転生したら肉体が消えたことについて   作:さちは

28 / 29
好きな小説が更新したので自分もやるわ。


第28話 ファナティオ

 …ダサい

 

目の前で相手に威圧感を与える全身鎧を着ているファナティオがいた。

 

どうやらこの全身鎧に対する感想が聞きたいらしい。…さっきベルクーリから「いいんじゃね?」っていういい加減な言葉に不満を持っているようだ。

 

…わざとじゃなかったけど、盗み聞きしてるようで気が引ける。黙っとこう

 

 

でも…ダサい。似合わないとかじゃなくて、鎧の形がへん。

 

凹んでるし。多分これまで碌な鎧をこのセントラルの武器庫に置いてないせいかも。…俺のせいじゃねーか。

 

本人は男らしさがあっていいとのことだが、流石に見るに堪えないので、今度鎧をプレゼントしようと思う。

 

そう、今度こそファナティオも整合騎士になったのだ。…流石にもう人違いということはない。

 

 

だが年単位でも時間が早く進むの感じるのって、やはり年取ったのか?

 

 …年齢が3桁とか年寄りというレベルじゃないけど。

 

気づいたら原作の登場人物が徐々に揃っていく。もうここまで来ていたと思うと、感慨深い。

 

それでも整合騎士はまだたったの二人だけれども。

 

これからこのセントラルが騒がしくなると思うと、なんだか胸から湧き出るものがある。母乳ではない。別のものだ。

 

 

…話が逸れた。

 

この前、あとちょっとでベルクーリに秘密基地が侵入されそうになったが、生体認証みたいなロックをかけてよかった。

 

 乙女の秘密の花園(大量殺戮兵器入り)を覗くとはいい趣味だな!

 

ぶっちゃけその中にある兵器は一度も出してないし、これからも起こらない。

 

ではなぜかそれらを作ったのかと言うと、データ取りのためである。原作登場人物の実力が分からないため、下手したら負けイベントが負けなかったり、勝ちイベントで命を落とすと言う、挽回不可能という結果になりかねない。

 

…ちょっと興奮して暴走気味だということは否定しない。

 

 

それ以外でもこの世界の人には知られてはいけないものがたくさんある。

 

流石に2、300年記憶を完璧に保持する自信がないので、予想外のことが発生しても対応できるように日記を書いている。

 

 例えば記憶が消去される事態が起こるとか。

 

ぶっちゃけ前世でもそんなもん書いてないから、初めの頃はかなり骨が折れる作業だったけど、今は慣れてるからそれと言った苦行ではない。

 

原作のことが書いた日記ほどこの世界にとって危険なものはない。たぶん。

 

防御装置が十分仕掛けてある。防御装置が暴走を防ぐための防御装置も設計されている。

 

ちなみにこれはガーディナルのメインプロセスとサブプロセスという仕組みから引用したものである。

 

 

監視体制も十分。貯蔵結晶*1をちょっと改造して、心意力でパスを繋ぐと、あら不思議、監視カメラの完成!

 

…あらゆる行為でも許可なしで見ると盗撮行為になる…?ま、まさかぁ俺は別に盗撮したいと思ってないし?

 

ギルティ…!だな。

 

 

そういえば何気に母親とクラミティ以外の女性にあった気がする。っていうか前者から年齢=彼女いない歴だったし。年齢(3桁)

 

男子高校生舐めんな!女友?寝言は寝てから言え。幼なじみの女の子?はっ、ライトノベルに転生してから言え。あ、そういえば転生したわ。

 

ts付きでな。俺をどうしろと。

 

神様、転生する世界クーリングオフできますか?

 

え?もう100年以上も過ぎたから無理?

 

 

…うっせぇ

 

 

まあ、それはともかく、俺は決して久しぶりに良くは知らない人に会って、しかも女性ということにテンパってはいない。

 

 

 「最高司祭様、この鎧はどう?」

 

 どどどうですかって?これ意見を求めてきてる??

 

さあ!男性諸君!君たちの「答え」を教えてくれ!

 

 …いや、やっぱ何でもない。

 

 「ちょうど私はファナティオに鎧をあげようと思ったいたわ。何か要望でもある?」

 

 「そう?まず顔を隠せるもので、着やすいものがなおさらいいね。」

 

ほうほう…いや、防具は専門外っす。刀はアニメとかで見たことがあるから、大体の形から真似で作って、後から改良できたけど、防具は無理。

 

だって、立体のものかつ体型に関しては厳しい制約がありそうだし。

 

鍛冶屋とかの防具屋さんから鎧を取り寄せて、後から色んな機能をつければいいか。

 

 …は!?そういえば整合騎士の鎧作ってないじゃん!?

 

これでは原作からずれちゃう!!…既にずれたと思うけど。

 

 うん、取り寄せた鎧を分析して作るか。…暇だし。

 

 「では、1ヶ月後にまた来てちょうだい。」

 

 「わかった」

 

さあ!男性しょ…もうこの話いいや。

 

ずっと立ち話でちょっと疲れた。戦闘時は浮いたままなので、疲れることはあんまないのだが、心意を使う関係上、いくら慣れてるとはいえ、疲れる。

 

矛盾してるじゃねーかと思うけど、そうじゃない。精神の疲れと、肉体的な疲れは全然違う。

 

…肉体が成長途中で止まったせいで天命値が最大まで達してないのだ。思考以外の全てのステータスがちょっと低いかもしれないが、心意力の存在で全部無視できる差である。

 

今更だけど心意力チートだろ。

 

でも便利だから手放せない。ぐへへ

 

 

*1
空間リソース(神聖力)を圧縮し、結晶化したもの




ファナティオの性格と口調がいまいち掴んでない。

みんなアドミン編飽き飽きしてると思うので、一旦原作開始まで飛ばすかどうか。(後日談として後で出す)

  • 飛ばす
  • 飛ばさない
  • そんなこと言わずに早く書け
  • どうでもいい
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。