あれからリーシャとヤミが仲間に加わったのはいいが…
大輔「……」
ウタ「どうしたの大輔?」
大輔「…流石に限界だ」
ウタ「限界?」
大輔「船が狭すぎる!」
俺はとうとう思っていた事を叫んだ。流石にこれだけの人数が乗ってるんだ。マジでどうにかする他ない。
マキノ「そうね〜。確かにこの人数じゃそうなるわね」
大輔「だろ?そこでだ…束!」
束「ん?どうかした?」
大輔「この船に転送装置作れないか?」
束「?作れるけど、何処と結ぶの?」
大輔「エレジアだ」
ウタ「エレジアと?」
大輔「ああそうだ」
エレジアは、今では俺とシャンクスの縄張りだ。となれば、馬鹿な連中も襲って来る可能性がある。俺の仲間を何人か残しておけば、防衛にもなる。
大輔「取り敢えず一旦エレジアに行くぞ!詳しい事はゴードンを交えて話す」
そして俺達は、エレジアに向けて進路を変えた。数週間後、俺達は再びエレジアにやって来た。
ゴードン「急に来ると聞いた連絡をもらった時は驚いたが…」
大輔「悪いなゴードン。実は少し頼みがあってな」
俺はゴードンにある事を話した。
ゴードン「なるほど。確かに見た感じ、君の船ではこれ以上乗ることは不可能だろう」
大輔「ああ。だから何人か交代制になるが、この島に置いてほしいんだ」
ゴードン「もちろん構わない。ならば、城の西側のスペースを自由に使うといい。あそこは手つかずで何もないからね」
大輔「助かる。後、一応その場所に束が作った転送装置があるから、何か起きた場合俺がいなくても応援に行けるから」
ゴードン「…つくづく、君の仲間である束くんは、Dr.ベガパンクの頭脳より優れているようだね」
何故かゴードンは遠い目をしていた。こうして、エレジアの西側部分は俺達のエリアになったのだった。んで、早速俺や束が整備して家を出して、すぐに住めるようにした。後、元々いたエレジアの住民も来れるように道を舗装しておいた。
大輔「…取り敢えずこんなもんか。後は…」
誰がこの島に残るかだが…
大輔「取り敢えずウタとマキノ、くいなは連れて行くとして…」
これは約束した事だからな。ウタやマキノ、くいなに世界を見せるって。すると、マキノから提案される。
マキノ「私は今すぐじゃなくてもいいわよ?」
大輔「いや、でも約束したし…」
マキノ「別に二度と乗らないって言ってないでしょ?あくまで今回はって事よ」
大輔「マキノ…」
マキノ「その分、ウタちゃん達に色々見せてきてあげて」
大輔「ああ、分かった」
幽香「私は今回は残るわ。ここで花達をお世話したいし」
永琳「私はついていくわよ?じゃないと、誰かが病気になった時困るでしょ?」
美鈴「私は残ります。またここで門番でもします」
幽香「必要かしら?」
美鈴「そんな〜!」
ま〜確かに、基本寝てるしな。
ヨル「私も残ります。まずはここのお掃除もありますし」
お掃除…ね。
ティアーユ「私も残ります」
ヤミ「博士が残るなら私も残ります」
ヴァイオレット「私はまだ束博士に義手の改造をしてもらってから合流します」
大輔「あ、そう…」
ヴァイオレット自体も改造って言っちゃってるよ。
トワ「私は残るね」
アリサ「私は残るわ」
レン「レンはもちろん大輔と行くわ」
シズナ「私も行くよ〜。くいなの修行もあるしね」
ロビン「私ももちろんついていくわ」
ヤマト「僕もついていくよ!」
グレイフィア「私は大輔様のメイドですので」
黒歌「私は残るにゃ」
リアンヌ「私も残りましょう」
リーシャ「わ、私も残ってお手伝いします!」
アイン「今回は私も残ります。あまり多くなってもあれですし」
大輔「なら俺と来るのがウタ、ロビン、くいな、ヤマト、シズナ、レン、永琳、グレイフィアか」
ま、こんなもんだろ。
大輔「それじゃあ、船に転送装置があるから、何かあれば呼んでくれ。トワ、副船長でもあるお前に任せるぞ」
トワ「うん!大輔君達も気を付けてね」
そして仲間を振り分け、再びエレジアを後にした。船は束の奴が色々と備え付けていた。
