転生したら四皇の娘で歌姫の妹になった(仮)   作:皐月の王

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おまたせしました!


航海編
水の都 上陸!ウォーターセブン!


私は船を手に入れるべくシャンクスにウォーターセブンに送ってもらいました。久々に皆での宴や会話はものすごく楽しめました。ウォーターセブンに行くまでに航海士に航海術について教えてもらいました。これからの事を考えないと、必要最低限の航海術が無いと怖いからね。

 

「もうすぐウォーターセブンだな」

 

「そうだね。ありがとう父さん。ここまで送って貰って」

 

「気にするな。それよりも楽しかったか?」

 

ここまでの航海のことを言っているのだろう。だったら答えは

 

「楽しかった。久しぶりに皆と話すことも騒ぐことも出来たし。何より、父さんと話したしウタの手紙も見れたしでこの六年間の知れてよかったよ」

 

心からの言葉。楽しかった。もっと一緒に居たいと思うけど、私には私の道があるし、今生の別れでも無いのでそこまでは惜しむものでもない。

 

「そうか、俺達も娘の成長や色々体験を聞けてよかった。億超海賊を狩っている女の子の正体がカナンだったとは思わなかったが……。見違えるほど強くなったな」

 

そういうと頭を撫でてくれた。私はそれが嬉しく感じた。父親に褒められるってこんなに嬉しいんだ。久々すぎて忘れてた。

 

「そうだ、爪と髪を少し分けてくれないか。ビブルカードを作る為に必要だ。後、こっちはウタのビブルカードだ」

 

「じゃあ、私にもお父さんのビブルカード欲しいよ」

 

私達はビブルカードをそれぞれ交換する。よし、いざとなったらシャンクスの船に行くことが出来る。

 

「何かあったらカードを頼りに何時でも俺たちの所に来てくれ。何時でも歓迎するからな」

 

「分かった」

 

「お頭!カナン!ウォーターセブンが見えてきましたぜ!」

 

その言葉を聞いて進行方向を見ると、町の中心に巨大な噴水が堂々と存在している。水の都という名にたがわない町だ。生で見ると圧倒されてしまう。

 

「父さん!ありがとう!ここまでで十分だよ。こっからは自分で行くし!」

 

私は三年間で貯めたお金約10億ベリーの入った鞄と刀を腰につけて、月歩と能力を使い一気に空を駆ける。空中を蹴ること二回でウォーターセブンの陸地に辿り着く。

 

「よーし。目指すは1番ドック!さっさと行って船を見繕って貰ってエレジアに行くぞー」

 

私は張り切ってウォーターセブンを歩き始めた。

 

――――――――――――――

 

「あんなに急がなくてもいいのに……」

 

一方のシャンクスは自分の娘が月歩を使って雷の速さで飛んで行ったことに少しショックを受けていた。

 

「まぁ、良いじゃないかお頭。ちゃんとビブルカードを作れて、自分のも渡すことが出来たんだし」

 

「そうだが……。やっぱり俺達も行って、いい船を頼む方が……」

 

「それじゃあカナンが自分で行った意味がなくなるだろ?」

 

「しかしだな……ベック」

 

「このやり取り6年前にもしたぞ?」

 

そう言われたシャンクスは黙り込んでカナンが行った方角を見る。その顔には自分も行きたかったと書いているのが見え見えだった。

 

「親バカだな。子供の方は親離れしてるんだぞ?」

 

「……」

 

「覇気が漏れているぞ」

 

ベックマンは大きくため息をついて

 

「ここから離れるぞ。俺たちの用事は終わったんだ!」

 

シャンクスの代わりに号令を出してウォーターセブンを後にする。シャンクスは最後まで名残惜しそうにウォーターセブンを見ていた。見えなくなって漸く元に戻るくらいには引きずっていた。

 

 

――――――――――――――――

 

「これ一つ下さい」

 

「はいよ!」

 

私は今現在一番ドックに向かっています。ヤガラと呼ばれる馬面の海洋生物の背中にゴンドラに乗って水路を移動してます。その道中で水水肉を買いました。凄い!本当にちゃぷちゃぷしてる!とりあえずひとくち食べると

 

「ん~~~!美味しいい!!!これハマりそう!!!」

 

その美味しさに感動しました。なんだこれ!?ものすごく美味しいんだけど。綺麗な町並みを見ながら、美味しいものを食べれるなんて最っ高過ぎない!?いやいや、今回の目的は船を手に入れること。観光も楽しんでいいけど、目的を忘れては行けない!

