【悲報】クソ馬鹿、藍染隊長になる   作:悲しいなぁ@silvie

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多分次かその次で最終回です


クソ馬鹿、最終決戦に挑む

867:ザエルえもん

皆大丈夫?

こっちは何とか滅却師倒せたけど

 

868:鬼舞辻無惨

水玉コラ!!!

 

869:クリア・ノート

子を成してこそだろ!!!

 

870:匂宮出夢

どっちだよソレ

 

871:白金

俺とクリアは一人倒したよ…その後で首圧し折られて今はもう元の身体に戻ったけど

 

872:球磨川禊

『マジ?勝った後で油断して首折られるとか…お前ら恥ずかしい奴らだな……』

 

873:涅マユリプリキュア懇願男

全くです、私が遊びを切り上げてまで助けたというのに

 

874:白金

>>873テメェに折られたんだよ!!!

 

875:クリア・ノート

>>873このドスケベモンスター!!!

 

876:水玉コラ!!!

私も一人だが倒させて貰ったぞ

今は、芸術を創る為に元に戻らせて貰ったが

 

877:匂宮出夢

僕も一人殺戮しといたぜ

人ニウムと理ズミウム不足で帰ったけど

 

878:ザエルえもん

そうか…じゃあ残ってるのは俺とクマーと赤屍君だけ?

 

879:涅マユリプリキュア懇願男

そのようですね

では、見届けさせて貰いましょうか

 

880:白金

俺らだって闘ってなきゃ生き残ってたわ!

あーあ…俺らもクマーみてぇに逃げりゃあ良かった…

 

881:球磨川禊

『失礼だな!僕だってそれはそれは勇敢に闘ったよ!』

 

882:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

でも…負けたんでしょう?

 

883:球磨川禊

『そもそも負けってなに?僕が負けって認めなければ負けてなくない?

だって僕は元の身体じゃ無かったのに相手だけベストコンディションだったんだぜ?大義名分振り翳して弱い者いじめするなんてヒーローの専売特許だと思ってたのにそれを悪者にやられるなんて思わなかったよ

この僕の想定の甘さを負けって呼ぶなら確かに僕は負けたかもしれないけどそれって同時に人としての感性を失ってないって事だよね?じゃあ結局それって負けって呼べるの?人を信じる事も無く生きる人生の何処が勝ちで価値があるのか僕には全然分かんないんだけど??』

 

884:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

わかったから落ち着け

 

885:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

顔真っ赤だぞ

 

886:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

滅茶苦茶喋るじゃん

 

887:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

長い、三行で

 

888:球磨川禊

『また勝てなかった』

めだ吉尊い

元に戻ったら安心院さん眼の前に居て心臓止まった

 

889:白金

結局お前もやられてんじゃねぇかよ!!

 

890:ザエルえもん

えぇ…じゃあ俺と赤屍さんの二人だけぇ?

 

891:涅マユリプリキュア懇願男

いっそ二人きりで遊びませんか?

 

892:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

顔の良い男()が着物美人()を誘う()…ヨシ!!

 

893:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

()には何が入るんですか?

 

894:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

配点高そう…

 

895:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

顔の良い男(ヘドリアン)やぞ

 

896:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

着物美人(頭ザエルアポロ)だぞ

 

897:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

誘う(殺し合い)やろなぁ…

 

898:ザエルえもん

遠慮しときます

 

899:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

そこはイイジャンじゃないのか…

 

900:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

頷いたら斬り掛かって来るからね、仕方ないね

 

901:涅マユリプリキュア懇願男

それは残念ですね

 

902:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

それは良いからはよ実況セイー

 

903:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

もう待ち切れないよ!!早く出してくれ!!

 

904:ザエルえもん

んーっと…結構苦戦してんな、イッチの奴ボロボロだ

 

905:赤屍

どうやら攻撃が全て見切られているようですね

 

906:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

はぁ!?オールマイティか?でも不意討ちしてんだし力を取り戻す9年はまだ経ってないだろ!!

 

907:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

……もしかして、原作と時間がズレてたとか…?

 

908:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

ソレ言い出すともうわからんからな……

 

909:ザエルえもん

いや、多分違うな

断言出来ないけど…コレは俺らのせいでもある、と思う

 

910:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

はぁ?俺らのせいってなんだよ

 

911:赤屍

あぁ、成程…そういう訳ですか

 

912:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

二人で訳知り顔しないでくれます?

 

913:ザエルえもん

ごめんごめん…いやさ、多分だけど星十字騎士団倒し過ぎたせいだと思う

原作だと聖別してたけど、今回は十刃と俺らも含めて殆どの滅却師倒したじゃん?

