修行を始めて早くも三年が経ちました。十二歳になりました。現状は最初の課題を突破しまして、内部破壊まで出来るようになり、武装色の覇気の練度は格段に上がりました。さすがに全身に武装色の覇気はする気が起きないのでしてませんがしようと思えば出来ます。見聞色の覇気ですが、まだカタクリのような未来視には至っていません。何か届きそうで届いていないもどかしい感じですよ!?え?転生する時に見聞色の覇気強めって言ったんですが!?まだ、鍛錬が足りないと言うんですか!?もう、かなりの地獄の修行をしてるんですけど!やっぱり強敵との戦いで覇気が磨かれると言うやつなんですかね?でも……
「冷静さを欠いてきているぞ、カナン!」
眼前に迫るレイリーさんの武装色の覇気をまとった剣を私は見聞色の覇気で攻撃の場所を予測しながら体を雷に変えてギリギリ躱す。
強敵と戦うというのが覇気の力が強まるというのであれば……私は毎日伝説の海賊団、ロジャー海賊団副船長の冥王レイリーと実戦形式で戦っているんですけど!?
「っ!誰が!」
私は神楽を武装色の覇気を纏わせ切りかかる。だけど、連撃を繰り出すが全てがレイリーさんに避けられたり、剣で止められる。
「中々に良い太刀筋に育った。十二歳でこれだけ出来れば十分だと思うが、まだ足りないのだろう?カナン」
「足りない…!まだまだ!レイリーさんから一本も取れてないのに満足なんて出来ない!それに、まだ覇気は十分じゃない!能力の練度も、戦闘技術も……!」
そう、私はまだ足りないと感じている。私の目標は四皇のクラスにも引けを取らないレベル。その位にならないと、この世界じゃ我を通すなんて無理な話だ。ドフラミンゴの弱い奴は死に方も選べないという言葉。今の私の中ではその言葉はある意味的を得ていると思っている……勿論自分限定で。弱いままでは、ウタどころか自分も守れない。まぁ、自分が守らなくても、シャンクス達がいるから大丈夫なんだろうけど、それはそれとして意地があるから強く成りたい!
「たぁあああ!!!」
だから今日もレイリーさんと戦う……
「意気込みは認めるが、最近空回りしているように見えるよカナン。少し落ち着くことだね。まぁ、逸る気持ちは分かるがね」
レイリーさんにコテンパンにされて仰向けに寝転がっています。なにが老兵だ!かすり傷すらつかないでやんの!
「私や猛獣の相手もいいが、そろそろ海賊相手に戦ってみるかね?」
私はその提案に驚く。海賊の相手?
「まぁ、最も並の海賊では君の修行相手にすらならないから、最低でも億超じゃないと話にならないだろう」
なんかサラッととんでもない事言い出したぞこの師匠。最低でも億超じゃないといけないって怖すぎなんですけど、
「今のカナンなら相手が億超の海賊じゃないと修行相手とて話にならない、それほどの実力はつけてある。無論、今のサイクルに追加するから安心してくれて構わない」
「何も安心できないんですけど!?」
思わず口出てしまった。なんの安心かな!?覇気が使えて、能力が自然系だけど……私まだ十二歳よ!?ルフィ達が船出するのですら十七歳とかなのにもう海賊と命の取り合いですか!?……いや、命を取るのは私は避けたい。でも戦わないとはイコールにはならないから、意識を奪えばいいのか全力で……。
「しかし、勝てる相手と戦っても修行にはならないだろう?」
「た、確かに……」
「という訳だ。3ヶ月この島を離れて、億超の海賊と戦おうか」
私はレイリーさんに連れられて一度シャボンディ諸島に戻ることになった。それと、修行の途中に月歩が使える様になったので島に戻る時は月歩で戻ることが言い渡されました。
そして、シャボンディ諸島のシャッキーさんの店でシャワーと着替えをして、ご飯を食べている時にレイリーさんからお題を出されました。
「そうだな、君は海軍に手配されてないから、海賊の懸賞金を貰うことが出来るだろう。それで……五億ベリー稼いで来なさい」
「え?はぁ!?五億ベリー!?」
「うむ、懸賞金一億ベリーの海賊五人と考えれば大したことないだろう?何なら航海してもいいぞ。航海術も学んだだろう?それに月歩も使えるじゃないか」
「確かに航海術は学び、月歩も使えますけども……!大したこと事ないって……そんな、いえ、分かりました!やってやりますよ!!!」
私は半ばヤケになって形見の神楽と斬魔を持って店を飛び出す。後ろからは
「期限は3ヶ月だ。とりあえず、3ヶ月で帰ってきなさい。そのあとはまた島に戻って修行だ」
そんな声が聞こえたが私は3ヶ月で五億ベリーかぁ……と言う思考しか無かった。しかも、億超海賊を突き出してだから直ぐに終わるとか思われてるのがすっごい不安だけど!
