転生したら四皇の娘で歌姫の妹になった(仮)   作:皐月の王

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今回は短いです。重要な所で映画も二回見たのに、台詞を覚えきれていない。悔やまれる記憶力のなさに


カナンの叫び 変わるウタの運命

怪物が姿を消してウタが帰ってきた。それと一緒に古めかしい楽譜も落ちてきた。ウタがこれを歌ったから怪物が出てきたというの?

 

燃え盛る街を見ながら私は自分で応急処置をして他の救出した人の手当をしている。ホンゴウさんと手分けしてしているからあっという間に手当を終えることが出来た。

 

「この惨状は私がしたことにする」

 

そんな話が耳に入る。 エレジアの国王ゴードンが言う。話はウタはまだ子供だから、自分がトットムジカを呼び出して国を滅ぼしてしまった事実が耐えられないということで話が進んでいる。トットムジカとは先の怪物の名前らしい。音楽の魔王とも言われている怪物で戦った通り攻撃してもダメージを通せない化け物だどうしようもなかった。

 

「いや、この国の惨状は俺達が襲ったことにしよう。魔王の話より、こっちの方が通じるだろう。その代わりと言ってはなんだが、ウタを世界一の歌い手にしてくれないか?」

 

私はその話を聞いてちょっと待ったをかけたかった。確かに自分が歌ったことで魔王・トットムジカが出てきて、街を滅ぼして人を殺しましたなんていえば受け入れられないし酷な話だろう。国を滅ぼした罪を自分達が被り、尚且つウタを海軍から逸らすことが出来る。理にはかなってるけど……ゴードンさんもきっとウタを一流の歌姫に出来ると思うこの音楽の国の王なんだから……。シャンクスはウタのことを思って言っているのは分かる。歌で皆を幸せに……ウタの夢を考えればゴードンさんや生き残った人達に歌を教えてもらう方が力になるとは思う。けど、

 

「父さんその話……待って」

 

私はその話に割って入る。今の私は子供だからどのくらい話を聞いてもらえるか分からない。シャンクスを納得させられるだけど言葉を出せるか不安はある。だけど……

 

「どうしたんだカナン。ウタと離れるのが寂しいのか、だったら残っても……」

 

「違う!私が言いたいのはウタを置いていくのを反対したいの」

 

私は二人を見ながら言う。私は私の視点で語るしかないのだから。正直に言うともう疲労も限界で意識を手放したいけど、言わないといけないと思う

 

「ウタが平和に歌い手になるためにはエレジア置いていってゴードンさんや他の人に音楽のを習った方が良いのは分かるよ。夢に近づけるし、話さなければこの惨状を知ることも無い。ましてや海軍に追われることも……」

 

「そうだな。俺もそれを見越して提案したんだ。何より、この事実を知るのは酷な話だろう」

 

確かに、普通の子供が知ったら耐えられるはずが無い。決めつけに近いがそうなる。私は中身が子供じゃないから例外だ。伝えたら辛い思いをするのは確実だけど

 

「それでも……何も知らないまま置いてかれる方が辛いに決まってるじゃない……!」

 

私は振り絞るように言う。ウタは物心着く頃には赤髪海賊団の中にいた。人生の大半ををみんなと過ごしていたのに、突然置いていかれたら傷つくし、シャンクス達がこの惨状を生み出したことを聞いたら裏切られたと感じる。信じていた人に裏切られて捨てられらと感じる方が辛いと私は思う。

 

「ウタがどんだけ赤髪海賊団のこと好きなのか、父さん……シャンクスのことが好きなのか、1ヶ月しか居ない私でも分かるのに、ウタと長い間一緒に居たシャンクス達がそれを知らないわけが無いし、シャンクス達も辛いのを我慢する必要はないでしょ!」

 

それだけ一緒にいてシャンクス達も別れが辛くないはずはない。私になんて言うおうが私は引き下がる気がない。

 

「けどな、カナン……」

 

何かを言おうとするシャンクスに私は思いの丈を叫ぶ。

 

「自分の大切な宝を守れなくて何が海賊だよ……!ウタは何れ遅かれ早かれ真実を知るんだよ!?その時のウタは誰に支えてもらえばいいのさ!まだ、ゴードンさんの口から伝えたらゴードンが支えるかもしれないけど……。もしも、ゴードンさんの知らない所で知ってしまったら……絶対自分の中で責め続けるのは見えているじゃん!!!それを支えるのが家族で仲間って言うんでしょ!!!」

 

私は力一杯に叫ぶ。その言葉に驚いたのか声に驚いたのかシャンクスとゴードンは黙る。そんな中……

 

「お頭!海軍が近くまで来てますぜ!」

 

海軍が迫ってくると声が耳に入る。逃げないと行けないんだろうけど、私は最後に叫んで頭がクラっとしてそのまま倒れてしまう。

 

「カナン!」

 

「お嬢ちゃん!」

 

「……連れて……行くんだ……真実も伝えるんだ……どんなに……残酷でも、今伝えないと、あとの方が……」

 

私はそこで眠るように気絶した。

 

カナンside end

 

第三者視点

 

シャンクスはカナンも抱き上げて、ゴードンに言う。

 

「今回の件は俺たちのせいにしてくれ。あんたが悪いわけじゃない。それとは別に、ウタの件やっぱり俺たちが連れて帰るよ。ウタが立ち直るまでは俺達が面倒を見なければ、仲間としても父としても顔向けが出来ないからな。それを子供に教えられるとは、分からないものだな」

 

シャンクスはカナンに目を配りながら言う。

 

「ああ、分かった!すまないシャンクス!」

 

「ウタが音楽を習いたいともう一度ここに来たいと言った時はその時は頼んでもいいか?その時は世界一の歌い手にして欲しいんだ」

 

シャンクスはゴードンを見ながらに言う。ゴードンは涙を拭きながら

 

「誓おう!その時が来た時、生き残った島民と力を合わしてウタを世界一の歌い手にすると!エレジア国王ゴードンが誓う!」

 

そうしてシャンクスはレッドフォース号に乗り込みエレジアを後にする。

 

ウタとカナンも船に乗せて……。ウタの運命は間違いなく変わった。




これにてエレジア編は終了となります。

ウタがすごいヒロインに見える。カナンって最終その位置にたどり着くのだろうw

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6年後のカナンの強さ

  • 四皇幹部と同等 最高幹部相手は辛い
  • 四皇幹部に少し辛い 最高幹部相手は防戦
  • 四皇幹部に勝てる 最高幹部相手は辛勝
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