だから、ユーハバッハに還っていった力も原作と比べて桁違いに多い筈だ…それこそ9年を待たずにオールマイティを使えるぐらいに

 

914:白金

………ヤバくね?

 

915:クリア・ノート

この国の未来を憂うわ…

 

916:匂宮出夢

…だがよぉ、その為の保険だろ?

使わないならそれでよしだったが…こうなりゃ使わなきゃ負けだ

 

917:球磨川禊

『マジでアレやるのかい?

僕が言うのもなんだけど()()()()()()()()()()ぜ?』

 

918:ザエルえもん

やろう

どうせ俺らは元から全員地獄行きのクソ野郎ばっかだろ?

いまさら十字架一つ増えるぐらい…イイジャン

 

919:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

一つ間違えてんな、俺らは全員転生なんかしたバグだぜ?

死神に嫌われた俺らが地獄なんて上等なトコに行けっかよ

 

920:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

今から正にその死神にもっと嫌われに行くんだしな

 

921:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

んだんだ

 

922:赤屍

いまさらですよ両儀君、私達はもう十二分に外道なのですから

まるで自分が良い人間かのように振る舞う事などやめましょう

所詮、私達は誰かの苦しみ無しには人を救えない…無様な英雄気取りに過ぎません

 

923:白金

……でも、誰が()()()()()んだ?

それとももう向かってるとか?

 

924:白蘭

俺が行ってるよ

 

925:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

あぁ…そういやお前居たなぁ…

 

926:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

すまん、忘れてた

 

927:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

で?君は何か…したの?

 

928:白蘭

………いや、()()()()()()()だけです…

 

929:ザエルえもん

イイジャン、充分だぜ

こっからは任せよう…

なにせ、あの崩玉と完全に融合してユーハバッハからも未知数とまで言われた藍染惣右介の霊圧を完全に上回った公式チート…

【最後の月牙天衝】にな

 

930:球磨川禊

『この為に苺を攻撃してたんだろ?

今の自分じゃ絶対に勝てないって思わせる為にさ』

 

931:赤屍

白道門と裏切り宣言の際の2回…実力差を見せるには充分ですか

 

932:ザエルえもん

それだけじゃないよ

一護を出迎えた十刃落ちのドルドーニ…原作じゃ虚化した一護に圧倒される程度だったけど、俺が見た限りでは異様に強かった

帰刃前だってのに霊圧だけなら隊長格クラス…恐らくだけど原作のウルキオラレベルってトコだ

イッチの育成の成果ととるかガバととるかは難しいけど…それも上手く嵌った

現状での力不足と挫折経験をこれでもかって叩き込まれたんだ…いくら一護でもそんな精神状態で簡単に強くなれる可能性があれば、縋りたくもなるさ

 

933:以下名無しに変わりまして転生者がお送りします

……いよいよ黒幕じみてきたな

 

934:匂宮出夢

構わねぇよ……生きてる人間好き勝手に振り回してんだ

恨みぐらい買うし、憎まれて必然ってモンさ

 

935:赤屍

拘突とやらを私に消しておくように言ったのもこれを見越してですか…全く、恐れ入りますね

 

936:ザエルえもん

転生した俺らが死ぬとどうなるか…また転生するのか?それとも…本当に死でも無いナニカを迎えるのか…そんなん誰もわかりゃしない

だから備えるんだ……浦原さんも言ってたろ?

死なない為に死ぬほど準備することなんて、みんなやっている事だってさ

 

 

 


 

「ぐ…ッ!だらぁ!!!」

 

いたる所から血を噴き出しながら尚も拳を振るう藍染惣右介

それに相対するは赤黒いマントを羽織った長髪の男、始まりの滅却師にしてこの見えざる帝国の主ユーハバッハ

藍染の拳が振るわれる度に地が裂け、建造物が消滅しその一撃毎に地形が変化する。

ただの霊圧が籠められただけの拳撃でありながらその威力と破壊規模だけで見れば隊長格の卍解を遥かに上回る規格外。

しかし、その一撃を前にしてもユーハバッハの目は冷めきっていた。

 

「何度言えば理解出来る、藍染惣右介

私の全知全能(ジ・オールマイティ)の前では貴様が如何なる攻撃をしようが無意味だと何故分からん?」

 

「ああ゛!?んなもん分かっかよ!!

十発殴って当たんねぇなら百発でも千発でも殴ってやらぁ!

