転生したら肉体が消えたことについて   作:さちは

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第24話 カーディナル誕生

 いやーあれから大変だったわ

 

 

 まあ、体が乗っ取られるのがあれからなかったからいいんだけどな。

 

 

 

 さて、今からカーディナルを誕生させます。

 

 いやー軽々しく言ってるけど、女の子1人の命を奪うわけで…

 

 で?それがどうした?

 

 もうすでに大勢の命を奪ってきた。しかも心をいじるという邪悪たる所業で。

 

 …いよいよ人間を辞めるような気がしてきた。

 

 そう言えばゲームで表示される種族は人間じゃなくて、ヒューマン表記が多いなのは何故だろうか?

 

 …あやべっ思考がブレた。

 

 今はデータ転送のために準備しているわけだが、マジで取り返しがつかないミスをするとこだったわ。危ない危ない…

 

 

 それでーよし準備終わった!

 

 いやーめっちゃ緊張するなー

 

 長く生きても緊張するものは緊張するなーって学んだわ。

 

 流石に無詠唱は怖いから、詠唱しまーす。

 

 大丈夫、中二の病のノリでいけば何も怖くない。

 

 くっ右腕に宿りし古代の邪竜がっ…

 

 待ってジャンルが違う。えっとえっと

 

 「システムコール」

 「クリア・オール」

 「リンク・メモリ・ユニットID・CD1-1089・

  ユニットID・CD1-2655」

 「シェア・ユニットID・CD1-1089・データ・カーディナル」

 

 よし…何が来るッ!?

 

轟音

 

瞬く間に数百個にも登る熱素でこのアドミニストレータの寝室でもある空間に存在する神聖力を喰い尽くす…!

 

 マジか…!予め神聖力を枯渇させとけばよかった…!

 

あまりの威力に破壊不能オブジェクト一歩直前であるはずの床が一瞬色が変わるほどであったが、すぐさまその自動修復機能で修復された。

 

 へへ…!チート転生野郎の本気を見せてあげようじゃないか!!

 

飛ばしてきた炎の槍がまるで見えない壁にぶつかったようにチリとなって空気に溶けたように消えてしまった。

 

 「やるのう。」

 

どこかで焼けたのだろうか?巻き上がった煙が消え去ると、明るい茶色を持つ女の子の姿がだんだん見えてくる。

 

 「あなたもね」

 

 普通にかわいいから心が痛いわ…い、いや可愛くないなら心が痛くないというわけじゃないけどっ

 

 ズザザザッッ!!!!!

 

 うおっあぶねー

 

 「危ないじゃない」

 

 「ぬかせ!」

 

 ありゃりゃ怒っちゃった…まあそりゃあそうだ。カーディナルのサブプロセスとしてメインプロセスの暴走を阻止するという原則が存在する以上、こういう衝突が避けられない。

 

 「あら?いつでも来ていいわ。」

 

 一応転生者である自分の記憶なども調べてあって、カーディナルをこの体にインストールした時からこの体を動かしているのはメインプロセスである。よってまずバレることはないのだ。

 

 「わしよりチビなくせによく言う。」

 

 ...

 

 ...........

 

 ぷっちーん…!!久々にキレちまったよ…!!!!()()同じ身長のくせに…!

 

 「お口が汚いわね。洗ってあげようかしら?」

 

そういうとアドミニストレータはカーディナルにウォータージェットのような水でできたレーザーのようなものを掃射した。

 

 「その必要性はないのう」

 

だがカーディナルが生成した熱素により蒸発してしまった。

 

 「システムコール」

 「セット(設置)アンチ・マジック・エリア(術無効領域)

 

 

 そう来たか。

 

 だが問題ない!こっちが身長が低いから勝算が大きいと思ったのだろう。しかし!それが成り立つのはお互いが同じレベルであると言う前提。

 

 事前からサブプロセスを隔離しながら仕込んだ分、まだ全然結果は分かるまい!

 

ガキンッ!!!

 

カーディナルがどこからもなく取り出した杖による突きがバリアのようなものにぶつかり合っ停止してしまった。

 

 「ぬ…」

 

 原理を説明しよう!術無効を受けてしまったら?つまり術が使用不可のであって、予め使った術が使えなくなるわけではない。

 

 例えば、凍素を生成したとしよう。生み出した氷はすぐには消えない。ではその間に術者が死亡したらどうなるんだろう?

 

 答えは氷がそのまま消滅する。

 

 それを維持している術者がいなくなるんだから当然。

 

 しかし、原作ではアドミニストレータがなくなっていたのにもかかわらず、被造物であるセントラル・カセドラルや人界を仕切る四つの壁が消滅せずにいる。

 

 その間の違いは、前者は無から生み出したのに対し、後者は大理石を元に自動修復機能や膨大な天命値を付与したのである。

 

 よって自分のブレスレットに変化した刀を元にして自分を守ってくれるようにする神聖術を付与したらいいじゃないか?

 

 もちろんそのままじゃあ無理なので、少し工夫するが。

 

 さて、どう動くか?

 

 ありゃ逃げた。

 

 一応この防壁を突破することは不可能ではない。心意力さえあればどうでもなる。クソゲーだねー

 

 あー疲れたー死ぬかと思った。

 

 もうやらん。頂上決戦?ナニソレオイシイノ




1日遅かったけど、あけましておめでとうございます!!

さて、オリジナル神聖術を登場させようと思いますが自分の想像力に限界を感じ、だったら募集すれば良いと愚考いたしまして、オリジナル神聖術の募集をかけようと思います。ワシは何を言っとるんじゃ

戦闘シーンはどうでしょうか?環境の描写の難易度がナイトメアなので描きたくないけど、文字数埋まりやすいからやっぱ描く
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