そして、私一人の3ヶ月の戦いが始まった。
月歩と能力を使い雷速で空中を駆ける。いやー、月歩が便利でいいですね。能力と組み合わせると移動が便利で便利で……まぁ、船より疲れるけど。そんなふうに空中を能力と月歩で移動していると、島を見つけてそこで海賊と海軍が戦っているのが見えた。
海軍が苦戦してるように見える。
「うーん、あの海賊が億超えなら良いんだけど……まぁ、修行になれば良いから行こっかな」
私は月歩と雷速で海賊船に突っ込む。着地と同時に雷が周りに散って、海賊に雷が当たって感電した。
「あばばばばば!!!?」
「な、何だ!?何がきやがった!?」
「雷が落ちたのか!?」
海軍も海賊も私の近くに集まる。まぁ、煙で私の姿は見えないだろうけど。海賊の数は……
「戦えるのはあと20人……船長は……あの人かな?」
私は見聞色の覇気で強そうな人の所に一気に突っ込み眼前で止まり話しかける。
「すいません海賊さん。貴方の懸賞金いくらですか?」
「はぁ?誰かと思えばガキじゃねぇか……俺の懸賞金だと?ハッハッハ!!!聞いたか野郎ども!!!このガキ、俺のこと知らねぇらしい!海軍も俺には手を焼いているんだぞ?いいぜ、教えてやる。俺の懸賞金は2億2100万ベリーのデンスリー様だ!」
初っ端から懸賞金億超来た!それにしてもデンスリーって言う人居たっけなぁ?まぁ…良いや。私の記憶には無いし、あっても関係無いし。
「億超海賊……いいね、修行相手には丁度いい」
私は斬魔に手をかけて言う。それを聞いた海賊は
「フフフハハハハ!!!聞いたか野郎ども!修行相手に丁度いいとか抜かしやがったぞこのガキ!」
海賊は腹抱えて笑い、海軍は私を止めようとする。
「や、止めなさい!君みたいな子供が!」
「早く逃げなさい!」
そりゃそうだ。他から見たら私は十二歳のまだ子供。今から海賊と戦う方がおかしな話だね。でも、私にとっては違う。これも強くなるための一つの道。私が守りたいと思うモノの為に我を通す為に……何れは四皇を相手にしても正面から戦えるように。これはそのための前哨戦。私が強くなるための覚悟をある意味で試されているのかもしれない。見聞色の覇気で相手の位置を精確に把握してその上で私は海軍に言う。
「私は逃げない。……この程度の海賊に畏れをなしたら、私はこの世界で生きていけない。あの人の娘ともあの子の妹も名乗れないの」
「それと海賊に挑むのはどういう関係があるんだ!いいから逃げなさい!」
「そうだぞ嬢ちゃん、じゃないと……!俺達みたいな悪いヤツに捕まって何されるか分からないからなぁ!!!」
デンスリーと名乗った海賊の小さくなって分身のようなものを出して増えてきた。
「俺の能力はミツミツの実だ!自分の密度を下げて分身を作ることができるんだぜ!これでタコ殴りにしてやるぜ!」
うっわ!案外面倒くさい能力持ってる!早めにしとめないと面倒くさそう!しかも、何気に武装色の覇気纏っているってただの雑魚じゃない!けど、負けるつもりは無いね。
「ほら!いい悲鳴聞かせてくれよぉ!お嬢ちゃん!」
分身して尚且つ武装色の覇気を纏って殴りかかってくる敵の攻撃を、私は見聞色の覇気で予測して避けて見せる。ゴロゴロの実で体を雷に変化させたり、紙一重で避けたりして相手の攻撃を全部避ける。
「このガキ……見聞色の覇気で!?しかも能力は自然系か!」
「そっちは武装色の覇気……伊達に億超じゃないね!でも……そんなに時間はかけない!」
私は空に手を翳して雷を空中で生み出しそのまま下に落とす。
「
雷を分身全員巻き込む範囲で自分事落とす。
「あぎゃあああああ!!!」
自分は雷能力者なんで効かないしね。自分を巻き込んでも痛くも痒くも無い。と言うか相手の能力使い方次第じゃ私負けてたよね。まぁ、勝てれば何でもいいけど。ダメージを受けて能力が解除されたみたいで元のサイズに戻っていた。
「や、野郎……こんなガキに……!」
拳を握り武装色の覇気を纏って殴りかかってくる。しかし、先程の速度は無く意地だけで攻撃しかけてきてるように見えた。だから私は斬魔に武装色の覇気を込めれるだけ込めて、能力で加速させた私の技を即座に放つ。
「―――
加速させた居合でデンスリーを一太刀で昏倒させる。すかさず雷速で動き、部下も全員感電させて気絶させる。ここまでの大立ち回りができるとは……いざやって見て驚いている自分が居る。使わなかった技術もあるけど、それでも成長の実感は確かにあった。
「ふぅ……いっちょ上がりっと」
気絶させたデンスリーの首根っこを掴み、海兵さんに突き出して。
「懸賞金ください」
とびきりの笑顔で言うとドン引きされました。私の笑顔の何が問題あったと言うんだ……。
再びアンケート取ります。何度も申し訳無いです!
御協力お願いします。
6年後のカナンの強さ
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四皇幹部と同等 最高幹部相手は辛い
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四皇幹部に少し辛い 最高幹部相手は防戦
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四皇幹部に勝てる 最高幹部相手は辛勝