俺ぁ馬鹿だから…それ以外知らねぇんだよ!!」

 

そう言うと藍染は地に向けて拳を振り下ろす。

そのあまりの威力に地面が砕け、噴水のように巻き上げられる。

隕石によるクレーターを彷彿とさせる破壊痕を見下しながらユーハバッハは上空にて静止する。

 

「まるで野の獣だ…やはり、あの裏切りは配下の知恵を借りたに過ぎぬか」

 

「ぶっ壊れろ!鏡花水月(カガミツキ)!!」

 

背後に廻り込んでいた藍染の攻撃を視認する事すらせずに避ける。 

 

鏡花水月(カガミツキ)の始解か、私の未来視ですら視認出来ないとは少し驚いたが…消えている訳では無いのだろう?

あくまでも四肢の視認が不可能になるだけの矮小な能力だ」

 

「うっせぇなぁ!!地味な事なんざ俺が一番知ってらぁ!!」

 

尚も拳を振るう藍染、しかし──

 

「私の帝国を破壊し尽くした闖入者…しかし、嬉しいぞ

護廷の死神共の中で最も高く未知数の霊圧を持つ貴様を完膚なきまでに上回る程に…私の力が戻った事実がな!」

 

拳を避け、懐に潜り込んだユーハバッハの持つ滅却聖矢が藍染の腹部を貫いた。

 

「他愛無いな──ッ!?」

 

滅却聖矢を引き抜き、追撃を行おうとしたユーハバッハが目を見開く。

 

「この距離なら…外すかよぉ!!」

 

発達した藍染の腹筋に絡め取られ滅却聖矢を引き抜く事が出来ず固まった僅かな隙、それを逃さずに藍染はユーハバッハの顔面を強かに撃ち抜いた。

 

「しゃあ!!どんなもん──だ?」

 

振り抜いた拳をそのままにガッツポーズをしようとした藍染は()()()()()()()己の腕を見て思わず停止する。

 

「滅却聖矢はお前達の斬魄刀とは違う

霊子がある限り何本であろうと作り出せる…が、滅却聖矢で受けて尚この威力とはな

つくづく恐ろしい男だった」

 

口の端から流れた血を拭いながらユーハバッハは倒れ伏した一人の死神を見下ろした。

 

「さらばだ藍染惣右介…愚かなる霊王の心よ」

 

 


 

「……き……さい……

おき……さ……

さっさと起きなさい!このバカ者!!」

 

「イッッッテェ!!?」

 

眠っていた所を蹴り起こされた男は今正に蹴り飛ばされた後頭部を抑えながら蹴ってきた張本人を見上げる。

 

「カガミ…ツキ……?」

 

男の言葉に顔を顰め、心底嫌そうに…否、実際に舌打ちしながら一人の少女が男を見下ろす。

 

「不愉快な…お前のようなバカ者に名を教える事など考えられませんが、さりとてそのような仮初めの名を呼ばれるのもまた不愉快です」

 

緩やかにウェーブする茶髪と優し気な垂れ目とは裏腹に辛辣な言葉を吐くこの少女こそが、男の持つ斬魄刀が具象化した姿であった。

 

「しかも…あのような雑輩に遅れをとるとは

野蛮にもその腕力しか褒めるものが無い愚図が戦闘でまで負けてどうするのです」

 

少女の言葉に男は口を噤み歯を食いしばる。

拳を握り締め、身を震わせる。

 

「仕方ねぇじゃんか…あんなひょいひょい躱されちゃあよ…

一発…一発でも当たってりゃあ俺が!!」

「うるさい」

「イッッッッッッッッテェェェ!!」

 

少女は叫ぶ男の顔を再び蹴り飛ばす。

蹴った後に汚いモノを踏んだかのように履いている足袋を地面に擦り付ける程の徹底ぶりである。

 

「信じ難いバカ者ですね…恥の上塗りとはお前の為に生まれてきた言葉でしょう

…ですが、気に喰わないのは私とて同じです

お前のようなバカ者がどれだけ無様に負けようが辱められようが、死んでしまおうと知った事ではありません

が、()()()()()()()()()()()()()()事は許しません

理解出来ずとも理解なさい、()()()()()に敗北など許されないのだと」

 

少女はそう言うと男に歩み寄る。

 

「光栄に思いなさい

今よりお前に教えるは我が主が終ぞお使いになられなかった我が力の深淵

遍く斬魄刀の頂点に立つ私の力──その一片を揮う事を許可します」

 

自身の裡から湧き出る力に男は一瞬驚いた顔をして、すぐに立ち上がる。

 

「敵は一人お前も一人…何を畏れる必要があるのです

退けば何も護れず、臆せば全てを喪う」

 

男はゆっくりと目を開く。

眼の前には黒い長髪となった一護とユーハバッハが切り結んでいる只中。

藍染はゆっくりと斬魄刀を引き抜き、自分の敵を見据える。

 

叫べ───我が名は

 

卍解!!

          ───鏡憑き(きょうかすいげつ)!!

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