大輔「…だいぶ人数が減って、ようやく広く使えるな」
ウタ「確かにそうだね〜」
やはりウタも、あれだけの人数が乗ってたのでは狭く感じていたようだ。
大輔「ま、いつでも向日に戻れるし問題ないだろ」
ウタ「そうだね。ゴードンも住民が増えて嬉しそうだったし」
万が一、あの島になにかあった場合でも、の乗ってる連中で対処できるしな。
バサッ
大輔「ん?」
振り返ると新聞が落ちていた。どうやら号外みたいだな。
大輔「号外か。珍しいな」
俺は落ちてた新聞を広い中を見る。すると俺は驚いた。
大輔「おいおい…マジかよ」
くいな「どうしたんですか?大輔さん」
大輔「ああいや、知り合いが手配されてたから驚いてな」
くいな「知り合い…ですか?」
大輔「ああ。ウタ!見てみろ!」
ウタ「なになに〜?」
俺はウタに新聞のあるページを見せる。
大輔「見てみろ」
ウタ「うん?…あ〜!エースだ!」
そう、そこに載ってたのはウタの義理の兄であるエースが載っていた。
ウタ「ねえねえ!何て書いてあるの!」
大輔「落ち着け。何々…『スペード海賊団元船長【火拳のエース】が、五皇の白ひげの2番隊隊長になる!』だってよ」
ウタ「凄〜いエース!五皇の海賊団に入っちゃうなんてね♪」
いや、お前も五皇の船団の一員だからな?更に言うと、五皇が親父&旦那なのもヤバいからね?
くいな「ウタさん…私達も五皇の船員の一員ですけど…」
そうだくいな。もっと言ってやれ!
ウタ「あ、そうだったね」
グレイフィア「補足しておきますと、ウタ様含め私達全員五皇の妻です」
大輔「まだ結婚してないがな」
永琳「それにウタ、貴方は父親も五皇でしょ?」
ウタ「言われてみれば…」
コイツ完全に忘れてたな…
永琳「因みに言っておくけど、大輔は白ひげエドワード・ニューゲートと義兄弟よ」
「「「「「えええええええ!!!!!!!!!?」」」」」
永琳の言葉に、普段はクールのロビンまでもが驚いていた。
ロビン「大輔…本当なのその話?」
大輔「ん?ああ、本当だぞ。あの時は仲間も少なかったけど、幽香と永琳が立会人だ」
グレイフィア「まさか…驚きの事実です」
永琳「更に言っておくけど、大輔は白ひげに勝ってるからね」
くいな「…大輔さん、この世界で敵う人いるんですか?」
ウタ「だよね〜。白びげ?って人と義兄弟ってだけでも驚いたのに、その人に勝ったなんて」
シズナ「確か白ひげって、今一番海賊王に近い存在って言われてた気がするんだけど?」
永琳「まぁ、それも大輔が現れるまでの話ね」
シズナ「だろうね」
グレイフィア「今現在、最も海賊王に近い存在は大輔様です。間違いなく」
ヤマト「僕のくそオヤジにも勝てると思うよ」
ウタ「…こうして聞くと、つくづく規格外だよね、大輔って。シャンクスにも普通に勝ってたし」
んな事言われても知らねぇよ…
大輔のヒロイン(嫁)達が多すぎて混乱すると意見をいただき、急展開ではありますが、ヒロイン達を今後入れ替えていこうと思っています。
皆様の意見や気に入ってたヒロインキャラがいたら、大変申し訳ありません。
二度と出てこないということはありませんので、それでも宜しい方は、今後もよろしくお願いします。
大輔に着いて行った人達
ウタ
くいな
ロビン
ヤマト
永琳
シズナ
レン
グレイフィア
エレジアに残った人達
マキノ
アイン
幽香
美鈴
黒歌
ティアーユ
ヤミ
束
ヴァイオレット
トワ
アリサ
ヨル
リアンヌ
リーシャ
以上となっています。
主人公達が、今後ルフィ達の旅での戦いに参加するか否か
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当然参加!
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立派な海賊になるまで待つ
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参加(但し遠くから見守るか幽香達に指示)