麻呂がルイズに召喚されてあの口上を言うだけの話です
「こちらにおわすお方を何方と心得る。
畏れ多くも先の副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ!
御老公の御前である!頭が高い、控えおろう!!!」
「だまりゃ!
麻呂は畏れ多くも帝より三位の位を賜り中納言を務めた身じゃ。
すなわち帝の臣であって徳川の家来ではおじゃらん!
その麻呂の屋敷内で狼藉を働くとは言語道断!
この事直ちに帝に言上し、きっと公議に掛けおうてくれる故心しておじゃれ!」
かつてこの口上で天下の副将軍水戸の御老公様に楯突いた公家がいた。
彼の官位官職を含めた本名は三位中納言藤原朝臣一条兼嗣、通称「麻呂」。
そのあまりの強烈なキャラクターのためか、ネットユーザーの間では◯ロ画像が格納されたzipファイルを要求する際に頻繁にAAで用いられる人物である。
この物語は、その「麻呂」が異世界の落ちこぼれメイジに召喚されたことから始まる。
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爆風が収まって現れたのは奇妙な格好(狩衣)と化粧(白粉とお歯黒)をした男だった。
「ゼロのルイズが変な平民を召喚したぞ!」
ゼロのルイズは一体なにを召喚するのだろう?いやそもそも召喚なんてできるのか?と物見をしていた生徒たちのうちの誰かが叫んだ。
そして
「道化の平民を召喚するなんてさすがゼロのルイズだな。」
そのつぶやきに皆が一斉に笑い出す。
明らかに蔑みの意を含んだ笑い、嘲笑だった。
悔しさに肩を震わせるルイズ。
だが目の前の事実を否定出来ない。何も言い返せない。
(平民が使い魔なんて・・・納得出来ない!)
とっさにこの場を取り仕切る教師であるコルベールに再召喚の許可を求めようとする。
「先生、もう一度召喚を・・「ダメです。ミス・ヴァリエール。」
「使い魔召喚の儀式は神聖なものです。やり直しなどは出来ません。
彼が始祖の意思によって選定されたあなたの使い魔のです。
さあコンクラントサーバントを。」」
コルベールに諭されてなお納得出来ないとルイズは抗議の言葉を口にする。
「だけど先生、平民の使い魔なんて聞いたことが・・・「だまりゃ!!!」」
その怒声はそれまでただ呆然と立ち尽くしていた麻呂が発したものだった。
そしてその顔は怒りに満ち満ちていた。
「先刻より「平民。平民。」と、その方ら麻呂をなんと心得る!?
麻呂は、摂家が一つ一条家に名を連ね、畏れ多くも帝より三位の位を賜り中納言を務めた身じゃ。
その麻呂にこのような無礼千万の物言いを働くとは言語道断!
この事直ちに帝に言上し、きっと公議に掛けおうてくれる故、心しておじゃれ!!!」
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l三ミ ∠三) (三ヽ ィ三三!
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