 

「一番ドック……一番ドックは……向こうかな」

 

ヤガラに引かせて一番ドックを目指す。どうせ頼むなら一番いい職人に頼みたいよね。でも、この時期ってCP9が潜入してるんじゃ……。まぁ、こっちがボロを出さなかったら問題ないしね。大丈夫大丈夫!

 

そうして探して中心街にたどり着き、大きな『1』と書かれた大きな扉の場所に辿り着くことが出来た。

 

「あとは依頼するだけかなっと」

 

ゴンドラから降りて歩いていく。しかしよく考えたら、全ての造船所会社が一つになったのが去年の話じゃ……。え?アイスバーグさん今市長なのかな?

 

「何とかならないかぁ。まぁ、いきなりこんなちんちくりんが来て依頼しても受けてくれるもんかなぁ」

 

「何か困っているのか?」

 

声のする方を振り向くと青紫っぽい髪に、少し髭が生えた男性が立っていた。もしかして……

 

「アイスバーグさん?」

 

「そうだ、おれがアイスバーグだ。どうしたんだ?何か困っているんだろ?」

 

びっくりした!いきなりアイスバーグさんに会えるなんて思ってなかった!いや、でもこれはラッキーだ!

 

「困っているというか!私、造船の依頼をしにきたんですけど!あっ!お金は沢山あります!」

 

「なるほど、それでここに立っていたのか。では、中で話を聞こう」

 

アイスバーグさんに案内されるまま中に入る。その敷地の中は造船や修理で忙しそうにしていた。そんな様子を見ながら歩いていた私にアイスバーグさんは

 

「それで、君はどんな船をご所望かな?」

 

「そうですね。そこまで大きくなくて良いんですが、この先の海でも通用するくらい頑丈な奴がいいですね。遊覧船が欲しいという訳じゃないんですけど、かと言って海賊船が欲しい訳じゃなくて、ともかく、偉大なる航路の航海にも耐えれる程の船が欲しいんです」

 

「ふむふむ。因みに足元を見るようで悪いが、予算はどのくらいのつもりなんだ?」

 

「一応10億ベリーです」

 

「じゅ、10億ベリーか……。逆にこっちがそれに見合う船を作れるかという話になりそうだ……」

 

アイスバーグさんは考え込んでしまう。4年後のルフィの時でも3億ベリーなら最新の船を用意するみたいなことも言っていた。それで今回は10億ベリー。船大工としての誇り的にそれに見合った船を作りたいと言うのがあるんだろう。けど、10億ベリーなんだよね。10億ベリーの船なんて想像できないけど。まぁ、長い航海に耐えれたらなんでもいいといえばなんでもいいだけどね。

 

 

「4億ベリーで受けさせて貰ってもいいか。君の納得するであろう船を作る作ってみよう」

 

「いいんですか!?」

 

「ああ、ガレーラカンパニーと俺の船大工としての誇りをかけて。君が望む船を作ろうかじゃないか」

 

私は頭を下げてお礼を言う。

 

「造船は一週間かかる。それまではウォーターセブンの観光を楽しんで待っててくれ」

 

「分かりました!では一週間後にまた来ます!」

 

そういうと私は手を振って一番ドックを後にして、観光を始めた。何せ一週間もあるんだのんびり待てばいいかな。

 

「にしても、こんなにゆっくりするのは久しぶりだなぁ……」

 

島での獣とレイリーさんとの修行、億超海賊探しとそれとの戦闘。そして、医術の勉強。充実した6年を過ごしたけど、こうしてゆっくりするのは久しぶりのような気がする。

 

「とりあえず。残り二日になったらお土産とか買ってエレジアに向かわないとね。あ、とりあえず宿泊施設確保しないと」

 

こうして私はウォーターセブンにて船ができるまで滞在することにした。




ふと思いました、カナンってウタに対して感情激重なのかな?ウタもその可能性ある?どうなんだろう……
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