──────見開き一杯の“仲間”という二文字のみ。

 たったそれだけなのに、ルフィにとってはジンベエとともに再起のきっかけをくれた“宝物”になった。


「あいつら、今何してるんだろなぁ……」


 ルフィは甲板に寝そべって空を見上げた。
 どこまでも続く青天井。
 新世界とはいえ、今日も空と海はひとつで繋がっている。











 世界会議(レヴェリー)は、開催前から色々なことがあった。

 まず、懐かしい顔や新しい顔が見れた。
 互いに成長した姿で会えたコビー。
 ドルトンやDr.くれは、そして、しらほし姫やレベッカなどのルフィたちに救われた者たち。
 また、ワポルやルッチと言った、ルフィに立ちはだかった敵たちも。

 途中、天竜人たるチャルロス聖がしらほし姫を奴隷にしようとしていたが、それも同じく天竜人のミョズガルド聖に救われて事無きを得る。

 こうなることがわかっていた彼だったが、しらほし姫が怖い思いをするのを黙って見ているのは忍びなかった。
 せめてミョズガルド聖が来るまでの時間稼ぎのためにルッチを煽り散らかしてヘイトを稼いでいたのだが……果たしてその甲斐はあったのだろうか。

 しかし──────それは彼にはもう確かめようがない。



 案の定、世界会議は荒れた。

 父親(コブラ)は無事なのか。
 (ビビ)は無事なのか。

 色々と手を尽してきたが、結局最後まで顛末を見届けられなかったからだ。

 彼はずきりと痛む頭に手を添える。
 頭を強く打ったためか、記憶が少し飛んでいる。
 一時的なものではあると思われるが、彼の体質を鑑みれば元に戻るのは時間がかかってしまうことだろう。

 しかし、その中でもはっきり覚えていることはある。

 あの日、聖地マリージョアで革命軍が動き出した時。
 彼の更に冴え渡った見聞色でも予想しなかった事態が起きた─────────












『リョコウスルナラ、ドコニイキタイ?』













 こうしてハジメは実に二年越しの、()()()をしていた。


「な、なんでェ……?」


 上も下も、前も後ろもどこまでも続く青天井。
 今日もひとつで繋がっている空を、猛スピードで飛んでいく彼の疑問に答える者は誰もいない。











TO BE

CONTINUED?

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